1. おしゃれの呪いを解くラジオ
  2. 230.おたより「『おしゃれ〜!..
2021-04-05 12:00

230.おたより「『おしゃれ〜!』と周りから言われるのが面倒くさい・・・」 from Radiotalk

リスナーさんのお悩みに回答!ファッション関係から別業界の仕事に移ったリスナーさん。今の職場で自分が好きなものを着ていると、同僚から「おしゃれー!」とリアクションされてしまい・・・。

お悩み全文はこちら https://marshmallow-qa.com/messages/90409ef6-24f5-4c32-8e93-83fc710131f1

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#ひとり語り #心理学 #ファッション #服 #おしゃれ #スタイリスト #パーソナルスタイリスト #カウンセラー #イメコン
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今日は、マシュマロからいただいたお悩みについて読んでいきたいと思います。
さっそく読みます。
はじめまして、ミナミと申します。
初回からすべて聞いております。
いつも楽しいお話ありがとうございます。
私は東京都在住、39歳の女性です。
昔はファッション関係の仕事をしていましたが、今は違う仕事をしています。
私が気になっていることは、
おしゃれ〜と言われることです。
かっこ、え?それが悩み?
服が大好きというよりは、発言でも装いでもなんでも、
自分の好きなものをちゃんと身につけていたいという気持ちが強く流行っているからというより、
本当にこれを着て心地が良いか、自分らしいかを考えることを大事にしています。
先日、タキシード調のジャケットをデニム、かっこダメージ、
メンズのゆるっとしたものにインして仕事に行ったところ、
おしゃれだ、おしゃれだと同僚が集まってきてしまい、非常に照れくさかったのです。
ジャケットは昔のエルメス、デニムはビンテージのインポート、靴はマルゼラの旅ブーツでした。
自分としては、着ていて心地よいものをさらりと着て働きたいだけなんですが、
正直、おしゃれな人と言われることがめんどくさいし、浮いてる?と不安になることもあります。
私も街を歩いていて、うわ〜おしゃれ〜と思って振り返る人がいます。
そういう人はコレミヨガ氏のおしゃれさではなく、本当にさりげなく素敵です。
私もそういうふうになりたいのですが、人からよく声をかけられるということは、
キワモノ?変わった服装の人と思われている?と不安になります。
答えにくい質問にもなっていないような雑談ですが、
久野さんのアドバイスやおしゃべりをお聞きできると嬉しいです。
ということで、ラジオネームみなみさん、ありがとうございます。
本日はこのことについてお話ししていきたいと思います。それではスタートです。
はい、ということで始まりました。月曜日でございますね。
おしゃれの呪いを解くラジオ、本日で230回目の配信でございます。
この番組では、あなたに巻きつくファッションへの思い込み、イコールおしゃれの呪いをバサバサと解いていきます。
服装心理学をベースにおしゃれをもっと楽しみ、自分を変えるコツをお届けしています。
お相手はパーソナルスタリストで、日本服装心理学協会代表理事の久野里でございます。
本日もよろしくお願いいたします。
ほぼ毎日更新を立てたこのラジオですが、久々にこの3月から忙しくてね、
もともと性格的にアウトプットの方が多くなるとダメなタイプなんですよ、実は。
結構インプットメインの方が心身ともに健やかに過ごせるタイプでして、
ここ数日でアウトプットの方が大きく比重が増しましてですね、
ちょっとバランスを崩すなとこのままいくとね、というふうに感じまして、
実質的に3日間くらいかな、近どん日かな、
ぐらいちょっとポッドキャストの更新をお休みさせていただいておりまして、
すいません、やめてません。やめてません。むしろやめたくないんですよ、ラジオをね。
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私ね、結構やりすぎて嫌になっちゃうってことが多いタイプなので、
若い頃はその辺の加減が分かんなかったんだけど、何回も言ってるけどさ、
弱いし重を超えるといいこともあるよ、本当に自分の乗りこなし方が分かってきて、
このまま爆走すると私、やるなってやめるなっていうのがね、
このポッドキャストに関しては気づきましてですね、
ちょっと3日間ほど更新をお休みして、
英気を養わせていただきましたが、
まあね、もう230回分もありますからね、
皆さんにおかれましては、そんなことも3日間更新が止まっていることも
気づかなかったっていう方も多いかもしれませんがね、
また今日から元気に更新していきたいと思いますので、
ぜひぜひ引き続き、ご愛聴のほどよろしくお願いいたします。
ということでですね、今日からまたご質問にも回答していきたいんですけれども、
みなみさん、まあね、これ分かるんですよね、
私もね、やっぱりオシャレって言われるのは、
例えば私もなんでしょうね、
本当にプライベートな集まりとか、
あとは起業したばっかりの時だとね、
その異業種交流会的なやつとかね、
さすがオシャレですね、みたいなこと言われたりして、
まあ褒められてるんでしょうけど、
ことさらに言われると照れくさい、
集まってくれちゃって照れくさいっていうのはありますよね、
それはすごくよく分かります。
私も結構自分の好きな服、心地いい服を、
個人としては着たいタイプなので、
ちょっと変わった格好なんかもする方なのでね、
分かるんですけどね、気持ちは。
ファッションに限らないんですけど、
突然大きな話になるんですけど、
人生っていうのは、
自分でね、自分の心地よさをいかにキープし、
ちょっとずつ上げていけるか、
そのレベル上げのゲームだと思ってるんですよ。
突然人生の話になりましたけど、
ここで幸せを追求するのが人生の目的だとか言っちゃうと、
ちょっとさ、大きい感じがしちゃうんですけど、
まあ心地よさ、いかに自分の心地よさをキープし、
そしてそれを少しずつ上げていけるかっていう、
これをゲーム感覚で取り組むべきもんだなって思ってて、
結局その、例えばね、
おしゃれって言われるのが照れくさいから、
言わないでほしいなと思ったところで、
人って変わんないんですよ。
心理学勉強しててね、最終的に行き着くのはここ。
人は変えられないっていうことなんですよね。
だから、心地よさ、人生の心地よさのレベル上げっていうのも、
周りを変えていこうとか、
周りに心地よくしてもらおうっていうことではなくて、
やっぱり自分がアクションする、
自分が考えて動く、
自分が変わることでしか、
自分の人生の心地よさって上がっていかないなっていうことを
常に思ってるんですよね。
もちろんファッションにおいても、
いかに自分が心地よいかがすごい大事だと思っているので、
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その心地よさの種類とか、
どうしたら心地よくなるかって、
個人差が大きいじゃないですか。
だから、私は私の心地よいファッションをしてるし、
それは私のパーソナルスタイリングのお客様一人一人、
心地よいファッションが違うと思ってるから、
ファッション性を上げることじゃなくって、
いかに心地よいファッションにしていけるかっていう、
お客様のレベル上げを手伝ってるっていう気持ちでやってるんですね。
ファッションって自分を心地よくするためのもんだよね。
人生って自分が心地よくなった方がいいよねっていう考えに基づいて、
今回の南さんのケースを考えてみると、
確かに自分らしい服を着ていること、
本当にこれを着て心地よいかどうか、
自分がこの服が心地よいかどうかを考えて着てるのは確かなんだけど、
でもその結果、ことさらに周りからおしゃれだって言われる面倒くささも
生じちゃってるわけですよね。
その辺を総合的に考えて、南さんがどう考えるかっていうことなんですよね。
例えば私、昔リーバイスの企画職として本部に勤めてたんですけどね。
それまでリーバイスってあんまり自分で買ったことがなくて、
正直マウジーとかそういうのを履いてたんですよ、私もともとね。
リーバイスを買ったらどうしようかなと思って転職するときに、
やっぱり1本ぐらい持っとかなきゃなと思って一応501は買ったんですけど、
1本しかないからどうしようかなと思って、
あんまり深く考えずにある日マウジーを履いてたんですよね、会社に。
そしたら結構みんなに集まってこられちゃって、それこそ。
やっぱり久野さんはマウジーみたいな、そっちケア履くんだみたいな感じですごい言われて、
なるほどね、こういう外の金も必要だよねみたいな感じで集まってこられちゃって。
ことさらにすごい私が自己主張を持って、
この会社に一石投じるみたいな感じの強い思想を持って
マウジーのデニムを履いてきたって思われちゃったんですよね。
そうじゃないと、私は単にこのマウジーのデニムが自分のサイズ的に合うし、
同じチーズだからいいかぐらいの本当に軽い気持ちで申し訳ないけど履いてきちゃったんだけど、
そんな風に思われちゃうんだっていうね、囲まれちゃって照れくささを感じて。
その時に私はどう考えたかというと、そこで、
いやでも私はマウジーのデニムが自分の体に一番合ってるし、
自分の持ってる洋服にも合ってるから別に周りから何言われると気にせず履くっていう選択肢もあったと思うんですけど、
私は自分がこのマウジーを着てて心地いいということと、
でもこれを着ていくと会社で囲まれる。
別に会社の人も嫌な感じで言ってるんじゃないんですよ。
なるほどねっていう感じで着てるんだけど。
だから今回の皆実さんの検証は一緒だと思うんですよ。
皆実さんにおしゃれだって言ってる人も悪意があって言ってるわけじゃないじゃないですか。
でもやっぱり私も皆実さんと同じように非常に照れくさい。
私はその心地よさ、マウジーのデニムを着ている心地よさといろいろ言われる心地悪さが相殺されて、
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若干言われる心地悪さが勝っちゃったんですよ。
その結果着ないっていう選択肢を取ったんですよね。
だからそういうふうに好きな服を着る心地よさはもちろんあるんだけど、
でもそれによって発生する面倒くささっていうのは絶対あるので、
それを自分の心の声を無視するのも良くないと思うんですよね。
私は好きな服を着てるんだからこれを貫くべきだ、周りの意見なんてさえされないとかって思ってると、
でもやっぱり心地悪いっていう自分の心の声は結局聞いてないことになっちゃうから、
そこも聞いて欲しいんですよね。
だからそれも含めて総合的に本当にこの格好をしてて心地良いのかっていうのを考えて判断する問題じゃないかなと思うんですよ。
やっぱりファッションって良くも悪くも人とのコミュニケーションツールになっちゃうんですよ。
見ないでくれって言われても見られちゃうものだからね、どうしても。
だから自分一人のものに留め置けないのが外出の時に着ていくファッション。
どうしたって人から見られて何か言われてしまう可能性もある。
だからそういう意味では周りとの関係性っていうところでも総合的に考えてファッションを選ぶっていうことが、
本当のおしゃれでの心地良さを追求する秘訣なんじゃないかなと思うんですよね。
だからそういう意味で本当はすごくもっと会社で着ているのよりもデザイン性が強い格好とか、
かなり個性的な格好が好きだけど、でもいろいろバレるのがめんどくさいからって言って無難な格好をして会社で変わっている人もいるわけで、
ここでは服は楽しまないっていうふうに使い分けている人も多いと思うんですよね。
だからそういうやり方もあるとは思うので、その天秤にかけてよく考えていただきたいと。
なかなか会社の人におしゃれって言われないようにする、その人を変えるっていうのはやっぱり難しいことなので、
まずは自分がそれに対してどう対処するかっていうことじゃないかなというふうに思っています。
そうは言ってもさ、服装であれこれ言われるのめんどくさいよね。
だからできるだけそういうあれこれ言われないような環境に身を置けるといいですけどね。
そういう意味で私がやっているオンラインのファッションコミュニティの服装審査部は、
ファッションの基本を学ぶ場でもあるんですけど、
そういう意味での周りから呪いから解き放たれて、自由に自分の好きなおしゃれを楽しめる安全な場所としても
クローズドでやってるんですよね。囲ってるっていうか。
だからいい意味でリアクションをすることはあっても、なんか変な意味で茶化したりとかね。
なんか褒められることを求めてない人に対して、ファッションの投稿とかについて褒めるっていうこともないのでね。
なんかそういう安心しておしゃれを楽しめる場所を確保しておくことも
南さんにとって大事なことなんじゃないかなというふうには思いますので、
そういう場所持ってるかなっていうのもぜひ考えてみてください。
ということでね、服装審査部は今週13日にライブ配信ありますのでね。
ぜひぜひまだまだご入会お待ちしております。
ではまた明日。
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