2020-07-23 10:44

EP53 日本語教師になるためには?

KEI
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今回も現役日本語教師の竹内さんを招いてのトークです。元々はイタリア語教師になりたかったとは意外でした。

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今回の動画というのは、日本語教師のことについて話していきたいなと思っています。
僕も高橋さんも日本語教師の資格を持って、僕と高橋さん自体がもともと日本語教師養成所みたいなところで知り合っているんですね。
日本語教師になるためには、420時間のコースを受ければ、誰でも日本語教師になれるんですよ。
そういうことをちょっと話していきたいので、ちょっとしばらくお付き合いくださいということで。
TIL spaceチャンネルでは、こういった日本語にまつわる情報を発信していきたいというのも思っています。
あとは留学のサポートとかもしていますので、どうぞよろしくお願いします。
さっきも言ったように、僕と高橋さんは日本語教師の養成所で、420時間コースで知り合ったんですけど、
まずそこからちょっと話していきましょうかね。
そこからというか、もともと高橋さんって日本語教師になりたかったんですよね。
いいえ。
いいえ?いいえ?いいえなの?
全然。全然考えてなかったです。
本当は自分はイタリア語の先生。イタリア語の先生をしているんです。
イタリア語の教師になりたかったんですね。
そうです。だから向こうに行って、長い間留学して、大学も卒業して、ちゃんと教育コースも卒業して。
イタリアの大学も卒業してるんですね。
そうです。
だからちゃんと教える資格は本当にあるんです。
イタリア語を教える資格があるんです。
そう。でも誰も学生がいない。
学生いない。
いねえ、いねえ。
いないんですか。
いないんです。
日本でイタリア語を勉強したいという人は、ほとんどイタリア人の先生と一対一で話したいだけ。
そうなんだ。
だからこの先生がどんな役でも関係ないです。
イタリアのパスポート持っていればOKみたいなやつ。
機会がなかなかないんですよ。少ないんですよ。
それでイタリア語教師になることを諦めた。
そうですね。今でもやりたいんですよね。
元々サッカーがめちゃくちゃ好きで確かイタリア語教師になりたいって話してたよね。
それだけです。めっちゃ好きです。
今も続いてサッカーずっと見るっていう。
当たり前じゃないですか。
これからサッカー取ったら何にも残らないです。
1日何しか見てるんですかね。
今コロナで試合やってないです。何にもやってないです。
でも元々1日10時間くらい見てましたよね。
そうですね。1日4、5試合は必ず見ていたのでね。他に何もできない。
クレイジーですよ。
クレイジーです。
そこからイタリアに興味があってイタリア語の教師になりたいっていう話で
結局慣れませんでした。
慣れないし意味ないなということで日本に戻ってきて
でも一応ちゃんと教える方法とかアプローチの方法とかやり方は学んできたつもりなので
これじゃもったいない。せっかく時間と金をたくさん使って覚えたこともったいない。
じゃあどうしようっていう時に日本語教師養成講座この2人が行ったところに行って
日本語を教えてみようかなと。
それがきっかけですね。
それでクラス、伝説のクラスに入ったわけです。
変な人しかいない。
僕はちょうど会社辞めた時に台湾に行くって決めてたんで一応取って
ちょっと行くまでに時間があったんでその講座を取って
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402時間終わってから台湾に行ったんですね。
あとあれなんですよね。職業基金訓練って無料で受けれるんですよ。
無料でしたよね。
自分の宅地はそうだったね。
僕らの時は無料だったから受けたんですよ。
その職業基金訓練っていうのがありまして
ハローワークとかであるんですよ。
日本語教師になるためには2つ?3つか。
全部の方法が。
僕らが取った420時間のコースと
あともう一つは短大とか大学で日本語教師の授業を受けてる人。
あとはもう一つ日本語の教師の試験みたいなのがあるじゃないですか。
あれを持ってるかどうか。
でも最近講座通った先生たちもそのテストをやってくださいみたいなのがあるよね。
基本的にはその420時間とそのテスト2種類受かっていることが望ましい。
そうだね。
望ましいっていう風に。
あった方がちゃんとした仕事に就きやすい。
日本語の教師の募集を見るとだいたいそういう風に書いてあるよね。
そうだね。今はそうなんだね。
基本的に。
問題は何?未経験者歓迎とかも書いてある。
まあ少ないですからね。
外国人の数に対して日本語教師の数が圧倒的に少ないんです。
そうですね。なんで少ないんですか?
少ない理由がもうただ一つですね。
金が安い。給料がやばい。
そこが一番の問題なんですね。今日本でやってるのって。
そうですね。実際安いっていうのもあるし、ボランティアで教えてる人もいて、
国がボランティアを自治体がボランティアとか認めちゃってるので、
外国人の人だったら、ただじゃない学校だったらどっちを選ぶかっていったらただを選ぶじゃないですか。
だからボランティアの先生たちもいろいろやってることもあって、
こっちに仕事が回ってこないっていうのもありますね。
もちろんプロに教わったほうがいいですけど、
今っていろいろなツールがあるじゃないですか。
インターネットで調べられたりとか。
言っちゃったらぶっちゃけると誰でもできる。
日本人であれば誰でもできる。
まあそうですね。
僕らみたいに一応訓練は進んでますけども、
なんか聞かれたら一応答える速度が速いぐらい。
そうかもね。
自分たちが教える、ちゃんとしたっていうか、
日本語教師が教えてる言葉を勉強していけばN3、N2とかは合格できるかもね。
でもボランティアの先生で適当な人が教えてる日本語だと、
合格は難しいんじゃない?ちょっと違うかもしれないですね。
合格するためって意味ではやっぱり日本語学校に通ったほうがいいよね。
だね。そのための学校ですからね。
日常生活的には日本語を使えるかっていうと。
ちょっとね、本当は言っちゃいけないんだけどね。
日本語学校に通ってN3とかN2を取っても、
普通の日本人と普通の会話ができるかと言ったらまた違ってね。
確かにね。
ドラマ、映画も何言ってるか分からないしね。
確かにね。
これが現実ですけどね。
実際に第二言語とか第三言語を習うときって、
僕も中国語、英語ちょっと喋れますけど、
映画とか見るとやっぱり分からない。
あと台湾人同士が喋ってる中国語を追うのが結構難しいよね。
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そうなるよね。
1年ぐらい、2年ぐらい学んだぐらいだと、
やっぱりそこはね、無理だと思う。
語話者同士が話されると思う。絶対には。
でも外国人用の中国語のテストとかは結構できたりすると思う?
できると思う。
やっぱりね、そこだよね。そういうことですよね。
英語のテストは結構できると思う。
だって日本人のね、教育とかのテストすごいレベル高いけど、
誰も喋れないじゃん。
さっきちょっと戻っちゃうよ。
職業訓練どういうことやったかっていうの。
あれ結局420時限コースだから半年ぐらい通いましたよね。
半年、そんなにやったっけ?半年までやったの?
いや結構半年。朝9時から5時ぐらいまで。
そう、がっつりやったね。
がっつりで3年ぐらい。
職業訓練って確か3ヶ月コースだったりとか6ヶ月コースあるんですよ。
じゃあ半年やったんですね。
で、なんでろくな奴がいなかったか。
僕らのクラスって結構ろくな奴いなかった。
いなかったっすね。
変な人ばっかりで。
30人ぐらいクラス行ったのかな?
30人ぐらいクラス行って、
要は職業訓練ってそこを無料で行けて、
その間にお金もらえるんですよ。
国が助けてくれたんでね。
失業者保険とか、あとはなんだろう。
僕もその時に失業者保険もらってたし、
10万円ぐらいもらえましたでしょ。
多分そのぐらいだったと思う。
それ通いながら、要は無料でその口座通いながら、
お金もらえるんですよ。
要は僕らみたいに日本語教師のための勉強、
本気でしたい人としたくない人がいるんですよね。
ただ、何もしなくてもお金もらえるからっていうのが。
授業出てるだけでお金もらえるから来たいっていう人が。
9割?
9割言い過ぎじゃないですか。
2割は結構真面目に勉強する感じで、
あとの8割の人はそういうお金をもらいたいからとか、
暇だしとか、そういう人がいるんですよ、要は。
要はろくでもない人がいるんですよね。
でもそれは自分たちが行った口座がそれだけであって、
今ちゃんと日本語教師養成講座って、
自分でお金を払っていくような学校には、
ちゃんと情熱を持った人が行ってるはずなので、
こんな自分たちみたいに周りがろくな役がいないとかね、
そういう状況じゃないと思いますね。
でも楽しかったです。授業内容としては結構充実してたなって。
そう、教える先生はちゃんとした人で、
有名な先生方もいたので。
かなり勉強になりましたね、こっちとしては。
ちゃんと真面目にやろうとしている人にとっては、
ちゃんといい勉強になったし。
クラスメイトの中で模擬授業みたいなのをやったりとか、
30人前で模擬授業として教団に立ってやる。
あとは外国人呼んで模擬授業をやったりとかね。
そういう訓練もしたんで。
日本語教師に興味ある人は、
教理は安いけどね。
興味ある人はそういうのをちょっと僕はお勧めしますけどね。
情熱が必要ですね。
日本語教師やるために情熱。
日本語が好きとか、外国人と接するのが好きとか、
それがないとできないです。
実際楽しいは楽しいですもんね。
楽しいです。
外国人の学生が可愛いです。
一生懸命やってできない学生とか、
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本当に心から教えたい。
面倒見たいって思う。
日本語を教えるって確かに楽しそうだなと思うんですけど、
本当に問題は給料なんで。
そこの部分だけあげれば、
日本語教師不足も絶対に解消されると。
そう、だからあとはね、
バイトをするとかね。
休みの時にバイトをしちゃうと。
バイトやってますもんね。
そうしないと生きていけないんでね。
あと海外で日本語教師をやるっていう手段もあるんですよ。
そっちの方が給料いい場合もあるしね。
そうそう。台湾とかだと、台湾の給料自体が
10万とか平均所得がそんぐらいなんで、
それよりかは日本語教師の方がちょっと高いんですよ。
だから台湾で生活する分には割といいかなと思うんですよね。
中国の学校に1回スカウトされたことがあって、
月給が1ヶ月30万円以上出るっていうのは、
日本語教師として破格の給料だなと思ったんで。
行こうと思ったんですけど、
週6、週7って仕事の休みないじゃん。
無理じゃん。
無理じゃん。
でもね、どっちにしてもね、
休みがあっても中国語がわからないので、
どこかに出かけるわけにもいかないんで、
いいと言えばいいんだけど、
外国の方が高い場合もあるんで。
日本で教える場合と海外で教える場合、
2つのやり方があると思うんで、
日本語教師って選択肢もいいよっていう。
どう思います?
いいんじゃないですか?
でも後悔はしてる。
ということでね、
今日終わらせたいなと思ってますんで、
勉強になったでしょうか。
またよろしくお願いします。
それでは。
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