00:06
どうも、ボブです。2021年明けました。今年も皆さんにとって良い一年になりますように。
今年最初のお話としては、介護の話。お正月こそ、親が認知症になってないか確かめて、というお話です。
お正月久々に帰省してあった親とかですね、今はコロナで会うこともなかなかできなかったりすると思うんですけど、
電話とかテレビ電話される方だったり、直接会える方は、ぜひ親が、あれ?ちょっと最近物忘れひどくなってないか?変なことを言ってないか?っていうのを、ぜひぜひ確認して欲しいというお話です。
というのも、こんなに認知症が急に進むと思わなかったっていう方、すっごく多いんです。そして、よくよく思い返せば、2年前ぐらいから、なんか変なこと言ってたよねっていう方、すっごく多いんです。
認知症の方の担当になった時にですね、最初、いつから気づきました?って言ったらですね、やっぱり介護保険申請する2年前っていう方が、なぜか2年前なんです。そういう方がたくさんいるんです。
そして、私の祖母も認知症になったんですけれども、それも2年前から、あれ?約束したけど忘れてるよね?とか。でも、認知症ではないやろう。ちょっと忘れっぽくなったね。年のせいだろうね。そのくらいで済ませてたんです。
この専門職の僕ですら、そういうふうな頭で考えてたんですね。今、支援をしていても、なかなか難しいもので、ご家族の方が、なかなか、今、本人が認知症になってたとしてもですね、息子さんや娘さんたちは、全くそれに未だに気づいてないという方、本当に多いんです。
ああ、うちの父は昔からこういう性格だからね。物忘れもこの年だからこんなもんでしょう。
って言うんですけど、例えばご飯を、朝ごはん何食べたかなっていうのを忘れるっていうことはあると思うんですけど、朝ごはん食べたことそのものを忘れてるっていうときは、認知症であることの可能性はやっぱり少しありますよね。
03:15
具体的な出来事を忘れていたとしても、それはただの物忘れかもしれない。ただ、出来事そのものを忘れているっていう場合は、認知症の可能性が高い。そういうふうな捉え方をしていてもいいのかなと思います。
ただ、認知症に、この小さな変化に気づかずにですね、ずっと、例えば2年間ぐらいですね、ずっと放置していると、久しぶりに会ったときに、すごい変化が起こってるんですね。
もう家の中めちゃくちゃになってたりとか、急遽仕事辞めてまで対応しないといけないとか、そういった出来事が起こってしまう。そうなる前にできること、何か、あの時もうちょっと早く気づいていればなーってみんな言うんです。
それがなかなか難しいところなんですね。私自身、祖母、2年間ずっと見てきたんですけれどね、なかなか、かといって病院に連れて行くっていうのも難しい状況で、
実際、結局、認知症、ひどくなるまでじわじわ、じわじわですね、様子を見ながら眺めていたという状況になってしまったんですが、それぐらい手を打つのも難しいんですけれども、まずは、こう、あれ?あれ?っていう変化に気づくこと。
これはしておいたほうがいいんじゃないかなと。手を打つのはその後。まずは変化に気づくことが大事だと思います。
で、その時に、まさかうちの親が認知症のはずがない、信じたくないっていう気持ち、そういうのがある場合は、また難しくてですね、本当に認知症、ひどくなってからも信じたくないっていう気持ちがもしあるのであれば、なかなか認めようとしなかった。
認められないんですね。そして、そういう方は虐待に繋がってしまったりするんです。
認知症であることを認識できないにもかかわらず、親が変な言動を言ったりすると、カーッとなって、そんなわけないじゃないって言って叩いたり、そういった感情にやっぱり変わってしまうんですよね。
06:08
なので、フラットに今のうちからいろんな可能性を考えておくっていうことは大事じゃないかなと思います。
ずっと誰も気づかないまま放置していると、急に大変なことが起こってしまう。
お正月だったりお盆だったり、集まれるときにですね、うちの親は大丈夫かな、親族大丈夫かなっていうのをちょっと気にかけてもらえたらいいなと思います。
実際、あれ、認知症かもしれないと思ったらどうしたらいいのっていう場合は、最初の私が介護の一番目に収録した、もしかしたら認知症かも、初めに何をしたらっていうタイトルで収録していますので、またちょっとそういったのも聞いていただけたらなと思います。
これからも補足で、追加でですね、認知症の最初の初期対応について、何か方法がこれだっていうのがあれば、また収録させていただきます。
今回もご視聴ありがとうございました。またこれから1年どうぞよろしくお願いします。