00:08
はい、ということで始まりました。おしゃれの呪いを解くラジオ、本日で759回目の配信でございます。
この番組では、あなたに巻き付くファッションへの思い込み、イコールおしゃれの呪いをわざわざ解いていきます。
服装心理学をベースにおしゃれをもっと楽しみ、自分を変えるコツをお届けしています。
お相手はパーソナルスタイリストで、婚姻心理師の木澤のりさです。本日もよろしくお願いいたします。
さあ今日はですね、13日土曜日ということで、私がやっているオンラインサロン、服装心理ラボの月1回の講義の日でして、
通常はね、ライブ配信でzoomを使って配信をしてるんですけども、
年に2回ぐらいね、コロナの行動制限解けてから、年に2回は対面でやるということになっておりまして、
それがちょうど今日だったんですね。東京会場と大阪会場2カ所借りて、どちらも来れない方はzoomでということで、
ハイブリッドで3次元中継みたいな感じでやる予定だったんですけど、
夜中にですね、子どもが突如高熱を出しましてですね、
私もその会、看病してる途中から朝方からどんどん喉が痛くなりましてですね、
この悪化のスピードはちょっと怖いぞということで、病院も行ったんですけど、
インフルエンザにしてもコロナにしてもですね、発熱してすぐはね、検査しても出ないんですよね。
だから検査してもね、みたいな話で、検査は引き続き症状が出るようになら週明けっていう感じで、
今日はどっちかわかんないしということで、子どもを学童に預けることもできないんでね、
急遽私はサロンから一人で隔離されてた状態でzoomで配信をし、
東京会場は東京会場に3回、もともと3回予定だった一緒に運営してくれてるスタリストたちに回してもらって、
そちらで東京会場に来るメンバーさんを迎えし、
大阪会場はもともとね、あの中継zoomで繋がれてたんで、もともといつも予定通りだったんですけど、
っていう感じでね。
本当にさ、年2回のことなのにね、こういう時に限ってっていう感じですけどね。
まあまあまあでもこういう状態でも、自分が倒れさえしなければ、
張ってでもとりあえず穴を開けずに済むというかね。
zoomでは配信できるっていうのは、
まあこういう体制をがっつりと整えてきてよかったなと思う反面、
03:00
まあ最悪の事態は避けられたと思う反面、
会うのを楽しみにね、会場に来てくださったメンバーさんもいたので、
本当に申し訳ないなと思いながらね、
近日中に直接会える機会は再び企画したいなと思っているそんなところでございます。
そのね、あのライブ配信の様子はですね、
twitterのスペースの方でも前半部分だけ無料で配信しておりまして、
こちらはアーカイブに残しておりますので、
この番組概要欄にもね、リンク貼っておきますので、
なんか最近ね、ツイッター、旧ツイッターか、
Xに変わってから、Xのアカウントがないとスペースも、
スペースのアーカイブも聞くことができなくなっちゃったんでね、
リンククリックして、ログインすれば聞けますので、
Xのアカウントをお持ちの方はぜひ聞きいただければと思います。
今日はですね、ちょっとまたまたツイッターX上で話題になった話からなんですけど、
その投稿を直接的に引用するというか、
ご紹介するつもりはないんですけど、
ちょっと炎上してる投稿なので、
それをまたこちらで紹介して火に油を注ぐのもどうかなということで、
割と概要だけお伝えするんですけど、
ちょっと前からコンビニで、
3,990円で伊藤中さんだったかな、実際手配してるのは。
コンビニエンスウェアっていうスウェットが発売されていて、
これがまた結構出来が良くていいよねみたいな、
もうスウェットこれでいいよねみたいな、
変なロゴも入ってないしシンプルだしこれでいいよねみたいな、
そういう論調があって、
それに対しての反論っていう感じで、
あるデザイナーさんがコンビニで3,990円のスウェットを買うんだったら
もっと高い値段で3万円でもっと生地の良いスウェットを買った方が
結果的に安いよみたいな投稿をしたんですよ。
その投稿の口調というか文体というかが結構強い感じだったんですね。
これを分かってくれないと困るみたいな、
そういう感じの口調だったんで、
それがまたとても反発を招いてしまって、
アパレル業界はこれだからみたいな、
そういう論調になってしまって悲しいなっていうか、
そういう思いがしてたんですよね。
確かにアパレル業界人といいますか、
アパレルの構造とか、
服のクオリティっていうのが分かるプロからすると、
ユニクロもコンビニも確かにコスパはいいんだけど、
でもやっぱり値段なりっていうのはあって、
高いものだったらもっといいのになっていう、
もどかしさみたいなのは確かにあるんですよ。
ちょっと褒められすぎじゃないのかっていうか、
ユニクロもコンビニもね。
っていうのは気持ちは分かる。
すごい分かるんですよね。
だからこそもどかしいっていうか伝わらないことがね。
でも結局これって価値観の問題じゃないですか。
06:01
服好きってアパレル業界に異類ないに関係なく、
服好きって当たり前ですけど、
当たり前っていうかオタクですから。
オタクっていうものは大体使えるお金は
全部自分が沼っているものに突っ込むじゃないですか。
服好きもしっかりで、
全部お金を突っ込むわけですよ。
ないお金も突っ込むわけですよ。
カード払いという魔法で。
だけど普通の人はそうじゃないんですよね。
やっぱり私アパレル業界に勤めているときって、
結構ね、それこそ自分のメーカーの服は
給料転引でどんどん変えたりしたので、
なんか給料入った瞬間に
前月に買った服の料金引き落とされて
ゼロになっちゃうみたいな人が周りにゴロゴロいて、
借金しても不幸感みたいな人も多いんですよ。
なんかね、その感覚でいるとやっぱりずれちゃうよね
っていうのは確かに思うんです。
普通の人は限りあるお金、
お金ももしくは時間もですけど、
いずれの人にも大さの違いはあれど、
限りがあることには変わりないわけで、
その限りあるお金や時間を
何にどう配分するかっていうのは
本当に個人差があるし、それこそ個人の自由。
そこに自分らしさが出ると言っても囲んではないから
個人の自由じゃないですか。
その色々配分した上で、
じゃあ洋服っていうものに
どれくらいお金も時間も配分するかっていうのは
本当に差があって、
やっぱりそこは服好きとそうではない人、
他に好きなものがあって、
残れば服買うぐらいの人では
全然やっぱり感覚が違っちゃうんですけど、
でもその残ったものの中で
何を選ぶかっていう話なんですよね。
限りある予算の中で何を選ぶか。
そうすると予算次第で
選ぶべきものって全然変わってきちゃうわけですよ。
だからやっぱりいくら3枚のスウェットがいいって言ったって
1月の予算が5000円だったら
それは3990円のスウェット買うよっていう。
その5000円の中で一番いいものを買うよねって話ですよね。
だからこの辺の話は噛み合わないわけだし、
価値観の話などどっちが正解ってことでもないわけですよ。
なんだけどやっぱり
これアパレルに限らないと思うんですけど
デザイナーさんとか物を作る人とか
クリエイターさんとかって
発信するのが仕事だし
発信したいと思っている
そういう性質の人だから
やっぱりXの投稿においても
確固たる信念がある
それをズバーンと強い言葉で投稿しちゃうんですよね。
その時にせめて言い回しとして
私はこういう主義でやってますとか
私はこう思っていて
その信念に基づいて服を作っているから
この信念に共感してくれる人は来てね
みたいな言い回しだったら
まだ炎上しないんだけど
みんなこうすべきみたいな言い方
09:02
しちゃったり
みんなこうすべきって取られるような言い方をしちゃうと
やっぱり同じ主張でも与える印象が180度変わっちゃうんですよね。
その3900円のものよりも
3万円の方がはるかにいいものだよっていう主張は
決して間違ってないんだけど
それを私はそう思って
この信念に基づいてこれからも服を作っていくとか
おしゃれしていくっていう言い回しをするのと
それが分かんない人なんて
とかみんなそういう風に
3万のもの買うべきみたいな言い方をしちゃうのとでは
同じ主張でも感じる印象が全然変わっちゃうんじゃないですか。
やっぱりこうした、みんなこうすべきっていうのは
いわゆる守護がでかいってやつで
とにかく昨今特に嫌われるものなんですよね。
これは心理学でも
こういういわゆる守護でかは反感呼びやすいと言われていて
心理学では言うメッセージって言うんですけど
あなたを守護にした主張っていうのは
やっぱり受け入れられがたいんですよ。
あなたはこうするべきだ。あなたが悪い。
あなたはこうするべきだ。みたいなね。
あなたを守護にしたもの。
じゃなくて自分を守護にした愛メッセージ
愛が守護。私はこう思う。私はこうする。
私は困っている。みたいなね。
そういう言い方をすると
利き手に圧を与えずに受け取られやすくなるっていうことは
言われてるんですよね。だから
自分の主義主張をするときに
その言い方一つで受け入れられやすいかどうか
っていうのが変わってしまうのは
これはとてももったいないなと思って。
で、アパレル企業なんかにね
接客研修で入らせてもらうことはすごくあって
こういう話はできるんですけど
でも接客研修って一貫性は
接客の職種の人
ショップ店員さん、販売員さんがメインで
デザイナーさんがその研修に
含まれてないことが多いんですけど
でも今となってはやっぱりXだったりとか
インスタだったりとか
SNSでデザイナーさんも
お客様に直接発信できちゃうじゃないですか。
だからね、ぜひデザイナーさんとかも
やっぱり接客研修聞いてほしいって
ちゃんとお伝えするべきだなって
今回ので思いましたね。
やっぱりデザイナーやるってことは
もともとすごい強い信念とか思いとかがあるわけで
それは素晴らしいことだし
だからこそのクリエーションなので
それをよりよく伝える方法として
やっぱり言葉の使い方
言葉の武器として使えると思うので
その使い方もね、ちゃんと伝えないと
なんかもったいないなって
すごいもどかしい思い
これだからアパレルはとかって言われちゃうと
私も悲しいんでね
伝わってないことがね
だからまあその辺をね
もう少し私の方もできる範囲で
周りからちょっとお伝えしていきたいな
なんていうふうに思った次第でございます。
ということで
この番組では皆さんからのメッセージ
ご質問もお待ちしております。
番組概要欄のマシュマロから
ぜひお送りください。
それではまた。