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はい、ということで始まりました。おしゃれの呪いトークラジオ。本日で760回目の配信でございます。この番組ではあなたに巻きつくファッションへの思い込みイコールおしゃれの呪いをバズバズ解いていきます。
服装心理学をベースにおしゃれをもって楽しみ、自分も変えるコツをお届けしています。お相手はパーソナルスタイリストで公認心理師の岸さんのりさです。本日もそして今週もよろしくお願い致します。
なんか、子供が風邪ひきまして、私もちょっとうつったかななんて思って、週末のせっかくの年2回のうちの1回のオンラインサロン服装心理ラブの対面での講義を引きこもって配信するっていう手たらこだったんですけど、
その風邪は幸いなことに悪化せず、でもすごい今日くしゃみ出るんですけど、これってもしかしてやつですかね。花粉?もう飛んでますかね。
ということで、なんかちょっと今日ね声ガラガラ気味で申し訳ないんですが、あのゼッカ免疫療法が残念なことに続かなかった私は、もうなんで続かないんだろう。本当に仕事以外のこと続いたことない。
ということで、この春もね、花粉に苦しむこと確定の私がお届けしております。760回目でございます。
なんかね、あのー、昨日かなツイートしたツイートとなりか今もXにポストしたんですけど、あのー、私宛てに受けられた投稿ではなかったんですけど、なんかちらっとね、そのイメコン診断を受けたのに、なんか抑えの時短ができなかったみたいな嘆きの声を目にして、
あのー、ちょっとね、お話ししようかなと今日は思ってますね。で、イメコン診断っていうのがよくわかんないって人のために少しさらっとご説明すると、もともとイメコンってイメージコンサルタントとかイメージコンサルティングの略なんですけど、だからイメージをコンサルティングすること全般がイメコンなはずなんですけど、
昨今ですね、パーソナルカラー診断に代表されるような、その似合う服を選ぶための診断メソッドを総称してイメコンって言ってしまうことが多くなってきてるんですね。そういう診断のことはイメコン診断なんて言われることが多くなってきてるので、ちょっとこのラジオでも便宜的にイメコン診断って呼ぼうと思うんですけど。
イメコン診断、私が起業したばっかりの頃は本当に受けたことある人どころか知ってる人も少なくて、私自身も診断をパーソナルスタイリングサービスの中にマストにはしてなくて、診断に興味ない方は診断せずにそのまますぐにお買い物同行に行ったりとかファッションアドバイスしたりとかしてたんですけど、
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最近はちょっと診断、なぜそれが似合うのか、ちゃんと自分でロジックとして知っておきたいっていう方も増えたので、基本的に診断をすることが多くなってきたんですけど。
でも、おしゃれに悩んでる時に悩みの原因は人それぞれ違うじゃないですか。なんだけど、どんな悩みであれ、とりあえずまず第一歩として、初めの一歩としてイメコン診断を受けるものだ、みたいになっちゃってるところがあるんですよ。
ですけど、当たり前のことなんですが、やっぱり悩みの原因によって、初めの一歩ってやっぱり微妙に変わってくるんですよ。
で、特にその悩みの原因、おしゃれな悩みの原因が、時間がかかってしょうがないっていうことが苦痛だと。
服を買いに行くにも時間かかるし、毎朝何か着る服を選ばなきゃいけないのにも時間がかかる。その時間かかるのがとにかく嫌で時短したいんだと。
そういうことが、その時間がかかることが原因で悩んでいる人に関しては、その解消を目的にイメコン診断を受けるのはほぼ間違いと言っていいんですよね。
で、これなぜほぼっていうふうにつけたかというと、例えばもう本当に全然服のことがわかんなくて、もうここ数年何も服変えてません。
悩んで悩んで何時間も考えてあげく、全く服が変えません。ぐらい時間がかかりまくってしまっている人であれば、もちろんイメコン診断を受ければ、
ある程度、今まで全く持ってなかった服選びの基準が手に入るので、今までよりは少しは時短になると思います。
ただ、それぐらいの状態の人でなければ、逆に言うと時短にはならない。
つまり、今ある程度服が変えていてっていう状態の人にとっては、逆にそのイメコン診断を受けてしまうことで、目が超えちゃうんですよ。
変な話。服選びの視点が手に入っちゃう。あなたはこういうのが良くてこういうのがダメなんだよっていうのがわかってしまうってことは、目が超えちゃうことで購入するハードルは上がってしまうんですね。
で、私にとっては似合うか似合わないかっていう視点で言うと、これが似合う、こういうのが正解なんだっていうのを知ってしまうと、人間やっぱり不正解は絶対買いたくないですよね。
その不正解を買いたくないっていう気持ちがより詰まってしまう結果、やっぱりね、一時的にはかなり洋服選びに時間がかかるようになるケースがほとんどです。私が見てきた限りではね。
だから私の場合には、私個人のね、私が直接担当させていただくお客様の場合には、前に出るお仕事の方がすごく多いので、基本的にはかなり忙しい人が多いんですね。
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そういう人の場合には、もともと診断を求めてるっていうよりは、やっぱり時短で最適な服が手に入ればいいっていう感じの方も多いっていうこともあって。
診断をやるにしても、そんなにお客様にちゃんと診断結果を説明することは充実されてなくって、とにかく何でもいいから服を揃えてくれっていう状態なので、服を持っていくんですけど、それぐらいの方じゃないと時短ならない。
つまり、自分で似合う服、イメコン診断っていうのは、自分で自分に似合う服を把握するための診断であって、必ずしもそれが服選びの時短には直結しないんですよね。
もちろん、時間をかければいずれは時短になりますよ。自分に似合う服を買いました。いろいろ試行錯誤していく中で、自分に似合う服を売ってる場所とかブランドがある程度把握できて、こういうものを選んでいけばいいんだなっていうイメコン診断の結果を自分なりに落とし込みもできた。
そこまで頑張れれば、いずれは時短になるんだけど、そうなるまでにかなり時間がかかるんですよね。我々スタイリストが服選びがどんどん早くなるのは何でかっていうと、ものすごい量をワンシーズンに選ぶからなんですよ。
とても自分一人では着きれないぐらいの量。当然ですよね。何人何十人何百人のお客様スタイリングするので、とても自分一人では着きれないぐらいの量の服を見て毎シーズンで選び続けているので、仕事だからね。
服選びがめちゃめちゃ早くなるんですけど、一般の方がワンシーズンに見る服って限られてますよね。毎週的には。そんなにね、生活全てファッションじゃないわけですから、普通の方は見に行ける時間も限られてるしね。
そうなると、今言ったように、自分に似合う服を売ってるのはここだな、これ何も選べばいいんだな、バンバンバンって選べるようになるまでっていうのは、かなり時間がかかる。何年も時間がかかると思った方がいいと思います。
で、挙句ですよ。せっかく自分に似合う服はこのブランドにあるんだなって思ったと思ったら、ブランドってやっぱり方向転換があったりするから、テイストが変わっちゃったりとか、なんなら潰れてしまったりすることもあるしね。
前このポッドキャストで、ずっと自分が好きで買ったブランドがなくなることになっちゃってどうしようっていう質問も取り上げたこともありましたけども、そういうこともあるので、そしたらまた一からやり直しなんですよ。
それを時短を目指している人が、自分でやることの得がどれくらいあるかっていうのを考えた方が良くて、やっぱりね、その時短したいんだったらこれファッションに限らないと思うんですけど、特にその専門、時短するのに、時短しつつ、そのうまくいかせるのに専門知識が必要なものっていうのは、基本的にやっぱりどのジャンルでもプロに外注する以上の最適解はないと思うんですよね。
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だからそのとにかく時間がなくて、でも綺麗な家を保ちたいんだったらやっぱり家事代行を検討するべきだし、とにかく時間がなくて料理作る暇もないし、材料揃える暇もないし、レシピ見る暇もないんだけど、美味しいそして健康的な料理を毎日食べたいんだったら、食事を作ってくれるサービスとか外食とかを検討すべきだし。
同じようにやっぱりおしゃれな状態を常に保ちたい、それにかかる時間を最小化したいんだったら、もちろん外注にもレベルがあってさ、どの程度丸投げするかにも調整効くと思うんですけど、でもある程度外注は必要だと思うんですよね。
だからこのファッション系のサービスというとお買い物同行とかお買い物代行みたいなサービスの方がむしろイメコンよりも実は必要なんですよね。
そうなってくると、実はスタイリストとかイメージコンサルターと名乗ってる人でも、軸足を診断においてる人とお買い物同行とか代行とかスタイリングの方が得意な人っていうのがいるわけですよ。
初手が今イメコンだ、まず第一歩はイメコンを受けるべきだっていう論調が強いので、どうしてもSNSとかで検索すると診断が強い人が見つかりやすいんだけど、でも実談を目指すなら選ぶべきはそこじゃないっていうところ。
ここが結構なかなか難しいところなんじゃないかなって思うんですよね。
だからやっぱり自分がそもそもおしゃれにおいて何に悩んでて、どういうソリューションがあったら自分のおしゃれライフが充実するんだっていうのがわからないのであれば、
やっぱりそこからむしろカウンセリングしてくれるところを探さなきゃいけないんですよね。
それにはカウンセリング力が必要なので、そこからやりたいって言ってるのがウッチ4スタイルだったり、うちの4スタイルパーソナルスタイルスクールを卒業した生徒だったりするんですけど、
そういうカウンセリング、何が必要なのかわからないって場合には、初手でいきなりサービスを直で選ばない。
美容医療とかもそうですよね。まず配付受けるのかカウンセリング受けるのかって全然違うじゃないですか。
まずわかんないんだったらカウンセリング受けるっていうところからスタートしてもらうと失敗が少ないんじゃないかなと思いますので、
ぜひ参考にしていただければと思います。
ということでこの番組では皆さんからのご質問お悩みもお待ちしております。
番組概要欄にありますマシュマロからお気軽にお送りください。
それではまた次回の配信でお会いしましょう。おやすみなさい。