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2022-03-09 11:58

431.ネガティブな感情、言葉にできていますか? from Radiotalk

子供の頃は「痛い」だの「ムカつく」だのと気軽に声に出していたネガティブな感情。逆に大人になるにつれて、どんどん心に押し込んでいってしまうようになりますよね。でも悩みや問題、そしてそれに紐付くネガティブな感情は、言語化してはじめて解決への道も見えてくるもの。だから心理カウンセリングは言葉を一つの重要な道具として使うんです。

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#ひとり語り #心理学 #ファッション #服 #おしゃれ #スタイリスト #パーソナルスタイリスト #カウンセラー #イメコン
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はい、ということで始まりました、おしゃれの呪いトークラジオ。
本日で431回目の配信でございます。
この番組では、あなたに巻きつくファッションへの思い込み、イコールおしゃれの呪いをバサバサと解いていきます。
服装心理学をベースに、おしゃれをもっと楽しみ、自分を変えるコツをお届けしています。
お相手はパーソナルスタイリストで、公認心理師のヒサノリサです。本日もよろしくお願いいたします。
私、息子が一人おりまして、子供が話をできるようになった時、言葉を覚えて話をできるようになった時に、もちろん単純な成長の喜びもあるんですけど、
現実的にありがたかったこととして一番思ったのは、何で泣いているのか質問できるっていうね。
人類の進化の歴史を小さな子供の中に見るわけですよ。
そうすると、人類にとって言葉の獲得というのが、いかに集団で生きていく上で大事だったかっていうことを思い知るわけですよ。
泣いてても、何で泣いているのか分からないってめちゃめちゃ不安なんですよね、周りにしてみたら。
どっか痛いのかなとかね。
ちょっと目を離したときに転んでどっかぶつけたかなとか、お腹痛いとかなんかあるのかなとかね。
聞きたいじゃないですか。それが聞ける。
突然泣いたときに、どうしたの、どっか痛いのって聞いたときに、痛いんじゃないって言われたときの言葉よみたいな。
ヘレンキラーのウォーターじゃないけど、そのありがたみみたいなのはすごくあったわけですよ。
言葉でいろんな感情とかいろんなことを人に伝えられるみたいなことで、言葉の能力っていうのもその後どんどんどんどん上がっていくわけですけれども。
じゃあ大人になってからもこの言葉で自分の感情を明確に表現したりとかっていう能力がずっとほっといても上がり続けるかっていうと実はそうではないんですよね。
逆に言うと私たちって大人になると感情的なことっていうのは言葉にむしろしなくなっていっちゃうんじゃないかって思うんですよ。
小さい頃は何で泣いてたのかとか何で怒ったのかっていうのを聞かれれば素直に答えていたのに、大人になるとむしろそれを押し込めてしまうというか、
聞かれても言わなかったり、自分でもあえて言葉にしようとせず、言葉にならない感情が浮かんだ段階で心に押し込んでしまうみたいなシーンが増えてしまうんじゃないかと思うんですよね。
特にネガティブな感情ね。嬉しい感情はあれですけど、特にネガティブな感情っていうのは言葉にしなくなっちゃうんじゃないかなと思うんですよね。
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これやっていくとやっぱりだんだん言葉って何かその感情を明確に自分自身が認識するためのツールでもあると思うんですよ。言語化って。
だからそれをやらなくなっていくとどんどん、特にネガティブな感情において、自分が何で今怒ったのかとか何でイライラしたのかとか何で悲しくなったのかみたいなことが自分でも分からなくなる。
もうしまいにはこのモヤモヤした気持ちは悲しいのか、怒っているのか、辛いのか切ないのかっていうのも分からないみたいなね。そうなっていっちゃうんですよ。
なので特に、できればネガティブな感情が起こることっていうのは最小限にしたいわけですよね、人間。
そうなっていくと、そのネガティブな感情がどうやって自分自身、何がトリガーで発生してっていうことを知っておいた方がネガティブ感情が発生することを少しでも減らせるわけなので、そういう意味でもやっぱり言語化しておく言葉にするっていうのはすごく大事だと思うんですよね。
もちろん頼れる誰かに伝えるっていうこともすごく大事なんですけども、もし誰か言える相手がいなかったとしても、自分一人でもやっぱり言葉にしておくべきだと思うんですよ。
言葉にするだけで、自分の心の中から取り出して眺めるようなイメージで、ちょっと吐き出した、よくね、泣いただけでもすっきりするとかさ、チラシの裏に呪いのことを書き出すだけでもすっきりするなんていうのを経験されたことある方多いと思うんですけど、
実際にデスノートなんていうのはないわけですけど、自分なりの相手に危害は加えられないけど、デスノートみたいなのがある方もいらっしゃるんじゃないかと思うんですよね。書くだけでもすっきりするじゃないですか。
そもそもやっぱり心理カウンセリングっていうのも、言語化することで悩みを整理したり問題を整理したりして、それ自体でも解決まで至らなくてもちょっとすっきりするという心得の効能を活用しているものですし、さらに言語化していくことで原因が明確になったり、
その発生基準っていうんですかね、どういう時にこの感情が発生するのかっていうシステム、メカニズムを理解することでそれを起こりづらくしたりということで、実際に根本解決にもつなげていけると、その処方のステップがやっぱり言葉にするっていうことなんですよね。
なので、もちろんネガティブな感情全般に言語化っていうのは大事なんですけども、もちろんそれはファッションの悩みについても同じことなんですよね。
私の場合にはパーソナルスタイリングではマンツーマンでオーシャルな悩みについて細かく聞いていくわけですよ。
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そうすると思いもかけないところにその悩みの原因があったりすることも見えてきたりするわけです。
例えば、似合う服の診断をいろいろ受けていてね、フリルがとても似合うタイプだとどこに行っても言われると。
買い物に行って店員さんにも言われると。
でもどうしても着たくないから、もう最近ではフリルが似合うって言われただけで嫌になっちゃって、もうファッションアドバイスも受けたくなくなっちゃってますみたいな。
例えばそういう人に、そうなんですかだけじゃなくて、私の場合はかなり細かく質問をするんです。
質問をすることでお客様に言語化を促していくわけですよね。
例えば、じゃあ具体的にいつから着たくなかったのか、フリルをね。
いつから嫌いだったのかとか、仮に着ようと思ったらとか身につけたことがあれば、身につけるとどんな気持ちになるのかとか。
あとはフリルにまつわることに何か思い出すことはありますかとかね。
あとはそれは自分が着ることだけが嫌で、人が着ていてもなんとも思わないのか。
それとも人が着ているのも見るのも嫌なのかとかね。
本当にそういうふうに、もう隅から隅までいろんなことを聞いていきます。
そうすると例えばですけど、例えば幼い頃にお兄ちゃんがいてね。
お兄ちゃんと同じ遊びをしたかったのに、自分が女の子だっていうだけでいろんな人にダメだって言われて。
大人になってからも進学とか進路のことで、女性はこうだからこうだからっていう感じで決めつけられたりして。
それで女性っていうもの自体にすごく嫌悪感を持ってしまっていたと。
その象徴であるフリルがすごく嫌いになっちゃったっていうことが分かってきたりするわけですよ。
そうすると問題はフリルではなくて、その女性っていうことで押し付けられたあれやこれやが嫌だっただけなわけですよね。
そして今、もし独立しているのであれば、そういう押し付けがない。
そこからは解放されているのであれば、その嫌な思い出だけが残っちゃってる状態。
ここまで整理できると、ちょっと別に無理に和解する必要もないんですけど、和解しようと思えばフリルとの和解もちょっと近づきそうじゃないですか。
そんな風にオシャレに関しても、自分のネガティブな感情とか悩みとかをしっかり言語化するっていうことが大事。
なので私がやってるオンラインサロン、服装心理ラボでも、会員限定のグループとのチャットを作って、会員しか見ないっていう環境をちゃんと作っておいて、
そこにできる限り、いろいろ良かったことも悪かったことも、ネガティブな感情もポジティブな感情もできる限り投稿してくださいっていう風にお願いして投稿してもらうことで、
自分のしっくりこない感じとかが具体的に分析できるようになる。
より解像度高く自分で理解できるようになる。
自分で分かれば解決につなげていけるわけですよね。
よく大人になったら自分の機嫌は自分で取ろうとか、不機嫌を周りに巻き散らさずに自分で責任を取ろうなんて言われますけども、
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やっぱりその不機嫌の原因って自分でもよく分かってないことって結構あるんですよね。
それは言語化できない不機嫌は絶対原因を分からないんです。
逆に言うと言語化できた不機嫌は解決にもつなげられるんですよね。
だからそういう意味では本当に機嫌よく生きていくためには言葉にする能力、言葉に出していくということは、
人に聞かせるかどうか別として言葉にしていくということはとにかく大事だなというふうに思っています。
だからできる限り私は言葉にいろんな人が自分の気持ちを言葉にする場を作りたいなと思うし、
自分のことを表現する場を作りたいんですよね。
だからファッションもその一つでその手伝いをしたいっていうのもあるし、言葉っていうのも心理学やってると大事だなって思うので、
言葉で表現する場っていうのもすごく作っていきたいなと思っています。
服装心理ラボでも実験的にマンツーマンでの心理カウンセリングのサービスを会員限定でスタートして、
かなりお申し込みをいただいていて、具体的に今週末ぐらいから実際にご予約の方がスタートするんですけど、
カウンセリング第一回目スタートするんですけど、そういうマンツーマン心理カウンセリングでもきっと言葉にすることの重要性というのを感じていただけると思いますし、
今後はラボの中でマンツーマンじゃなくてセミナーっていう形で、これまで何回かファッションのセミナーっていうのはラボの会員限定でやってきたんですけども、
心理的な心理学のセミナー、より自分の心とうまく付き合う方法とか、そういう心理学のテクニックを自分の生活によりよく使えるようなセミナーっていうのもどんどんやっていきたいなと思っていて、
この春からは服装心理ラボっていうのをますますさらなる学びの場にしていきたいというか、深く学びたい人はもっと学べるような場所にしていきたいなというふうに思っていますので、
春から何かわからないけど新しく学びを始めてみようかなと思っている方は、心理学だったら本当に幅広く使えるし、誰一人必要な人っていないと思うので、
ぜひ服装心理ラボも選択肢の一つに入れていただけると嬉しいなというふうに思っております。
そしてもちろん昨日告知しました、Kindle Unlimitedの対象になった私の本、最高にしっくり似合う服選び。
こちらでは基本的な自分に似合う服の選び方を学びますので、ぜひこちらも春の学びの候補に入れていただけると嬉しいなというふうに思っております。
それではまだまだこの番組の皆さんからのご質問などもお待ちしておりますので、番組概要欄にあるマシュマロもしくはSNSでリプ等でお気軽に投げていただければと思います。
それではまた次回の配信でお会いしましょう。おやすみなさい。
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