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どうもボブです。今日の朝、認知症の母の話で、何回も電話をしてくる認知症の方への対応の成功例を話させていただきました。
ありがたいことにですね、コメントやいいねたくさんいただいて本当にありがとうございます。共感していただいた方が多かったようでですね。
僕もその方の対応にすごく学ばされました。いろいろケアマネージャーとしていろんな方の訪問してですね、話を聞いていく中で少し前からちょっと思ってたことなんですけれども、
認知症の方、お母さんとかお父さんが認知症になったとしてですね、その方が認知症になることで子供に何かを教えようとしている、そういうふうに思えるようになったんです。
そして、普段の生活で僕も思っていたのが、子育てと認知症の方の対応ってすごく共通しているところがあるなーって思ってるんですね。
そして子育てについても、子育てを親がすることで子供からたくさん教えてもらうことってありますよね。
親だってまだまだ未熟者なんです。僕も未熟者なんです。
そこでこの生まれたばっかりの赤ちゃんが、いやいやお父さんそんなに感情まかせになっちゃいけないよ。もっとお父さん自信持ったら?もっと自由に生きたらいいんじゃない?いろいろ子供から言われてるような気がするんですよね。
そうなると人生たくさん積み上げてきた自分の親、その人が認知症になって何を自分たちに教えようとしているのかって思った時にですね。
もっと優しい言葉を使わないといけないよとか、自分ばっかりで背負わないで周りの人に助けを求めるっていうことをしないといけないよ。もっと兄弟の仲を良くして協力しなさいよ。
自分を責めたらいけないよ。もっと楽しまないといけないよ。仕事ばっかりしてたら体壊すよ。たまには家にいなさいよ。
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まだまだいろいろあるんだと思うんですけど、パッと思い浮かんだこととしては、こんなこと言ってんじゃないかな、こういうこと伝えたいんじゃないかなっていうふうに思うんですね。
認知症になることを何か大きな事故にでもあったような、不幸な病気だっていうような、そういう捉え方よりも何というか、わざわざこの人認知症になってまで子供に、それと周りの人に伝えたいことがある。
そう思うと、ああ、こうやってガミガミ起こることじゃないんだ。お母さんは最後の最後に親として何かを学ばせようとしてるんだ。この教えをクリアした時に、自分はまた大人として魂が成長するんだ。そういうふうに思えるかもしれません。
認知症の本人さんとご家族と会っていけばいくほど、本当に本当にこれは奇麗事ではなくて、本当にそうじゃないかって思ってきたんですね。
ただ、現場ではなかなか僕これ言えないんです。なぜかというと、僕は36歳、もうすぐ37歳になります。相手は今一番認知症の対応で大変な時期のご家族なんです。
そういった方に、今、介護現場で自分の親を介護してるわけではない状況なので、その若造にいろいろわかったように言われると、やっぱりちょっと違うんだよと言いたくなるわけですよね。
なので、良かれと思って下手には言えないんです。僕自身もこう最近、確信を持ててきたところではあるんですけど、上手に説明できるほど、表現できるほどではまだまだないんですよね。
なので、本当にこれからもまだまだ感じていきながらですね、いつか本当に心の底からこういったお話を利用者さん、家族、そして自分の家族にも伝えられるようになりたいなと思いますね。
きっとこういった話もその相手次第ではあるんですけど、届くタイミングで適切に伝えたらスッと入る言葉じゃないかなと思うんですね。
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なので、しっかりその人を見ながら、タイミングを見ながら伝えていきたい。でもそれまでの間、僕自身もこう考えをしっかり確信としてですね、自分の中で育てていきたいなと思いますね。
今日は、何でしたっけ?認知症の方にも何か教えたいことがあるんです。そういったお話をさせていただきました。ご視聴ありがとうございます。