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2023-10-31 12:00

722.待望デビューのフィービーファイロも…注目の「クワイエットラグジュアリー」とは? from Radiotalk

今日ファッション業界で注目を集めていたのは、待望のデビューコレクションが発売開始となったフィービーファイロ。オンラインサイトのみで超少数だけを販売するというその販売方法にも驚かされましたが、やはりクリエイションはフィービーらしいシンプルシック。彼女のブランドの誕生を受けて、今ますます勢いを増すキーワード「クワイエットラグジュアリー」についても解説します。

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#ひとり語り #心理学 #ファッション #服 #おしゃれ #スタイリスト #パーソナルスタイリスト #カウンセラー #イメコン
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はい、ということで始まりました。おしゃれの呪いを解くラジオ。本日で722回目の配信でございます。
この番組では、あなたに巻きつくファッションへの思い込み、イコールおしゃれの呪いをパーサーバーで解いていきます。
服装心理学をベースにおしゃれをもって楽しみ、自分も変えるコツをお届けしています。
お相手はパーソナルスタリストで、公認心理師の久野梨彩です。本日もよろしくお願いいたします。
さあ、昨日から喉がやられる種類の風邪なのかな?喉の声だけすっぽ抜けちゃったって話していまして、
昨日はちょっと聞き苦しさが大きかった、強かったと思うんですけど、今日はちょっとマシになっています。
でもね、まだちょっと声の工程がつけづらいんですけども、だいぶ昨日よりは聞きやすくなっているかと思います。
そして今日はですね、もう一個変わった点があって、実はマイクをちょっと変えてみたんです。
私、本当にこのポッドキャスターを始めてからずっとマイク難民でして、ずっと聞いてくださっているリスナーさんはご存知の通り、
iPhoneでパッと録りたい、かつラジオトークっていうアプリをかませているっていう、そういう条件を考えると、なかなか使えるマイクの種類が限られてきてしまって、
今回ね、iPhoneの15 Proに変えたんですね。機種変更して、そうしたら端子がLightningからUSB-Cに変わったので、
そうするとね、普段YouTube収録とかで使っている普通の無線マイクが、ピンマイクがUSB-Cのアダプターをかませることで使えるようになるんです。
なので、それがいいかなと思って今回使ってみております。
何回かテストして良さそうだったので、ちょっと使ってみているんですけれどもね。
前からお聞きの方はぜひね、聞き心地とかご感想いただけるととても助かります。
番組概要欄のマシュマロか、もしくはSpotifyでお聞きの方はね、Q&A機能って言って簡単に番組概要欄的なところからメッセージを送れる機能もありますのでね、
ぜひぜひご感想をお聞かせいただけるとありがたいです。よろしくお願いします。
さあそして今日は10月31日ということで、ファッション業界的には比較的大きなニュースがあった日でした。
今日はその話から引き続いて、ラグジュアリー市場の最近の動きみたいなお話をね、ちょっと語っていこうかなと思うんですけれども、
今日はですね、フィービーファイロというデザイナーが立ち上げた、その名の通りフィービーファイロというブランドのファーストコレクションが発売される日だったんですね。
発売開始された日。このフィービーファイロという女性デザイナーさん、結構伝説的な人気のあるデザイナーさんなんですけれども、
やっぱりアパレル業界以外の方、ファッションがそんなに好きじゃない方、特にメゾンブランドを追ってない方にはあまり見なじみがないお名前だと思いますので、ちょっとそのあたりも解説していくと、
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フィービーファイロさんはそのキャリアをね、クロエというブランド、クロエは聞いたことが多いと思うんですけど、クロエというブランドからスタートしてますね。
ステラ・マッカートニーという、これまた女性デザイナーと仲が良くて、ステラ・マッカートニーさんはね、結構その名前でブランドもありますし、
知ってる方多いと思うんですけども、その人に誘われる形でクロエのアシスタントデザイナーからキャリアをスタートして、
すごくクロエが、ステラ・マッカートニーの力回りがすごく売れて、その後にステラ・マッカートニーが去った後にクロエのチーフデザイナーになって、
その後にセリーヌに移って、セリーヌもこれまた若返らせて、めちゃめちゃ売上を上げて、
2016年にセリーヌから去ったわけです。
それ以来活動休止状態で、すごくブランド立ち上げをファッション業界の特に女性からとても熱く望まれていたデザイナーさんだったんですね。
なので結構フィビファイロ時代のセリーヌの商品なんかは古着市場でも結構高値で取引されていると思うんですけどもね。
そんなフィビファイロが今年の2月に突然インスタアカウントを開設して、ブランド立ち上げますと、ローンティしますという告知をしたわけです。
この日を非常にみんな待ち望んでいたわけですけれども、今日発売されたと。
発売されてあらびっくりって感じだったのが、まず発売形態も結構特殊でして、ウェブサイトでしか、オンラインサイトしか販売しませんとまずは。
プラス、過剰に作ることで売れ残ったりして環境に負荷をかけるのが嫌だということで、すごく少ない生産数だったと。
一型あたり100点とか3桁くらいだったって言ってましたね。
そんなもんね、あっという間に売り切れるんですよ。それくらい人気なので。
なんだけど、完璧に絶対に売り切れる量しか作りませんということ。
プラス、そうなってくるとこれ、転売されるんじゃないの?ってやっぱりファッション業界だとは気になるんですけれども、
転売も防げるように一人一型一枚しか買えませんという感じになっているわけですね。
この生産数を絞ったことによって、残念ながらオンラインサイトから配送する対象エリアとして、日本含むアジアは除外されてしまったわけなんですね。
日本にもフィービーファイルのファンはとてもいると思うんですけども、おそらく買えた人っていうのはかなり少なかったんじゃないかなというふうに思います。
そんな発売方法もちょっと特徴的だったフィービーファイルですが、デザインの特徴としてはセリンの時代から変わらず、非常にシンプルなんですけれども、
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シルエットとか、洋服のカッティングとか、素材の使い方にちょっとひねりがあるようなものが特徴で、
それは今回も変わっていないという感じで、皆さん喜びの声を上げていましたけれども、そんな特徴があるわけです。
実はですね、ラグジュアリーマーケット全体で、今回のフィービーファイルのような非常にシンプルで、
なんだけど素材とかシルエットでちょっとひとひねり加えるというか、上質感を出すような装いが、とても売れ筋になってきている、人気を集めてきているわけなんですね。
そういった装いのことをクワイエットラグジュアリーと呼ばれて、非常に注目されています。
レディースのみならず、メンズの世界でもですね、富裕層が今選んでいるファッションとして注目されているわけなんですけれども、
これまでね、このラグジュアリーなブランドっていうと、ドーンとロゴが入っていたり、モノグラムって言ってね、ロゴマークがバババババッと、
全面に相柄のように入ったようなものがあったりっていう、誰がどう見ても、そのブランドのことをよく知らない人から見ても、
あそこのブランドねってわかるような商品も結構あったのがラグジュアリーブランドだと思うんですけれども、そうではなくて、本当にロゴがちっちゃいとか、
何にも書いてなくて、本当に知っている人がいないとわからないぐらいのもの、そういうものを着るような装いのことをクワイエットラグジュアリー、直訳すると静かなラグジュアリーですよね。
だからうるさくないってことですよ。非常にシンプルなラグジュアリー。これが今芯の富裕層が選んでいるファッションと言われているわけなんですよね。
代表的なブランドはまさに今回のフィービーファイロも、エルメスとかに比べたら全然安いですけど、ラグジュアリー分野だとすると、まさにクワイエットラグジュアリーですけれども、
それ以外でいうと、ロロピアナとか、ブルネロクチネリとか、あと最近すごい人気なのはザ・ローっていうブランドとか、
あとはジル・サンダー、ボッテ・カベネタあたりは聞いたことある方も多いと思うんですけども、この辺が非常にクワイエットラグジュアリーを代表するブランドとして今人気が集まっているところなんですよね。
これが流行った背景っていうのはもちろんいくつかあるわけなんですけども、まず一つ目は90年代のリバイバルブームがそろそろ来るなというか、
ここまでずっと80年代のリバイバルブームと言えるような結構派手なファッションで、かつオーバーシュレートのファッションっていうのが流行したんですけども、
やっぱり派手な服が流行るとその反動でやっぱりシンプルな服が流行る。ずっとこれの繰り返しなんですよね。
なので90年代っていうのもその80年代の派手さの反動で、ミニマリズム、もう究極にそぎ落とした超シンプルなファッション、ミニマリズムって言われていましたが、
こういうファッションとかノームコア、これは2000年代からノームコア、超普通、究極の普通みたいなファッションとかが流行ったので、
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その流れ、そういった90年代のリバイバルブームの流れがあっての今回のクワイトラグジュアリー。
ただ90年代当時のミニマリズムとかノームコアのように、とにかくそぎ落とすのがクワイトラグジュアリーなわけではなくて、
これまでのラグジュアリーブランドよりも、かなり何のブランドかわかんないぐらいシンプルで、
だけどデザインとかカッティング、シルエット、素材には上質感がしっかりあるよ、そういうところは単純なミニマリズム、そぎ落としたファッションではないんですけれども、
それでもシンプル傾向だということは、ラグジュアリー分野にも影響が波及しているということなんですよね。
もう一つが、これはもう現代ならではの流行った要因としてあるのが、富裕層がその富をもうひけらかしたくないと思っている人が多いということなんですよね。
上質な素材とかシルエットで見せていくのがクワイトラグジュアリー、でも上質な素材とかシルエットって、それを見抜く目を持っていないとわからないんですよね。
なのでそれを着てたところで、ノーブランドなのか、本当に素晴らしいブランド、高いブランドなのかっていうのは、正直見る人がその目を持っていなきゃわからないんですけども、
でもそういう人が見てわかればいいとしか思っていないっていうね、そういう人が増えている。
逆に特に日本でいうと、誰でもわかるロゴドンみたいなラグジュアリーな格好をしている人が、いろいろやらかしちゃってるみたいな問題も結構あったりするんですよ。
わかりやすくラグジュアリーな格好をして、君は僕みたいに稼ぎたかったらこの情報詳細買ってねとか、このマルチ商法いいよみたいな、マルチ商法で自分ではなく言わないけどさ、っていう人が増えてきているから、
ちょっとそういう人たちとは同じに見られたくないよねって思いも正直ある。
なのでその表れとしてクワイトラグジュアリーが選ばれているというところがあると思うんですよね。
私のお客様の中にもね、やっぱりそういう本当の富裕層って言われる方も結構いらっしゃるので、そういう方はロゴとかをすごく避けているっていうのは肌で感じていますね。
まあねこういう感じで、スタイリストとしてはやっぱり、これから先の時代ある程度の富裕層の方もお客様にしていかないとなかなかサービス持続が難しいというところは正直あると思いますのでね。
スタイリストを目指す方も結構このラジオを聞いてくれていると思うので、ぜひその辺の流れもチェックして、クワイトラグジュアリーとされるようなブランドの流れもチェックするといいんじゃないかなというふうに思っております。
こんなことも4スタイルパーソナルスタイルスクールでもしっかり教えてますので、こういう最新の流れが知りたい方も是非是非ご興味がある方はご入学いただけると嬉しいです。
現在第16期募集中ですが、残籍2つになっております。それではまた。
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