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2022-09-12 12:00

536.「こういう悩みを持っているのは自分一人ではない」と知ることで救われる気持ち from Radiotalk

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相変わらず見てますよ、大河ドラマ「鎌倉殿の13人」。先日放送された回で、映画・本・ドラマなどに人が救われること、そしてカウンセリングで人が救われることの本質を語った印象的なセリフがありました。

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#ひとり語り #心理学 #ファッション #服 #おしゃれ #スタイリスト #パーソナルスタイリスト #カウンセラー #イメコン
00:04
はい、ということで始まりました、おしゃれの呪いトークラジオ。本日で536回目の配信でございます。この番組では、あなたに巻きつくファッションへの思い込み、イコールおしゃれの呪いをバタバタと解いていきます。
服装心理学をベースに、おしゃれをもっと楽しみ、自分を変えるコツをお届けしています。お相手はパーソナルスタリストで公認心理師のヒサノリサです。本日もよろしくお願いいたします。
さあ、ちょっと更新が空いてしまったんですけれども、先週半ばぐらいからちょっと子供が熱を出したりして、これはまた陽性さんが来たかという感じでバタバタしておりましてね、ちょっと仕事が止まっておりまして、
ようやく解放されたということでね。検査を受けた結果、結局陰性だったんですけどね。こういう時期ちょっと熱を出しただけで、子供なんて熱よく出すんですけどね。熱を出しただけで結構大騒ぎになっちゃうなっていう感じで。
7月下旬に、うちの夫がコロナで陽性になる前に息子が瞬間的に一晩だけ熱を出したことがあって、一晩で下がっちゃって、感染爆発している時だったんで、熱がないと検査を受けられなくて、熱がある方が優先なので受けられなくてということで、
あれは夫がその後陽性になったから、まぁ陽性だったんだろうなっていう時と比べて、確かに今回は同じくらいの熱ではあったんですけど、全然様子が違ったんですよね。今回の方が熱は同じくらい高いんだけど、はるかに元気そうで。
結構やっぱりね、前回多分コロナだったんだなって時は、熱も高いし、結構ぐったりしてたんですよね。なんか様子が明らかにおかしかった。だからそういうのを見てもね、ちょっとコロナはなかなか怖いもんだなっていうのはね、今回改めて普通の風邪の状態を2ヶ月も経たないうちに見てね、改めて感じましたのでね。
引き続きちょっと気を引き締めていきたいなと思ったんですけれども。
今日は久々のポッドキャストなんですが、今日も前回に引き続きYouTubeとの同時配信ではなく、ポッドキャストオンリーの収録でお届けしております。というのもまた今日も新しいYouTubeだけの企画が公開になりまして、前回先週公開した
まず大丸松坂百貨店がやっているブランド服のレンタルサービスアナザーアドレスのレポート第2弾ということで、今回はね、実際どうということで、アナザーアドレスが向いてる人向いてない人に関して向いている人3パターン、そして率直に向いていない人3パターンっていうのをちょっと解説する動画を作っております。
こちらもURLを番組概要欄に載せておきますので、ぜひぜひ、なかなか参考になる内容を率直にお話できたと思いますので、よろしければこちらもご覧になってチャンネル登録などもいただけると励みになりますのでよろしくお願いいたします。
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はい、ということでね、そんな先週から今週にかけてだったんですけど、その中でも引き続き見てますよ。NHKの大河ドラマ。いやー、なかなかすごい展開になってまいりましたね。どれくらい見てらっしゃる人いるのかわかりませんけれどもね。鎌倉殿の13人ですけど。
まだどうだろう。日曜の回録画してまだ見てないからネタバレしないでって方いらっしゃると思うので、今回その展開についてネタバレつってもね、歴史の話だからネタバレも何もないんですけど。
まあでも展開について話すつもりはないんですけど、一つね、すごく心に残ったセリフがあって、今日その話についてちょっとしようかなと思ったんですけど、今回一話限りのゲストだと思うんですけど、大竹忍さんが出てらして、素晴らしい演技でしたね。やっぱりさすがだなっていう。
みな元の佐野友さんが鎌倉殿になったばっかりで、見たいところ奥さんを迎えるってことで、非常に思い悩んでいたわけですよ。
くさくさしてるね、その鎌倉殿、新しい鎌倉殿をご家人たちがちょっとうさばらしにってことで連れて行った先が、占いができるおばばのところで、そのおばば役を大竹忍さんがやってらして、まあ本当に弱い100歳かっていうぐらいの老婆の役を特殊メイクなんかも駆使して、
まあでも喋り方とか見残しとか完全に老婆でしたね。素晴らしいですよね。一瞬本当にキャストで大竹忍さんの名前がクレジットされてましたけど、その方だってわかんなかったですもんね。素晴らしいと思ったんですけど。
そのね、占いの巫女の役の大竹忍さんが演じられたね、占いのおばばのセリフなんですけど、いろいろ思い悩んでる真似友さんに対してね、なんで思い悩んでるかっていうのははっきりは描いてないんですよ。いろいろ読み取れるような描き方はされてるんですよ。
単純に若くてまだ恋とかも知らない状態で勝手に周りのお膳立てでね、結婚させられてしまう単なる戸惑いなのか、もしかして男の人が好きなのかなみたいな、そういう風に感じられるところもあるしっていうね。
いろいろと取れる演出の仕方なんですけども、そういうあれこれ思い悩む真似友さんに対してこのおばばがね、ちょっと引用させてもらうと、お前の悩みはどんなものであってもそれはお前一人の悩みではないと。
はるか昔から同じことで悩んできたものがいることを忘れるな。そしてこの先もお前と同じことで悩むことを悩むものがいることを忘れるな。
お前一人ではないんだ、決してっていうね。それで真似友が涙をふろって流す。そこから真似友さんっていえば若いですからね、若いにますます身が入っていくんだろうなっていうことを思わせるようなね、そこに誘導するような台詞なんですけど。
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まあでもこれは本当にこう脚本家の三谷さんのメッセージなんだろうなっていうような、まあこのねおばばは私立にある人じゃないわけですからね、作る客の人なわけですからメッセージなんだなって思うんですけど、これはだからその映画文学ドラマっていうそのコンテンツを作っている人たちからのメッセージかなっていう気もするし、
あとは私自身が、私は読書がメインですけどね、本を通じて本に救われてきた理由でもあるなっていうふうに思うんですよね。本にはいろんな人のいろんな登場人物の悩みが書いてあって、それが悩みとか思いっていうのが自分と共通性があったりすることで、私だけじゃないんだっていう救われる思いがするっていうね、本当に私は本に生かされてきたと思うので、そういう部分なのかなって思うんですけど、
素晴らしいセリフだなと思って、このセリフを聞いて思い出した本があって、前このラジオで言ったことあったかな。
荒井本子さん先生作家さんが書いた初期作、初期の本作品なんですけど、くますけと一緒にっていう小説があって、まあ児童向けまではいかないけど、まあ若い人向け小説ですよね。があって、それが私中学校の時に出版されて読んで、それこそ衝撃を受けたんですけど、どういう話かって簡単にお話しすると、
小学生の女の子が、主人公の女の子が小学校4年生なんですけども、くますけっていうぬいぐるみを小学校4年生になってもいまだに手放せなくて、引っ込み事案でいじめられたりなんかもして、実の自分の母親はそれをよく思ってなくて、なんでこの子は普通になれないんだっていうことで、結構つらくあたる、厳しくあたるわけですよ。
で、その父親っていうのはもう仕事にかまけていて、全然家庭を振り向いてなくて、なんで母親も大変なんだろうなっていうことが大人から見るとね、わかるような描写になってるんですけども、両親が仲悪くって。で、結局その両親が交通事故で、その主人公を残して亡くなってしまったんですね。
で、その主人公の女の子は、そのお母さん、母親の親友の女性に引き取られるんですが、その親友の女性とのやりとりの中で救われていくっていう、で、結局くますけを手放して自立できるようになっていくっていう話なんですけども、そのお母さんの親友の言葉、その主人公を救った言葉っていうのはね、子供は親を嫌っていいんだよって言うんですよ。
で、それは主人公はなんとなく、その両親が交通事故で死んだのに泣けないとかね、まあどこかほっとしたりするわけですよ、とか、まあそういうことに対して自分自身ですごくモヤモヤしてる、こんなんじゃいけないんじゃないかって、小学校4年生なんでまだ言語化できないですけど思ってるわけですよね。
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それを、いいんだよ、子供は親を嫌って。そういうこともあるよっていうふうに、そのお母さんの主人の女性が言ってくれることですごく救われる、そのうまく言語化できないその苦しい気持ちを受け止めてもらうことで、自分でも認められていいんだって思えて、で、手放せなかったぬいぐるみを手放して、一人立ちできるようになるっていうね。
この、子供は親を嫌っていいんだよっていう言葉、セリフに、中学生の私はめちゃめちゃ衝撃を受けまして、子供側は親を慕う、敬うっていうことは別に親からそういう教育を受けたわけじゃないですよ、私は。ないけど常識として擦り込まれてたんですよね。
で、そうじゃないんだよ、嫌うっていう選択肢も全然ありだよって言われたことで、ガツンって衝撃を受けて、それが本当に、私が人間に興味を持ち始めた、人間の考えているんだなってことに興味を持ち始めて、そこから流れ流れて結局心理学に行くっていう、本当にそのきっかけを作ってくれた本だと思ってるんですけど、
それもまさに、自分が薄々悩みを持っていたものっていうのは、自分のものだけじゃないんだよっていう、この今回の神奈川殿の御子さん、お婆のセリフにもつながっていて、本とか映画とかコンテンツって、本当にそういう救いを与えてくれるなって思うんですよね。
やっぱり人間って、同じ悩みを持っている人がいてほしいということじゃなくて、単純にそういう悩み、そういう考え方を持っていいんだよっていう肯定が欲しいんですよ。
見てみてもらいたい。だから他の人も持ってたら、大丈夫なんだって思えるじゃないですか。なので結局そのカウンセリングをやっていて、心理カウンセリングをやっていて、カウンセラーがね、私が聞くだけでお客さんの悩み、クライアントさんの悩みを聞いているだけで解決しちゃうってことが結構あって、そういうのはこういう種類の悩みですよね。
つまり、悩み自体を解決したいと思っているんじゃないんだけど、その悩みを持ってていいのかなっていうことに苦しんでいる状態っていうのは、本当に聞くだけで解決できる。それは聞いてもらって受け止めたことで、こういう悩みを持っていいんだなって思える。それだけで救われる思いがあるんですよね。
だからそういう悩みがあれば、映画とか本とかに救いを求めるのももちろんいいんですけども、心理カウンセリングっていうのも非常にそういう意味でも有益なところなので、そちらももっと広まってほしいなというふうには私としては思っております。そういうことをこのラジオでも引き続き発信していきたいなと思わされた神奈川ドームでございました。
ということで、まだまだこの番組では皆さんからのご質問もお待ちしております。番組概要欄のマシュマロからお送りください。
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