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はい、では今日もマシュマロにいただいたご質問に回答していきたいと思います。今日もね、心理系のご質問ですね。読んでいきたいと思います。ラジオネーム、おふとんさんからのご質問です。おふとんさん、ありがとうございます。
ひさなさん、はじめまして。ファッションと心理学という組み合わせが自分にとってはとても新鮮で、いつも配信楽しみにしています。早速ですが私の癖についてご相談させてください。
先日、夫に指摘されて初めて気づいたのですが、人と会話をしているときに、自分の頭の中だけで喋ったり相づちをうっていることがあるようなのです。もちろん無意識です。
頭の中だけで思っていて、喋っていないので、相手には伝わっておらず、思っている間は無言なので、感じ悪いなぁと捉えられていた可能性もあるなと思います。
幸運なことに、この癖に気づくことができたので治したいのですが、会話の中で自分の思ったことを口に出すようにするにはどうすればよいでしょうか?このような癖について聞いたことはありますか?アドバイスいただけますと幸いです。
おふとんさん、ありがとうございます。なかなか面白いテーマだと思うのですが、意外とこういう方がいらっしゃるので、今日はこういう人の中でもタイプがいくつかあるので、その辺まで今日は詳しくお話ししていきたいと思います。
ということで、おしゃれの呪いを解くラジオ、本日で528回目の配信でございます。この番組では、あなたに巻きつくファッションへの思い込み、イコールおしゃれの呪いをわざと解いていきます。服装心理学をベースにおしゃれをもって楽しみ、自分を変えるコツをお届けしています。
お相手はパーソナルスタイリストで公認心理師のキサノリサです。本日もよろしくお願いいたします。
さて、話している時に、人間誰でも言語を覚えていこうというものは、何か考える時に自分の頭の中で自分の声が鳴っているような感じで物を考える人がおそらくほとんどであろうと思うんですよね。
なので、一人でやることを考えている時はみんなそうなんだと思うんですが、今度は人と会話をする時はどうかと。
喋る前に頭の中でブツブツ自分にしか聞こえない声で自分の考えをまとめてから口に出す人もいれば、あまり人と会話している時は自分の頭の中で下書きのような行為を行うことはなく、そのまま口からついて出ちゃう人もいれば、
このお布団さんのように下書きをしっぱなしで、あ、聖書するの忘れてたっていう人も実はいるわけで、この辺で実は結構個人差が多いんですよ。
人の頭の中がどうか、人の思考回路がどうかって私たちは一生覗くことはできないので、あまり話題には上がらないとは思うんですよね。
だから今回、お布団さんは夫さんっていうすごく近しい存在の人が、お布団さんを見ていて、あれ?これは?って気づいたから、もしかして頭の中だけであれと言った気になってない?みたいな、そういうきっかけで気づいたことだと思うんですけど、
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よっぽど近しい関係じゃなければ、もしかしてこの人ともならないし、大抵の人は自分と同じように相手も考えていると思うわけで、そうすると、お布団さん自身も、自分はこうだけど人は違うんだってことをなかなか気づくこと自体が珍しいことというか、なかなか気づきづらい、気づくチャンスがない人がほとんどなんじゃないかと思うんですよね。
やっぱり人によってアウトプットが得意というか、やめろって言われても出ちゃう人。寄せばいいのに一言多いみたいな人もいるじゃないですか。なんでそこまで言っちゃうんだみたいな風に、アウトプットを止めたくても止められない人ぐらい、自然に考えていることが口から出てしまう人もいれば、
このお布団さんのように、すごい考えてるんだけど全然口から出てこない。つまり、アウトプットのハードルが高い人もいれば、蛇口が緩いっていうのが蛇口が緩くて、締めても締めてもちょろちょろちょろちょろ出ちゃうみたいな人もいれば、硬くて一生懸命開けないと言葉が出てこない人もいて、この辺は結構個人差があるものなんですよね。
蛇口が硬い人の中でも、何パターンかいらっしゃって、大きく分けて2種類の方がいらっしゃると思うんですけども、このお布団さんは前者のタイプなのかなと思うんですけども、会話してる時に蛇口が硬いので言葉が口から出ていかないわけですよね。止まってる頭の中でいろいろ考えてるわけですけども、
考えている状態が、喋っている内容をただ単に深掘りしているだけの人もいれば、その頭の中で考えて喋ってる内容からどんどん自分の考え方、頭の中で発想が広がっていく。どんどんどんどん頭の中で膨らんで展開していってしまう人がいると思います。
前者のタイプの人、お布団さんもこちらのタイプかと思うんですけども、喋ってる内容を深めているだけの人の場合には、久々に気が正気に返って、何か口に出した時には、喋ってた会話からずれた発言にはならないけれども、聞いてたんだっていう相手からすると反応になりますよね。
なんかずっと黙ってて聞いてるのかなと思ったけど、久々に口開いたら、一応その会話の流れで話してるから、あ、聞いてたんだなってちょっとびっくりするみたいな、そういう相手にとってはそういう感覚になるでしょうし、これ後者の場合、その人が頭の中でどんどんどんどん展開してしまう場合には、これまた大変で、久々に口開いたと思ったら、全然今までの会話と一見関係なさそうなことを急に喋り出すみたいな、話飛んだねみたいな感じになるので、これまた厄介なんですよね。
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で、実は私この後者のタイプなんですよ。私もこんなにね、このポッドキャストでベラベラベラベラ喋ってますけども、意外とね、蛇口固いタイプなんですよ。って言うと誰も信じてくれないんですけど、結構固くて、やっぱりね、喋ろうって思わないと口が出てこないタイプではあるんですよ。
なのですごく気が抜けた状態で誰かと喋っていると、その喋ってる会話自分の頭の中で、それこそ自分の頭の中で相処置きながら、私の場合にはどんどんどんどん展開をしていく。
そうかそうか、例えば何だろうな、チョコレートの話をしているとすれば、チョコレートって言えば、この間のバレンタインにチョコをあげようと思ったけど、取引先の方にはチョコじゃなくて丸々ハンカチをあげたんだっけな。
ハンカチって言えば、今度あげるときに同じハンカチじゃない方がいいかみたいな感じでどんどんどんどん展開していって、そういえばこういうギフトってどこどこに売ってたっけみたいな話を急にチョコの話をしたはずなのに、突然口が出たと思ったらギフトの話になってるっていうね。
そうすると会話した相手は、何の話してるんだっけ今ってなりますよね。っていうようなこともあったりして、なので意外と自分の頭の中だけで相撃ちを打てたり、一生懸命聞いてるんだけど、聞いてた感想を口に出せないって人も多いし、何ならそれを展開させてしまって全然違う話になっちゃうっていう人もいるしということで、そういうタイプの人は結構いるなと思うんですよね。
こういうタイプの人ってどうかな。お布団さんもそうじゃないかと思うんですけど、結構メールとかLINE、特にLINEだな。LINEの返信もしなかったりするんですよ。っていうのは会話と一緒で返事した気になっちゃう。
LINEが誰かから届いて、親しい相手であればあるほど届いて、「うんうん、わかったわかった。」って自分の中で返事を返して、文字をテキストを出ず送信もさずにほっといてるから、しばらく数日後に、「LINE見てる?」みたいな感じで連絡が来て、「あ、返事返してなかった。」みたいなこともあるんじゃないかなと思うんですけどね。どうでしょうかね。
お布団さんね。おそらく蛇口の硬さゆえに、口に出したりテキストに起こしたりっていうアクションが、そうじゃない人に比べてちょっとエネルギーがいるっていうことだと思います。なので、お布団さんが考えていらっしゃるように、なるべく会話の中で自分の思ったことをどんどん口に出していこうと努力すれば、少しずつは治っていくと思うんですけども、でもね、やっぱり少しずつだと思うんですよ。
だから考えたからといってすぐ治るものではないのかなというふうに思うんですよね。私はカウンセラーでもあるので、クライアントさん、今目の前に相対しているクライアントさんの話をちゃんと聞いてるよっていうことを示すための相槌っていうのは絶対打たなきゃいけないものだし、その相槌の仕方によって話しやすさが変わってくるので、これは職業スキルとして必須なんですね。
特訓して、自分の頭の中ですごく、今聞いた話について考えを巡らせなきゃいけないときでも、マルチタスクとして考えを巡らせつつ相槌を打つという特訓をしています。なので、今では考えつつ相槌を打てるようにはなっているんですけども、練習が結構必要なんですよね。
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なので、一番速攻性が高い解決策としては、もちろん相槌の練習もしつつですけど、解決策としては、私はそういう性質なんですっていうことを会話の前にカミングアウトしちゃうこと。これが結局は手っ取り早いかなと思います。
この夫さん、時間があれば、この夫さんとのエピソードなんかも絡めつつ、会話してるときに私すごいちゃんと聞いてるんだけど、話に没頭しすぎて相槌忘れちゃうんだよねみたいなふうに言うと、相槌がなくても、さっきあえて言ってたからちゃんとこの人は、お布団さんはちゃんと私の話聞いてくれてるなってわかってもらえると思うので、まずカミングアウトしちゃうのが楽かなって思います。
何でもそうですけど、カミングアウトって単純に自分の抱えている性質を知ってもらうっていうメリットだけじゃなくて、ある種自分の弱みとも取れるような性質をカミングアウトしてくれたっていうことで、相手から信頼を得られたりとか、とっつきやすい雰囲気を相手に与えることができたり、オープンマインドが心開いてくれてるんだなっていう感じを持ってもらうこともできるので、
そういう福祉的な効果もありますので、お布団さんが親でなければ、明るくこういう性格なんだよね、相槌が忘れがちなんだよねみたいなことを先にカミングアウトしておくのがいいんじゃないかななんていうふうに思います。
ぜひ参考になさってみてください。ということで、皆さんから送ってもらった質問がだんだん尽きてきましたよ。今ならご質問をお送りいただければ、比較的早く取り上げることができると思いますので、どしどしご質問お悩みお送りください。番組概覧にありますマシュマロからお送りいただくと匿名で送れますので、ぜひご利用ください。ということで、また次回の配信でお会いしましょう。おやすみなさい。