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2022-01-19 12:00

398.おたより「真剣に仕事に向き合って欲しい、という経営者の悩みをわかってもらうには?」 from Radiotalk

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前回からの続きです。経営側にいるリスナーさんの、「賃金を上げたいなら従業員には仕事に真剣に向き合って欲しい」というお悩み。この悩みはどうしたら解決されるでしょうか?

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#ひとり語り #心理学 #ファッション #服 #おしゃれ #スタイリスト #パーソナルスタイリスト #カウンセラー #イメコン
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はい、ということで始まりました、おしゃれの呪いを解くラジオ、本日で398回目の配信でございます。この番組では、あなたに巻きつくファッションへの思い込み、イコールおしゃれの呪いをバサバサと解いていきます。
服装心理学をベースに、おしゃれを持って楽しみ、自分を変えるコツをお届けしています。お相手はパーソナルスタリストで、公認心理師の久野梨沙です。本日もよろしくお願いします。
さあ今日はね、第396回、前々回から続く連続ものでございまして、厳密には直接的に続いているのは前回からなんですけど、第396回、前々回で配信した内容へのリアクションのメッセージを前回取り上げまして、それに対してのお返事が前後編に当たっているという感じの多重構造になっておりますので、
もし最近聞いてなかったとか、今日初めての方はよろしければ、第396回、前々回から聞いていただけるとよりわかりやすいかなと思いますので、どうぞよろしければお願いいたします。
今日お話しする内容は、前回も今回もどっちかというとファッションの話というよりは、ファッションの話から広がっていって、仕事論とか経営論とかの話にはなってはいているんですけれども、ちょっと今日関係するところだけいただいたメッセージを抜粋して読ませていただきたいと思います。
前回から続けておきの方は改めてになりますが、ご了承ください。ラジオネーム、よもぎもちさんからいただいたメッセージでして、よもぎもちさんは、夫さんが中小企業の代表を務めていらっしゃる経営者側、雇用側の人間だという流れから、評価から給与が決まる正社員もいれば、時給で雇用しているパートアルバイト職の方たちもいますが、例年の賃上げには頭を悩ませていますと。
賃金は上がってほしい、でも働きたくないという人が増えている気がします。もう時代はアップデートしているので、昔のように身をこにして働く時代ではないと思っていますが、賃金が上がるためには、自分自身がその仕事に対して真剣に向き合って考えたり行動したり、そういった結果、お給与ってついてくるものではないかなと考えています。
そういった考えで、どうしたら向き合ってもらえるのでしょうかということで、このどうしたら向き合ってもらえるのでしょうかという質問に、前回回答するまでに至らなかったので、今日はその回答編ということで、ちょっとお話をしていきたいと思います。
私も前回の配信では、消費者サイドからのお話をしたんですけど、私も会社経営で、今年15年目、パーソナルスタイルズになってから16年目なんですけど、1年間個人事業主であって、2年目に会社設立しまして、株式会社4スタイルを設立しまして、
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その後、設立した一般社団法人日本副創始人学協会、こちらも何年目だよな、8年目ぐらいになるのか。なので、2つの団体を経営っていうのかな、社団法人はしているので、気持ちはすごく分かります。
株式会社の方は、経営15年目っていうことで、山本義文おじさんのお父さんからすると、もしかしたら経営歴が浅い弱輩者かもしれませんが、一応世間では会社経営って10年超えれば1人前と言われるようですし、創業もしておりますので、その辺はちょっとお目こぼしいただいて、私なりの考えをお伝えできればと思います。
これはね、答えいろいろあると思うので、私が自分でも同じようなことを悩んでいたので、山本義文さんがおっしゃっていることと同じようなことですごく悩んだ時期があったんですけど、今は一応解決されているというか、気持ちの整理ができているって感じ。
自分の納得できる落とし所ができたっていう感じかな。なので、その落とし所のお話ができればいいかなと思っています。私もそうなんですけど、マスターや創業するような人なんていうのは仕事狂いですよ。全員同じ扱いにして申し訳ないけど、私だけかもしれないけど、ワーカホリックですよ。本当に仕事大好きなんですよね。
なんですけど、やっぱりね、同じような感覚、気持ち、同じレベルで仕事を愛して仕事に向き合ってくれることを自分以外に求めるのは無理だなって結構早々に思いました。諦めたっていう方が正しいかもしれないね。
でも諦めるって語源は明らかにするってことですから悪いことじゃないですよね。やっぱりね、経営においても何度もこのラジオで言ってますけど、やっぱり人の気持ちは変えられないんですよ。経営者になったとて。なので、その経営者は仕事が本当に全てだったりして一生懸命向き合えるけど、割れてる側はそうじゃないですよね。
でもそこでちょっと私は考えたんですよね。仕事で本当にその仕事に対して、例えば絵文字さんの言葉を借りると、その仕事に対して真剣に向き合って考えることが大事なのかって思うんですよ。経営者がお金を払って、いわば買っているのはその従業員の労働力とスキルであって心ではないはずなんですよね。
なので極端な話、真剣に向き合って考えてくれなくても、真剣に向き合って考えた結果、経営者が期待するような行動をとってくれればいいわけですよ。極端な話ですよ。真剣に向き合って考えた仕事っぷりと、真剣に向き合ってない人の仕事っぷりが同じ仕事っぷりだったとして、私たちはその人が真剣に向き合っているかどうか、見抜けますかという話なんですよね。
まあ、見抜けないですよ。心の中は見えないですからね。だから真剣に向き合って考えた結果、こういうアウトプットが出るよねっていうアウトプットを出してくれればいいですよっていうことにするしかないんだと思うんですよ。
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で、そう思ってから、例えばうちのスタイリストとかにもね、お客様が大好きだと思ってしてしなさいみたいな、そういう感情論は言わないようになりました。実際に大好きだと思ってくれなくても結構ですってことなんですよ。極端な話。それにもお客様が大好きと思うときに出る行動をとってほしいんですよね。
例えば、なんだろうな、目を向いて話すとか、あの、笑顔で話すとか、そういうことだと思うんですけど、それをやってほしいって言ってます。なんで正直心の中はどうでもいいと思ってます。私のことが憎くてしょうがないって思ってても、それを出さなきゃいいっていうかな。そうじゃないお客さんの仕事をめんどくさいと思ってもいいですよ。人間だからそう思うときもあるでしょう。
でもそれを出さなきゃいいというか、そのお客様のことが大事だな、お客様のために役立ちたいなと思ったときに出るような普通って私が思うような行動をしてくれればいい。だからそこを注意します。あなたこういう失敗してお客様のことを大好きだと思ってないからこういう風になるのよとは言わないです。
こういう行動をとってしまうとお客様は大事にされていないように感じてしまうものだから、例えば笑顔でご挨拶をしないとお客様は自分との時間を楽しく感じてないと感じさせたかもしれない。それはお客様にとって居心地の良いものではないので笑顔を作りましょう。楽しいと思って笑えとは言わないということですね。笑顔を作ればいいということなんですね。そういう指導方法をしています。心はどうでもいいと思ってます。
極端な言い方をすると心はお金では買えないんですよね。心の中はどうでもいいから出すべきアウトプットをしてほしい。
それはエモギモチさんが評価から給与が決まる正社員もいれば、時給で雇用しているパートアルバイトの方がもしかしたらそういうコントロールが難しいのかもしれないけれども、やっぱりパートアルバイトに関してはそもそも雇用するかどうかという選択肢が正社員よりも経営者側の選択肢が広いわけですから、評価というよりは雇用するかどうかで判断すればいいんじゃないかなと思うので、やはりスキル、行動、
行動で評価するしかないんだと思うんですよね。だからエモギモチさんが賃金は上がってほしいでも働きたくはないってこの人は思ってるんだろうなって社員さんがいるのかもしれないし、エモギモチさんとかエモギモチさんの夫さんがね、あとは真剣に向き合ってくれないなって思ってる社員さんがいるのかもしれないんですけど、
どういう行動から、心を読んでるわけではないと思うので、どういう行動からそう感じたのか、もしその行動がその仕事のアウトプットとしてスキルとして行動として経営者が求めているものでないのだとすれば、その行動、そのスキルを評価して給与設定するべきであって、
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それもアウトプットも出してないから何でもかんでも賃上げしろっていうことではやっぱりないと思うので、そこはやっぱり話が別なんじゃないかなって思うんですよね。でもそれを相手に伝えるときに、君は真剣に向き合ってないとか、本当に考えてるのかみたいな、真面目にやってるのかみたいなことを言っちゃうと伝わるもんも伝わらないと思うので、
気持ち論じゃなくて、こういうアウトプットが欲しい、こういうスキルが欲しいけれども、君はそれに達してない。だからこういう評価です。これしかないんじゃないかなって思うんですよね。なので、うちはスターリストを雇うときにはスキルチェックシートっていうのが具体的に細かく決められていて、こういう行動が取れたらスターリストランクがこういうふうに上がりますみたいなのを設定しています。
これは実は私が最後の会社員時代に勤めていたリーバイスでもかなり細かくスキルチェックシートっていうのがあって、それに沿って給与が決められていた。それが純国内企業に勤めていたときはそういうチェックシートがなかったんですけど、やっぱりそれはあった方がいいなって感じたので取り入れさせてもらったっていう経緯があるんですよね。
スキルチェックシート作るのも大変なんですよ。だけどやっぱり勤務態度とか、態度ならまだいいけど勤務の心得みたいなことをベースに従業員とケンケンガクガクやり合うよりもはるかにお互いに精神衛生上いいと思うんですよね。
だから、こういう話って経営者の間では何回でも出る話で、私も経営者仲間とか経営者のお客様とはよくこういう話になりますよ。やっぱり。だからこれっていう答えが出るわけではないと思うし。
私たちがお給料でいただいているのは、従業員の皆さんの行動と労働力とスキルであるというところで、そこに対して評価をしていく。お給料を払っていくっていうことしかないのかなって私は現時点ではそんな風に考えています。
はい、どうでしょうかね。私の考えをずらずらと話してみましたが、また感じたことがあったらお寄せいただけると嬉しいです。いつもありがとうございます。ということで、この番組ではまだまだ皆さんからのお悩みご質問お待ちしております。
いつもはファッションとか心理関係のお話が多いんですが、こんな風に幅広く取りやすかったりますので、何でも話してほしいことなんかもメッセージいただけると嬉しいです。番組概要欄にリンク貼り付けてあります。マシュマロというサービスからぜひお気軽にお寄せください。そしてこの番組の更新情報は各ポッドキャストサービスで登録すると受け取ることができます。ぜひ登録お願いします。
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