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今日はマシュマロからいただいたご質問に回答していきたいと思います。今日は久々にファッションというか、ファッション直球の質問でございますね。読んでいきたいと思います。
リンと申します。早速ですが質問です。服の手入れで質問です。毛玉の手入れはどうされていますか?毛玉のできにくい素材がどういうものか分かりません。
毛玉ができにくそうと手に取ったニットパンツを気に入ってはいますが、5回目の着用あたりで上着とすれるところやポケットあたりに毛玉がちらほらストレスです。ということでだいぶイライラされておりますね。
今日はこのあたりのお話です。毛玉は秋冬に悩みがちですが、春先もニットがよく着ますので、意外と悩んでいる方が多いと思います。
今日はこのあたりのお話、毛玉のできる仕組みや手入れ方法をお伝えしていきたいと思います。それではスタートです。
はい、ということで始まりましたおしゃれの呪い解くラジオ。本日で432回目の配信でございます。この番組ではあなたに巻きつくファッションへの思い込みイコールおしゃれの呪いをバサバサと解いていきます。
服装心理学をベースにおしゃれを持って楽しみ、自分を変えるコツをお届けしています。お相手はパーソナルスタリストで公認心理師の久野梨沙です。本日もよろしくお願いいたします。
いやーね、春っていう感じでね、だいぶ今週からお客様のワードローブチェックだとか、あとお買い物同行とかがかなり続いておりましてね、結構オンラインでお目にかかったり、あと外で市町業施設に行ってお買い物をアテンドしたりみたいな機会がかなり増えていて、
オンラインと対面といろいろ形式はいろいろあれど、お客様とかなり会う機会が増えてきた3月でございますがね、皆さんいかがお過ごしでしょうかね。やっぱりね、今日もワードローブチェックなんかあったりしたんですけどね、最近ちゃんとワードローブ全部チェックしてからお買い物同行っていうご依頼がすごく多くて、
最近はコロナ禍でね、しばらくあんまり外出しなかった時期が続いていて、その期間ほとんど洋服を買ってなくて、そうすると改めてクローゼット見てみて、こんなかに結構なんかあんまりもう今となっては着ない方がいい洋服あるんじゃないかみたいなね。
なので、もう1回ちょっとそろそろ外出が増え始める前に洋服を買い替えようと、その時に手持ちのものの整理から始めた方がいいかなっていうふうに思われる方が多いみたいで、ワードローブチェックしてからお買い物同行みたいなね、流れも結構増えてきてるかなっていう印象ですね。
うちはワードローブチェックとかお買い物同行後のコーディネート提案なんかも全部スマートフォンで使えるアプリを活用しているので、そこにご自身で手持ちの服を登録してもらえれば、お客様のご自宅に行かなくても、もちろん行ってね、私どもが撮影をして登録代行することもできるんですけども、ご自身で登録していただければオンラインだけでワードローブチェックを済ませることもできるので、
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そうするとだいぶね、自分の家に呼ぶっていうのは結構なかなかハードル高いんじゃないかと思うんですよね。なのでそのハードルもなくなって結構ご利用しやすくなったかななんて思ってますけどね。
チェックするときにね、似合うものとかトレンドから外れてるものとか古く見えるものないかなっていう観点ももちろんなんですけど、必ずお客様に着たいものとか、今年の今シーズンになりたいイメージとかは伺うようにしていて、やっぱり似合うとか着回しがきくとかって外部要因じゃないですか。
そういうだけじゃなくて、自分のうちから来る気持ちとかもファッションに取り込んでいくことがすごく大事だと思っていて、それをねずっと無視し続けて、こういうtpoだからこういう服が必要だとか、こういうのが似合うからこういう服だけ着ようだけやってると、なんかね自分の心の声を聞かなくなっていくと、だんだんねおしゃれが楽しくなくなっちゃう人がいるんですよね。
それは怖いことだし、自分の心の声ってあえて他者に聞いてもらわないと結構自分では無視しがちだし、気がつかなかったりするんですよね。なのでそういうのをしっかり聞くっていうことも、何が着たいのかっていうのを対話の中で引き出すっていうことも重要視しています。
なんでね、もうすぐ春物買うよって方は是非ね、何が着たいのかっていうところもね、皆さん自身で考えていただければいいんじゃないかななんて思いますけどね。さあちょっと前置き長くなっちゃいましたが、りんさんご質問ありがとうございました。毛玉についてですね。好きな服を買ったりとかね、あの服選びに悩みはなくても服のお手入れには悩みあるんだよっていう方も結構いらっしゃるんじゃないかと。中でも毛玉っていうのはなかなか悩ましいですよね。
ちょっと今日は毛玉ができる仕組みと、あとはおすすめのお手入れ方法なんかをお伝えしておこうかなと思うんですけども。まず毛玉というのは大きく分けて2つの要因がありまして、まずは毛ですよね。毛が絡まってしまうということ。これがまず原因一つですよね。絡まった結果玉状のものができるわけですよね。毛玉が。
それが落ちずに残ってしまっていると。つまりその毛玉が毛が絡まって玉ができてもそれがそれすらもこすれてほろっと落ちてしまうような素材であれば毛玉として残らないわけなんですよね。なので毛が絡まるから毛玉ができるんだだけ思いがちなんですけど、意外と毛が絡まっても玉が落ちてくれるものは毛玉として残らないからいいわけなんですよ。
なのでこの2つの原因を満たしてしまうと毛玉ができやすいということになるわけです。でその一つ目まず毛が絡まるこれは分かりやすいですよね。やっぱりもともと毛羽立っている素材って毛が絡みやすいですよね。だから例えばどうしてもね合成繊維の方が毛玉が静電気が起きやすいこともあって毛玉が起こりやすいっていうイメージが強いかと思うんですけども。
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天然繊維のウール、羊毛ですよね。羊の毛これも毛羽立っているものに関しては結構毛玉ができやすいです。摩擦が起きることでその毛羽たちが絡まっていって毛玉になってしまうということですよね。
で結構ねウール100%のニットなんていうのは割と高いものもあったりしてこれなら毛玉ができないかななんて思いきや実際には毛羽立っていてそこが絡まってしまって毛玉ができてしまうと。なんだ高いもの買ったら毛玉ができづらいんじゃないのかよなんて思ったことがある方も多いと思うんですけどもこういう要因があるわけです。
次にじゃあ元々毛羽立ってないものを選べばいいんだと思ってそういうものを買ったとしても毛玉ができちゃうことがありますよね。これどういうことかというと元々毛羽立っていなくてもその繊維が摩擦によって擦れていくうちに徐々に毛羽立ってきちゃうわけですよ。そこが絡まっちゃって毛玉になっちゃう。
さらに合成繊維、例えばポリエステルとかレイオンとかアクリルみたいなものは特にニット系だと毛玉ができやすいんですけれどもこれなんでできやすいかというとさっき言ったように毛玉ができてその後に毛玉が摩擦で落ちてくれないんです。ある程度繊維が強いんですね。
なんで毛玉ができるところまでできるんだけど毛玉が擦れて取れてくれるかというと取れない。なかなか取れない。そこに居座ってしまうというね。なので毛玉がすごいできてるっていう感覚につながっていくわけです。
一方ですね毛玉ができづらい繊維というと有名な3つありましてコットン、綿、麻、絹、シルク。この3つは天然繊維でかつ摩擦に強くて繊維が絡まり合うこともないので毛玉ができづらい素材です。
だから春先なんかはコットン100%のニットとかは結構あるのでそういうものを選べば比較的毛玉がつきづらいよということは言えるんですよね。ただね秋冬はやっぱりさっき挙げたようなウールとかアクリルとかこれを避けてニットを選ぶことはできないと思うんですよね。
なのでそういう意味では毛玉とはどうしても避けがたいお付き合いをせざるを得ないということは言えるかなと思います。毛玉避けたかったらニットを着ないということにしか本当に毛羽立たないようなものしか着ないということになっちゃうんですけどなかなかそれは難しいのでやっぱりある程度ニット製品だったら毛玉ができるものっていうふうに考えていかないといけないかな。
ニット以外でも毛羽立ちが強いものに関しても毛玉ができるということは覚悟をしなきゃいけないのかなというところではありますよね。もちろんピーリング試験という品質試験がありましてこれは毛玉ができづらさでどれぐらいできるかっていうのを調べる試験です。
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高級品なんかはこの等級使える等級が基準と対して等級が決まっていて何級のものしか使えないみたいなことが決まっているのでそういう意味では高級品の方ができづらいっていうような風潮というのはここから来てるのかなと思うんですけども確かに一理あるかなとは思います。
ただもちろん完全に毛玉ができないものだけを使っているわけではないので高いものだからといって必ずしも毛玉から逃れられるというわけではないというのが実情ですよね。
対処方法はってことなんですけど摩擦を減らすしかないんですよ。なのでバックと擦れるところにリンさん毛玉ができちゃったとか上着と擦れるところとかっていうのは当然摩擦の問題です。
極力摩擦を減らすっていうことしかないんですけどもバックを肩から例えばニットであればねバックを肩から下げて持たないとかね。あとは一番意外と洗濯の時って結構擦れるので洗濯ネットにしっかり入れて摩擦を減らすとか手で押し洗いもみ洗いするとかそういったことが考えられるかなと思うんですけども着ている最中摩擦出るのはなかなかできないので
毛足の長いものは繊維が絡まった時に毛玉になる前に手前で予防できるようにブラシをかける。これねめんどくさいんですけどやっぱり一手間かけると違うかなって思いますね。あとはできちゃったらなんですけどできちゃった毛玉はハサミで取る。めんどくさく感じるんですけどこれもまだ毛玉が少ないうちにハサミでちょこちょこちょこちょこ細めに取っておくのが一番生地を痛めずに済む。
こういうことを考えるとどうしても毛玉がやっぱりストレスということであればこういう手間をかけてでも期待にと製品だけに限るというのも一つの考え方としてはあるかなと思います。ここトレードオフですよね。期待気持ちと面倒な気持ちと都度天秤にかけて考えていただくしかないのかなと思うんですけどもね。
まあでもこういう知識を知っているのと知らないと全然違うと思いますので知った上で賢く選んでいただければいいのかなというふうに思います。はい、りんさんありがとうございましたご質問ね。また何かありましたらぜひぜひお気軽に投げてください。ご質問お悩み等々は番組概要欄にありますマシュマロから投げてください。ファッションのことでも結構ですし心理的なことでも結構ですのでお待ちしております。
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