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2021-12-29 11:56

387.若く見せるためではない、今の年齢を楽しむためのおしゃれ from Radiotalk

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皆さんは、「おしゃれを頑張って少しでも若く見せたい!」と思うことありますか?私の体感としては、「若見せ」を願う人ってどんどん減っている印象で、むしろ「若作りしてると思われたくない」人が増えているような気がするんですよね・・・・・・

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#ひとり語り #心理学 #ファッション #服 #おしゃれ #スタイリスト #パーソナルスタイリスト #カウンセラー #イメコン
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はい、ということで始まりました。おしゃれの呪いTalkラジオ、本日で387回目の配信でございます。この番組では、あなたに巻きつくファッションへの思い込み、イコールおしゃれの呪いをバサバサと解いていきます。
服装心理学をベースに、おしゃれをもっと楽しみ、自分を変えるコツをお届けしています。お相手はパーソナルスタイリストで、公認心理師の久根です。本日もよろしくお願い致します。
さあ、今日は12月29日ということで、みなさん仕事は収まりましたか?みなさん、昨日収まるの?普通は。普通ってなんだろう。今日収まるの?どうなんですかね。
うちの息子の保育園は昨日までだったみたいで、もうちょっと早めに息子は冬休みに入っちゃったんですけど、昨日までだったみたいなんで、多分昨日、仕事収めっていうところが、世間的には多いんですかね。
私はね、本当にいつものことながら、収まらないというか、収める気がないというか、意外とね、この年末年始、他社が仕事が収まった中で、全然連絡が来ないという静かな中で、1年間を振り返りつつ、残りの仕事とか、普段なかなか取り掛からないね。
ゆっくり腰を据えてやりたい仕事なんかに取り掛かる時間が結構好きなので、そんなのんきなこと言ってるのはね、本当に子供の面倒を見てくれる人がいるからなんですけどね、本当にありがたいことなんですけど、いつも以上にこの年末年始は集中して、いつも仕事をもりもりしておりまして、そんな年末年始も結構ね、私は好きなので、若掘り口だなと自分でも思いますけどね。
それにしてもね、年々年々、本当に1年間が過ぎるのが早くなりますよね。年齢が上がるほど、自分の人生、これまで生きてきた年齢における1年間の相対的なシェアってどんどん下がっていくじゃないですか。
3歳の子供だったら1年間って3分の1だけど、自分の人生対比で言うとね、人生の長さの対比で言うと3分の1だけど、20歳になったら20分の1になるしっていうことで、人生の中のシェアが下がっていくから早く感じるっていう説が、よく誠しやかに言われてますけどね。
だとすると、この先どんどん1年間の体感速度が速くなるってことですよね。なのでね、どんどんどんどん1年間はあっという間に過ぎるようになるっていうことですよね。
まあ、こういう話してるとね、なんか年取るのは嫌だねみたいな話になりがちですけど、どうですかね。私は実はそんなに年取るの嫌だなと思ってなくて、今のところですけど、今のところ年齢重ねるほど楽に生きられるようになっているので、それは何でしょうね、知恵がつくという意味でもね、経験値が上がるという意味でも、
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いろんなものを楽に諦められるようになるという意味でもね、非常に私は年齢重ねるほど楽に生きられるようになってきてるなと思うし、会社経営なんかって考えると、本当に女性の場合にはね、本当はそうあっちゃいけないんでしょうけど、年取ったほうが楽ですよね。やっぱりいろいろと何かとね。
だからそういう意味でも、現時点まではね、今の年齢が一番楽だなって、今までの人生の中で思うんですけどね。これがわかんないですよ。もっと年重ねて、体にもっとガタガタが来たりとかね、思うように動かなくなったりしたら、それはまだ別なんでしょうけど、現状のところはね、年齢重ねるほど楽に生きられるようになっているなとは感じるんですよ。
なんですけど、結構なんか世間的には、一般的に女性は、特に女性は若ければ若いほうがいいと自分でも思っていて、年齢重ねた女性はすべからく若くなりたい、若い頃に戻りたいと思っているみたいな、いうふうに言われがちというか、そういうものという、そういう前提で語られがちじゃないですか。
それがすごい不思議で、私だけが変わった考え方ではなくて、私のパーソナルスタイリングを受けてくださる方の申し込まれるときのご要望とかにも、全然若く見せたいっていう要望って実は全然ないんですよ。
なんかね、なぜか女性って若くいたいって考えるものみたいなふうに扱われることが多いんですけど、女性のお客様からのご要望、年齢関係のね、年齢に関する見せ方、関連のファッションのご希望で言うと、ぶっちぎりナンバーワンは、今の自分の年齢にふさわしい格好がしたい。それを教えてほしい。
今の私が一番素敵に見える、今の私ならではの格好がしたいっていうものなんですよ。だからそういう意味では、ファッションを考えるときに、女性が男性に比較して年齢のことも考慮に入れなきゃいけないっていう何かプレッサーみたいなものは確かにあるなとは感じるんですけど、それが若く見せなきゃという方向に働いているというよりは、どちらかというと、若く見せようとしていると思われたくない。
若作りしてるって思われたくないっていうニーズの方が強いなって感じるんですよね。
男性も、今の年齢にふさわしい格好がしたいっていうご要望はありますけど、どっちかというとニュアンスが違って、職績とか役職が上がっていったことも踏まえて、今の自分に、今のポジションとか立場的なものにふさわしい格好がしたいっていうニュアンスでおっしゃる方が多いので、
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やっぱりちょっと女性の言ってるニュアンスと言葉は似てるんですけど、ちょっと中身が違うかなっていう気はするんですよね。男性の方がやっぱりファッションを考えるときに年齢のことを一緒に考えなきゃいけないっていうプレッシャーみたいなものは、ちょっと男性の方が少ないのかなっていう印象はあるんですよね。
でもそれもこれも、なんか世の中的に女性って若く見せたいって思ってるもんでしょ?みたいな空気が蔓延してるからこそ、女性もそういうプレッシャーを感じて、私全然そんな若く見せたいと思ってませんみたいな、そういう風にブンブン否定しなきゃいけないっていう空気になっちゃってるんじゃないかなっていう気がするんですよね。
長らくファッション業界とかファッション雑誌とかの提案も結構、何歳若く見える若見せみたいな提案が結構多かったと思うんですよね。確かにね、私の最高にしっくり似合う服選びっていう書籍でもね、実はパーソナルカラー診断のページで若見せがかなうみたいなそういう文言を入れられちゃったんですよね。この方がわかりやすいでしょって言っちゃったんで入れられちゃったんですけど、
その辺もね、あるんですけどね、どうだったのかなっていうのは正直あるんですけど、本当にみんな若く見せたいかっていうと、実はそうじゃないんじゃないかなっていう気がすごくしているんですよ。実際に実年齢より老けて見えるのはもちろん嫌な人が多いでしょうけど、そんなに実年齢より若く見せたいか?若く見せたいって、もしみんながみんな思っているようであれば、みんな生きれば生きるほど辛いってことになりますよね。
若い頃はみんな一番と思っているんだったら、生きるほど辛くなるってことなので、それはないかなというか、そうなっちゃいけないかなっていう気がするんですよね。
心理学の中でも、例えばですね、発達心理学とかの分野では、そういう意味でちゃんと心理的にも年を取ることっていうことが大事だよっていう風にされていて、そういう理論が結構多いんですよね。
その年、その年齢、その年齢相応に何か克服すべき心理的な課題があって、例えば成人になった頃には人と人との結びつき、愛情を感じるような結びつきをしっかりと作っていけるような経験をするといいよとか、
あとは、もう少し年齢が重ねていった時には、中年ぐらいになってきた時には、子供がいるかいないかに関わらず、次の世代に何かを教えていくような、そんな経験をしていくといいよと。
そうすると、今の自分をしっかり確立して年を取ることを恐れず、心理的に安定して進んでいけるよっていうような理論って結構あるんですよね。
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やっぱりそういう意味でも、今の年齢でやるべきこと、今の自分の年齢に向き合うっていうことがやっぱり心理的にも大事なんだと思うんですよ。
最近はそういう意味では、世間というか考え方も少しずつ変わってきていて、例えば白髪をそのままにして、それをグレーヘアーなんて呼んだりして、それが流行したりとかね。
あとはどうでしょうね、ハリウッドスターたちがあんまり無理に整形とかを繰り返してシワやシミを隠すんじゃなくて、そういった自分の顔を愛するみたいな発信をしたりして、それが取り上げられたりとか。
徐々に時代がアンチエイジングじゃなくて、ウェルエイジングっていうのかな。いいように、いい感じで年を重ねていこうみたいな方向に変わってきてはいるのかなとは思うんですけど、
やっぱりその方向の方が心理的にも安定していくのかなというところではあるんですよね。
まあとはいえね、人間やっぱり究極的には華麗への恐怖って死ぬことへの恐怖だと思うので、それはやっぱり根底には絶対あると思いますし、なかなか拭い切れないものはあると思うんですよね。
だからそれとうまく付き合って、華麗と恐怖もありつつもうまく付き合って、やっぱりオシャレの面では今しかできないファッションを楽しめる、楽しむっていうことがすごい大事なんじゃないかなと思って、それをずっと伝えていきたいなというふうに私的には考えているんですよね。
なので実は来年の1月の私がやっているオンラインサロンの服装心理学のテーマにも、実はこれからのエイジングとファッションというふうに題して、メールレッスンとかライブ講義とかをお届けしていこうかなと思ってるんですよね。
なのでそういう心理学的に華麗することへの付き合い方をどういうふうに語られてきたのか、どういう理論があるのかといったことですとか、あとはファッションとエイジングについてどんなふうに付き合っていったら心地よいオシャレが楽しめるのかみたいなことも語っていきたいなと思っています。
この辺の年齢を重ねることとかそれに対してどう思うかって結構個人差もやっぱりあると思うので、そういう意味ではサロンのみんなと華麗への考え方についてもいろいろ語り合っていくのもすごく楽しみに個人的にしているテーマではあります。
そういう意見を交換できるコミュニティに所属するということも年齢を重ねていく上ではすごく大事なことと言われていますので、それも味わっていただきつつ来月のテーマを楽しんでいただきたいと思っています。
はい、ちょうど年末年始結構皆さんは時間あると思うので、年明けてからのご入会もお得なんですけど、12月中のご入会であれば今月の総会動画もね、動画も見られますので、ぜひよろしければ今月中にご入会いただければと思います。番組概要欄にリンク貼っておきますのでぜひご覧になってみてください。それではまた。
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