00:00
はい、ということで始まりました。おしゃれの呪いを解くラジオ。本日で545回目の配信でございます。この番組では、あなたに巻きつくファッションへの思い込み、イコールおしゃれの呪いをわざと解いていきます。
服装心理学をベースにおしゃれを持って楽しみ、自分を変えるコツをお届けしています。お相手はパーソナルスタイリストで公認審理士の久野梨彩です。本日もよろしくお願いいたします。
さあ突然ですが、皆さん毎朝の準備なんですけど、服を先に着替えてからメイク、ヘアセットされますか?それともメイクをしてから服を着替えますか?
これ意外とあの皆さん決まってると思うんですよ。決まってると思うんですけど、他の人がどうしてるかってあんまり聞いたことないんじゃないかなって思うんですよ。
なんでこんなこと言ったかっていうと、私がやってるファッションオンラインサロンの服装心理ラボの中には、会員さん限定のチャットがあるんですけど、ある会員さんが問題提起をしてくれて、皆さん毎朝服を着替えてからメイクしますか?メイクしてから服を着替えますか?っていう話を話題を出してくれて、
バーッと皆さん回答が来たんですけど、結構ね半々だったんですよね。私自身は服を着てからメイクをする方で、なんとなく私自身ですらね、なんかそれが普通なんじゃないかなって思ってた節があったんです。
というのも、ファッション雑誌とか雑誌にかけらず広告なんかもそうですけれども、そういう撮影現場って通常は服を着てからメイクをするんです。特にボトムはね、スカートなんかで、メイク中座ってるとシワがついちゃうなんていうものは、後から着替える。だからボトムだけは私服っていうケースも結構あるんですけど、基本的にほら、かぶりの衣装なんかだとね、メイクしてからだとメイクも崩れちゃうんで、
メイクも服についちゃうし、ヘアも崩れちゃうしっていうことで、基本的には先にトップスだけは少なくとも着ておいてから、そこにケープなんかをかけて、メイク中の粉とかが落ちて汚れたりしないようにカバーしつつもメイクをするっていう服からメイクっていう順番がほとんどなんですよ。
なので、私自身も何も疑問に思わず、自分のプライベートでも服を先に着てからメイクをするっていう順番にしてたんですよ。でもこれがね、結構半々だったんですね。で、皆さんどうですかね。それぞれの方の、まあ、なぜその理由かっていうのを改めて考えてみて、その理由をね、あの書いてもらった中で言うと、服を先に着替えてメイクっていう人は、私が今言ったように撮影現場のね、お話でしたように、そのメイクを服を着替えることで崩したくないとか、
まあ服にね、被った時にメイクをつけたくないからっていう方もいれば、服を先に決めてから、その服に合わせて使うコスメを選ぶ。色とかね、どれぐらいつけるかとかを決めるので、まずは服から決めるっていう意見が大半でした。
03:10
一方で、メイクを先にしてから服を着替えるっていう人も同じぐらいいらっしゃって、そういう方はメイク中座ってるからやっぱり服にシワをつけたくないとか、あとはメイク中に逆にそのお粉とかね、顔にはたいてるお粉とか、手についた何かとかを服につけてしまいそうで、メイクで服を汚しそうだから嫌だとか。
あとは、このコスメが使いたいから、まずそれでメイクをしておいて、それに合わせて服を考えたいからとか、顔がちゃんと出来上がってないと、服を着たところでその服のコーディネートが良いかどうか判別がつかない、判断ができないから顔をまず作るなんていう意見もね、結構ありました。
これはどっちもどっちで、どっちも理にかなってるんですよね。だからどっちがメイクあるいは服のコーディネートが上手くなるっていうものでもないなとは思うんですけども、でもこの順番って皆さんなんとなく女性は決まっちゃってると思うんですよね。
だからある種、この順番を入れ替えるだけでも、チャットの方でもね、結構ノートレになりそうなんていう意見もありましたけど、ノートレはもちろんなんですけど、コーディネート、服のコーディネートとかメイクの仕方のまんねりの解消にもなるんじゃないかなっていうふうに私思ったんですよね。
なぜかというと、やっぱり先に決めた方に合わせて後からする方が振り回されるっていうことは絶対あるわけですよ。だから先に服を選ぶ人っていうのは、どうしても服に合わせた範囲内でのメイクしかしなくなっていくわけですよね。
そうすると、全体のトータルコーディネートの主導権はどうしても服にあって、服ありきのメイクしかできないってなると、やっぱりメイクができる幅、使うコスメの幅なんかも限られてきちゃうと思うんですよね。
逆にメイクが先の人は、使いたいコスメっていうのがあって、それ主導での、それありきの服決め、コーディネート決めってことになりますから、やっぱり選べる服の範囲もどうしても狭まってくるでしょうし、ある種華やかな色のコスメとか目立つメイクが好きな方は、どうしてもそれに合わせて服まで華やかにすると、かなりトータルコーディネートがうるさくなりますから、
多分おそらくその華やかなメイクに合わせて差し引いた抑え目のファッションコーディネートになりがちだと思うんですよね。
自分がやりがちなメイク、選びがちなコスメによって、服もある程度決まった枠組みになってしまうということが起こると思うんですよね。
これ単純に順番を入れ替えるだけで、全く違った論理でコーディネートを決めていくことになるので、ある種、自分で新しいことに挑戦しようと意気込まなくても、順番を変えるだけで自然に新しいことに挑戦せざるを得なくなるという状況が作れると思うんですよね。
06:14
だから、なんかちょっとね、せっかく買ったのに着れてない服があるとか、せっかく買ったのに使えてないコスメがあるけどなんでだろうって思っている方は、単純に朝、服、メイクっていう順番、自分の決まった順番を逆にするだけで、意外とその辺にブレイクスルーが見つかることも結構あるんじゃないかと思いますので、ぜひ試してみるといいんじゃないかと思います。
こういう風に、服とかメイクって毎日のことなので、結構決まった枠組みができてきちゃうんですよね。
単純にやる順番を変えるみたいな、非常に簡単なアプローチでも、いろんな自分の癖とか、こだわりとか、思い込みみたいに気づくヒントになったりするので、
習慣の順番をちょっと変えてみる。着替えが先かメイクが先かっていうことに限らず、自分が日頃やっている習慣の順番を変えてみるっていうだけでも、いろんな気づきがあるんじゃないかと思いますので、ぜひやってみていただきたいなというふうに思うんですよね。
ちなみに、パーソナルカラーってあるんですよね。ご存知の方も多いと思うんですけれども、自分の色素に似合う色を選ぶシステムのことですけれども、パーソナルカラー診断をやったことがある人に関しては、似合わない色の服は着ないようにしているっていう方も多いと思うんですけれども、逆に女性の場合には、似合わない色をたとえ着としても、ある程度メイクでカバーできちゃったりもするんですね。
なので、パーソナルカラーを知っていて、かつ自分のパーソナルカラーではない、似合わない色の服を着てみたいと思っていらっしゃる方は、ぜひ先に服を着てみてから、そこから顔の色をメイクでカバーするようなイメージでメイクを行っていく。
似合わない色の服を着てみてから、そこから顔の色をメイクでカバーするようなイメージでメイクを行っていく。
似合わない色の服を着てみてから、そこから顔の色をメイクでカバーするようなイメージでメイクを行っていく。
09:04
ぜひぜひチャレンジしてみていただければと思います。
でも、こういう習慣になっていることって、そもそもこれが変えられる習慣だということに、単に自分の習慣にしか過ぎなくて、このやり方は変えられるんだということに、意外と自分一人では気づけなかったりしますよね。
習慣にしてしまっていることが、遠回りかもしれないけど、自分の悩みの原因を作っていたり、あるいは自分の悩みの解決につながることだったりするっていうのも結構あるんですよね。
習慣を変えることって、新しく何かを買わなきゃいけないとか、何かを特別に長い時間かけて学ばなきゃいけないとか、そういったハードルの高いことでは意外とない。
それこそ洋服を先に着替えるか、メイクを先にするかなんて、何のお金もかからずに、明日からやろうと思えばすぐできることですよね。
でもそういうことって、やってみたらいいと思うんですよね。何にも損はないので、新しい自分を見つけるために、特別な悩みがなくてもやってみたら、何か新しい風が吹いて、また気づきがあるかもしれないので、
そういうことって、意外と自分の身の回りに、この服が先かメイクが先かに限らず、たくさん落ちているんじゃないかなと思いますので、
ぜひ気づいたことがあれば、YouTubeでご覧の方はコメント欄に、そしてラジオトークでお聞くの方、ポッドキャストでお聞きの方はマシュマロなどでご感想など送っていただけると嬉しいです。
こういう習慣になっていることとか、小さなことを他の方と共有できるのが、ラボのチャットのすごいいいところだなと改めて思いました。
そんな日頃ちょっとした悩み、わざわざどこかのサービス、イメコン診断とかに申し込んで相談するまでもないし、
ツイッターでつぶやいてもな、なんていうことも、コマコマ相談したり、どう思ってますかという意見を聞けるのが、服装心理ラボの会員チャットのいいところでもありますので、
気になる方は、ぜひ番組概要欄から、服装心理ラボのサイトを覗いてみていただけると嬉しいです。
ということで、また次回の配信でお会いしましょう。バイバイ。