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今日はちょっとね久々になってしまいましたけれども、マシュマロにお寄せいただいたご質問に回答していきたいと思います。
ちょっとすいません、だいぶ前に送っていただいてましたね。結構たくさんまだ読めてないものがありますので、これから順に読んでいきたいと思いますが、
今日はですね、ラジオネームないですね。ちょっと読んでいきます。
こんにちは、初回からすべて聞いています。このラジオを聞き始めてから、服の買い方、選び方が変わって失敗が減り、お気に入りだけ買えるようになった気がします。
私は化粧品や服を買うことが好きです。ですが、直接私に言われたわけではないものの、見た目にばかり気を使っている人は中身がないと言っている人がいました。
よく、あの人は中身がない、など言っている人がいますが、そもそも人の中身とは何でしょう。
私は服に関しても久野さんのラジオを聞いたり、いろんな人のYouTubeを見たり、本を読んだり、実際お店で試着したりと、いろいろ自分なりに考えて選んでいるので、それも人の中身なのではないかと思っています。
ファッション以外にも趣味はありますが、私は友人にフォローされているSNSに、こんなことをしている、こんなものが好きだ、と公開するタイプではないので、
親しくない人からは好きなものや趣味がない人、イコール中身がない人と思われているのかなと思いました。
それもあってか、同じ趣味の友人がいません。好きなものって身近な人にもっとアピールした方がいいのかなと思うこともあります。
話が飛んでしまってすみません。久野さんは人の中身のある・なしについてどう思いますかということで、またまたこれまた興味深いテーマでありがとうございます。
私がどう思うかということで、ずれずれにはなりますが、お話ししていきたいと思います。それではスタートです。
はい、ということで始まりました。おしゃれの呪いを解くラジオ、本日で372回目の配信でございます。
この番組では、あなたに巻きつくファッションへの思い込み、イコールおしゃれの呪いをばさばさと解いていきます。
服装心理学をベースに、おしゃれをもっと楽しみ、自分を変えるコツをお届けしています。
お相手はパーソナルスタイリストで、日本服装心理学協会代表理事の久野理沙でございます。本日もよろしくお願いいたします。
久々で口も回らないですね。なんで口も回らないかって、あれですよね、久々なのもあるんですけど、多分寒くなったんですよね。
私このラジオを撮るときに、大体ね、ちょっと今日も配信時間、予定時間だいぶ過ぎてるんですけど、結構夜になっちゃうことが多くて、
息子から逃れて、弁出に行ってこっそり撮ってるので、暖房聞いてなかったりするんですよ。
すごい今日なんか寒くて、口が凍えて全然回らなくてすみません。あと2、3分したら回ってくると思いますので、ちょっとご容赦いただければと思いますけれども。
さあお悩み、久々に取り上げました。ありがとうございます。中身ね、これね、よく言われることですよね。
私が思うことをね、ちょっとつらつらお話ししておこうかななんて思うんですけど、
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こういう人、見た目にばかり気を使っている人は中身がないとかね、よく言われる寒陽句のようなものでございますね。
この時に言ってる見た目っていうのは、文字通り外見のことですよね。
で、それの反対語のように中身を使っているわけなので、ここで指す中身っていうのは具体的に言うと、外から見えないものを総称してるっぽいですよね。
なので、外からは目で見ることのできない性格とか、あとは考え方とか、知識とか、そういったもの、主に脳の中に詰まっているものですかね。
その辺が中身とされることが多いのかななんて思うんですけれども。
で、この中身と見た目っていうのが、その性質自体も相反するものとして認識されがちで、だからこそ中身もあって見た目もあるみたいなのはあまり稀なこととされて、
大抵中身を気にしていたらなかなか外見が追いつかない。外見ばっかり気にしていると中身がない、みたいなふうに対立軸として語られることが多いですよね。
でもこれはよくよく考えてみれば当たり前なんですけど、決してそうじゃないですよね。決して対立軸じゃないですよね。
見た目と中身両方充実している方も当然いらっしゃるし、両方あまり充実していない方もいるかもしれない。わからないけどね。
いるかもしれないということで、見た目と中身が必ず反比例するっていう決まりごとはないわけですよ。そういう法則はないわけですよね。
ただ、やっぱりこうなんていうのかな、見た目と中身が相反していると目立つんですよね。
あの人あんなに見た目がきちんとしているのに意外と性格だらしないのねとか、あの人全然見た目がだらしなくてあまり清潔感がないけど、すごく意外と性格しっかりしてるんだなというふうに逆だと印象に残るわけですよ。
なので、そういう人が多いんだ。この中身と見た目は相反しやすいんだみたいなふうに考えがちと。
こういうふうに何かの代表例とか典型例とか、印象的な例を過剰評価しちゃうっていう、人間の認知バイアス、認知の癖みたいなのもあって、代表性シューリスティックとか言ったりするんですけどね。
それ自体が、見た目ばかり気にした中身がないっていうこと自体が、言ってしまうこと自体が、人間の認知のバイアス、潜入感というか、認知の偏りというか、そういうことなので、あまり気にするんじゃないよっていうのが一言で言うとそういうことなんですけど、それで終わっちゃうのでね、もう少し考えていくと。
じゃあ、見た目と中身は必ずしも反比例するものじゃないんだよっていうことなんですけど、でもこの性格の傾向で考えると、この中と外っていう言葉だけを飛び出して考えると、その外交的な性格と内交的な性格、これ共に性格のこと言ってますよ。
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今、もう外見のことは全く言ってないです。見た目のことは言ってなくて、性格、性質のこと言ってますが、外交的な性質と内交的な性質、これはね、結構相反するというかね、反比例することが多いんですよね。外交性が強い人は当然内交性が少ない、減るし、内交性が強い人は当然外交性が減る。
ここはね、見た目と中身と違って、やっぱり相反することがあると思うんですね。こういうことが多いと思います。
外交性と内交性って、心理検査の中でパーソナリティ検査って呼ばれる、人の性質を検査するものの中ではよく指標、尺度って言いますけど、指標として出てくるものでして、
例えばね、よく広く支持されているビッグファイブ理論っていうね、人間の性格を5つの基本特性に分けて捉えるものがあるんですけど、その中でもね、開放性とか外交性、外交性かなっていう指標があったりとか、
あとよく使われるのだとね、MMPIっていうね、性格パーソナリティ検査があるんですけども、その中にもね、社会的内交尺度っていうのがあって、それが高いと内交的で、結構コミュニケーションが苦手みたいになって、得点が低いと社交的だよってなったりするので、
外交的と内交的というのは対極としてパーソナリティ検査でも捉えられていて、検査することが多い指標なんですよね。
その中でやっぱり外交的な性格の人っていうのは、つまりコミュニケーションが好きで、その外交的社交的になっていくので、当然オシャレに関心持ちやすいと思うんですよ。
なので、外交的な人はオシャレに関心を持ちやすい。だから、うちにこもって内省するというか、自分のことについてとか、何かいろんなことについて一人でこもってあれこれ考えを巡らせるっていうことは確かに減りやすいとは思います。
それに対して内向的な人っていうのはあまりコミュニケーションを好まずに、うちにこもってあれこれ試作に吹ける思いで吹けることが好きなので、そういう意味で人とコミュニケーションする機会があまり少ないし、それに興味がないからオシャレに興味を持ちづらいっていう性質はある。
だから、その内向的な性格の人から見たときに、その外交的な性格の人を見たときにね、あの人は外にばっかり開いてって、全然うちにこもって探索してないんじゃないか、オシャレばっかりしてチャラチャラしてみたいな評価になることはあり得るかなと思うんですよね。
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だから、その見た目と内面っていうのが相反するというよりは、性格傾向として外交的と内交的が相反し、それぞれが、あいつはうちにばっかりこもってコミュニケーションしないとダメだな、それぞれがまた逆の立場から言うと、あの人は本当に外にばっかり出てって、全然うちにこもってしっかり考えることをしないでダメだなっていうふうにお互いに思い合ってるっていうことがある。
かもしれないですよね。
だから、そこはちょっと対立する軸としてはあるので、だから、その見た目と、見た目ばっかり気にしてて中身がどうこうっていうのは、正確に、もうちょっと、何ていうのかな。
事実に近い表現をする、もうちょっと確率的に当たりやすい表現をするのであれば、その外交的な人はオシャレを好みやすく、あまり内向きに自分の内面を探索することがない。
少ない。内向的な人はコミュニケーションあまり好まないので、その結果オシャレをあまり興味がないかもしれない。その分、内側の探索というか内政というのが充実しやすい、みたいなことはあるかもね。
って感じですかね。でも外交性も内交性もそれぞれにすごく良さはありますので、なんか急に音楽が消えた。それぞれ良さがありますので、どっちがいいってものではないしね。もっと言うと内向的だけど、自分のためだけのファッションはすごく好きっていう人はいるわけなので、
そういう意味ではね、内向的な人は全員オシャレに興味がないかというとそういうわけでもないのでね。そういう意味ではあまり見た目と外見、外交性と内向性が全部が全部対立するというわけでもないので、そういうことを言う人が多いなぐらいでいいんじゃないでしょうかね。
どちらかというとそのね、その見た目にばかり気を使っている人は中身がないって言ってる人がそう思ってるってだけなので、むしろその人がそう思ってるんだ、何だろうっていうふうにちょっと興味を持って探索していくと、その人についてより深く知るきっかけにはなるかもしれないので、そういう形で活用していけばいいんじゃないかななんて思いますね。
はい、まだまだこの番組では皆さんからのご質問お待ちしております。番組概要欄にありますマシュマロから何でも結構ですのでお送りください。