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スピーカー 2
レンです。エマです。サイエントークは、研究者とOLが、科学をエンタメっぽく語るポッドキャストです。
スピーカー 1
それでも、地球は回っているって聞いたことあります?
スピーカー 2
はい。ガリレオが死ぬ前に言った言葉。死ぬ前?裁判の時に言った言葉。
スピーカー 1
そうですね。ガリレオが裁判中に呟いたとされている言葉なんですけど、
この時代、この昔の記録に記載されてないんですよね。
で、ガリレオが死んだ後に、電気の中とか、他の人が書いたものの中に出てくる言葉なんですよ。
スピーカー 2
自分の記録ではないっていうこと?
そう。しかも、そこに書いてるのも、それでも地球は回っているっていうのは、ちょっと付け足されてて、直訳だと、それでも動くらしい。
スピーカー 1
しかも、本当に言ったかもわからん。
スピーカー 2
じゃあ、日本語に訳されるときに、また変わったってこと?
スピーカー 1
うん。地球とかは付け足されてる。日本語にするときに。
スピーカー 2
へぇー。
スピーカー 1
めっちゃ有名じゃん、でも、この言葉。
スピーカー 2
うんうんうん。
スピーカー 1
だけど、現代でだから、本当に言ったの?っていうのもわかんないし、どっちかというと、否定的な意見の方が多いらしいんですよね。
スピーカー 2
うーん。
スピーカー 1
でも、これって、ガリレオが地動説を主張していたっていうことで、非常に有名なセリフなんですけど、
スピーカー 2
うん。
スピーカー 1
つぶやいてはないけど、地球は回ってるよっていうのは、言いたかったっていう。
スピーカー 2
それは、ずっと言ってたことだよね。
スピーカー 1
そう。
うん。
でも、イメージがちょっと先行してるというか、こういうセリフが先行して広まっちゃってるっていうこともあるみたいですね。
スピーカー 2
確かに。もう、ガリレオと言ったら、地動説で、その裁判のときに、有罪になったときに、一言つぶやいたみたいなイメージがあるよね。
スピーカー 1
そうそうそう。
だから、ガリレオの話をするにあたって、この地動説のエピソードは、めちゃくちゃメジャーなんだけど、外せないなって思ったわけよ。
スピーカー 2
うーん。
ちなみにさ、日本以外でも、このエピソードは有名で、ガリレオイコール、この最後の言葉みたいなイメージがあるのかな?
スピーカー 1
いや、最後の言葉ではないんだけど、別に。
スピーカー 2
最後の言葉ではないか。
スピーカー 1
裁判中だから。
スピーカー 2
裁判中の言葉。
スピーカー 1
全然、その後も生きてるんだけど、他の国はわからん。聞いたことない。
けど、有名だと思う。いろんなウェブページがヒットしてきたんで。
スピーカー 2
あ、そうなんだ。
スピーカー 1
なんで、今回は前回の続きで、ガリレオガリレの晩年編をやりたいなと思います。
スピーカー 2
はい。
スピーカー 1
じゃあ、一応前回のあらすじをしておきましょうか。
スピーカー 2
うん。
スピーカー 1
話は、1500年代の話ですね。
ガリレオガリレって、すごく天才なイメージがあるけど、結構若いときは苦労したり、
あと、ギャンブル大好きで借金まみれになったり、大学にケンカを売ったり、
まあ、いろいろと大変な青春時代を送っていたっていう話は、前回のエピソードでしました。
スピーカー 2
はい。
スピーカー 1
あとは、落下の実験の話とかね、しましたね。
スピーカー 1
重たいものほど早く落ちるわけじゃないよっていうのを主張したりとか。
スピーカー 2
そうですね。あの斜面を転がすんだっけ。
スピーカー 1
そう、玉を転がして、その速度を測ったりとか、っていう物理実験をやっていたっていう話をしました。
スピーカー 2
はい。
スピーカー 1
で、当時主流だったアリストテレスの考え方を否定したっていうのが重要なことだったわけよね。
スピーカー 2
はいはい。
スピーカー 1
アリストテレスは、重いものの方が早く下に落ちるっていうのを言ってたんだけど、そうじゃないということを主張してたんで。
で、物が落ちるっていうので、アリストテレスvsガリレオっていう構図だったんだけど、
これそのまんま天動説と地動説にも当てはまるんだよね。
スピーカー 2
ああ、アリストテレスは天動説も唱えてたの?
スピーカー 1
そう、アリストテレスは地球が中心で、空、太陽とかは地球の周りを回っているっていうふうに言ってたんだけど、
で、当時の人たちもみんなそれを信じてた。これに立ち向かっていくっていうガリレオの話なの、今回。
スピーカー 2
おお、いや、なんかこれまでの話を聞いててもさ、なんかアリストテレスの影響大きすぎるからさ、もうそういう偉大な権力に立ち向かうのって大変そう。
そうそうそう、それを支持してた教会の力がすごい強かったっていう、まあ国の話だよね。
そうだね。
スピーカー 1
ただ、これに立ち向かっていく地動説、だから地球が太陽の周りを回ってるんだっていう考え方、これを最初に言ったのは別にガリレオ・ガリレオではない。
スピーカー 2
へえ、そうなんだ。
スピーカー 1
てか、もっと昔の人が言ってたんだけど、それは誰でしょう?
スピーカー 2
なんかちょっと話した気がするね。科学誌で出てきたっけ?
スピーカー 1
いや、出てきてないと思う。
スピーカー 2
あ、出てきてない?
スピーカー 1
うん、けど超有名な人です。
スピーカー 2
へえ、誰?
スピーカー 1
地動説といえば、結構俺この人の名前出てくると思うけどな。発想の転換みたいな言葉で使われたりします。
スピーカー 2
あ、コペルニクスか。
スピーカー 1
そう、コペルニクスさん。この人の方がガリレオよりも100年ぐらい前に地動説を言ってる。
スピーカー 2
あ、この人がじゃあ一番初めに地動説を唱えた人?
スピーカー 1
そう、で、まあ有名な人って感じかな。
で、このさ、コペルニクス的展開とかよく言うじゃん。
もう物事の考え方180度変えようぜみたいなのを言ったコペルニクスさんって、結構イケイケなイメージないですか?僕だけですかね。
スピーカー 2
イケイケなイメージ?
スピーカー 1
そう、だってもう変えちゃおうぜみたいなのを言ったってことは、コペルニクスっていう人、よっぽどすごい革命家っぽい感じなんかなとか思わない?
スピーカー 2
いや、なんかもう歴史上の偉大な科学者は全員すごいっていうイメージだから、その中の一人みたいなイメージがある。
スピーカー 1
あ、そう?
スピーカー 2
特にその中ですごいイケイケだみたいな、そういうイメージは特に持ってないけど。
スピーカー 1
え、そうか。コペルニクス的展開って言葉になってるぐらいの人だから、よほどコペルニクス的展開してたんじゃねみたいな。思わないか。
スピーカー 1
そうそうそう。
だからそこの分析も、前回もガリレオのお話ししましたけど、いろんな実験、細かいとこまで気にしてやる、摩擦力なるべくなくそうとか、
スピーカー 2
うんうんうん。
スピーカー 1
そういうね、ちょっと懲り性なところが生きてるっていう感じがするよね。
スピーカー 2
うんうんうんうん。
スピーカー 1
もう月の影で山の高さも計算したとか言われてるからね。
スピーカー 2
すごいなあ。
スピーカー 1
うん。ピタゴラスの定理を使っていたらしい。
スピーカー 2
へえ。
スピーカー 1
すごいよね。
スピーカー 2
地道に観察して、で、一個一個計算とかもして考えてたんだ。
スピーカー 1
そう、で、これわかっちゃったからさ、発表してってなるわけよ。
スピーカー 2
ああ、地道説がわかっちゃったから。
スピーカー 1
そう、地道説というかもう、宇宙は僕らの世界と変わらんっていうのと、やっぱりその地球が中心じゃない。
スピーカー 2
うんうん。
スピーカー 1
それはもう、月とか木星とかを見て、その光点っていうのが起きてるっていう。
スピーカー 2
光点?
スピーカー 1
発想よね。時点光点の光点。
スピーカー 2
ああ、はいはいはい。
スピーカー 1
やっぱり太陽の周りを回ってるんじゃないかっていう。
スピーカー 2
うんうんうんうん。
スピーカー 1
っていうのがもう、観察から言えるぞってなっちゃったから、なんとか発表したいと。
スピーカー 2
ちなみに、そのとき、ガリレオはコペルニクスの発表は知ってたの?
スピーカー 1
そう、これね、出会うんですよね、ちゃんと。
スピーカー 2
あ、じゃあ、これまでは別々に、別々にっていうか、自分で考えてただけだった?
スピーカー 1
考えてたというか、もう観察して。
スピーカー 2
観察して、そうだろうなって思ってただけだったけど、コペルニクスの発表は知らなかったんだ。
スピーカー 1
コペルニクスで死に際に本出したって言ったじゃないですか、それはちゃんと把握してる。
スピーカー 2
あ、そのときは把握してたんだ。
スピーカー 1
そう。だから、それも巻き込んで、なんとか今の世の中の思想を上書きしようとして、本を出すんですよね。
スピーカー 2
うんうん。
スピーカー 1
星界の報告っていう本なんだけど、星の世界の報告ですね。
スピーカー 2
うんうん。
スピーカー 1
これね、60ページくらいしかない、すごい短い本なんですけど、
もう、月とか惑星とか、めちゃくちゃ細かいところまで描かれている、すごい本なんだよ。
スピーカー 2
うーん。
スピーカー 1
で、これがね、馬鹿受け入れするんですよね。
スピーカー 2
あ、そうなんだ。
スピーカー 1
すごく売れたらしい。
スピーカー 2
ガリュリエは、もう世間体とかは気にしないタイプだったのかな、じゃあ。
スピーカー 1
いや、これね、実は気にしてる。
スピーカー 2
あ、気にしてる?
スピーカー 1
そう、例えば、偉い教会の人に、やっぱ怒られたくないから、当時すごい偉かった人で、メディチケっていうのがいて、
何々家、サザエさんのイソノ家みたいな感じの、メディチケっていう偉い一族がいたと。
スピーカー 2
うん。
スピーカー 1
で、その一族に目つけられたらやばいってなったから、メディチケの惑星っていう名前を星につけたりして、なんかアピールしてたらしいのよ。
スピーカー 2
なるほどね。
スピーカー 1
ゴマ吸ってたらね。
スピーカー 2
うん。じゃあ、そこら辺はうまくやりながら、自分の考えも発表したんだね。
スピーカー 1
そうそうそう。いや、この辺ちょっとね、かなり情報ギュッてして話してるけど、
要は偉い人に媚びを打って、何とか怒られないように、自分の立場をちゃんとした職にして、ピサ大学にいたんだけど、っていうのを守った上で本を出版したと。
スピーカー 1
そう。
スピーカー 2
ほうほう。
スピーカー 1
2回目の宗教裁判で。
スピーカー 2
はい。
スピーカー 1
それでも動くと言っていたらしい。
スピーカー 2
うん。
スピーカー 1
まあ、これは諸説ありですけど、まあ分かんない。でも、気持ち的には絶対そうだよね、これ。
スピーカー 2
そうだよね。
うん。
もう積み上げてきたデータがあるもんね。
スピーカー 1
うん。
スピーカー 2
うん。
スピーカー 1
だし、もうそれを広めようとしてさ、こんな対話本まで出してさ、わざわざやってたわけなんで。
スピーカー 2
そうだよね。
スピーカー 1
うん。まあ、だけど、まあ、やっぱ教会が絶対で、もう法律もあるんで、もう従うしかないわけですよね。
スピーカー 2
そうだね。
スピーカー 1
うん。長いすごい誓いをね、言わされるんですよ、我々は。
この時70歳なんですけど。
スピーカー 2
もう、地道説を広めませんって。
スピーカー 1
そう。私、ガリレオ70歳。これからはローマ教会の考えと神を信じますっていうのを、誓わされたらしい。
スピーカー 2
はい。まあ、無理でしょ、もう70歳だったら。考え方変えられんやろ。
スピーカー 1
これ、なかなか変えられないよね。
スピーカー 2
うん。
スピーカー 1
てか、変える気ないよね、たぶん。
スピーカー 2
うん。変える気ないね、もう。
スピーカー 1
うん。これ、内心ね、全然心折れてなかったと言われてる。
スピーカー 2
うんうんうん。
スピーカー 1
で、もう普通の人だったらというか、他の人だったら、もうこの時点で処刑されるんですよ。
スピーカー 2
うん。
スピーカー 1
もう、火あぶりなんですよね、すぐ。
スピーカー 2
うんうん。
スピーカー 1
なんだけど、ガリレオはこれまでの功績とかもあったんで、一応釈放されるんだよね。
スピーカー 2
へー、すごい。
スピーカー 1
監視つきで。
スピーカー 2
うんうんうん。
スピーカー 1
ただ、監視つきだし、ほぼ自宅軟禁状態だったと言われてる。
スピーカー 2
うんうん。
スピーカー 1
かわいそうだよね、これ70歳で。
スピーカー 2
かわいそうだね。まあでも、そもそももうおじいちゃんだから、外出る必要ないのかもしれないけど。
スピーカー 1
いやでも、本当はさ、もっとちゃんと星見やすいところ行ってとか、観測してとかやりたかったと思うよ。
スピーカー 2
ああ、そっか。まだこの時も現役でいろいろ観察とかしてたんだ。
スピーカー 1
そう。これでもずっと研究を続けてるし、天文学でいろんな衛星の発見とか、星の発見とかしてますね。
スピーカー 2
うーん。
スピーカー 1
で、この自宅軟禁中も、頑張って望遠鏡で空を見てたとも言われてる。
スピーカー 2
うーん。
スピーカー 1
で、ガリレオの最終集大成の本、進化学対話っていう本をまた出す。
スピーカー 2
結局、全く反省してない。
スピーカー 1
してない、これもう発表しちゃってるからね。
スピーカー 2
うーん。
スピーカー 1
で、まあ地動説ですっていう本というよりかは、本当になんかこれまでの集大成、今回は結構地動説の天文学の話しましたけど、
これまで物理法則とか見つけたりとかね、してるわけなんで、あとは感性の法則とか。
スピーカー 2
うんうん。
スピーカー 1
で、そういうものを全部まとめた、この進化学対話っていう本を出して、
で、これが機械学とか、あと位置運動についての新しい科学に関する論議と数学的な証明みたいな、副題がついてるんだけど。
スピーカー 2
はいはい。
スピーカー 1
だから今まで研究したものを全部まとめた本ですよね。
まあこれを、いきなりバーンって出したわけじゃなくて、こっそり他の人に渡して、自分が住んでたところとは遠い場所で出版したりしてた。
スピーカー 2
うーん。
スピーカー 1
別の場所で。
スピーカー 2
いやでもさ、観察された上での釈放だったからさ、そういう動きってバレそうだけど、そこはもうバレないようにやったのかな。
スピーカー 1
うん。あとね、一応ね、客人呼ぶのオッケーだったらしい。
スピーカー 1
まあざっとガリリオガリリエのやったことというか、生涯みたいなとこ紹介しましたけど、
このガリリオが亡くなった1642年に生まれたのが、次の罵倒を受け取るアイザック・ニュートンなんですよね。
スピーカー 2
おお。同じ年に死んで、同じ年に生まれたんだ。知らんかった。
スピーカー 1
そう。っていうので続いていくっていうね。
まあこのガリリオが出した本を、またそれ伝わっていくわけよね、後ろのジェラシーたちが。
スピーカー 2
うん。そっかそっか。コペルニクスからのガリリオからのニュートンだったんだ。
スピーカー 1
まあこれも物理学の王道みたいな話ですけどね。
スピーカー 2
そうだね。
スピーカー 1
そう。だけどやっぱガリリオガリリエがこの物理学の土台を作ってるっていうのがすごい大きいところはあるよね。
スピーカー 2
指導説だけじゃないもんね。
スピーカー 1
そうそうそう。
スピーカー 2
運動の法則とかね。
スピーカー 1
うん。とか感性の法則とかも、それこそそれないと古典物理学説明できないんで全然。
スピーカー 2
うんうんうん。
スピーカー 1
っていう意味でやっぱすごい人だったなと。
スピーカー 2
そうですね。
スピーカー 1
いう感じですよね。
スピーカー 2
うん。
スピーカー 1
っていう感じでした。はい。まあガリリオガリリエ、ちょっと僕は可愛げもあって好きなんですよね。
スピーカー 2
うん。そうだね。まあ前半にいろいろエピソードありましたけど。
スピーカー 1
まあ前半はすごい学生からお金もあって占いしてたみたいな変な話とかもしましたけど。
スピーカー 2
うん。
スピーカー 1
まあでもね、最後の方もね、望遠鏡ですごいお金もらって偉い教授になった時とかも。
スピーカー 2
うん。
スピーカー 1
なんかベネチアのバイシュンクに夢中になって、バイ族にかかったみたいな話とか、ちょっとそういう変な話もいっぱいあるんだけど。
スピーカー 2
うん。
スピーカー 1
それも含めてね、結構愛すべき天才だなと思いましたね。
スピーカー 2
そうだね。
スピーカー 1
うん。
スピーカー 2
そっか、そんな人だったんだガリリオ。
スピーカー 1
そう。ちょっとなんか、でもだからこそね、人望あったんだと思うよ。
スピーカー 2
うん。やっぱあれだね、天才は変人なのかな。
スピーカー 1
そうだね。まあでもいろんなタイプがいるんじゃないかな。やっぱ我が道を行くタイプで人と喋りたくないっていう人もいればさ。
スピーカー 2
確かに確かに。ガリリオは人とはめちゃくちゃ関わるもんね。
スピーカー 1
うん。人とは関わる。
スピーカー 2
コミュニケーション能力ある。
スピーカー 1
コミュニケーション高いと思う。
スピーカー 2
うん。
スピーカー 1
高い。うん。高いって言っていいのかな。
スピーカー 2
なんかエピソード的には高そうだよね。
スピーカー 1
まあね、友達とかは結構多かったみたいですね。
スピーカー 2
うん。で、お金を稼ぐのもうまい。
スピーカー 1
そう。うまいし、お金大好きだったらしい。
スピーカー 2
うん。
スピーカー 1
あの、前言わんかったけど、ギャンブルのオッツヒってわかる?
スピーカー 2
わかんない。
スピーカー 1
あの、競馬とかで言われる、まあその確率の見込みみたいなことなんだけど、
スピーカー 2
うん。
スピーカー 1
今でも使われてるね。
そのオッツヒを初めて使ってたのがガリリオなんじゃないかとかも言われてるね。
うん。
ギャンブルに。
まあ確かにそのギャンブルで、まあなんか競馬だったらさ、この馬にどれぐらいかけて、
例えばそれがすごく人気な馬なのかどうかによってさ、帰ってくる額変わるとか、
スピーカー 2
うんうんうん。
スピーカー 1
あったりすると思うんですけど、まあそういう確率の計算みたいなのをやってたっていう、
どこに才能使ってんだよって感じなんだけど。
スピーカー 2
うん。いやでもそこはね、ガリリオにとってたぶん重要な分野だからね。
スピーカー 1
そうそうそう。
スピーカー 2
そこはもうガリリオの才能を使わなきゃって感じだね。