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皆さん、こんにちは。草野美希です。 宮武哲郎です。
Off Topicは、アメリカを中心に最新テックニュースやスタートアップ、ビジネス情報を緩くふくぼりしながらご紹介する番組です。
今回のトピックは、2023年を振り返りテックニュースTOP10をお送りします。
はい、いつもの年末恒例のトピックですね。 そうですね。年末恒例の、はい。
これ、多分、本当に初年度からやってますよね。これは確か、2018年からやってると思うので。
はい。 なんで、6年目とかですかね。
去年、去年って覚えてます?何があったか。今なんかリスト、僕も見てますけど。
去年はもう、イーロンマスクでしたよね。
そうですね、確かに。1位がイーロンマスクとツイッターっていうところですね。
でも、同時に2位が金利の引き上げ、新しい市場とか、3位がクリプト系の波乱の話とかあって、
ちょうど4位にAIが入ってたので、まだ、GPTがまだ新しかった時だったと思いますし。
5位が次世代、新世代SNS、6位が中国企業のアメリカ進出、7位がアドビがフィグマを買収、
8位が動画配信市場の変化、9位がTikTok化の流れで、10位がD2C企業の大変さみたいな。
なんかそんな流れだったと思うんですけど、今年も多分いろいろ、一部の多分項目はこのリストに残ったりしてたりすると思うんですけど、
やっぱり大きく変化した年ってもあったかなと思うので、今年もやっていきましょうと。
ここは変わらずだなぁみたいなところありますか?
1位は多分なんとなく皆さんが存在してると思うので、そこ自体は多分予想通りだと思うんですけど、
やっぱりこのスタートアップ環境はだいぶ変わったと思うので、特に今年、去年の終わりから変わってきましたけど、
そこらへんとかはすごい気になった部分ですけど、楠さん的には何か変わりとかってありました?
そうですね、なんかいつもなんか今年はなんかニュースどうかなみたいな、中旬半ばぐらいに思うんですけど、
やっぱいきなりこんなことがみたいな、去年のイロンマスクの話もありましたけど、
なんかAIの話もなんていうか、流れ的には多分6年前ぐらいから、来る来る来るってずっと思ってはいると思うんですけど、
03:06
こんなタイミングでこんなに爆発するんだみたいな衝撃は毎回思いますね。
ちょっとネタバレしてました。まあみんなわかると思いますけど。
あとはなんかやっぱり今年は特になんか結構衝撃的な出来事が起きたりとか、
数日間シーコンバレーがもうそれだけで話題になるみたいな話とかもいろいろあったので、
あと一応前置きに聞きますと、
去年はウクライナの話入れてないんですけど、
今年はそれと同じくイスラエルの話は入れてないので、
別になんかそれが大事じゃないっていう話ではなくて、
今回テク業界によりフォーカスしたものなので、入れてないっていうところですね。
そうですね。あともう一つ言うと、結構別に独断と偏見で選んでいるだけなので、
なんか別にその順番はアメリカの中で話題になってたものとかっていう感じなので、
ちょっとそこを踏まえて聞いていただけたらなっていうところですかね。
確かに確かに。いいね数とかなんかそういうものでは特に数字的な理由はないってところですね。
はい。
じゃあ10位から徐々にいくっていう感じだと思うんですけど、
10位からじゃあ始めちゃいましょうか。
はい。じゃあ第10位は、
起業家がクリエイターになった年。
はい。っていうところなんですけど、
はい。
どういう感じで進みます?これ。
これはどちらかというと、朴様さんが多分。
そんな。
単刀性ではないですけど、朴様さんの方が詳しいかなと思って。
そうですね。ちょっとその第9位とも関連してきているんですけど、
今回のオフトピックのイベントでもクリエイター、
9位も発表しちゃいますかね。
一緒にやっちゃいますか。
第9位もクリエイターが起業家になった年。
言ってしまえば逆なんですけど、
10位が起業家がクリエイターに、
9位がクリエイターが起業家にっていう話で、
オフトピックのイベントでもミスタービーストのマネジメントによる
内藤のリードさんの話をしたときにも、
クリエイターが起業家になったっていう話をしたんです。
テーマにしてたんですけど、
それは元々オフトピックでも話はしてて、
その中でも起業家がクリエイターになったっていうのは、
やっぱり起業家もクリエイター、
その文字通りなんですけど、
クリエイターのコンテンツというか、
YouTubeのコンテンツに出たりとか、
06:00
自分でソーシャルメディアの発信をしなくちゃいけなくなった、
しなくちゃいけないとかした方が、
フレンドリーさというかカジュアルだったり、
その人と何が分かるみたいなところでやっている起業家の人が増えたなっていう印象で。
草野さんとこのリストを決めるときに、
その打ち合わせしてたときに、
草野さんが言ったことで、
すごいめちゃくちゃ納得したのが、
ここ1,2年、特に多分今年の、
ローンチのときのクリエイティブの作り方とか、
動画だったり、
すごい凝ってる人がめちゃくちゃ増えたなっていうのは思いましたね。
一番有名なのがAMOとか、
アークブラウザとか、
いろんなC向けのアプリとかたくさん出てる中で、
ほんと映画みたいな、
ビーム向けのサースっぽいサービスでも、
映画の予告みたいなものを作って、
ヒューメインとかもそうかもしれないんですけど、
すごくローンチの盛り上げが、
皆さん上手くなってるし、
期待感がすごくなってきて、
そういう起業家の方ってもうすでにめちゃくちゃフォロワーいてみたいな、
自分たちとかチームで盛り上げるのがすごく、
ムーブメント作るのが上手くなったなって気がします。
特に書道のところですよね。
一番大事な書道の部分のムーブメント作りっていうところと、
あとこれこそ打ち合わせの時に話してたと思うんですけど、
最近特にアメリカとかですと、
完全に無名なファウンダーで飛び抜けた人がそこまで出てきてなくて、
どちらかというと、
全員事前にオーディエンスビルディングとか、
ファンを集めて、
もしくは投資家とかは割と結構知ってて、
ローンチしてるイメージがあるので、
そこもちょっと戦略が変わってきて、
そこもちょっと戦略が変わってきたのか、
そもそもそれが必須条件になっちゃってるのかっていうところは、
単純にマーケティングのスキルセットが皆さん上がったっていうところかもしれないですよね。
そうですね。
なんかクリエイターも、
自分の商品を作るっていう目的、
ビジネスするっていう目的で、
TikTokとかInstagramとかXをやり始めるんですけど、
それのストーリーティニングが、
動画も含めて、
あとこういう会社作りました、
こういうところがピンチで、
09:00
みんな助けてみたいな、
なんていうか、
商品のストーリーもそうですけど、
そういうのが上手いし、
あともう一つ言うと、
VCの人もコンテンツを、
元からでしたけど、
最近だともうちょっとよりカジュアルなもの、
Yコンビネーターとか動画ずっとやってたんですけど、
最近だともっとショート動画に凝ったものとか、
最近作ってたりとか、
他のVCのVesemaとかも、
リールめちゃくちゃ頑張ってたりとか、
テキストのメディアとかは結構、
ポッドキャストとかもアンドリーセンとかやってたりしましたけど、
なんかよりマスに届けるクリエーションみたいなのは、
増えたなって思いました。
確かにポッドキャストでも結構ショートフォームで切り抜きして、
しかもちょっと編集もして出すVCも結構増えたなと思うので、
やっぱりそこのマーケティングがどんどん、
クオリティが全員上がっているからこそ、
そこもどんどん新しいテクニックとか、
使わないといけないようになっちゃってるんですかね。
なんか、そうですよね。
なんかかっこよさみたいなのは、
なんなんですかね。
でもセンスっていうよりは、
どうなんだろうな。
ちょこちょこやっぱり、
それこそ多分アークとかもそうですし、
レッド&リンクでしたっけ?
が出したシリアルブランドとかも、
すごい90年代オマージュしたりとか、
バケーションとかも元々そんな感じだったと思うんですけど、
それを何ですかね、
なんか、
割と普通になり始めてる感じがしちゃってるので、
なんで、もしかしたら今後さらに難しく、
初期のバズりを作るのが難しくなるのかもしれないな、
っていうのも思いましたし、
あとやっぱり大企業も結構、
そこはコッとやってますよね。
わざわざプレゼンを結構、
Appleとかをみんながやってたと思うんですけど、
そこもすごいこだわりを持ったりとかしてますよね。
どうなっちゃうんですかね、
これは今後。
スタートアップのブランド化というか、
AMOも会社としてもめちゃくちゃ面白いし、
でもブランディングが好きというか、
めっちゃそれ大事なんですけど、
使ってないけど、
なんか良さそうみたいな、
ブランドがすごく強くなっちゃって、
それが悪いことではないとは思うんですけど、
そういうスタートアップが、
平均的にめちゃブランド力が高いスタートアップが増えて、
12:04
それがマストになってきたら、
どうなるんだろうなってちょっと思います。
マストにならないか。
結局、そこの後にプロダクトで勝負したりとか、
しないといけないと思うんですけど、
なぜこれだけブランド化しているかっていうと、
競争が後に激しくなったからっていうところと、
ソフトウェアが徐々にコモディ化してるからだと思うんですよね。
なのでやっぱりそうしないと、
そもそもアテンションが取れなくなっちゃってるっていうところなので、
これはおそらく日本でも最終的に来る話だと思うんですけど、
サービスを作ったり、
マシン向けサービスでもいいんですけど、
作って、ローンチして、
ある程度ユーザーが集まってすぐに口コミが入ってくるっていうのが、
結構難しくなった時代になり始めたのが、
本当に今年見えてきたのかなっていうのを思いましたね。
たしかに。
あとコンテンツを作るのが上手くなったっていうのは、
同時にそれを紹介する人も上手くなってるというか、
それをすぐに届ける人も増えてると思うんですよね。
このアプリがイケてるとか、
あとこのブランドがイケてる、
なぜイケているかみたいなのを話す人も増えたので、
そのサイクルが早くなって、
そのブランドがなぜ優れているかみたいなところまで、
みんな知っちゃってるというか、
スタートアップとか限らず、
コンテンツの、コンテンツクリエイター、
そしてコンテンツ開設者も増えるっていう、
なんか面白いなって。
まさに我々みたいな立ち位置の人たちも増えたっていうところですよね。
そうですよね。
でもやっぱりその中ですと、
QEに入ってるクリエイターが清化になった年っていうところも、
やっぱり最初からコンテンツを作ってる人たちっていうのは、
やっぱりすごい強いなっていうのは思いましたね。
特に今年は清化になるっていうのは、
昔からあった流れではあると思うんですけど、
今年結構メインストリームへブレイクスルーし始めたブランドが、
いくつか出てきたかなと思ってまして、
それこそスキムスもそうですけど、
今年多分750ミリオンの売り上げも予定されていて、
それこそセリーナゴメスのレアビューティーとかも300ミリオンぐらいですかね、
今年予定されていましたし、
15:02
ミスタービーストのフィースタブルス、
次元は多分100ミリオン以上なんですけど、
個人的にやっぱり一番驚いたのがプライムですね。
それこそオフトピックでも、
多分2月頃話したと思うんですけど、
スポーツドリンクブランド、
ローガンポールさんとケイサイが作ったスポーツドリンクブランドですけど、
今年1.2ビリオンの売り上げ、
今年2年目なんですよね。
今年2年目で1ビリオン以上の売り上げ、
しかもUFC、LAドジャーズ、
アーセナル、FCバルセロナ、バイオン、ミュージシャンとも契約してますし、
アスリートとも提携してますし、
一応プライムを運営する会社によると、
このエピソードが出た時点だと、
もしかしたらイギリスでスポーツドリンクだと1位になっている可能性があるんですけど、
今現在は2位で、この収録地点では。
で、アメリカですと確か5位になってパワーエイドを抜いたらしいので、
やっぱりそれはめちゃくちゃすごいなと思いました、単純に。
なんかでも元から結構もう卸、
大手卸結構取り扱ってたじゃないですか、
なんかその中でここまで大きくなったのって、
何が決め手なんですかね。
たぶんいろいろあったと思うんですけど、
そもそもクリエイター2人がめちゃくちゃ推してるっていうのはもちろんあるのと、
あとは初期やっぱりサプライチェーン問題とかあって、
彼らも予測はしてなかったんですけど、
結構サプライが足りなかった部分があって、
それでもう売り切れ状態になったのも逆に良かったのかなっていうのはありますし、
そもそもちょっとステータスシンボルになったっていうのを子どもたちにとって。
わざとオンラインは売り切れにしてみたいな。
そうですね、わざとかどうかわからないですけど、
でも個人的にはわざとだと思うんですけど、
そういうのをやったりとか、
あとは単純にゲータレードもそうですけど、結構古いブランドではあるので、
やっぱりその新世代で新しく入ってくるっていう、
そこでそのポジションだからできるちょっとグレーなラインを踏むとか、
マーケティング的に押すとか、
あとは彼らを明らかに敵対するとか、
そういうのも多分一つすごい重要なポイント。
でもあるのと、
単純にやっぱりそのあの2人のファンがめちゃくちゃ多いっていうのもあるので、
そういう意味だとやっぱりクリエイターが強いっていうところですね。
18:01
でも彼らだけではなくて、
もちろんMr.BeastのFeastablesもそうですし、
エマ・チェンバレンのチェンバレンコーヒーもそうですし、
ネルク・ボイズのハッピーデッドもそうですし、
それこそ今年、今年だと思うんですけど発表あったのが、
Dude Perfectがテーマパークを作ると、100ミリオンの。
そういう本当に大型のクリエイターはすごい多分展開をしているんですけど、
重要なのはクリエイターでもいろんな種類のクリエイターがいるので、
小さいクリエイターでもめちゃくちゃしっかりマネタイズできてるところがいるので、
それこそ前も話したと思うんですけど、
エピック・ガーデニンというガーデニン系のYouTubeをやっているYouTuberが、
ガーデニン系の商品を販売するECサイトを運営して、
それで30ミリオンぐらい儲かってますと今年。
あれリードさんも知ってましたけど、
ナイトのクリエイターなんですかね。
ナイトハイカーには入ってたか覚えてないですね。
入ってなかった気がします。
彼はYouTubeで270万人ぐらいの登録者がいるんですけど、
でも30ミリオンの売上を出していて、
サラ・レネイ・クラークさんというアート系のチャンネルを運営している方がいるんですけど、
彼女は30万人ぐらいの登録者がいるんですけど、
今年2、3億円ベースで儲かるので、
もちろん広告収入は一部あるんですけど、
やっぱりちゃんと事業を作るっていうか、
そこでやっぱり儲かるっていうところは、
今までの既存レガシーブランドと比べて圧倒的な信頼度を持っているっていう。
そこがやっぱり何よりも強いっていうところですね。
プライムの場合だと別に社長の方がいるみたいな話ありましたけど、
その社長の方がめちゃくちゃ経営力があるみたいな。
彼は裏で動いている人なので、
基本的に彼の仕事はできるだけ多くの場所にプライムを入れること。
それもすごくないですか。
それもすごいです。
しっかり、フィースタブルズもこれは多分いろいろ課題を抱えてたはずなんですけど、
めちゃくちゃ多くの場所に商品を入れるってすごい難しいことなので。
その決め手となるのが多分KSIさんとロンガンポールさんの名前とか知名度だと思うんですけど、
そこのちゃんと卸がアメリカだけじゃなくて、
2人ともイギリス人のクリエイターでもある1人がそうだと思うんですけど、
それでもいろんな国に卸してるっていうのはすごいですよね。
そこはやっぱりすごいですね。
でも確か、これはロンガンポールさんが自ら言ってたんですけど、
それをやるコストはすごいかかったので、
一時期、これ本当かどうかわからないですけど、
21:03
でも彼自身が言ってたので、
一時期月収100億ぐらい赤字になってたって言ってたんですけど、
相当なコストをいろいろ巻いてやっていて、
でも今は割と黒字化に近いっていう噂はあるんですけど、
このスピード感で生産してるのもやっぱりすごいですよね。
そうなんですよ。
なので結構多分アップフロントのコストがめちゃくちゃ高いんですよ。
アップフロントのコストがめちゃくちゃ高いんですよ。
このスピード感で生産してるのもやっぱりすごいですよね。
そうなんですよ。
なので結構多分アップフロントのコストがめちゃくちゃかかってるはずなので、
そこら辺がしかもこの卸の対応するのってすごい大変なことなので。
そうですね。
スポンサーの契約とかもいろいろどうやってオペレーション回してるんだろうっていうのはすごい不思議です。
そうですよね。
なのでやっぱり裏にいるオペレーションの会社がやっぱりすごい強いっていう、
強いっていうかあまり知られてない会社なんですけど、
彼らが多分割と裏で動いてくれてると。
そんな感じで19位っていうところで、じゃあ8位行きましょうか。
8位は何でも広告ネットワーク化ということで。
これは過去1,2年のトレンドでもあるんですけど、
今年なんかよりすごい話されたのかなと思っているんですけど、
AppleのiOSとかのアップデートがある中で、
やっぱりそのより多くの会社は自社のアドネットワークを作りたがっていますと。
その一番のベンチマークにしているのがAmazon。
Amazonのこの収録地点での直近の市販機、Q3の市販機決算ですと、
市販機の広告売上が12ビリオン。
なので年間50ビリオンくらいの売上のペースに今なっています。
50ビリオンっていくらかって言いますと、
売上ベースと比較すると、ほぼHP、会社単体、
HPとかインテルとか、それこそ日本だとマルベニとか、
あとユナイテッドコークとかオラクルの売上が広告だけで出てるっていうところで、
例えばソフトバンクとかコカコーラとかNVIDIAとかL'OREALよりも売上が上なんですよ。
広告だけで。
なのでやっぱりそれを見た多くの会社が似たような戦略を取りたいですと。
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なのでそこで、例えば今年上場したインスタカートとかもそうですよね。
確かに。それもまさにリテールメディアというか。
そうですね。まさにリテールメディアと呼ばれるものですけど、
確かインスタカートのだいたい3分の1くらいの売上が広告から来ていて。
飲食とかスーパーのグローサリー系アプリで、それ検索したときに広告が出るみたいなやつですね。
あとは彼らがパートナーしているスーパーとかのディスプレイとか、
デジタル系のディスプレイがあればそこにも表示できたりとかするとかもできるんですけど、
彼らが多分広告がなかった場合、黒字化してないので。
なのでやっぱりすごい大きかったっていうのもありますし、
例えば今年初めて市販機ベースで黒字化したウーバーの売上が年間で650ミリオンくらい。
多分来年1ビリオンくらいの広告売上を想定していると。
それこそリテールメディアですとウォルマートとかもそうですよね。
ウォルマートの広告ビジネスが確か2.7ビリオンくらいの年間売上。
例えばウォルマートの去年の売上で611ビリオンなんですよ。
売上の割合から見ると0.5%多分未満なのですごい小さく見えるんですけど、
ただやっぱりウォルマートってやっぱり小売事業でその中でも結構スーパーとかいろんなことやってるので、
マージンがめちゃくちゃ低いんですよね。
なので営業利益ベースですと去年20ビリオンくらいしか利益が出てないんですよ。
この20ビリオンで多分広告事業ってそこまでコストがないので、
マージンが100%ではないですけど、
でも80%とか見てもおそらく営業利益の10%ぐらいが実は広告から来てる。
ところでやっぱり最近だともう本当にどの、
それこそ動画配信プラットフォームも全員広告プラン追加したじゃないですか。
しましたね。
ネットフリックスとかも日本も。
そうですね。
ディズニープラスとかもそうですよね。
それこそホテルチェーンとかもやってますよね。
マリオットとかやってますし。
ホテルの部屋に入るとテレビあると思うんですけど、
だいたい最近だともうついてて広告流れてるみたいな。
あとロブロックスとかもやってますし、
27:01
あと最近だとイナイテッド航空とかもアドネットワーク作ることを検討してたりとかするので、
このトレンドはやっぱりずっと今年はどんどん加速していったのかなと思うんですけど、
個人的にはすごい心配していて。
インスタカートの売り上げの3分の1が広告っていうことは、
僕はあんまり事業として健康的ではないと思ってるので。
なるほど。
広告ってどうしてもコミュニティビジネスなので、
アテンションっていうコミュニティを売るビジネスだと思ってるので、
メタみたいに世界中の誰でもリーチできるっていうスケール可能なビジネスであれば全然いいと思うんですけど、
基本的には利益率を上げる施策になるので、
個人的に今年起きた現象が何かというと、
広告に頼りすぎた年になったのかなと思うんですよね。
インスタカートはこれまでのビジネスモデルとしては手数料ですか?
そうですね。ベースが手数料。
手数料がいまだに3分の2ぐらいの事業ではあるんですけど、売り上げベースで見ると。
購入者からのですよね。
そうですね。基本的に。
なんですけど、それだけで補えないっていう。
プロダクトだけで足りないっていうのは、一つちょっと心配するべきポイントかなと思うので、
やっぱりマージン上げるためには良い施策ではあるんですけど、
それに頼りすぎると結局、今売り上げ成長している会社、
SNS系ではない会社に関して言いますと、果たして本当に売り上げ成長してるのかと。
広告ですと短期的に売り上げが伸びるので、
なんでそれを活用しているだけなのかっていうのがすごい個人的に懸念しているポイントですね。
なるほど。
なんか前にでも広告のビジネスってそんな悪いところだけじゃないみたいな話って、
ポッドキャスでしたっけ?なんか知ってませんでしたっけ?
これはね、来年ちょっと話す。
ごめんなさい。
全然大丈夫ですよ。
プレビューとして。
来年広告っていうのはそこまで悪くないものだっていう話をしているんですけど、
これはSNSっていう特定の分野っていうところだったんですね。
なるほど。
SNSですとそれしかないので逆に。
アテンションがプロダクターなので。
確かにユーザーからお金払うのもなんか、もらうのもなんか難しそうですもんね。
そうですね。
でもインスタカートってコア事業ってアテンションじゃないので、
30:04
コア事業はその取引をすること。
なのでそこから生まれるバリューがどれくらいあるのかっていうのを多分もう1回問わないといけないっていうところですね。
なるほど。
じゃあ第7位。
7位にじゃあ行きたいと思います。
第7位は中国アプリの成長ということで、ちょっと前回から引き続きですかね。
去年と引き続き。
そうですね。去年6位だったのでちょっとランクダウンはしているものの、別にランクダウンという概念はないですけど。
でもこれこそ多分事前打ち合わせで入れるべきかって若干悩んだじゃないですか。
前回とそうですね、前々回から今回TEMのECアプリの話もそうですし、TikTokもそうですし、シーンとかもそうかもしれないですけど、ずっと話題だったのでどうしようかなっていうところですよね。
そうですね。で多分去年とかはTEMが9月にローンチしたばかりだったので、TEMはそこまでカウントしてなかったんですけど、どちらかというとシーンとかの話だったと思うんですけど、今年はもう完全にやっぱTEMが強すぎて、もう入れるしかなかったっていうところですね。
そうです。逆に言うとここまでずっと話題なのもすごいっていうところですよね。
最近はちょっと成長がアメリカではストップしてるっていう話は聞いてるんですけど、それこそ今年ですと海外展開したのでTEMに関しては。
それこそ日本にも来たと思いますし、確か日本と韓国とかにも行ってると思うんですけど、日本ですと確かその7月1日から11月2日までの124日間の中の101日間、アプリストアで1位、ショッピングアプリとしてが1位っていうところを日本で保っているので、
アメリカでも基本的にアプリランキングずっとトップなので、それって多分もう異常なるお金を使ってる。
確かに。スーパーボールとかでもシーム出してましたよね。
確かに出してましたよね。出してましたよね。
そこからたぶんすごいかけてると思うんですけど、確か去年が160ミリオンぐらいのマーケティング予算を抱えてたんですけど、TEMが。
今年一応噂によると1ビリオンから2ビリオンって言われてるので。
なんでやっぱりそこはすごい大きいですし、それこそTEMの売り上げが、もちろん完全赤字事業なんですけど今現在は。
33:05
今たぶん5200万人ぐらいのMAUがいて、GNV、市販機ベースのGNVが6.5ビリオンなんで、
年間のペースで見ると26ビリオンぐらいのGNVを抱えていて、今、親会社がPinduoduoなので、中国の。
Pinduoduoの28%ぐらいの売り上げがTEMなんじゃないかと。
さらにPinduoduoは今年、アリババを自家創学ベースで超えたので。
ついに。
なんでやっぱりそこはやっぱTEMが結構大きかったんじゃないかっていう話がありますし、でもTEMだけじゃないじゃないですか。
もうシーンは今年もすごいしっかり成長してるので。
5月に66ビリオンの自家創学で調達、それはダウンランドだったんですけど、
去年の売り上げが23ビリオンで800ミリオンの利益で、今年はたぶんさらに伸びて、確か今年ZARAを追い抜く可能性があって、H&Mはほぼ確実的に追い越してるので。
あと、Forever 21と提携しましたよね。
やってました。日本でもやってた気がします。
そうですね。そのポップアップとかやってますよね、たぶん。
そこ組むんだっていうのは。
そうですよね。でもその取引で確かForever 21のオペレーターのスパークグループという会社があるんですけど、そこの3分の1の株をシーンが取得したので。
あと最近そのサードパーティーのZARAもプラットフォーム上に入り始めたので。
ブラジルだけでしたっけ?
いや、最近アメリカでも展開しているので、徐々に国広げてますね。
あと直近は上場申請出したので。
結局中国政府と今交渉してるので延期する可能性はあるんですけど、
やっぱりもうアプリのMAUベースで見ますと、TimとShinは確かヨーロッパではEbay超えてたりもするので。
もう完全なんかトップティアに入り始めたっていうところもありますし、さらにTikTokショップ。
これもアメリカ今年かなりプッシュしてるじゃないですか。
プッシュしてますね。今年からです。今年からどうなるかって感じですもんね。
そうですね。なので今年の7月ですね。6月か7月かな。
夏の間ですと1日の平均GMVが1ミリオンぐらいだったんですけど、
それが9月時点で5ミリオンぐらい。
今年のホリデーシーズンで予想されてたのは15ミリオンから20ミリオンぐらいになるんじゃないかと。
36:05
とも言われてたので、TikTokショップもすごい伸ばそうとしていますと。
最近あとリールショーツっていうアプリがアメリカのアプリチャートで2位ぐらいに入ったんですけど、
これは若干クイビーをすごい思い出すものなんですけど、
ショートフォームのドラマシリーズのアプリなんですけど、
確か去年の8月にローンチしたんですけど、今累計で1100万ダウンロードぐらいあるっていう話なので、
そこら辺もすごい伸びていますし、あとやっぱりアプリだけじゃないじゃないですか。
流通もってことですか?
流通もそうですし、あと例えば電気自動車。
BYDっていう会社が中国にあるんですけど、
おそらく今年の9月4日、まだ数字出てないですけど、一応予想されてるのは多分テスラを超えると。
販売台数で見ると。
なので多分テスラとしては初めて電気自動車を一般普及し始めてから、
初めて1位じゃなくなると、販売台数で見ると。
やっぱりそこの、何ですかね、やっぱりいろんなところで流れが来ている中で、
同時にアメリカ政府と中国政府の関係性があまりよろしくないので、
今年覚えてます?TikTokの政府の調査があったの。
ありましたね。なんか一部政府では使用禁止みたいな話とか、
全米で使えなくなるんじゃないかみたいな話とかいろいろありましたけど、まだまだ元気。
そうですね。それこそ直近、モンタナ州が来年の1月からTikTokを禁止にするっていう法案を認めたんですけど、
そこの裁判長がそれをNGを出して、結局禁止にできなかったっていうところなので、
しかも来年大統領選じゃないですか、アメリカは。
なんでそれがあるので、多分来年ももしかしたらTikTokは禁止にされないみたいな、いわゆるそれどころじゃないっていう。
逆に禁止にできるんですかっていうのもちょっと。
そうなんですよ。めちゃくちゃいいポイントです、それは。
そもそも特にアメリカって言論の自由をすごい大事にする国なので、
難しいんじゃないかっていう話はすごいあります。
そうですね。なんか言論の自由。
39:01
なんか去年もイーロン・マスクの言論の自由の話とかありましたけど、一体あれは何だったんだっていう。
なんか気持ちになんていうか、よく言われてるじゃないですか。
イーロン・マスクのツイッター、なんかいっぱい出るようになってるみたいな話とか。
本当か分かんないんですけど、なんかあの議論は一体何なんだろうみたいな。
結局TikTokも、でもなんていうか言論の自由もそうですし、
なんかトレンドの真ん中を作ってる、早めてるって意味もありますけど、
なんか面白いカルチャーだと思うので、なんか使えたら嬉しいなって。
アメリカの人にも使えたら面白いだろうなっていう気は一言だから思いますけど。
実際にユーザーは多分多くの人はそう思っていて、
あとはそのセキュリティ面とかそういうものはもちろん気にしないといけない部分ではあるので、
そこら辺はちょっとアメリカ政府がどうするのかっていうのは気になりますけど、
やっぱりその中国アプリ、TimShin、TikTokもそうですし、それ以外のところもそうですけど、
やっぱり中国とアメリカの関係性によって今後だいぶ変わってくるので、
VC人も切り捨てたじゃないですか。
セコイアでしたっけ?
セコイアとあとGGVも切り捨てたので、
やっぱりその中国から撤退、中国部門を抱えるのをやめるっていうのは、
なんとなくそのVC業界でもなんか動いてるトレンドかなっていう。
ちょっとじゃあ、6位いきます。
シリコンバレーバンク破綻。
今年の前半で、何が起きたかって若干覚えてない部分もあるんですけど、
当時はやっぱりすごかったですよね。
そうですね。でも今年経ったんだっていう気もちょっとしますね。
今年の3月か。
一応覚えてない方ために話すと、シリコンバンクっていう銀行ですね。
多くのシリコンバレーのスタートアップとかVCを支えてきた銀行なんですけど、
そこが取り付け騒ぎが起きて、それによってシリコンバレーバンクの株価も暴落して、
最終的に取り付け騒ぎが起きすぎて、
政府が入り込んで、銀行というか口座を持っている方々の預金をしっかり支払いますという、
いわゆる救ったっていうところですね。
結構他。
42:00
どうぞ。
シリコンバレーバンクに預けているスタートアップが大丈夫ですか?みたいなVCの人からいろいろそこの連絡というか、
話題、みんな対応してるみたいな感じでしたもんね、当時。
そうですね。
スタートアップ大丈夫?みたいな。
多分初めてだと思いますね。
これだけ一瞬で知り合いのスタートアップとかVCから一気に全員から連絡来たのって。
やっぱりそれだけの騒動だったので。
そもそもスタートアップとしては、お金が取り出せないってなると一番やばいじゃないですか。
そもそも次の給料日で従業員の給料が払えなくなるので。
なんでやっぱりその銀行がストップするっていうところはすごい危機的な状況に陥ったスタートアップを何社もいたので。
なんでそこに対してやっぱりVC人にいろいろ相談しに行ったりとか。
特にその取り付け騒ぎが今回起きたのもなんか初めてかどうかちょっと分からないですけど、
ほぼ初めてのデジタル上での銀行の取り付け騒ぎが起きたっていうのは一つ重要なポイントかなと思ってまして。
これだけデジタル化してるからこそ今までですとやっぱり銀行の前に並ばないといけなかったじゃないですか。
取り出すためにお金が。
それが全部デジタル上でできるとなると一気に全員が入れるっていう。
一気になくなる。
そうなんですよ。
あの銀行1日目に取り出された金額で42ビリオンなんですよ。
とてつもない額が取り出されたので、だからこそその取り付け騒ぎが起きやすい状況になって、なおかつそれによって複数の地方銀行が同じ現象になったんですよね。
それで変な形で流れを作ってしまって、それでアメリカ政府も仕方なくお金を印刷してでも銀行を救わないといけなかったので、
今までにたぶん誰もスタートアップ側もVC側も想定してなかったリスクをその1週間ぐらいですかね。
すごい考えさせられたっていうところですね。
今はどうもしてないんですか?
今は一応シーコンバレーバンク自体はちょっと復帰っていうか、色々マネジメントも変わって、資産とかも一部売却して、でも一部再開してやっているっていうところなんですけど、結構な怖い瞬間でしたね、あれは。
45:15
スタートアップとかVCの人から連絡が来たっていうのは、うちは大丈夫ですよみたいな現状共有みたいなことなんですか?
そうですね、基本的に現状共有で、場合によっては相談。
今こういう状況で、例えばですけど、お金はそこに一部動かせましたと、どの銀行に入れるべきかっていうのを相談されたり、
その次入れた銀行も同じ取り付け騒ぎになってしまうと、それもそれですごい困るので、
なんでいわゆるメジャーなバンクに入れるべきかどうかとか、そういう相談が結構行われたりとか、
すごいですね、それ知ってる宮武さんもすごいです。
何人かからそういう話が来たんで、やっぱり企業家も責任持ってるじゃないですか、従業員がいるので、
なんでいろんな人から意見を聞きながら、VC側も、それこそ僕もそうですけど、何人かに先に連絡はしてるので、
それが起きた瞬間に、大丈夫ですかっていう、早めにもしかしたら出した方がいいですよっていう連絡も、
結局VCが若干取り付け騒ぎを起こした部分もあるんですけど、
でもVC側からすると、それを起こしてでも自分の投資先を守るっていうのが重要なので、
一部VCの責任もあるものの同時に、そもそものところはこのシリコンバレーバンクの経営の問題とかもいろいろあったので、
その投資ミスとかいろいろあったので、
でも本当に結構怖かった5日間、1週間ぐらいですかね。
はい、じゃあ一旦今回は10位から6位やったので、5位から1位はちょっと次回にお話したいなと思います。
じゃあ今回も聞いていただきありがとうございました。
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それではまた次回お会いしましょう。さよなら。
さよなら。