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2020-12-04 12:00

128.おたより「高い服を長く着るvs安い服を短期間で買い換える」どちらがよい?後編 from Radiotalk

リスナーさんの質問への回答後編。「高い服を買って長く着る」には、意外と高度なファッションスキルが必要。それがないと、そもそも高い服でやっていくのは難しいかも・・・・・・。

質問全文はこちらから https://marshmallow-qa.com/messages/e4b012a6-a487-4837-975d-8a03a049c4bd

こういう風に理論的に解説されるとわかりやすい!って人には、絶対向いてるオンラインファッションコミュニティ「服装心理lab.」https://community.camp-fire.jp/projects/view/208757


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#ひとり語り #心理学 #ファッション #服 #おしゃれ #スタイリスト #パーソナルスタイリスト #カウンセラー #イメコン
00:00
例年ね、12月ともなりますと、やっぱり金曜日のブログの閲覧数とかね、やっぱり落ちるんですよね。
あの、ポッドキャストを初めて迎えるのは、12月はね、12月を迎えるのは初めてなんで、ポッドキャストはわかんないんですけど、
ブログとかはそうなんですよ。でもあれですよね、今年は多分落ちないでしょうね。
忘年会中止になった方が多いんじゃないですか。なので、なんか、もて余す金曜日、皆様のおそばに寄り添えているでしょうか、このポッドキャスト。
ぜひ少しのお暇つぶしになればという思いで、12月も変わらず毎日配信をしてまいりたいと思っております。
さあ、今日はね、昨日配信した回の案の定、ご質問お悩みに対する回答が1回で収まりきれなかったということで、後編です。
てことはつまりですよ、ざっくり一つの質問に対して30分は軽く喋れるなっていうことですよね。これ1回12分なんで、30分ぐらい軽く喋ってるってことで、
まあいかに言葉数多いかってことですよね。いろいろね、語りたくなっちゃうんですよね。昨日もお話しした通り、やっぱりこういう価値観の人もいるなとか、こういう人もいるなとかって思っちゃうと、
こういうパターンのためにこれも喋っておこうとかね、いろいろ思っちゃうタイプなので、もう少しね、まんずーまんのお悩み相談だったら、私言葉数少ないと思うんだけどな。
あんまり自信ないけど少ないと思うんですけどね。やっぱりこういうスタイルでどうしても言葉数増えますよね。さあどんなご質問だったかなんですけど、これすごく短いので今日はもう1回読みましょうね。
昨日聞いた方ももう1回おさらいということで聞いてください。こんな質問をいただきました。
はじめましてこんばんは。早速質問させてください。服を買うときに高い服を少数性で買って長く着るのと、安い服を買って1年で買い替えるのではどちらがいいでしょうか。短いのでこんなかむか。
ということで、昨日はこれに関してまずは計算式で、具体的にその安い服を5000円と仮定したときに、例えば安い服2枚買ってたところを1枚にして、そしてそれを5年持たせるという仮説のもと計算すると、安い服が5000円だった場合、高い服に関しては5万円の時点で予算的にはトントンである。
コスパ的にはトントンであるというですね、こういう具体的な数字を出して考えるという方法をお伝えしました。これね非常に大事なんですよね。実はね、じゃあなんとなく安い服なんとなく高い服って考えててもラチが空きませんから、まずは一旦数字部分を仮でいいから入れてみるってことですね。安い服はいくら。そして高い服を長く着る。長くって何年かってことですね。
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少数整営っていうからには、安い服の時に対して高い服の時の枚数をどれくらい減らすのか。で、今回先ほどねお伝えした例としては、安い服を5000円として、そして高い服にするならばその量を半分に減らすと仮定して、それを5年持たせると仮定する。そうすると、安い服が1万円あたり5000円であるならば、えーなんだ、高い服は5万円まで出せるよと、それでトントンだよと。
なので5万円以下であれば、えー高い服の方がコスパが良いということになるよっていうお話。だいぶこういう風に具体的に値段が出せると、それだけで結論出せる人も多いと思うんですよ。いや高い服買うって言ったって1万円あたり5万円も出せないよっていう人は、あ、じゃあ自分にとって高い服を少なめに買った方が値段的には結局抑えられるってことなんだな、とかね。
もしくは、えー5万円しか出せないのかみたいな。だったら安い服5000円のものをどんどん買い換えた方がいいわ。で、これだけで決められる人もいると思うんですが、でもね、これ考えるときに、まあこれでとりあえず方向性は出ると思うんですけども、ただね、今考えたこのことに、仮説に対して前提条件があるっていうことなんですよ。これもね、見逃せないところ。
高い服を少数制で買って長く着るって簡単に言うんですけど、実はこれね、結構ね、スキルが必要なんです。なので果たして自分にはそのスキルがあるのか、もしくはこれから身につけることが可能なのか、そこも合わせて考えていただかないと本当に結論は出せないと思うんですね。なのでこの後編ではそのどんなスキルが必要なのか、その辺をね、詳しくお伝えしていきたいと思います。それではスタートです。
はい、ということで始まりました。128回目の配信でございます。おしゃれの呪いとくラジオでございます。この番組では、あなたに巻きつくファッションへの思い込み、イコールおしゃれの呪いをバサバサと解いていきます。服装心理学をベースにおしゃれをもっと楽しみ、自分を変えるコツをお届けしています。お相手はパーソナルスタイリストで、日本服装心理学協会代表理事の久野理太でございます。今日もよろしくお願いいたします。
さっきさ、音楽かける前になんかスルーしちゃったんだけど、私のパソコンのLINEがぺこぺこってなって、なりましたね。もう2回に当たって余計な音が入っちゃって申し訳ありません。なんかもしかして今聞いてるリスナーさんの中で、あれLINEきたって思ってる人いたら申し訳ないなと思って、これ言っとかなきゃなと思って言いました。私のLINEです。失礼しました。
ということで、後編ですよ。高い服を少数制で買って長く着るって結構簡単に考えがちなんですが、実は結構難しいことなんですよということで、それを実現するためには実は大きく3つのスキルが必要なんです。早速お話ししていきます。
まず一つ目は、高い服を長く着るとおっしゃいますが、長く着られる服、そういう品質の良い服を見抜く力があるだろうかということをぜひ考えていただきたい。高い服だからといって実は長持ちするとは限らないんです。
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それこそスーツの世界なんかで言うと、高くてしなやかな生地で作られたスーツの方が実は耐久性は弱いんです。高いスーツっていうのは基本的にエグゼクティブで座って仕事をする、移動も運転手付きの車でするよみたいな人向けのものでありますし、スーツにおける高さ、値段というのは、別に耐久性に払っているわけではないんですよ。
なので、もうダンボール持って納品しますみたいな人が高いスーツを着てはいけないわけなんですね。なので、高いイコール耐久性があるということではないと。服においては。ということはぜひ考えていただきたい。
なのでよく言われるんですけど、高いから絶対毛玉にならないと思ってニット買ったんだけどすぐ毛玉ができましたってことも、なきにしもあらずなんです。高いイコール長持ちするでは必ずしもないわけで。もちろんね、安い服よりも高い服の方が長持ちするものが確率的には多い。
というのはもちろんありますけど、全部ではないので、それを見抜く。この生地は長持ちするか、この縫製は長持ちするかということを見抜く力が自分にあるかどうか。ないと、長く着る、5年着るつもりが2年しか着られなかったって言うと、計算ダウルになっちゃいますよね。
そして2つ目、高い服を長持ち、長く着られるようになるための2つ目のスキルは、これはトレンドを読めるかです。5年っていう仮に仮定したのは、だいたいトレンドが大きくガラッと変わるのは5年なんですが、この5年っていうのはあくまでトレンドが流行り始めてからピークに行くまでの期間なんですよ。
すでに流行っているトレンドに関しては、その5年のうち何年目か、このトレンドは何年目なのかっていうのを見抜く力が必要なわけで、この先トレンドの寿命として5年あるトレンドなのか、この服はっていうことを見抜けるのかっていうことです。
私トレンド気にしないからいいやっていう人も結構いらっしゃるんですけど、やっぱりトレンドが変わってしまうってことはどういうことかっていうと、大きくは形が変わることが多いので、新しく買った服と長く着るつもりの服が組み合わせづらくなるっていうことでもあるんですよね。
なので必ずしもトレンド関係ないからとはなかなか言い切れないというか、そう関係ないでは済まない問題もあるわけなんです。なのでそのトレンド、洋服を見てこれがトレンド的にも5年使えるのかっていうのを見抜けるかっていう、そういうスキルも大事。
そして3つ目、この質問に服を買うときに高い服を少数制で買うと書いてあります。ということは服の手持ちの量を減らすということだと思うんですけれども、手持ち服を減らすということはやはり持っている服が全部満遍なくコーディネートができないとなかなか回らないと思うんですよ日々がね。
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この服とこの服は組み合わせできるけどこっちの服とは組み合わせできないみたいなものが10枚だと1週間持たないと思うんですよコーディネートが。なので少数制でかつコーディネートをたくさん組めるようなそういう服を果たして選べるのか、そういうスキルもこれ着回しスキルですね。
着回しコーディネートの雑誌の企画に関するご質問で回答した部分ですけれどもね。そういう着回しのスキルがあるのか着回しを前提にしたアイテム選びができるスキルがあるのかということなんですよ。こんな風に実は高い服を買ったからって上手に着回せるのとはまた別問題なので、実は高い服買ってねそれをうまく回して運用していくっていうのは結構ね高度なファッションスキルが必要になるっていうことで、
そういういわゆる文化資本っていうのかなスキルがないとなかなかうまくいかないんですよ。これ結構自炊と似てて、自炊すりゃコスパが良くなるかと思いきや、自炊にはそもそも料理を作るスキルが必要だったり、初めに調味料を買い揃えなきゃいけなかったりっていう初期投資が必要なんですよね。
服に関してもこのファッションスキルを学ぶとか、買ってみて失敗するみたいな初期投資がないとなかなかこういうスキル身につかないので、そういう初期投資が既にできている状態であるかどうか、ベースができているかどうかによっても、実は高い服は長く着るのがいいのか、安い服を買い換えるのがいいのかっていうのの回答が変わってきちゃうわけなんですよね。
でね、またこれ以外でも性格にも影響してきます。飽きっぽいのかそうではないのか。飽きっぽい人は高い服を、仮に長く着られる服を買いつとしても飽きちゃう。辛くなる。だからやめたほうがいいよってことになるし、やっぱりね、そういう性格を知ったりファッションスキルを知ったりっていうのは時間もかかるんだけどね。やっぱりこういうファッション活動のコスパを良くするためには実は結構必須なんですよね。
なので、いずれにせよ、そういう初期投資、ベースができているかどうかっていうのはまず考えたほうがいいんじゃないかなと思うんですよ。そういうのを教えているのが結構服装シーンラボで、単純にそのベースができるっていうことだけで、実は月額3000円の価値は正直あると思ってるんですよね。
その知識でファッション活動のコスパを上げられるから、逆に言うと自力でそこのコスパを上げるのは結構難しいし、時間がかかると思っていただいた方がいいかなとは正直思います。いかがでしょうか。ぜひこの回答を聞いて思ったことなんかもどしどしお寄せいただけると嬉しいです。また皆さんからのお悩みもお待ちしております。それではまた次回の配信で。
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