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2021-01-03 12:00

156.「似合う色」のせいで第一印象と実際のギャップが生まれる悲劇 from Radiotalk

似合う色を診断できる「パーソナルカラー」はよく知られるようになってきましたが、似合う色を着た結果、実際の自分とは違うキャラクターでみられるようになってしまった・・・というご相談も増えています。似合う色がキャラ違いを生んでしまう悲劇について語りました。

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新年3日目、3ヶ日で今日も終わりですね。明日からお仕事始めという方もいらっしゃるかもしれませんが、
新年っていうと結構、赤っていう色たくさん見たんじゃないですかね、ここ3日間。
例えばテレビのバラエティ番組の番組セットなんかでもお正月っぽくしようと思ったら絶対赤はどっかに使われてるはず。それも目指すところに使われていると思います。
登場するタレントさんの皆さんも、特に女性なんかはね、お着物着てたら結構な確率で赤が入っていると思いますしね。
あとはおせちを食べるときのお汁の漆も赤ですよね。あとはお年賀とかね、お飾りとかかなり赤が目立つ形で使われているものが非常に多いんじゃないかなと。
年賀状にもね、初日の出のイラストだったり、なんだかんだで赤がたくさん使われていると思うんですよ。
赤って非常におめでたい色、見る人にあ、めでたいなーっていう気持ちを呼び起こす色なんですよね。
と同時にエネルギーを感じさせる色でもあります。赤は火の色、炎の色なので、そこから連想して非常に強いエネルギーを感じさせる効果があるんですよね。
この色が持っている人に特定の何かイメージを思い起こさせる力、これを総称して色彩心理なんて言ったりします。
心理学分野の一分野ですけれども、私が大学時代に専門で研究してた分野でもあります。色彩心理ですね。
おめでたいっていうイメージとか、強いイメージだけじゃなくてね。
例えば赤で言うと、温かさも赤、感じますよね。赤い色からは。
色自体には温度はないにもかかわらず温かみを感じる。その逆に青い色を見ると冷たさを感じたりもする。
これもこの温度感を覚えさせるっていうのも、公式彩心理の一つでもあるわけです。
面白い話があるんですけど、飲み物の自動販売機あるじゃないですか。
この時期は温かい飲み物と冷たい飲み物が両方売ってますよね。
温かいって書いてある方は、だいたい赤い背景に白い文字で温かーいって書いてあったり、かーいって伸ばすふにゃって、温かーいって書いてあって。
冷たい方には青い背景に白い文字で冷たいなんて書いてあったりすると思うんですけど、
これね、背景色、逆にすると間違えて顔を俗出するんですよ。
つまり、温かい方を青色の背景にして、冷たい方を赤色の背景にする。
そうすると、冷たい方をホットドリンクだと思って買ってしまう人、そして温かい方を冷たい、コールドと思って買ってしまう人が俗出する。
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これぐらい色のイメージの方が言葉の意味よりも早く届く。
それぐらい色彩芯で言って、非常に人の物事の認知というかな、決断とかに非常に強い影響を及ぼすものなんですよね。
なので、それこそ今言ったような自動販売機の表示もそうですし、いろんな場所で活用されているのが色彩芯描く。
なんですが、なぜかね、アパレルではあんまり使われないんですよ。
この色が流行色だとかね、もちろん今年は暗い印象があったから光をイメージする黄色が流行色だ、みたいな話はするんですけども、
あんまりそれ以上突っ込んで、例えばこの人は今気持ちが落ち込んでいるからこの色を着た方がいい、みたいな提案って、
あんまりアパレルメーカーからはしないですし、ファッション雑誌でもあんまりないんですよね。
デザイン的な色使いの話とか、あとは外見的に似合う似合わないっていう話なんかはするんですけれども、色彩芯理はあんまり取り入れられてこなかった。
それはアパレル業界に心理学の領域の専門家があんまりこれまで入ってこなかったかなっていうことが一番大きいんじゃないかと思うんですけども、
だからこそ私がこう、啓蒙葛藤というかね、そうやってやらせていただいてるんですけど、
だからこう似合う色、その外見、見た目に調和するっていう意味での色の力ばかりが重視されて、
その心にどういう影響を及ぼすかっていう側面はあまり考えられてこなかった結果、
いろんなね、悲劇が実は結構起こっていて、
ここ最近ね、すごく私のところにもパーソナルスタイリングのお客様から相談が増えていることがあるので、
今日はちょっとそのあたりのお話をしてみたいと思います。
それではスタートです。
はい、ということで本日で156回目の配信でございます。
オシャレな呪いを解くラジオでございます。
この番組ではあなたに巻きつくファッションの思い込みイコールオシャレな呪いをバサバサと解いていきます。
服装心理学をベースにオシャレをもって楽しみ、自分を変えるコツをお届けしています。
お相手はパーソナルスタリストで、日本服装心理学協会代表理事の久野梨沙でございます。
今日はよろしくお願いいたします。
はい、どうでしょうかね。
そろそろね、通常モードに皆さん戻りつつある頃でしょうかということで、
まあちょっとどうでしょうね、緊急事態宣言も出るのか出ないのかみたいな感じですけれども、
そろそろまた会社に行ったりとかね、人に会う機会が増える方も多いんじゃないかということで、
今日は色のお話をちょっとしようかなと思ったんですけど、
似合う色ってよく聞くと思うんですけどね、
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似合う色ってどういう定義かっていうと、
人間一人一人肌色とか髪の色とか瞳の色とか、もともと生まれ持った色っていうのがあって、
みんな同じような、日本人は特にね、みんな同じような肌色に見えて、
実はちょっとピンクみが強い人とか黄みが強い人とか色黒の人、色白の人、微妙にみんな色が違うんですよね。
そういった自分が持っている色相に調和する色っていうのがあって、
相性がいいと顔色もよく見えるし、その着ている色、身に着ける色もよく見えるっていうことで、
非常におしゃれに見えたりとか健康的に見えたりとか若く見えたりとかする効果があるよと、
それを診断するロジックっていうのが、いわゆるパーソナルカラーって言われているもので、
似合う服を診断する基準の中では一番広く知られている診断なんじゃないかなというふうに思うんですけども、
このパーソナルカラーですね。
私が12月17日に出した書籍、最高にしっくり似合う服選びの中でも、このパーソナルカラーを診断できる項目っていうのはしっかり盛り込んでいます。
それぐらい服選びには非常に欠かせない診断ではもちろんあるわけなんですけども、
でもこのパーソナルカラー診断で分かるのは、あくまで自分の持っている色素と調和する色なんですよ。
でもそれとは別に色ってそれぞれ固有にイメージを持っていて、
この色を着ると気が強そうに見えるとか、この色を着ると優しそうに見えるとか、この色を着ると落ち着いた印象になるとか、
こういったことがある。これが色彩心理なんですね。
この色彩心理は全く考慮されていないのがパーソナルカラーなんです。
つまりその似合う色を着たからといって、それが自分の性格をうまく伝えることには色にはならないっていうことなんですよ。
これを意外と見落としがちなんですね。
あんまり人間って自分の性格を常に意識して生きてるわけじゃないじゃないですか。
自分の性格ほど自分では分からないものないですよね。
なので意外とそれを見落としがちで、まずは自分の外見に似合う色ということでパーソナルカラーを診断して、
それを着ていくうちに自分の本来のキャラじゃない役割を求められるようになっちゃったとか、
あとは第一印象の場面、一番分かりやすいのが婚活のシーンとか合コンとかだと思うんですけど、
そういうところで、全然自分は派手なタイプではないのに、
「〇〇さんは僕みたいな地味な人とはちょっとあれなんじゃないかな?」って言われることが多くなったとか、
なんかすごいお金がかかりそうって言われるとかね。
なんかそういう風に、なんで私そんなキャラじゃないのにそういう風に言われてしまうんだろうっていうことの原因が、
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着てた色にあった、目に付けた色にあったっていうことはすごくよくあります。
ビジネスシーンでも、例えば経営者の方とか企業する方とかフリーランスとか、
最近やっぱりSNSなんかが発達しているので、自分の顔写真を出す機会が増えていると思うんですけど、
やっぱり自分のビジネスであるべきイメージと違う色を多用したプロフィール写真っていうのは、
やっぱりあんまり良い効果は生まないんですよね。
なんですが、なかなかこの色彩心理ってうまく活用できてる人がいない。
商品パッケージとかにはすごく上手に使われてるんですよ。
なので皆さんが無意識にコンビニで手に取る飲み物なんかは、色彩心理がすごくうまく使われたりするんですね。
なんですがまだまだ人間に活用できてないんです。
その色彩心理が広く知られる前にパーソナルカラーの方が知られてしまったので、
似合う色を着た結果、キャラ違いになっちゃってすごくデメリットがあったっていう相談がすごく増えてるんですね。
正直、色素に似合わない色を着ることと、キャラ違いの色を着ること、デメリットはほぼ同じくらいあります。
なので、外見に似合ってればいいかっていうと全然そういう問題ではなくて、
シーンによって使い分けが大事なんですよ。
あとはパーソナルカラーで特定のタイプに診断されて、もちろんそのタイプによってどうしても演出しやすいイメージ、キャラクターっていうのもあるんですけど、
別イメージもちゃんと専門的な色彩心理の知識があれば演出することはできるんですよ。
つまり、似合う色と自分の表現したいキャラクターを両立させる方法っていうのもあるにはあるんです。
ただ、パーソナルカラーの勉強しかしていないとそれはできないっていうことになるので、
特に昨今、オンラインで対面する機会が増えてるじゃないですか。
正直オンラインだと、キャラ違いの色を着ているデメリットの方が大きいです。
顔色はあんまり見えなくなってしまうので、対面に比べると。
キャラ違いの色のデメリットの方が大きいので、
ぜひ2021年、皆さんにもっと色彩心理学を知っておいてもらいたいなと思うんですよ。
なので、今月の私のやっているファッションコミュニティー、
服装心理ラボの月テーマが、色彩心理学、ファッションに生かす色彩心理学ということで、
これをテーマにどう使っていくのか、どんな色彩心理があるのか、
これをメールレッスンと動画レッスンで教えていきますので、
ぜひ気になる方は服装心理学を入会してみてください。
今日の入会で火曜日の初回のメールレッスンに間に合いますので、
ぜひぜひ番組概要欄にあるURLから入ってみてください。
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