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2022-08-31 11:53

530.おたより「人のお財布事情がここまで気になってしまうのは病気でしょうか……?」 from Radiotalk

リスナーさんのお悩みに回答!あることをきっかけに、人の家の家賃や持ち物、化粧品、収入と言った「お財布事情」が気になってしまうようになり、ついつい検索したり自分と比べたり……。どうしたら人と比べなくなる?

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#ひとり語り #心理学 #ファッション #服 #おしゃれ #スタイリスト #パーソナルスタイリスト #カウンセラー #イメコン
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今日は、マシュマロからいただいたお悩みに回答していきたいと思います。
今日は、心理よりのお悩みですが、早速読んでいきたいと思います。
長くなってしまいそうですが、相談させてください。
私は、他人の持ち物の値段や生活のレベルが気になって仕方ありません。
きっかけは、結婚する直前からしばらくの間、夫の収入がほぼなかったことだと思います。
家具が好きで、こんな家に住みたいという憧れが強かったのですが、
私の収入のみで払える家を考えると、全く理想とは離れた家になり、
引っ越しの時、母が家の外観を見て、「新婚なのにこんな家に住むの?」と言ったことが心に残っています。
母とは仲が良く悪気があったわけではないと思います。
それから、誰も家に呼びたくなくなり、新婚の友人の家に遊ぶに行った時、
私もこんな家に住みたかったと心から羨ましくなりました。
それから、その人のマンション名を検索して家賃を調べたり、
友人がインスタに化粧品や財布、バッグなどを載せるたびに、
こんなに良いものを使ってるんだと思う癖がついてしまいました。
インスタには良いところだけ載せている、人によってお金をかけるところが違うだけ、
そもそも夫の収入だけじゃなく、私も収入が良いわけじゃないし、自分のせいもあると思うのですが、
値段が分かりそうなものは調べたり、友人の会社名を検索して、収入はこれくらいかなと考えてしまいます。
誰と会っても自分と比べて悲しくなることが多く、
見栄を張って我が家の状況は誰にも言えなかったので、どんどん人と会いたくなくなり、友達もいなくなりました。
夫が以前と同じ収入が入るようになってもやめられません。
これを聞いたら、こんなことするなんて怖いと思う人が多いと思います。
自分でも病気なんじゃないかと思います。
どうしたら人と比べなくて済むでしょうかということね。
ありがとうございます。
今日はこの辺のお話、人の財布事情ですよね。
気になってしょうがないというご相談について回答していきたいと思います。
このおしゃれの呪い男ラジオ、本日で530回目の配信でございます。
この番組では、あなたに巻きつくファッションへの思い込み、イコールおしゃれの呪いをバーサーわざと解いていきます。
服装心理学をベースに、おしゃれをもっと楽しみ、自分を変えるコツをお届けしています。
お相手はパーソナルスタイリストで、公認心理師の久野梨沙です。
どうぞよろしくお願いいたします。
さあ、お財布事情ということでね。
質問者さんのメッセージの中で気になったのは、
お財布事情が気になってしまうという点ではなくて、
最後の方に書いてあった、
これを聞いたら、こんなことをするなんて怖いと思う人が多いと思います。
というところなんですけど、
どうでしょうかね、これをお聞きのご覧の皆さん。
こういうことしてませんか。
誰でも、人の懐事情って気になると思うんですよ。
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だから、もちろんね、頻度多かれ多い少ないは個人差ありますよ。
でも、基本的に誰でも他人の懐事情って気になるんじゃないかと思うんですよね。
だから、これを聞いて、
ああ、私も実はちょっとやっちゃうんだよねって思う人がいても、
怖いって心底を思う人ってそんなにいるかな。
ああ、そういうとこあるな、私もって。
共感する人の方が多いんじゃないかと思うんですよね。
で、この懐事情を気にする人が多いから、
たまに、それが理由で芸能人の方のブログ炎上したりするじゃないですか。
そんなに良いものを買って、それを見せ札貸して、みたいなことで、
みんな炎上したりとか、わざわざ持ってる品物の値段を調べて、
あのバッグはいくらだったぞ、何月まで稼いでるんだ、みたいなことで炎上したりとか。
あとは、私は仕事でパーソナルスタイリストをして、
議員さんとか、あとは弁護士さんとか、
そういうイメージ的に清廉潔白みたいな、
そういうイメージが大事な方のビジュアルブランディングというか、
洋服のスタイリングとか、あとはお写真撮ったりとか、
そういうコーディネートとかをしてるわけですけど、
やっぱりそういう方からも、
特定の、THEブランドってわかるブランドは着たくないというか、
着るとすごく儲かってるように見られるとちょっとあれなので、
やめたいんだよねっていうご要望はすごくよくいただきます。
すごくよくいただく。
例えば、外回りの時のコードとかさ、バッグとかさ、
もうTHEブランドみたいなものとか、
最近、ダウンコードとかでさ、
袖のところに高級ブランドのマークがついてるものとか多いじゃないですか。
ああいうものは着られないっていうね、
オーダーいただくことが多いのは、
やっぱり、何着てんだ?いくらだ?って調べる人が多いからですよ。
だから誰でも、人の懐って基本的に着るんじゃないかと思うんですよね。
で、誰にでもそういうゲスはな部分ってあるんですよ。
まずはね、質問者さん、
自分の中にあるそういうゲスはな部分を指定しちゃうのは辛いよ。
それ誰でもあるって思った方がいいんじゃないかなって思います。
たまたまね、今回のお父さんが一回ね、
お仕事がなくなったりっていうところで気づいた、
たまたまそういうきっかけがあっただけで、
だからこれまでね、自分がそういうことをやってこなかったから、
ちょっとびっくりしちゃったのかもしれないけれども、
誰でもそういうゲスはなところってあると思うんだよね。
で、そういう心の中で何を思うかっていうのは、
基本的に自由であるべきだと思うんですよ。
自分に対しても、そこをあまり制限しすぎない方がいいっていうのかな。
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例えば、極端な例を言うと、
こんちくしょう、あの上司め、いつも持ち破りしやがって、
事故に遭ってしまえ!とかって、
ちょっとうっすら思っちゃうことってあるじゃないですか。
私、そんなこと思うなんてひどいやつなの?って思い始めちゃうと、
辛いですよ、自分で自分を責めちゃうと。
誰でもそういうことは思うことあるよと。
それで、事故に遭ってしまえって思って、
そうだ、事故に見せかけて!とかなり始めるとね、
本当に行動に移さないとまずいですよ。
だけど、行動に移さなかったらさ、
内心で思うぐらいは良しとしましょうよって思いますよ。
内心の自由っていうのはやっぱり保障されてることですよ。
で、あとね、
どこだっけな、私聞いたことあるんですけど、
海外?アジア?どこの国だったか忘れましたけど、
人の家に招かれたら普通に家賃聞くらしいですよ。
そういう文化の国もあるんですよ。
だから、興味あるんですよみんな。
ここいくらって。
だけど、日本ではそういうお金回りの話を、
表だってちょっと聞いちゃいけないよね、みたいな文化というか、
暗黙の了解みたいなのがあるので、
すごい悪いことってされてしまってるだけで、
みんな興味はあるんですよ。
暗黙共通。
それを聞いちゃいけないことってなってるのは、
あくまで文化の話であって、
さっきの事故になってしまえみたいな考えに比べて、
ここの家賃いくらなのかな、あの人の収入いくらなのかなって、
仮に聞いたとしても、文化的に、
そんなこと聞くなんてって思われるかもしれないけど、
人を傷つける話ではないですよね。
だからね、それを自分の中で知りたいなと思って調べちゃうっていうことをね、
あんまり他のみんなはやってないんじゃないかとかって思って、
そんなことやる私汚いとかって思っちゃうから、
辛くなっちゃってるのかなっていう気はするんですよね。
さらに言うと、この人の懐事情が気になるのって、
やっぱり私ある種、自律の証なんじゃないかと。
特にこの質問者さんにとっては。
何かっていうと、多分、
違ったらごめんなさいね。
このメッセージを読む限りは、
結婚されるまでご実家でお住まいだったのかなって感じがするんですよね。
で、実家で住んでるときって、
ある種、その家が高いか、
住んでる家が高いか低いか、
いい家か悪い家かって、
自分の力じゃないから、ある種人ごとじゃないですか。
だから結構友達の家がさ、
ちっちゃい頃とか、いい家でもすげーとか言うけど、
それがイコール友達の価値ではないから。
その家を価値得たのは、
友達の両親もしくは保護者の方であって、
その子自体ではないから、
ある種その子の能力ではないわけですよ。
だから気軽にね、自分の家汚いなっていうのも、
自分のせいではないから。
あんまり気にしなくて住んだっていう部分もあると思うんですよ。
でもそれが、家から出て、
ましてやこの質問者さんは、
当初、スタート時点で、
自分の収入、
収入はある種能力の、
全部ではないですけれども、
置き換えではあるので、
自分の能力で、
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自分の能力だけで借りられる家を借りたということは、
つまり自分の能力が、
可視化されてしまうことにはなるわけですよね。
一定程度。
そこでちょっとショックを受けちゃったし、
住む家っていうのは、
自分の今の経済的な能力の可視化なんだ、
っていうことに気づいちゃったから、
人のも気になるっていうことだと思うんですよ。
でもこれって、
そのある種完全に自分の能力だけで、
生活しようとしてるからなんですよね。
そこは素晴らしいことだと思いませんか。
人の手を借りずに、
自分の足で立ってるからこそ、
世界が広がったわけですよ。
視野が広がったから気になった、
っていうことだと思うんですよね。
初めて生活っていうのが、
経済的にどうするかっていうのが、
自分ごとになったから、
興味が出たっていうことだと思うんですよね。
だからそれ自体はね、
あんまり迫らないほうがいいんじゃないかなって。
それが大人になったってことなんじゃないかなって、
私は思うんですよね。
で、ただ問題は、
それを考えすぎてしまうことで、
自分のその他の生活、
生活全般が脅かされてしまうと、
問題かなって思うんです。
例えば、それを調べすぎてしまうあまり、
家事が疎かになっちゃうとか、
仕事も手がつかないとか、
夜も眠れないとかね、
そういう状態であれば、
ちょっとそのことを考えるのから、
少し距離を置く時間を増やしていくよう、
頑張ったほうが精神的にはいいかな、
とは思うんです。
ただ、自分の中にあるそういうね、
ある種下世話と呼ばれるような部分を、
否定しすぎてしまうことだけで、
辛くなっているのであれば、
皆やってる。
もう回答は一つ。
皆結構やってるよ。
そこだけ聞いて、
あ、なんだって。
楽になるようであれば、
それだけの話ですよ。
それでいいと思います。
なので、
あんまり考えすぎないように、
所詮皆やってるしなって思うことで、
ちょっと楽になって、
逆に気にならなくなってきたりとか、
するようであれば、
それでいいんじゃないかなと思いますし、
あとはね、
そういうふうに明らかに考えられるようになっていくと、
ある種自分の悩み、
自分の経済的な悩みも、
結構明らかに人に話せるようになったり、
知られてもいいかって思うようになったりするので、
そうするとね、
自分の家に招くとかっていうのも、
そんなにね、
ハードル高く感じなくなってくるかもしれませんから、
まずはね、
あんまり自分の考えを押さえつけないようにしていただく。
みんなそんなものなのかなって思っていただくことから、
始められてはいかがでしょうかね。
はい。
ぜひその後のね、
ご感想とかね、
気づいたことなんかもまたお送りいただけると嬉しいです。
ご質問ありがとうございました。
はい。
ということで、
この番組ではこんな感じで、
心理的なお悩みでも、
ファッションのお悩みでも結構ですので、
番組概要欄にありますマシュマロからお気軽にお送りください。
それではまた次回の配信でお会いしましょう。
おやすみなさい。
11:53

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