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おはようございます。コーチングオフィスのしろうず、あつしです。この放送は、プロコーチ歴20年の僕が、コーチングや行動科学について、さらにプロコーチや講師として独立起業をする人などに向けて発信する、あなたへの番組です。
今週はですね、イメージを作ることの重要性みたいなね、そういうふうな話をしています。
もうすぐね、1月も終わるんですけどね、早いですね。1月ってね、今年の目標みたいな話ってよくするじゃないですか。
今年はこういうふうなことしたいなと。今年の目標ってね、要するに今年はこれがしたいなっていう意図だと思うんですよ。
だからね、今年の目標っていうふうに言っちゃうとわかりにくいので、今年の意図、つまり意図っていう言葉を使うといいと思うんですね。
目標ってね、ゴールって言うじゃないですか。まあね、ゴールって本当はないんですけどね。実際は全部通過点なんですけどね。
だって死ぬまで人生続くわけじゃないですか。例えば、大学に合格したみたいなね、それゴール。
大学入試ということに関してはゴールですけど、でも入ったことはゴールではないですし、就職したということで、就職がゴールじゃないことは就職した人はみんなわかりますからね。
まあいいですけど、目標じゃなくて意図っていう言葉ね。意図ってね、あんまり僕はそんなに使わない日本語じゃないかなと思うんですけどね、目標に比べたらね。
これをあえて英語にするとインテンションって言葉になると思います。つまりね、今年の目標は実は今年のゴールではなくて、今年の意図なので、今年のインテンションなんですよ。
だからゴールっていうのは、これができたらオッケーっていうことなんですけど、大抵の人の今年の目標っていうのは、今年これができたらいいなっていう意図なので、今年のインテンションというふうな言い方ができると思います。
でもね、普通は意図があったとしても、それが必ず行動に移るわけじゃないじゃないですか。例えば、お昼にカレーを食べたいなっていう意図がある。明確な意図ですよね。
で、カレー屋さんないかなというふうにお店を探してたら、途中でいつもは行列ができてるね、ラーメン店が。たまたま今日は一人しか並んでない。行列できてるので今日はいいなと。
じゃあ今日は最初はカレーを食べるという意図があったんだけども、そっちのラーメン店にしようかなと思って、ラーメン店に並んでたと。珍しくすぐ入れた。食べたらやっぱ美味しかったと。満足したと。
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これね、カレーを食べるという意図があったんだけど、結局実際の行動はラーメンを食べたという話だったわけですよね。でも食べたら美味しかったんで満足したと。
つまり、意図はあったんだけど、結局実行しないで別の行動を取ったけど、最終的に目的は達成されたみたいなことになったわけですよ。
するとね、ここで初めてわかるわけです。カレーを食べたいという意図はあったんだけども、よく考えるとそれが本当の意図ではなかったということがわかるわけです。
要するに何か美味しいものが食べたかったわけで、それはカレーだろうがラーメンだろうが定食だろうが何でもよかったわけですよ。
つまり、意図って目標と一緒でね、明確にあるように見えて実はやってみないとわからないっていうことなんですよ。
つまり目標とか意図ってね、その時点で自分の目標は何か、あるいは自分の意図はこうなんだっていうふうなことを明確にしたとしても、後でやってみたら変わるわけですよ。
だから目標をね、分解して、具体的な行動にしてっていうふうなことをやったとしても、どうせ後でやってる最中に、
あ、これあんまり良くないな、さっきのね、カレー屋さんを探してたんだけどラーメンというか出現したみたいなことによって、
実は自分はカレーが食べたいというわけではなくて、何でもいいから何か美味しいものが食べたかったんだなというふうなことが後でわかるということなんですね。
だから目標とかね、意図っていうのって明確にするっていうことよりも後でわかることなので、
それをね、あんまり具体的にするっていうのは意味がない。書き出すぐらいはいいんですけど。書き出して貼っておくぐらいでもいいんですけど。
でもまあ、絶対的にそれをやらないといけないものではないよって。
今年の目標が達成できませんでした、とかいうふうなことがあったとしても、別にそれでいいじゃないですかって話です。
じゃあね、もうちょっとね、目標とか意図とかっていうのを考えるときに、何か別のものがあると行動に移しやすいっていうのがあるんじゃないかなって思ったときに、
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そこで出てくるのがね、僕ね、イメージなんですよ。つまり、イメージっていうのは目標とか意図とかを表したものみたいなものになると思うんです。
目標とか意図ってやってみないとわからない。だけどね、イメージって変わらない部分が結構あるんですよ。
変わる部分ももちろんあるんですよ。でもさっき言ったように、意図とか目標とか全然当てにならないんですよ。
つまりね、自分がどんな意図を持っているのか、どんな目標がいいのかって、ちょっと行動したらすぐ変わるんですよ。
だからね、あんまりうなって考えるのは意味がない。それよりもね、イメージを作ったほうがね、もう少し信頼できるんです。
というかね、かなりね、イメージっていうのは信頼できる。イメージ通りにできるってね、かなり達成感があるんですよ。
だから、カレーを食べたいなーって思った時に、よしカレーを食べたいのイメージしようっていうふうに考えていると、だんだんですよ。
あれ待てよと。必ずしもカレーじゃなくてもいいなーというふうなことを考えていると。
そうか、要するにお昼時間にね、なんかおいしいものを食べて幸せな気持ちで会いたいなーって。
なんかおいしいもの、なんでもいいんだけどおいしいものを食べて幸せになってるイメージって作ると、今度ラーメン店が目に入ってきたりとか。
待てよと。あそこの、ちょっと足伸ばしてあそこの定食屋さんまで行ってみようかなとかですね。
あっ、あっちのお弁当屋さんでお弁当買うのもいいぞみたいに、このイメージを作るとそれが結構曖昧なだけに、逆にですよ。
いろんなものの選択肢が増えるんで、かなりそのイメージ通りっていうふうなことに対して信頼ができます。
だからね、イメージ作ること大切ですよって言ってるんですね。
もちろんやってみたら最初のイメージと全然違ったみたいなこともよくあるんですよ。
だけどね、それはそれでまた新しい発見なんでね、それは楽しんだらいいと思います。
イメージは結構信頼できるんで、イメージを作るっていうことを目標とか意図を考えるよりもそちらの方をやってみるといいんじゃないかなと思います。
はい、今日はですね、イメージは結構信頼できるって話でした。
いかがだったでしょうか。
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はい、本日は以上です。
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