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はい、ということで始まりました、おしゃれの呪いトークラジオ、本日で795回目の配信でございます。
この番組では、あなたに巻き付くファッションへの思い込み、イコールおしゃれの呪いをバーサバーサ解いていきます。
服装心理学をベースに、おしゃれをもっと楽しみ、自分を変えるコツをお届けしています。
お相手はパーソナルスタイリストで、婚姻心理師の久野梨沙です。どうぞよろしくお願いいたします。
自己紹介かむかね。しかももう795回目で。失礼しました。どうぞよろしくお願いいたします。
今週が始まりましたね。いやー、毎年春行ってる気がするんですけど忙しいんですよね。
ありがたいことですよ。ありがたいことなんですけど。
なんかちょっと、この忙しさは定期を逸してる気がして、あらゆる種類の仕事が舞い込んできてまして。
いつも通り季節の変わり目なんで、リピーター様からもご依頼いただき、ありがたいことにご親近の方からもご依頼いただき、
パーソナルスタイリングはやっていて、お買い物同行の準備とか、お買い物同行とかで歩き回ってるんですけど、
それに加えて大学の授業と、あとはいろんなイベント出演、公演、執筆、なんかバタバタバタバタ入ってきちゃって。
あとはもちろんレギュラーでというか、フォースタイル、パーソナルスタイルしたスクールと、
オンライン演奏の服装品ラボはもちろん今まで通りあるわけで、
めちゃめちゃ忙しくて、またなんかちょっと私の仕事のキャパが広がりそうだなと思いながら頑張っておりますけどもね。
そんな中ね、忙しいなと思いつつも、
今日はね、めちゃめちゃ仕事中、もう仕事の手止まっちゃったコーチェラ。
見てますか皆さん、コーチェラ。
フェスですよ、フェス。海外のフェス。あれどこだ?サンフランシスコ?
どこでしたっけ?ロサンデルスよくわからず見てるんですけど。
私、このラジオでお話ししたことあるか忘れちゃったんですけど、
新しい学校のリーダーズがすごく好きでというか、尊敬の気持ちに近いかもしれないんですけど、
好きとかファンと言えるほどね、活動もしてないんですけど、
この間、武道館に初めて参戦したぐらいでなんですけど、
結構ね、去年ぐらいからテレビたくさん出始めて、
私も全然後発組なので、本当に去年ぐらいから好きになった感じなんですけど、
テレビで好きになったというよりは、テレビで知って、
たまたまYouTubeでいろんなアーティストの映像を見てたら流れてきて、
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ダンスプラクティス動画みたいなので衝撃受けちゃって、
首振りダンスの大人ブルーが世間を石鹸してましたけどね、
それ以外の曲にびっくりしちゃって、
私一応ね、一応本当にこんなのあるんですけど、
高校の時にちょっとだけダンスをやってて、やってたっていうほどやってないんですけど、
やってて、だから一応自分は全然できないんですけど、
ダンスが上手い人はわかるんです。
それぐらいの目を治れたんですね、学生時代に。
めちゃめちゃダンスが上手いことにびっくりしちゃって、
なんだこの人たち、なんかもう、なんていうのかな、
ちょっとテレビで見てた印象と違ったんですよね。
そっからドハマリしちゃって、YouTube動画を掘りまくって、
最終的に武道館に行ったっていう感じなんですけど、直近では。
で、そのコーチェラっていうね、先週と今週2回ともトリーを務めたんですよ。
そんなに大きくない、いくつかIFSってね、いくつかステージがあって、
そこまで大きくないステージだったらしいんですけど、
でもトリーを務めたっていうので、
2回ともYouTube全部配信してくれてるんで見たんですけど、
いや、すっごいなと思って。
もともと海外に強い方たちで、海外で売れたのがきっかけで、
日本でも注目されるようになったみたいなところがあるようなんですけど、
やっぱりね、海外フェスの盛り上げ方がどうにいってるし、
フェスって当然生じゃないですか、ライブで。
歌も上手いし、ダンスも当然だし、
なんかこう曲順とかアレンジとか、振付を全部自分たちやってるんですけど、
それも素晴らしくて、
感動しちゃってね。
で、好きになってからというものを、
好きになるとやっぱりどうしても好きではない人の声っていうのが目に入るようになってきて、
そんなにもともと私そういうのは気にならないので、
そう思う人もいるんだろうなって思ったんですけど、
やっぱり一番新しい学校のリーダーさんに対して多かったのが、
このセーラー服を着て、
セーラー服をなびかせてね、スカートを、
なんかこびてるとか、下品だみたいな、
なんかいやらしいとか下品だみたいな、
そういう声がすごい多かったのが気になってて。
で、何でしょうね、
全然海外フェスとかの彼女たちのパフォーマンスを見てると全然そういう風には思わないんですけど、
やっぱり大人ブルーっていう楽曲がそういう感じがするから、
そういう歌詞だからね、
そういう、そのこびてるんじゃないかみたいなことを感じる人が多かったのかなと思うんですけど、
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わざわざセーラー服なんか着ちゃってみたいな、
だけど、ふと思ったのは、
いや、そもそもセーラー服に、
そういう、セーラー服着てると男にこびてるみたいな、
セーラー服着てるアイドルは男にこびてるみたいな、
そういうイメージをセーラー服につけたのはそもそも誰なんですかっていう話で、
そもそもセーラー服ってだって水兵さんの服じゃないですか。
そもそもミリタリーベアですよ。
で、それが子供服に広がって、
ヨーロッパで政府に採用されて、
で、日本にやってきたっていう流れがあって、
もともと動きやすい服だったわけですよ。
ヨーロッパで政府として導入されたのも、
活動的な女子の服が欲しかったからっていう理由だったし、
だからセーラー服で歌って踊るのは、本来の用途に近いわけですよ。
なのに、なんでそれがこびてるって思われちゃうかっていうと、
日本でセーラー服とかをそういう目で消費してきた人たちがいるからじゃないですか。
そんなことを考えたら、自分が高校生の時に制服を着てて、
嫌な思いをしたこと、痴漢にあったとか、
そういうことが思い出されちゃって、無性に腹立ってしちゃってね。
でも、彼女たちがあえて海外で歌って踊って、
海外のパフォーマンスを見てる外国人の皆さんは、
そういうふうに性的消費をするような目とか、
そういうシンボルとして、彼女たちは絶対見てないなと思うんです。
あのパフォーマンスからはね。
って思うと、やっとセーラー服が本来の姿を取り戻したって思って、
なんか泣けてきちゃって。
なんで私セーラー服に感情入れしてるのかわかんないですけど。
そういうことが結構私あるんですよ。
服に罪はないのに、人間のせいでというか、
変な人間のせいで服に変なイメージつけられちゃって、
お目を着せられた服がかわいそうみたいなことを結構考えることがあって。
だから、私が新しい学校のリーダーズが好きになったのって、
セーラー服っていう衣服を救ってくれてるからなんだなって思ったんですよ。
で、それは同時に、私はセーラー服じゃなかったんですけど、女子高生の時はね。
でもセーラー服じゃなくったって制服を着てたら嫌な女がしたことがあって、
そういう経験した人多いと思うんですよ、リスナーさんの中でも。
そういう自分も救われた。
あの時、女子高生、女子高生してる格好をしてるとちょっと危ないなって時は、
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わざとプリーツスカートの下にジャージ着着たりして、
ダサくして歩いたりしたわけですよ。
なんであんなことしなきゃいけなかったんだろう、みたいな気持ちとかを、
なんか全部鮮やかに踊って歌って、
ものすごいパワフルなパフォーマンスをしていることで、
なんか全部払拭してくれた気がして、
なんかもうありがたやーって感じで、
なんかもう拝みながら今日見せたんですけど。
なんか、普段パーソナルスタイリングって仕事をしてると、
洋服を使ってお客様のイメージコントロールをするんですよね。
だから、本当にこの春もね、
昇進したからとか、新しいポジションに入ったから、
それにふさわしいイメージにしたいっていう、
新しいおもしろいものをたくさんいただいてて、
その時に、その洋服がもともと持っている、
この洋服を着ていると、人々はこういうイメージを持つよねっていう、
そのものがもともと持っているイメージを活用して、
その力をいただいて、
お客様のイメージをコントロールしようとしてるんですけど、
でも結局そのイメージって、
さっき言ったセール服の話みたいに、
後からつけられたイメージもあって、
本来その服のせいじゃないのに、
何かの出来事があったりして、
あとは悪い活用のされ方をしたりして、
ネガティブなイメージがついてしまった服があったりすると、
やっぱりそれは使えなくなるわけですよ。
そのネガティブなイメージが欲しくなかったら、
ブランドも同じですけどね、
それはもうお客様にお勧めできないって。
私は仕事的にそういうふうに、
それをお客様の不利益にならないように、
ネガティブなイメージ、あまり良くないイメージがついてしまった服は、
避けることしかできない。
避けましょうって教えることしかできないのは、
やっぱりちょっとどうか無力感があるけど、
私は出役ではないし、
デザイナーとしてその服を生み出す立場でもないので、
服のイメージを塗り替えるということまではできないんですよ。
だからそれをできる人に、
すごいありがたさと尊敬の念を抱くんだなっていうのを、
なんで今日こんなにコーチェラ感動したんだろうなってことを掘り下げたら見つかって、
できないことをやってくれている人への感謝の気持ちがあるんだなっていうことを思いましたね。
こういうふうに一回一回感激したら、
自分の気持ちを掘り下げちゃうところが、
これまた職業ボーだなと思うんですけど、
それぞれこんな感じで新しい自分が見つかるから面白いなって思いました。
そのコーチェラのパフォーマンスね、
たぶんね、まだ見れます。
いつまで見れるんだかわかんないんですけど、
まだ見れるのでぜひ見てもらいたいです。
本当にパワフルで元気が出るし、
ちょっといるものなんじゃないの?
グループって思っている方がいたら見てもらいたいなと思います。
ではまた!