00:00
では、今日は久々にマシュマロにお寄せいただいた質問に回答していきたいと思います。
しばらく回答できていなかったので、またどんどんお回答していきたいと思います。
ひさのさん、こんにちは。32歳、会社員のあんみつと申します。
今日お伺いしたい内容は、「30代、黒髪ショートで女性らしさを表現できる服」です。
私は、入籍後にウェディングフォトを撮影し終えた後、髪を30センチほど切りました。
以前からショートに挑戦したかったことと、本業に加え服業を始め忙しくなったことが主なきっかけでした。
朝のスタイリングも楽になりましたし、夫や周囲からも好評で、
ショートにしたことは私の人生を少しばかり変えてくれるきっかけにもなった気がしています。
しかし、今までずっとミディアムからロングだったため、ショートに似合う服がいまいちわからないのです。
カジュアルな服を着ると少年のように見えてしまったり、
フィミニンな服を着ると32歳の自分には似合わない気がしてチグハグに思えてしまいます。
せめて髪を明るくできれば選択肢が広がりそうなんですが、本業の関係で髪を明るくすることはできません。
ショートにしたからこそ、ある程度ファッションで女性らしさも演出したいと思っています。
何かコツはありますでしょうか?
長々と失礼しました。これからも配信楽しみにしております。
ということで、あんみつさんありがとうございます。
髪型を変えるって人生変わるぐらいのインパクトが本当にありますよね。
似合う服も変わるんですよね。
大事なことは似合う服が減るんじゃなくて変わる。
これは年を重ねたことによる外見の変化についてお話した時にも言ったことがあると思うんですけども、
やっぱり外見が変わると似合う服って変わるんですね。
今まで着てた服はもしかしたら似合わなくなっちゃうかもしれない。
今まで着てた服のジャンルに固執していると似合う服が減ったように感じてしまうんだけど、
決してそうではなくて違う服が新たに着られるようになっているはずなんですよね。
そういう意味では今まで着れなかった服を違う印象で着られるっていう意味でも
まさに新たなオシャレ人生の始まりとも言えると思うので、
ここはぜひ楽しんでほしいんですよね。
なので、回答としてはガチな回答になるので、かなり詳しくお話したいので、
ちょっと早口になっちゃうかもしれませんが、ぜひついてきてください。
それではスタートです。
はい、ということで始まります。
オシャレの呪いとくラジオ、本日で626回目の配信でございます。
この番組ではあなたに巻きつくファッションへの思い込みイコールオシャレの呪いをバーサーは届いていきます。
服装心理学をベースにオシャレをもって楽しみ、自分を変えるコツをお届けしています。
お相手はパーソナルスタイリフトで、婚姻審議士の久野梨彩です。
本日もそして今週もよろしくお願いいたします。
さあ私にも4月ということで生活スタイルの変化が訪れておりましてね、
03:04
ちょっとねこれからはこれまではだいたい9時配信できたんですけど夜のね、
ちょっと今後はね10時とか11時ぐらいまでの間の配信になりそうだなというところで、
結構ねあの翌日の朝の通勤の時に聞いてくださっている方も多いみたいなので、
そんな方にはねこれまでと変わらず聞いていただけると思うんですけどもね、
夜更新直後に聞いてくださっている方はちょっとね1時間ぐらいタイミング遅れるかと思いますが、
ご容赦いただければと思います。ぜひ引き続きお付き合いください。
ということで今日の回答ですよ。ちょっとバシバシいきますね。
これってね洋服でいうと私がよく言っている調和と対比の理論で説明がつくので、
その説明をしたいと思うんですけども、まずそのショートヘアっていうのはスポーティーとか少年ぽいボーイッシュっていう印象が出ますよね。
それに対してカジュアルな服、スポーティーな服っていうのは同じくスポーティーとかボーイッシュっていう印象を与える洋服なので、
調和するんですよ。なのでものすごくまとまりは出るんですが、
調和することっていいことばかりではなくて時に良くないことも起こり得る。
どういうことかというと調和っていうのはまとまりは出るんですけども、そのものが持っている印象が強調されてしまうんです。
だからあまり強調されすぎたくない時には調和しすぎない方がいいわけです。
今回の場合にはそんなにボーイッシュにはなりたくないわけじゃないですか。
なのにボーイッシュになりすぎちゃうっていうのがその良い例なわけですね。
じゃあフェミニンな洋服とショートヘアは?っていうとこれは対比になりますよね。
ボーイッシュな髪型に対してフェミニンなお洋服ということで真逆の要素を組み合わせている。
これはうまくいくと面白みが出るんですが工夫しないと単に合っていない、不調和になります。
質問者さんがおっしゃっている、あんみつさんがおっしゃっているチグハグな印象っていうのはこの対比から来ているわけです。
じゃあどうするかっていうと思いっきりボーイッシュにもなりたくないわけですから一部分だけ違う要素を取り入れる。
これがいわゆる外しって言われるものですねファッションにおいては。
外しっていうのはあくまで外しているものは全体よりも面積比として小さくしなきゃいけないです。
なので洋服がフェミニンで髪型がショート、ボーイッシュってなっちゃうと結構大きな対比が生まれてしまうんですね。
なので全体としては調和させつつ一部分だけ外す。
つまり全体としてはボーイッシュもしくはマニッシュ、メンズライクにまとめておきつつ一部分だけ女性っぽさを入れる。
これが外し、成功する外しになるわけです。
なのでポイントで女性らしさを入れていくってことになるわけですが、
06:02
じゃあポイントでやるってどうやってっていうところが今度実現にあたっては難しく感じるわけですよ。
ここで外すときのポイントこれ覚えてほしいんですけど、
洋服を構成する三つの要素のうち一つを外すって覚えていただくと成功しやすいです。
もちろんこれ以外の方法もたくさんありますがこの方法が一番覚えやすくて成功しやすいです。
じゃあこの三つの要素って何っていうと洋服を構成しているのは色と形と質感です。
なのでこの色、形、質感のうち一個だけ女性らしくして残り二つはボーイッシュにする。
これが成功の秘訣になります。
ちょっと一個ずつ具体例を挙げていきますね。
例えば色だけ色で外しましょう。つまり色だけ女性らしくしましょう。
例えばデザインとしてはボーイッシュなスポーティーな服、
例えばラブランスリーブのTシャツにパンツなんだけれども、
全体の色の中で目立つ部分にピンクとか赤といった女性らしさを深く感じさせるような色を使う。
もしくは全体的にパステルカラーなどの淡い色にする。
これを色彩品学を活用しているんですけれども、
ピンクとか赤といった色は女性らしさを感じさせますし、
色であったとしても淡い色は女性らしい印象を出すことができますので、
この辺を活用する。
その分デザインまでフリフリのスカートとかリボンのついたブラウスにしてしまうと、
今度は髪型と合わなくなっちゃう。不調和になってしまうので、
あくまでデザインはスポーティーに、質感もコットンを中心とするみたいな感じで、
カジュアルに仕上げていくわけです。
今度は形で外すとどうなるかというと、
例えば肌見せ。
ちょっと肌をチラッと見せやすいと色っぽく見えますよね。
なのでTシャツにデニムなんだけど、
そのTシャツの襟ぐりがすごく深く開いているとか、
あとは今年流行しているちょっとお腹見せをするとか、肩見せをするとか、
あとはデニムの膝の部分が大きくダメージが入っているデニムを履いて肌見せするとか、
あとは全体的に体のラインを出すこともいいですよね。
なのでラグラースリーブで数字とかのロゴが入っているようなスポーティーな柄なんだけれども、
全体的に体にぴったり沿うようなタイトなカット装ワンピースを着るとかもそうです。
こんな風にして肌見せしたり、体のラインを見せる形を使いつつ、
でも色はネイビーと白みたいな爽やかな色を使ったりとか、赤と緑みたいにスポーティーな原色を使ったり、
素材もあくまでコットンでサラッとみたいな感じにするとうまい具合に外せます。
最後、質感である場合はどうするかというと、女性らしさを感じさせる質感はざっくり言うと、
透けるもの、薄いもの、揺れるものです。
ですので色とか形はカジュアルにしつつ、その素材の中に透けたり薄かったり揺れるようなものを入れると、
09:08
程よく女性らしさが入って外しになります。
こんな風に一部分だけを女性らしくするというバランスが今のあんみつさんのバランスにちょうどいいんじゃないかと思いますので、
ぜひこの色、形、質感、一個ずつやってみて、どれが一番自分にしっくりくるかなとか、
自分がやりやすいかなというのを、ちょうど今春物たくさん店頭に並んでいるシーズンですから、
店頭に行ってみて試着をしながら見てみるといいんじゃないでしょうか。
実はこのどこを外すといいかというのが、その似合う条件、自分に似合う服というのを知っていると、
これ成功確率はグッと上がるんですよ。
例えばパステルカラーが似合う色素を持っているのであれば確実に色で外す、
つまりパステルカラーを着て他をボーイッシュにした方が成功率が上がりますし、
透ける薄い揺れる質感がいくら女性らしさを演出するとはいえ、
この質感が似合わない方だとこれを持って外そうとしても、
今度は自分の外見に似合わないというところが邪魔をしてうまくいきづらくなったりするので、
これ似合うものの診断を受けると、より具体的に色、形、質感、
どこで女性らしさを出すのが一番しっくりくるかというのがより分かりやすくなってくるので、
もし余裕があればその辺も受けてみていただけるといいのかなと思います。
やっぱり似合う服を選ぶ、似合うものの診断って、
どういう服を着るかの指針になることは確実なんですけれども、間違いないんですけれども、
でもやっぱり私としてはね、出したいイメージを出すための近道を分かる、
知れるのが似合う服の診断だと思っているんですよ。
なのでその似合う服を着なきゃいけないということじゃなくて、
着たい服があったり、やりたいイメージがあったときに、
どういう方法を使ったら一番成功しやすいのかっていうのが分かるのが、
似合うものを知る、一番大きなメリットだと思っていて、
その辺を重視して伝えているので、
ぜひその辺をしっかり知りたいという場合には、
うちのオンラインサロンの服装診療法に入っていただけると、
その似合う服の診断も会員価格でちょっとお手頃に受けることができますし、
全員心理学を勉強しているスタイリストなので、
そこからその出したい印象をどう出していくべきかとか、
外見にどう調和していくかっていったことを、
今言ったようなことを、あんみつさんにより適した内容で、
より詳しく、具体的にお伝えすることができますので、
ぜひその辺もご検討いただければと思います。
ちょうど今、現職なので、月学生なので、
今入会していただけるととてもお得になっておりますので、
ぜひよろしければ検討いただけると嬉しいです。
ということで、この番組ではまだまだ皆さんからのご質問をお待ちしておりますので、
番組概要欄にありますマシュマロから、
服のことでも心理のことでも結構ですので、お気軽にお寄せください。
それではまた。