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2021-07-26 12:00

303.スケボー競技に見た、言語化の重要性とそれぞれの「才能」 from Radiotalk

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オリンピックのスケボー競技の面白さが巷の話題をさらっていますが、私は特に解説に注目!なぜあんなにあの解説がウケたのか?その理由と、才能の活かし方についてお話ししました。

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はい、ということで、3連休かな?4連休かな?
明けて月曜日でございますが、いかがお過ごしでしょうか?
なんかもうあれですね、ニュースは、どうこつけてもオリンピックっていう感じで、すごいですね。
なんか私はもういろいろ、皆さんもそういう方も多いと思うんですけど、思うところもあり、
なんか、オリンピックの話題とそれ以外の話題との肯定さがすごいじゃないですか。
耳気になるわ、思ってね、ちょっと。
あんまり、そんなに積極的には、もともとそんなに、私スポーツ、詳しくも得意でもないのであれなんですけど、
見ない、そんなに積極的には見てないんですけど、
なんでオリンピックもね、ちょっとそこまで積極的には見てないんですけど、
あれはさすがにね、ちょっとだけ見ちゃいました。
スケートボード?すごかったですね。
なんか、男子、ちょっと見たのかな?
日本人の方、金メダル、女子もね、日本人の方、金メダルだったみたいですごいですよね。
それをちょっとチラッと見てて、なんでチラッと見たかっていうと、
私ツイッター配信じゃないですか、知らないって。
結構ツイッター好きでよく見てるんですけど、見る割にはそんなに詰めたくないんですけど、
結構見てて、解説の方の話題がすごい流れてきて、
そんなに面白いのかと思って、ちょっと見てみたんですよね。
せじりさんという方で、この方も若い方なんですね。
ご自身もスケボーの選手の方で、すごくしゃべり口がリラックス感があって、
25歳くらいの方なんですかね、リラックス感があって、
いかにもこのスケボーのシーンで疲れてるような言葉遣いで、
すごい良かったですよね。私もすごいなと思って。
またそれがカッチリしてしゃべり方のNHKのアナウンサーさんとの対比もあって、
すごい確かに面白いなと思って見てたんですけど、
やっぱり解説、特にスポーツとかファッションも共通性が結構あるんですけど、
やっぱり解説、つまり言葉にしづらい分野だと思うんですよ。
ファッションも視覚情報じゃないですか、目で見る情報だし、
あとスポーツも目で見るプラス、動き、体の動きなので、
そういう意味では感覚部分が強いっていうところの共通点があって、
そういったものって結構言葉にしづらい、言語が結構難しいんですよね。
だからやっぱり選手としてすごく才能があった方でも、
解説者になった時にうまくいくかっていうと、
そうでもない例って過去にどんなスポーツでも結構あるんじゃないかって思うんですけど、
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やっぱりスポーツであれば動きを体でこう動かなければいけないっていうのを、
脳が体に信号を送って動くわけじゃないですか。
その時に脳が信号を送る時に言語や音をないというか、
言葉に変換しなくてもなんとなくできちゃう人と、
私なんかはそんなにスポーツ得意じゃないわけじゃない。結構できるんですよ。
できる方だと思われることも学生時代から多かったんですけど、
実は自分個人的にはすごく苦手意識があって、
私は毎回毎回一回一回上手い人がやってる動きを言語化してからじゃないと動けないタイプなんですよ。
あれは歩き方だと例えれば、
右手と右足は一緒に出しちゃいけないんだな。
右手と左足を一緒に出して交互に動かすんだなっていうのを、
一回言葉に置き換えてから動くっていうタイプなので、
結構この辺は分かれると思うんですよね。
言語化を一回言葉に変えないとできない人ってやっぱり上達は遅いんですけど、
でも追いつけるとそこからは教えることもできるし、解説もできるっていう形になるんですよね。
言葉を言語化しなくてもできちゃう人っていうのは早かったりもしますしね。
それはそれですごく才能があったり。
最終的にどっちが上手くなるかっていったら、
そこは全然言語化ができるかどうかとは関係ない部分だと思うんですけど、
でもいろんな技能を身につけるにあたって、
一回言語化するかしないかっていうのはかなり分かれるところだと思うんですよ。
やっぱり解説者になるには言語化する人の方がやっぱりなりやすいんじゃないかって思うんですよね。
ただ言語化の中でもより上手い言語化とそうでない言語化ってやっぱりレベルがあると思うんですけど、
今回のせじりさんでいうと、まず言語化の上手さとしての基本である、
分かりづらいところを的確に言葉にする。
それは選手の動きだったりもそうなんですけど、
例えば専門用語ですよね。
これファッションにも共通するんですけど、
専門用語をちゃんと翻訳できるっていう通訳者としての能力っていうのかな。
それもすごく大事じゃないですか。
ちょっとしか見てなかったんだけど、その中でもすごく印象的だったのが、
今のちょっとまくられちゃいましたねってせじりさんがおっしゃったんですよね。
まくられる。まくられるってあんまりピンとこないじゃないですか。
アナウンサーさんがまくられるとはっていうふうに聞いたときに、
しっかりと着地をするときに後ろ足の方に変に体重がかかってしまって、
滑って転んでしまうことですみたいな形で、
すごく的確に短い言葉で端的に分かりやすく、
専門用語ではない言葉で解説されていて、
それってやっぱりそれ自体も反射神経だと思うんですよね。
語彙力も必要、ボキャブラリーも必要だし、
それも素晴らしいなと思ったんですけど、
そこからさらにやっぱり語調ですよ。
どんな言葉を使うか。
そこが今回特にせじりさんの解説が面白いって言われたポイントだと思うんですけど、
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非常に砕けた言葉遣い。
素晴らしいですね、やべえとか鬼やべえみたいな、
ちゃんとそのでもやべえ鬼やべえって評価の言葉にもランクがちゃんとあるっていうね。
今のは自分は使わなかった、世代が違って文化が違って、
自分は使わない言葉だったとしても、
やべえより鬼やべえのがすごいことはわかるみたいな、
ってことはこのトリックは素晴らしい、もっとすごいんだな、レベルが高いんだなみたいな、
わかるじゃないですか。
それがやっぱり使っている言葉が、やっぱり言葉こそ文化なんですよね。
だからスケボーのシーン、世界観をすごく的確に表現していて、
スケボーの選手の方たちもなんかすごいピースフルじゃないですか。
なんか全然、個人競技っていうのもあるんでしょうけど、
全然お互いぶつかり合わないし、他の国の他の選手の失敗も残念があるし、
成功もみんなで喜ぶみたいな、すごいピースフルな雰囲気があって、
その肩の力抜けた、肩肘張らない、背伸びしないみたいな感じが、
セジリンさんの語調にも現れている。
だからその解説聞くだけでも世界観が伝わってくるっていう。
ここまでプラスになると、すごい解説として素晴らしいなって思うんですよね。
わかりやすく言語化するところまでは、正直誰がやってもいいって言ったら言い方あれですけど、
言語化が上手い人がやれば、もしかしたら誰でもいいのかもしれないですけど、
やっぱりその語調、言葉遣いまで世界観に合わせるっていうのは、
やっぱりその世界を深く知っていたりとか、
セジリンさん自身が選手の方なんですよね。
オリンピックに出ようと思えば出られたぐらいの方なので、
そういう方ならではの解説ということで、もう何か唯一無二じゃないですか。
オンリーワンじゃないですか。
それはやっぱり素晴らしいなって思いました。
私、フォースタイルパーソナルスタイルスクール、FPSSでもすごくよく教えていることなんですけど、
我々もファッションの良さとかファッションのノウハウみたいなことを言葉で教える。
その教えるっていうことがコアサービスの仕事だと思っているんですね。
伝える、教えるっていうことですよ。
洋服を買ってもらうことが仕事では決してないわけで、
ファッションの面白さとかノウハウとかを教える、伝えることがコアなサービス。
その時にやっぱり言語化っていうのは我々も避けて通れなくて、
その時にさっき言った分かりづらいことを的確に言葉にするっていうのは、
もちろんそれもすごく練習が必要。
ただ誰でも練習すればできちゃうんですよね。
練習はすごく必要だけど、ちゃんとした練習方法ができれば誰でもできるようになる。
ただ、さらにそこにプラスアルファで自分の世界観を伝えられる語調とか、
あとは我々の場合にはお客様商売なので、
お客様に合っている語調で言葉使いでしゃべれるか、
ここが結構大事なんですよ。
実際対面したサービスのときの語調もそうですが、
それ以前の集客の段階で使う言葉、
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ブログをデスマス調で書くのか、デアル調で書くのか、
もっと砕けたフランクな交互体で書くのかとかですね。
ファッション用語をどれくらい使うのか、
カタカナをどれくらい使うのかとかね。
そういったことを、私がそのポッドキャストのしゃべり方ももちろんそうなんですけど、
お客様にとって心地いい言葉であり、
あと自分の伝えたい世界観が伝わる語調を選択できているかどうかというのが
すごい大事なことなので、
それの例として今回のスケボーのせじりさんの解説というのは
すごく勉強になる解説だなと思って、
そういう目線でついついね、仕事の言葉ばっかり生かそうって見ちゃうんですけど、
そういう目線で見てもとても面白かったですね。
あともう一方としては、やっぱり才能っていうことを改めて考え直したなというか、
考えさせられたなと思ったんですよね。
何かの、例えば今回出たスケートボードですけど、
初めてのオリンピックで、まだまだ日本では、
最近、うちのね、サロン近辺なんかはすごくスケボー乗ってる方多いんですけど、
まだまだそんなに見かけないじゃないですか。
そういう文化をこれから広げようとしていくときに、
金メダルを取った方みたいに、競技が強くて、
金メダルを勝ち取って日本にこの文化を広げていくっていう方向をする方もいれば、
やっぱりせじりさんみたいに、それを解説するっていう形で、
世界観を伝えて広げていくっていう役割の人も絶対必要で、
今回こんなにこのスケートボードの競技が盛り上がったのって、
もちろん強かったっていうのも、選手の方が素晴らしかったっていうのもあるんですけど、
やっぱり解説もかなりの役割を果たしたんじゃないかと思うんですよ。
それはやっぱりせじりさんでなくてはいけなくて、
せじりさんもしかしたらオリンピックに競技と選手と出ていたら、
結果を残してたかもしれないけど、
でもせじりさんほどのインパクトを残す解説ができた人が他にいたかっていうと、
ちょっと疑問ですよね。
そういう意味で、人には輝ける場所っていうのがそれぞれあるんだなっていうか、
それを見つけた時の爆発力みたいなのがすごくあって、
それを今スクールで私は開発する側の仕事をしてるんですけど、
やっぱり個人の能力・資質がはまった時の爆発力ってすごいよなって、
改めて思って伝えるべき人が伝えた時の爆発力、競技をやる人。
だからパーソナルスタイルと言うと、
デザインをした方がいい人とスタイリングをした方がいい人っていうのはやっぱり違うわけで、
伝える側の人と作る側の人と。
だからもしかしたらこれを聞いている中で、
洋服を作る側の人も伝える側に来たらまた違う爆発を見せるかもしれないので、
そういう方たちのセカンドキャリアみたいなのを応援したいなみたいなことも
いろいろ考えさせられた競技でしたね。
これはまたFPSSの授業にも活かしていきたいと思っておりますので、
次の12期今募集中ですので、ぜひぜひ皆さんも仲間に入ってください。
お待ちしています。
12:00

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