2025-01-03 29:09

#78 今さら聞けないスタートアップの基本の”き”

アジェンダ:
  • ベンチャーとスタートアップの違い
  • スタートアップとはそもそもどんな存在なの?
  • 日米スタートアップの成功モデルの違い
  • スタートアップでのデザイナーの役割
  • スタートアップのデザイナーとして活躍するためには?
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ベンチャー企業とスタートアップ その定義と違いとは?⁠

初心者でもわかるスタートアップ起業の基本⁠』by Brandon K. Hill

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Ayaka (UX Designer Intern, btrax) ⁠⁠⁠⁠⁠⁠LinkedIn⁠⁠⁠⁠⁠ 🏢 会社概要 btraxは "We design the future by bridging the gaps." がビジョンのデザイン会社です。これまで日本、アメリカなど諸外国を含め300社を超える企業様に向けてUXデザインを軸に最適なユーザー体験を生み出し新たな価値の創出に貢献してきました。 詳しくは弊社⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠ホームページ⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠をご覧ください。 最後までご視聴頂きありがとうございました! 今後ともデザインに関するお役立ち情報を配信していきますので、是非チャンネルフォローよろしくお願いします。

サマリー

今回のエピソードでは、スタートアップの定義や特徴について詳しく語られています。特に、サンフランシスコと東京のスタートアップ環境の違いやデザインの役割について触れ、成長を目指す企業の実態に迫っています。このエピソードでは、シリコンバレーのスタートアップ成功事例としてInstagramとFacebookの買収が論じられています。また、成功するためのビジネスモデルや市場獲得の重要性についても言及されています。スタートアップにおけるデザイナーの役割やUXデザインの重要性についても説明されており、特にマーケティングとプロダクトの両方に関わる必要性やそのためのスキルの重要性が強調されています。

スタートアップの基本
サンフランシスコ・デザイントーク。この番組は、サンフランシスコと東京に拠点を置くデザイン会社、BTRAXのCEO、Brandonと、デザイナーの彩香が、日本で働くデザイナーや、デザインをビジネスに取り入れたい方向けに、様々なトピックについて深く話します。
本日も始まりました、サンフランシスコ・デザイントークです。MCを担当する彩香です。Brandonさん、本日もよろしくお願いします。
よろしくお願いします。
今回は、デザイナー向けの今さら聞けないスタートアップの基本の”き”ということなんですけれども、意外とスタートアップって、どんな存在って聞かれると答えるのが難しかったり、人によって回答が異なったりする印象があるので、
今日は、そもそもどういう存在なのかから、スタートアップで活躍したいデザイナーの方向けのお話もできたらなと思っています。
最近、日本でもスタートアップの会社さんが増えて、そこで働くデザイナーとか、デザイナーを目指す方のキャリアの一つとして、スタートアップの社内デザイナーっていうのが認知度が上がってきてるんですね。
その一方で、スタートアップっていう企業自体がどういう形態なのかとか、どういう仕組みなのかっていうのが、まだまだ日本の方知られてなかったりとか、実際にスタートアップ系のことをやってる人でも100%理解できてなかったりとかしてるんですよ、実は。
その一方で、我々はサンフランシスコにあって、サンフランシスコってスタートアップ企業だらけの街で、実はこの地域で働いてる人の60%ぐらいが勤務先がスタートアップなんですよ。
そうなんですね。
そうなんです。日本だとこれ10%以下だったはず、下手したら5%以下だったかもしれないんですけど、スタートアップ勤務の人数の数ですね。
なんですけど、サンフランシスコとかシリコンバレーっていうのは、むしろスタートアップ勤務の人の方が多いぐらいマジョリティーなので、日々接する機会が多いし、関連してる投資家さんであるとかアクセレレーターとか、そういう人たちとのやり取りとか縁もあるので、
今回一回そのスタートアップは何ぞやっていうところから、スタートアップで働くデザイナーはどういう仕事をして、どういう役割とか、どういうスキルが求められるかっていうのを話ができればなと思います。
スタートアップとベンチャーの違い
まずスタートアップの基本からいこうと思うんですけど、これはよく僕は日本から来る方に質問してみるんですね。
今までの経験上、9割以上の人がちゃんと答えられない質問があるので、彩香さんにも聞いてみます。
困るな。
答えられなくて当たり前ですよ。
スタートアップ企業っていう言葉とベンチャー企業っていう日本で言う言葉があるんですよ。
これって違いありますか?ベンチャー企業とスタートアップ企業ってどう思います?同じだと思います?違うと思います?
なんとなくのイメージなんですけど、ベンチャーは結構投資家から資金調達とかをしてるイメージがなんとなくあって、
スタートアップはもうちょっと大きな定義で、会社としてまだまだビジネス規模が小さかったりだとか、成長過程の会社のことを指すのかなっていうなんとなくのイメージがあります。
結論から言うと、それではないんです。
違った。
そういうふうに思った理由の一つが、ベンチャー企業っていう単語が和製英語で、アメリカでベンチャー企業っていう単語はないんですけど、
ベンチャーバックドカンパニーっていう表現があって、ベンチャーキャピタルに投資を受けてる会社っていうので、ベンチャーバックドカンパニーっていうのが和製英語になってベンチャー企業になったと思うんですね。
なので、外れてるけど遠からずだなって今ちょっと思ったのが一つ。
もう一つ、スタートアップも多くの会社が投資を受けているので、それじゃないっていうことなんですね。
なるほど。
じゃあ、答えはどうなのかっていうと、こういうことなんです。
日本でベンチャー企業って言われる会社、スタートアップの企業もあれば、スタートアップじゃない企業もベンチャー企業って言われるんですね。
どういうことかっていうと、新しく始めた企業って基本的に日本だとベンチャー企業って全部言われるんですよ。
新しく会社始めました、じゃああなたの会社はベンチャー企業ですっていうふうに言われることがほとんどなんですね。
お花屋さんとか八百屋さんとかは違うと思うんですけど、いわゆる企業したっていう感じだとベンチャー企業って言われるんですね。
ベンチャー企業か大企業かみたいな分かれ方するんですけど、これアメリカだと新しくビジネスを始めたときにスタートアップの形をした企業とそれじゃない企業の2つに分かれるんですよ。
新しく会社を始めた場合。
じゃあスタートアップじゃないのを何て呼ぶかっていうと、スモールビジネスって言うんですね。
聞いたことありますね。
ちなみにうちもスモールビジネス型なんですけど、スモールビジネス型とスタートアップ型っていうのに2分されるんですよ。
じゃあスタートアップとスモールビジネスの違いが分かるとスタートアップが何かっていうのが分かるんですけど。
資金調達というか投資家から投資を受けているかどうかとか。
これもスタートアップになるファクターの1つではあるんですけど、スモールビジネスでも投資を受けることはできるんですよ。
スタートアップの成功モデル
だからそれが全てではないんですね。
上場を目指している。
いいとこいってきた。
それは1つあって、キーワードがいくつかあるんです。スタートアップの要素。
まず急成長を目指している。短期間で急成長を目指している。
それは自身で掲げているっていうことですか。
そうです。
大概的に。
次に一攫千金を目指している。
それはどうやって分かるんですか。
上場とかです。エグジットを目指すってことなんですよ。
何かしらのエグジットを目指すってことなんですね。
ある程度一時的な存在価値なんですよ。
永続性よりも短期で急成長させて一気に儲かるっていうのを目指すんですね。
ゆえにスタートアップってハイリスクハイリターンなんですよ。
これを一つの文章に僕は10年ぐらいにまとめたんですよ。一行に。
スタートアップっていうのはこういうことですよっていうのが上手に表現した文章があるんで今から読みますね。
これ僕人生の中で数百回唱えてますんで。
スタートアップっていうのは新しいビジネスモデルを開発し、
極短時間のうちに急激な成長とエグジットを狙うことで一攫千金を狙う人々の一時的な集合体。
確かに今言ってたポイント全部上手く自分にしたっていう感じですね。
スタートアップっていうのは新しいことをとりあえず他の人がやってなさそうなことをやって、
そこにお金を集めてそれを元でにして大爆発するような成功をして、
その成功したことによってリターンが大きく戻ってきて、
投資してくれた人にも関わっている人たちにもそのリターンを上げて、
その後どうするかはまた話が変わってくるっていう存在なんですね。
なるほど。そのまま続けて大企業を目指す可能性もあるし、どっかの大企業が勝って。
おっしゃる通り。
おっしゃる通りです。
元スタートアップでイメージしやすいのはGoogleですね。
Googleはスタートアップで始めてそのまま大企業になったパターン。
Facebook、Metaもそうですね。Amazonもそうじゃないですか。
いわゆるシリコンバレーのテクノロジーカンパニーっていうのは、
そういう感じの元スタートアップが基本あるわけよ。
さっき言ったスモールビジネスっていうのはそれとちょっと違う考え方をしていて、
リスクを少なくして急成長しないにせよ、きっちりとしっかり成長しながら、
ゆっくりしっかり成長しながら永続性を目指すんです。
なので、消滅するリスクを減らして継続する可能性を高めるタイプのビジネスモデルなんですよ。
なので一攫千金を目指してない分、日々ちゃんと売り上げを上げることをゴールにする。
ということは消滅しにくいようにしていくわけね。
スタートアップは一攫千金目指すからうまくいかなかったら短期間でなくなる可能性も高いんですね。
スタートアップは10社あったら5年ぐらいで9社なくなるって言われてるぐらいなんですか。
それでいいんです。実験してダメなら消すっていう。
その代わり残った10%以下の会社が成功するとものすごい成功するっていうのが一つね。
ここでちょっと日本とアメリカでスタートアップの成長モデルっていうか成功モデルの違いを説明したいんですけど、
日本でスタートアップ企業が成功するのって9割ぐらいはさっき彩香さんが言った上場することなんですよ。
なんかそんなイメージありますね。
もうちょっと具体的に言うと、マザーズ、グロース市場に上場するっていうのをまず目指すんですね。
上場するっていうのは株式公開をするっていうことなんですけど、
それまで株の価値が客観的には設定されてなかった企業が東京証券取引所で取引が始まったことによって
価格が世の中で設定され、株を持っている人の資産がそこで現金化できる状態になるっていう。
なんかよくスタートアップ特典みたいな感じで従業員株事前に配られて一緒に上場したときはアクションお金もらえるみたいな。
そうですね。山分けみたいな。
それが成功モデルじゃないですか。
その一方で、アメリカ特にシリコンバレーのスタートアップの成功モデルの8割近くが上場じゃなくて売却なんですね。
スラックとかもそうですか。
スラックそうです。スラックはセールスフォースに売却されましたけど。
シリコンバレーエリアだと上場するのってすごい大変なんですよ。
日本よりも難易度が何十倍も高いんです。難易度っていうのは売上とかなんですけど。
なので、上場する大変さと、買ってくれる企業が結構あるので高い金額で買ってくれるんですよ。
シリコンバレーの成功事例
日本で上場するより、シリコンバレーで買収された方がよっぽど儲かる感じとかよくあるんですよ。
例えば、日本でスタートアップ企業が上場、IPOと思うんですけど、下売って会社によって全然まちまちですが、
100億円ぐらいのマーケットキャップっていうんですけど、時価総額がついたりするんですね。
100億以下だったりもします。上手くいったらそれより200とか300とかつくと決まるんですけど、そんなもんなんですよ。
シリコンバレーの一つの例を出すと、InstagramってFacebookが買収した会社なんですけど、
FacebookがInstagramを買収したときにInstagramの従業員の数って12人だったんですよ。
そんなに少なかったんですか?
12人だったんですね。ここのビートラックスのオフィスの隣のブロックにあったんですけど。
12人で写真シェアのアプリを作って、売り上げがほとんどないんです。
マネタイズっていうか、お金が儲かる仕組みがなかったから、ただ面白いアプリとして人気が出てたサービスだったわけ。
それに目をつけたマーク・ザッカーバーグ、FacebookメタのCEOが買うことを決めてオファーを出したわけ。
オファーを出して買った金額っていうのが、今の為替で言うと1500億円なんですよ。
10倍以上ですね、日本の。
そうです。それも従業員の数が12人ですからね。
それってもちろん会社として持っておくお金もあると思うんですけど、多くの分が山分けみたいな感じなんですか?
山分けです、単純に。株に分配されるだけなんで。
10%の株を所有している人は150億円もらうっていうだけの話ですね、単純に。
夢ありますね。
でしょ?なのでシリコンバレーでスタートアップをやる人が多いのは、そういう成功事例があるんですよ。
ちょっとこれはね、フェイスブックのインスタの例は大当たりすぎちゃって、ちょっとアウトライヤーっていうか例外的だけど、じゃなくても数百億円で買うっていうのは日常茶飯事なんですよね。
投資家とエクジット
それでも数十人でやってたら、それぞれにはかなり多くの配達が。
そうなんです、そうなんです。
で、数十人でやってたらって今言ったじゃないですか。
でも従業員が数十人でもプラス投資家がいるじゃないですか。
投資家はお金を出して働かない代わりにお金で株をもらうんですよね。
なので10人従業員がいて10人投資家いたら株を持ってる人がもしかしたら20人かもしれない。
その背景には投資家がいるから。
その持ち株比率によって、エクジットって言われるんだけど、売ったりした時のリターンが分配されるわけ。
なので、投資家とか投資会社も目利きがうまければめっちゃ儲かるんですよ。
確かに。
労せずして。
ここ行けそうみたいなところにポンってこう。
一種のギャンブルみたいな。
ギャンブルです。
目利きができるギャンブルなんですよ。
リスクをコントロールしやすいですよね。
そうなんです。
ここでポッドキャストをお聞きの皆様へお知らせです。
僕が経営するビートラックスでは、シリコンバレー式のイノベーティブな組織作りや
企業カルチャー変革、そして日本企業の世界進出を支援しています。
これまで300以上のプロジェクトを成功に導いてきました。
ビジネスのグローバル展開やブランド強化、組織変革を検討中の方は
ぜひ概要欄よりビートラックスのウェブサイトをご覧ください。
それでは引き続き内容をお楽しみください。
ちなみにサンフランシスコとかのスタートアップで
エグジットまでって平均どれぐらいの年数ですることが多いんですか?
時代によってもだいぶ変わるんですけど
基本5年って言われるんですけど、そんな簡単にいかないので
5年から10年ぐらいの間とかを目安にしたり
投資する方もマチュリティっていって
いつまでにリターンを出すっていう目処を立てるので
それでやるんですけど
なるほど、投資を受ける時にプランとか立ててるはずじゃないですか
そこを見ながらって
だいたいそれが5から10ぐらいを目処にしてるんですか?
一応ね、本当に業界によっても違って
ヘルスケアとかバイオテックって認可を取らなきゃいけないんで
10年20年普通にかかるので
長期的投資としてみなしてるケースもあれば
AIみたいなものとかアプリみたいなものは
サクッと売り切るっていうのも考えてるケースもありますね
それがスタートアップっていう会社のビジネスモデル
ビジネスモデルってお金儲けの方法なんですよ
なので一概には言えないんですけど
ビジネスモデルの多様性
この辺のスタートアップの多くは売り上げがほとんどないか
超赤字が多いですね、基本は
投資家のお金で回すので
じゃあそんな赤字の会社を何で買ってくれるんだって話じゃないですか
その赤字が出てる会社を買うってことは赤字を受け入れるってことじゃないですか
毎年1億円赤字出してる会社を買収したら
そこの会社の財務は毎年マイナス1億円になるじゃないですか
そこがミステリーなわけですよ
多くの人にとっては理解ができないわけ
研究開発費用みたいなイメージですか
それ理由がいくつかある中で
研究開発っていうのはどういう意味ですか
何を買ってるんですか
例えばアプリとかを作って
インスタグラム買いますってなったら
人気のあるサービスを1から作らなくてもいいし
ユーザー獲得とかができてたらそのまま買えるみたいな
素晴らしい
一番の理由とされてるのはユーザーの獲得なんですよ
ユーザーの獲得ね
ユーザーの獲得ってお金と時間かかるじゃないですか
マーケティングやったりPRやったりアクエジションドーコード
1億円かけて100万人ゲットするのを
2億円だったら今100万人手に入るってなったら
手っ取り早く買うケースありますよね
確かに時間をお金で買う
オシャルトです
当たりです
っていうのはスタートアップでのやったもん勝ちだから
先にやったもん勝ちの世界が多いので
それが一つね
もう一個はさっき彩香さんが言った
プロダクトを買うって考え方なんですけど
フェイスブックがインスタグラムを買った時は
フェイスブックっていうのは
SNSとしての文字コンテンツのコミュニケーションというのは得意だったけど
写真コミュニケーションがまだうまくその時できてなかったんで
インスタってほら写真だけじゃん
なので写真アプリを買っちゃえば
その機能が手に入れられるじゃないですか
その時ってさっき言ったみたいに
インスタって売り上げなかったから赤字の会社なんだけど
今インスタってメタ社の稼ぎ頭なんですよ
フェイスブックよりも今
そうフェイスブックよりも稼いでるんですよ
インスタがないとメタ社が倒産したぐらいなんですよ
それは先見の目なんだけど
それは何したかっていうと
買った後にフェイスブックの仕組みに入れ込んで
広告モデルをそこで展開したからなんですね
いわゆるインスタ広告を出すようになったから
っていう感じなんです
同じく超赤字の会社を買収して
その時は巨額の金額で買収したのに
2500億ぐらいかな
巨額の金額で買収したのに
今では稼ぎ頭になってるサービスがあるんですよ
知ってる?
なんだろう
彩香さんも毎日使ってるサービスなんですけど
私ですか?
僕も彩香さんも毎日で
聞いてる皆さんもみんな使ってるとあるサービス
ポティファイ?
違うんですよ
YouTube
あーはい
YouTubeは超赤字のビデオシェアリングサービスで
サーバー代が高くて
確かに
動画配信大変でしょ
動画配信大変でしょサーバーとか
でGoogleが2500億ぐらいかな今の換算で言うと
3000億ぐらいかな
で買ったんですよ結構前に
すごい高いって言われてたんだけど
その買った金額って今世界でYouTubeって見られてるじゃん
1週間の売り上げなんだって
すごいでしょ
すごい本当にその宣言の上で
メキキがね
メキキがめちゃめちゃすごい
Googleって会社は何がすごいかっていうと
メキキ&買った後の扱いが上手いんですよ
なるほど
確かに買っただけじゃ息殺ししちゃう可能性もあるし
そうなんですよ
GoogleマップもGmailもYouTubeも
買ったスタートアップの技術を使って
生み出されたサービスなんですよ
もっと言うと
アンドロイドってアンドロイド社を買ったんですよ
そのまま
そのままスマホにしたんです
入れ込んだんです
100みたいなのが上手な会社
そうなんです
買って育てるっていうか
変換させるのが上手い会社がGoogleで
だからGoogleは短期間でいろんなことができてるんですよね
っていうのがスタートアップ全体の仕組み
夢のある世界
多産多死って言われる
たくさん生まれてたくさん死ぬ
その中で一部だけが生き残るか
買収されて
そこに関わった人たちがめちゃくちゃ儲かる
っていうのが
これがスタートアップのわけ
ちなみにスタートアップでのデザイナーの役割って
スタートアップにおけるデザイナーの役割
やっぱり他のスモールビジネスとか大企業とはまた違う
今の話を聞いたときに
いくつか気づいたことがあると思うんですけど
ユーザーをたくさん持ってるサービスの方が高く売れるんですね
当たり前じゃないですかユーザー買ってるわけだから
ユーザーが多いってことと
ユーザーがたくさん使ってくれるサービスが高く売れるんですよ
人気のサービスだから
デザイナーの仕事ってスタートアップで働いた場合
究極で言うとこの2つなんですよ
たくさんユーザーをゲットする
たくさんユーザーに使ってもらう
ってことは
この重要性が高まったことで
注目されたデザインの職業があって
それがUXデザイナーなんですよ
UXデザイナーがこれだけ注目された理由は
スタートアップなんですよ
スタートアッププロダクトの価値を上げるのに
最適な職業の肩書きがUXデザイナーなんですよ
あとはもう1個はプロダクトデザイナーと言われる
デジタルサービスを作るデザイナーね
この2人がものすごい重要になるんですよ
ユーザーをゲットしてユーザーを喜ばせる
使い続けさせる
これUXデザイナーがやってることでしょ
なのでスタートアップで働いてるデザイナーの役割の
その大半がユーザー獲得に関わる施策か
獲得したユーザーのリテンションっていうんですけど
キープし続けてより使ってもらう施策を考える役割
ちょっとマーケティング寄りの考えも入ってくる
あたりです
スタートアップのチームって
ざっくり2つに分けると
マーケティングチームとプロダクトチームに分かれるんですよ
マーケティングチームはユーザーがサインアップする前の面倒を見るチーム
プロダクトチームはユーザーがサインアップ
オンボードとか言うけど
サインアップした後にどうするかを面倒を見るチーム
この2つで構成されてますね
なるほど
小さい会社だからこそそこの両方の機能を加味しながら
最初のうちはそれこそ10人20人の会社だったら
デザイナー両方やらなきゃいけないんですよ
ユーザーをゲットするところから
ユーザーを捕まえた後にどう喜んでもらうかの両方やらなきゃいけない
っていうことなので
スタートアップじゃない会社のデザイナーとは
ちょっと趣が異なるかも
どういう方が活躍できる場なんですかね
今の話で想像してみると分かるとは思うんですが
ユーザーを獲得する役割の人は
マーケティング的知識と技術経験がものすごい役に立ちますよね
マーケター的な考え方とかロジックとか
一方でプロダクトサイドになると
エンジニアリングの理解とかシステムの理解とか
その辺があるととてもいいよね
なのでデザイン×マーケティングかデザイン×システム
システムっていうのは
開発コースを意識したプロダクトづくりみたいなところも含まれるっていうことですか
エンジニアとのコミュニケーションを日々取る役割になってくるので
プロダクトっていうのはデジタルプロダクトっていうのは
究極的にはエンジニアがないと作れないじゃないですか
なのでエンジニアと技術的な会話ができることとか
コースとかもちろんそうだけど
同じチームでものを作っていくので
なるべくコンポーネント化して
共有しやすくしてあげようとかそういうところも含めて
そうなんです
デザインアセットの作り方一つとっても
エンジニアが触りやすいような作り方をしてあげるとか
ちょっとコーディングコードも書いてあげるとか
フロントエンドをちょっと手伝うとか
やることによって速いスピードを上げられますよね
開発スピード
前後の働く部門の隣の部門の方たちのことを
どれだけ考えられるかっていうのが
スタートアップだと重要視されるっていうことなんですかね
隣の部門というかワンチームでやるので
プロダクトチームとして
どれだけオーバーラップを作れるかの世界ですね
ここまでって線引きしないで
柔軟に必要なところは埋めていくみたいなのが
デザイナーだけじゃないと思いますけど
エンジニアはデザイン的感覚があった方がよかったりとか
マーケターもデザインを分かってた方がいいとか
そういうのでオーバーラップを多ければ多いほど
強いチームで速いチームになるから
デザイナーのキャリアでスタートアップ興味ある人は
そういう世界だって思って
それが楽しいと思えれば向いてるし
めんどくさそうだなと思ったら
デザインにフォーカスできるような
会社で働いた方がいいかもしれない
マーケティングとプロダクトの重要性
分かりました ありがとうございます
今日はデザイナーの方向けに
スタートアップのそもそもどんな存在なのか
といったところであったり
日米の成功モデルの違いから
あとはどういった特徴が
デザイナーの役割がスタートアップの中にあるのか
といったところをお話をさせていただきました
ぜひ皆さんの少し
デザイナーの方のお役に立てれば嬉しいです
本日もありがとうございました
このエピソードを楽しんでいただけた方は
ぜひ高評価、チャンネルフォローよろしくお願いします
またサンフランシスコデザイントークは
番組に対する質問や
取り扱ってほしいテーマを募集しています
番組概要欄にあるGoogleフォーム
Spotifyでお聞きの方は
各エピソードのQ&A欄からお送りいただけますので
お便りお待ちしております
最後までお聞きいただきありがとうございました
次回もお楽しみに
29:09

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