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どうもボブです。今日は、期待することについて話をしたいと思います。
人に何か期待をして、それが思った通りにいかなかったら、がっかりして怒ったりとか、もういいや、みたいな
すごい機嫌悪くなったりとかすることって、まああるとは思います。
職場でも、ここまであなたたちやってくれると思ったんですけれども、結果がこうでした。残念です。みたいなことも言われることもあります。
よく子供にこうなって欲しい、ああなって欲しいなって期待をかける親とか、やっぱりいると思います。
ただ、いい期待と悪い期待があるってご存知でしょうか。期待するって、もともといいことではあるんですよね。
心理学でピグマリオン効果っていう言葉があります。 誰かに期待されることで
自分の能力が高まるっていう期待によっていい効果が得られる場合もあるんです。 だからみんな自然とですね、期待すること、期待をかけること
これは決して悪いことではなく、よくなっていって欲しいからそうするわけですけど、逆にそうじゃない、逆効果のパターンも知っておいてもらいたいんですね。
ちなみにさっき言ったピグマリオン効果のピグマリオンってですね、ギリシャ神話かな?
ある王様が美しい美女の彫刻を作ってですね、あまりに美しいものだからこの美女と結婚したい、結婚したいってずっと思って期待をしていると、ある時その彫刻が本当の人間になって
結婚できました!期待することで現実になりましたよ!っていう話があるそうで、そのピグマリオン、その期待をかけた人がピグマリオンっていうのかな?
そこからピグマリオン効果っていう名前がついたんですけど、そのいい効果が出る場合っていうのは
正しい期待をした場合なんですね。期待っていうのは期を待つって書きますね。
時を待つわけです。こうなったらいいなーって、ちょっとピグマリオンの話は置いといてですね、自分のできることを精一杯やった上で
あとは天に任せて、うまくいったらいいな、いかなかったとしても自分の責任だぐらいでですね、あくまで自主的なんです。
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ちゃんと軸は自分にある状態で正しく期待するっていうことであれば、その期待はいい効果が得られるかもしれません。
今回お伝えしたいのは特にこの逆バージョンです。これが非常に職場でも普段の生活でも多いなぁという気がします。
あの事業所さんは全然こっちに連絡してくれない。普通向こうから電話するのが当たり前よね。
これも一種の期待かもしれないですよね。楽しみにしてた旅行がおじゃんになって、もうどうでもいい。
すっごい楽しみにしてたのに、すごく不機嫌になる。これも期待によるものから来るんですよね。
子供の学力の成績が良くて、こっちの高校に行くレベルがあるけれども、本人はもう一個下のレベルの学校に行きたい。
だけどせっかく能力があるんだから、良い方に行きなさいよ、行きなさいよ、行きなさいよっていうこと。
これも悪くないことかもしれないけど、これも期待の一つ。
じゃあこれら全部ですね、期待通りに行かなかった場合、どうなるでしょうか?
話の中にも出てきましたけど、もう落胆するんです。落胆して機嫌悪くなったり、もうはぁ…って溜め息ついて、高くなっていった気持ちがドーンと落ちるんです。
これらの場合すべて、ピグマリオン効果が発揮されない期待の仕方なんです。
何が違うのか?これはうまくいかない方っていうのは、相手の状況次第でこっちの気分が大きく上下するんです。
うまくいけばすっごい喜ぶけど、それが期待通りに行かなかったらすごい落ち込むとか、怒り出すとか、そういった場合は良い効果は発揮されません。
大前提があります。大前提は、自分の機嫌は自分でとる。自分の機嫌は自分でとるんです。
そうではなくて逆に、相手によって相手の都合で自分の機嫌まで左右されるっていうことは、自分の人生を相手に委ねてると同じ状況なんですよね。
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もし子供に期待しているとすれば、自分の何分の一しか生きてきてない子供に自分の人生を委ねてるんですよ。
ちゃんと適切に期待をすることでピグマリオン効果が発揮できた場合は、その子供は自信を持っていくかもしれません。
ですけど逆に過度な期待を持って、期待の押し付けをした場合ですね、逆に子供は劣等感を持っていくことになります。
これは子供に限らず会社の部下、職員に対してもそうだし、夫婦関係でも同じことだと思います。
あの人が何もしてくれない。上司は全然わかってくれない。
部下は数字を全然上げてこんくせに自分の要求ばっかり言ってくる。
子供が期待通り成長してくれなくて不安です。 夫は何にもしてくれない。何にもわかってない。
もうやめて。もうそれずっとやってても何もいいことないです。
それよくよく見たらそれ全部期待してるんじゃない? その期待の仕方は
自分を不機嫌にさせるし不機嫌になった自分は悪いことが起きる。 そして相手に期待を過度にかけたら相手は劣等感を持つ。
誰得?誰もいいことない。 ほとんどの期待って悪い方の期待なんですよね。
それならもう期待なんてもうしないで。 期待はやめよう。期待はもうなし。
それ自分に責任とってないっていうことじゃないですか? ピグマリオン効果の正しい出し方は正しい期待の持ち方。
気を待つ。 期待をしてうまくいかなかったらうまくいかない方法
は何だったのかそれを考えて次に生かせばいいだけのことなんです。 その期待が期待通りにうまくいったらそれはすごく大きな自信になります。
それは自分に主体性をしっかり持っているからです。 逆の場合の主体性がなくて相手に委ねる。
依存しているような考え方の場合は もしうまくいったとしてもですね
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一瞬自信になるんですけどその後続かないんです。 不安に変わるんです。
この成功がいつまでも続かないだろうっていうふうな不安に次変わっていくんですよ。 そして思った通り悪くなったらまたドーンと落ちるんですよ。
結局のところ 他人軸で生きたらやっぱりダメなんです。
どんな時も自分軸を持って
相手が周りが どういう状況だろうがどんな結果だろうが
自分の起源は自分で取る。 自分で
悪い結果だったとしても次に生かすいい転換をすればいい そういう発想ができるかできないか
ちょっとうまくいかんかったら何でもかんでも 嫌な気分になって落ち込んだり怒ったりイライラしたり
そんなことばっかりしててどうするんだ そういうタイプであれば一層期待っていうことはもう頭の中から外したほうがいいですね
人に期待しない 物に期待しない出来事に期待しない
すべての良し悪しは自分の心が決めるので自分自身が結局決めることなんです 僕はピグマリオンのように
この彫刻が本当に人間になったら美女になったらいいなぁとワクワクしながら過ごしていきたいと思います
ではではご視聴ありがとうございました