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はい、80回目の配信でございます。おしゃれの呪いを解くラジオでございます。
大丈夫?今さ、ハイの声大きすぎなかった?なんか、イヤホンで聞いてる方、耳ガーッと鳴らなかった?ごめんなさいね。なんか、私、あの、今日ずーっとデスクワークしてて、なんか、声出すボリュームが分かんなくなっちゃった。
いつも喋んなかったから。ごめんなさい。なんか、急にハイとかなっちゃったね。すいません。あの、耳痛くなっちゃった方、申し訳ありません。
聞こえます?この、スズムシの音。これ、スズムシだよね?スズムシの音。
あの、私のね、デスクのあるところがですね、あの、うちのサロンが、あの、結構ね、周りが緑があって、公園とかも、駅地下なんですけどね、公園とかもすぐ目の前になるのでね、で、駅地下なんだけど、すごい静かなんですよ。
なので、ね、こうやって、入ってるかな?音ね。なんか、スズムシの音がね、夜よくなるので、あの、夜ちょっと収録するとね、この音が入るんですが、まあ風流だなと思って聞いていただければと思います。
ということで、昨日から始まりましたお返事祭り、今日も引き続きやっていきたいと思います。今回もですね、マシュマロからいただいたお悩みに回答していきたいと思います。
さっそくお悩みを読みます。
久野さん、こんばんは。
こんばんは。
いつもラジオ楽しく拝聴しています。私のお悩みは、自分が望んでいるよりも目立ってしまうということです。
もともと濃いめの顔立ちで、眉毛もはっきりしているので、派手に見えやすい用事だと思います。
ファッションは好きなので、これまでパーソナルカラー診断などのイメコンを受けて、自分に似合う服装を勉強してきました。
イメコンに合わせた服は自分に似合っていると思いますし、ファッションとしてはとても好みです。
ですが、今年東京から田舎に引っ越してきたことをきっかけに、目立つ顔や目立つ服であることが急に苦しくなってきました。
私は全く知らない相手が私のことを知っていたり、職場でも悪目立ちしているような気がして、転職したばかりで、まだ全く仕事ができないのに居心地が悪いと思ったりします。
東京に住んでいた頃は、このように感じることはありませんでした。
華やかな服装は大好きなんですが、最近では着たいのに気が進まないという状況です。
こういった悩みも服装心理学に関係があるのでしょうか。
というお悩みに、今日は回答していきます。それではスタートです。
はい、ということで80回目の配信でございます。おしゃれの呪いを解くラジオでございます。
この番組ではあなたに巻きつくファッションへの思い込みイコールおしゃれの呪いをバサバサと解いていきます。
服装心理学をベースにおしゃれを持って楽しみ、自分を変えるコツをお届けしています。
お相手はパーソナルスタリストで、日本服装心理学協会代表理事の久野由里でございます。
今日もよろしくお願いいたします。
ということでね、口の回りも悪いよね。今日1日デスクワークやって。
もうね、この時期はね、お買い物どこ行って、それが終わったら商品撮影して、コーディネートブックっていうのを一人一人作るんですよ。
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買った商品の着回し方法とか、組めるコーディネートを全部組んで、アドバイスを書くブックを作るので、
ちょっとね、しばらくお買い物動向ばかりで、そのブックが溜まってたので、
今日1日こもってブック作ってたら案の定ね、人と喋れなかったから口が全然回らない。
もうごめんなさいね。早速ね、お悩み回答していきましょう。
えーとね、このお悩み、また多いんだわ。
多いです、こういうお悩み、質問者さん。
あのね、あなただけじゃないですよ、本当にね。
えーと、東京かどうか、関東かどうかに関わらずね、東京でも細かく言うとやっぱりエリアによって、なんとなく地域性ってあるんですよ。
地域によって馴染みやすい洋服っていうのがやっぱりあって、
例えばこの質問者さんがおっしゃってるように比較的華やかな服を着てしまうと、
着ても全然浮かない、自分の好きな服を好きなように着ても誰も何とも言わないんだけど浮かない。
みんなそういう格好をしているエリアもあれば、そうではないエリアもあると。
これでエリアに関わらず、職場もそうだと思うんですよね。
住んでる場所に関わらず、仕事、転職したらこれまで昔の会社に着ていた服を新しい会社に着ていくと、
なんかそういう格好をしている人が少ないから浮いてしまうように感じる。
これは自分が派手に感じるっていう方向での浮いてしまうパターンもあるし、
すごく自分が周りが華やかで自分がすごく地味に感じるみたいなものもあるし、
周りがカジュアルなのに自分が硬すぎるとかその逆とかいろんなパターンがあるんですけども、
やっぱりその環境が変わると当然そこにいる人たちの服装が変わるので、
それによって自分が浮いて見えるということは当然あるわけです。
例えば、これがなかなか実はイメコンとか我々スタイリストみたいな仕事をやっている人にとっては、
なかなかそれがピンとこないことがあって、
意外と雑誌スタイリスト一筋とかアパレル販売員一筋みたいな経歴しかない、
ファッション業界の経歴しかないと、そういうふうに環境がドラスティックに変わった経験がないので、
変わったことによってファッションの周りの雰囲気が全然変わっちゃうという経験がなかったりすると、
そういうことが分からないことがあるんですよね。
うちのスタイリストスクールの生徒さんでも、モニターさん連れてきてもらって、
マンツーマンでお買い物の動向を練習するという機会があったりするんですけど、
その時に自分はバリバリ働いているスタイリストの卵の生徒に、
連れてきたお客さんが微妙に自分の幼馴染で、すごい何でも知っていると思ったんだけど、
自分のエリアではちょっと郊外に住んでいて、かつ専業主婦の方だったんですよね。
その人に、友達だから何でも分かるだろうということでスタイリングの練習をしていったら、
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実は進める服、進める服、いやこれ派手だよ、こんなの着られないよ、みたいになっちゃったことがあって、
それぐらい気心知れな中だと思っていても、似合う服を進めても、
その人の生活環境に合うか合わないかということが理解できないと、
全然戸惑うような洋服を進めちゃったりするんですよね。
この辺はイメコンだけではなかなか解決できない悩みなんですよね。
多分この質問者さんがこれまで何ともなかった、問題が起こらなかったのは、
たまたまその自分の似合う服が自分のいる環境で浮かなかったからだけだと思うんですよ。
これ環境が変わっても問題にならないというか悩まない人もいるんです。
ここは性格。なので質問者さんがおっしゃってる通り、服装心理学に大いに関係があります。
周りに馴染んでいようがいまいが気にしない性格の人っていうのがいるわけですよ。
なのでそういう人にとっては別に環境が変わろうが何にしようが、周りと自分の雰囲気が違うが気にしないので問題にならないんですね。
質問者さんは多分本来周りとの調和も非常に気にする性格だったんです。
なんですがこれまでいる環境が自分が似合う服を着ていても調和できる環境だったから気づかなかったということだと思うんですね。
今回初めて自分が似合う服を着てしまうと周りの環境に調和しないという状況に陥ってしまったことで初めて
自分はこんなに周りの調和を気にするんだということに気づいたという段階だと思うんですよ。
これがずっと気づかなくて済む人もいるわけですよね。環境等に自分の似合う服が調和していれば気づかないわけなので。
これに気づいてしまった以上はやっぱり似合う服をそのまま着ていくという選択肢はなくなってしまうと思うんですよね。
だって質問者さん自体がそれが心地が悪いわけなので。
私がよくスタリッドスクールでも言うし、生徒にも言うし、企業研修のみだしなみ研修なんかでも言うことなんですけど
ファッションって言語と同じなんですよ。言葉と同じ。
共通言語なので地域が変われば方言みたいな形で言葉遣いって変わるじゃないですか。
同じようにファッションもその地域によって良しとされるファッションとか捉え方ってやっぱり変わっていっちゃうんですよね。
なので本来ね私はスタリストっていうのはファッションっていう言語の通訳者であるべきだと思っていて
似合う似合わないだけではなくその環境でどういう言語、言葉が使われているのかっていうことを調べるのと同じように
どういうファッションでいれば一番その方が環境から浮かないのかっていうことを考えるべきだと思うんですね。
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本来であればね、今イメコンはそこまでサービス内容じゃないのでね。
イメージコントロールっていうのが語源なので本来はそこまでねサービス内容だと思うんだけどなぁみたいな業界の問題言ってもしょうがないので質問者さんにはね。
なのでこれはもう心理の問題ですね。質問者さんがそういう性格だということです。
地域によってファッションの雰囲気が違うのはファッションは言語みたいなもんだのでっていうことでじゃあどうするかということなんですが
まずはその例えばね引っ越してその土地の方言をしゃべれないから自分が浮いているように感じたらなるべくその方言を真似しようとしたり
あのちょっとね取り入れてみたりしますよね。それと同じように皆さん質問者さんの周りの方がどんな服を着ているかその色どういう観点でね分析するかというと
何回も言ってますがどういう色を着ているのかどういうデザインを着ているのかどういう素材の服を着ているのかこれを分析してみてください。
これと自分の似合う服、イメコンを受けたのであれば自分の似合う素材とか形とか色が分かっているはずなのでの共通点を探してください。
その共通点はしっかりと味わっていく。例えば周りに意外とカラフルな色を着ている人はいるんだけどちょっと変わったデザインの色を着ている人がいないのであれば
そのデザイン面をちょっと周りに合わせていく。もしくはすごく自分がドレッシーな格好が好きなんだけど周りはカジュアル傾向なのであれば
似合う範囲内でできるだけちょっとカジュアル傾向に寄せていくといった服装をした方が質問者さんの場合には多分居心地よく感じるはず。
これまでは似合う服が好きで楽しいなと思っていたんだと思うんですけど、質問者さんにとってはやっぱり環境にも調和する服、自分の外見だけではなくて環境にも調和する服の方が楽しい性格、心地よく感じる性格だと思うので
それは似合う服を捨てるということではなくて、1か0か100かではないのでね。似合う服も取り入れつつその妥協点というか一致点を探るということもできますのでね。
ぜひそういうことをちょっと周りの服を見て服の雰囲気を調査して自分との似合う要素との一致点を探るみたいなことをやっていただければいいのかなと思います。
なかなか難しいので、できれば一度ご相談いただければ具体的に分析していけるとは思うんですけどね。
そういう私も含めたそういうことができるようなスタイリストに相談するというのが近道といえば近道、近道なんですけどもね。
自分でできないことはないのでぜひちょっと調整してみていただいてまた報告いただければと思います。
ということで今日はこのあたりでまた次回も怪盗祭りしていきます。おやすみなさい。