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こんにちは、りんぺいです。夫婦の知恵袋を聞いてくださり、ありがとうございます。この番組では、それ結婚1年目に知りたかったコンセプトに、結婚したら知っておきたい夫婦生活、夫婦関係のヒントをお届けしていきます。
ということで、今回は家事シェア研究家のみきさんとお送りしていきます。みきさん、よろしくお願いします。
よろしくお願いします。
はい、みきさん、改めて第1回ということで、時間いただいてありがとうございます。
今日、めちゃくちゃ楽しみにしてたので。
本当ですか。ありがとうございます。僕も前回の第0回が1人だったので、こうやって2人で話せるのがすごいめちゃめちゃ嬉しいです。
安心して話せます。
よろしくお願いします。
前回、僕自身の自己紹介がメインだったので、ここからはですね、ぜひ一緒にさせていただくパーツナリティさんのことも知っていただきたいなというふうに思ってまして、
まず簡単に、みきさんの自己紹介みたいな形で、家事シェア研究家ってどんなの?っていうところも含めて、ぜひ簡単に伺えればなと思うんですけれども、みきさんお願いしてもいいですか?
はい、ありがとうございます。それではちょっと簡単に自己紹介をさせていただきます。
NPO法人ただいまという団体をやっております。みきともあると言います。
僕は今、林平さんが言ってくれたみたいに、日本唯一の家事シェア研究家というふうに名乗っておりまして、
家事シェアっていう言葉を作って、それを広めるという活動をですね、もう14年ぐらいかな、やっております。
当時やっぱり家事シェアっていう言葉がなかったので、家事分担って言ってたんですけど、
もうちょっと社会的に分担するだけじゃなくて、夫婦で助け合ったりとか協力し合ったりとかする関係性を広めていきたいなという思いで、
ちょっと聞きやすくするために家事をシェアしようというふうな見方を作って、
それで、講演とか講座とか、あとはメディアだったりとか、いろんなところで、
家事シェアって言葉を広めていくということをやっています。
はい、ありがとうございます。
いや、まずこのなかった言葉を、この家事シェアっていうふうに作って、
で、これ10年間されてらっしゃって、素直にすごいなって。
何でそんなに続けられたんですか、10年間って。
そうですね、家事シェア1本でこの10何年間やってきているというところなんですけど、
やっぱりうちもNPOで活動しているので、そこに対して話を聞きたいとか、
もっとそういう考え方が広まってほしいとかっていうニーズが、
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当時は特に強くあったなっていうのがやっぱりあって、
それこそ活動を始めた14、5年前っていうのは、
パパが育児をやるのっていいよねっていうのが言われ始めたぐらいで、
育児はいいけど、家事に関しては触れないみたいな感じだった。
できるだけ触れないみたいな雰囲気があって。
なので、育児も当然だけど、家事もやった方がいいよねっていうのはやっぱり感じていて、
そこを家事を一緒にやった方がいいよねっていうことを言う人っていうのがまだあんまりいなかった。
で、特に男性でそれを言う人っていうのはいなかった。
女性は結構いたんですよ。パパを教育しようとか、パパをこうやってコントロールしようみたいな話は、
当時もすごいたくさんあってワーって盛り上がってたんですけど、
それをやっぱりね、1、男性として見聞きしたときに、
いやいやちょっと待ってくれよ、そんなに妻にコントロールされたくないし、
ゼロイチで教育されて、自分好みの夫に育てようみたいなのもなんかすごい抵抗感があって、
いやいやもっと主体的にいい関係性って作っていけるよっていうのを信じて活動を続けていって、
やっぱりそこでいろんな人に講演会にしたってなんだって呼んでもらえるっていうのがあるから、
今日まで続けてこれたっていうのはあるかなと思います。
確かになんか、僕もまだ結婚して3年目ぐらいなんですけど、
結婚前からなんとなくですけど、ランナーを教育せよというか、
そういうのが夫婦縁番の秘訣だよみたいなのを聞いたことは昔からあって、
そういうところにもちょっと見聞きさんなりの違和感というかを感じて、
男性という立場でこういった取り組みをずっと続けられてきたっていうことなんですね。
そうなんですよね。だからそれこそ女性側がそれを言うのは私も分かるというか、
そうしないとやってもらえないとか、全然協力的じゃないっていう男性が多かったので、
当時分かるんですけど、これね一番違和感を覚えたのは男性側が、
パパさん側が、妻にょんの尻に敷かれてなんぼだよみたいなのとか、
妻の言いなりにさえなっていれば家庭は平和なんだよみたいなことを、
超ドヤ顔で言ってたんですよね。
その思考停止がこの事態を引き起こしてるんじゃないかと。
妻のご機嫌とって、妻の言いなりになって、できるだけ我慢して、
できるだけ逆らわなければ家庭縁番でいいよねみたいなことを、
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本当にマジでそれを究極のノウハウだぐらいの、
結婚したらそういうもんだぐらいで偉そうに語ってるおっさんたちがめちゃくちゃ多くて、
ダメだとこれは。このおっさんたちの話を聞いてる限り、
俺は幸せになれないし、少なくても。
俺は幸せになれないし、
同じように考えてる多くの男性も幸せになれないし、
ひいては極端なこと言っちゃえば日本は何も変わらないっていう、
ちょっと大げさですけど、
っていうのを思ったっていうのは結構大きかったかなと思う。
なるほど。
確かに結構上の世代の方ほどそういうアドバイスというか、
円満の秘訣っていう風に話される方多いなって思うので、
それは僕より少し上の世代のミキさんでも感じられたことなんだなっていうのが意外というか、
思いましたね。
でもやっぱりそういう意味だと、今回テーマはカジシアっていう風なところの中で、
先ほどの話だとやっぱりどちらかというと、
受動的にというよりももうちょっと能動的な形で、
カジだったりとかに関わっていこうよっていうような、
なんかコンセプトなのかなっていう風に感じたんですけれども、
これ多分1000回ぐらい聞かれてると思うんですけど、
改めてカジシアってどういう営み取り組みを指してらっしゃるんですか。
はいはい。
カジ分担とカジシアって何がどう違うのみたいなことを、
よく聞かれるんですけど、
基本的には別に同じでもいいとは思ってるんですが、
もしそこに違いがあるとしたら、
カジ分担ってイメージですよ。
イメージとしては家庭の中の誰か一人、
主には女性だったりママだったりすると思うんですけど、
その誰か一人が担っているカジっていうのを、
みんなで上手に分け合おうよっていうようなイメージっていうのがあったんですね。
要はママが大変だからママの仕事をみんなでサポートし合おうみたいな感じのイメージがあったんです。
カジ分担って聞いた時に。
で、カジシアってそれに対してどういう意味で言い始めたかっていうと、
要はシアって共有っていう意味なので、
カジってそもそも家族間で共有されているものだよねと。
家族みんなのやることで、
それをたまたま女性だったりママだったりがたくさんやってくれてるだけの話で、
別にママの仕事じゃないよねっていう前提に立とうよっていうのがカジシアです。
その上で別に分担割合は10でも9、1でも5対5でも、
そこは家庭それぞれのベストバランスっていうのがあると思うので、
全然それを5対5にしようっていうことではなくて、
ただ家族みんなの役割なんだよねっていうのを知った状態で、
じゃあそれをみんながどうやってチームとなって助け合えるか、
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その助け合える方法を見つけていこうよっていうのがカジシアなんじゃないかなというふうに思っています。
なるほど。やっぱりその前提からというか、
やっぱりそもそもカジって別に誰のものでもなくて、
この家族のものだよねっていうふうなところの中で、
お互いに気持ちいいやり方だったりとかっていうのを一緒に探っていこうよっていう、
そういうちょっとやっぱり積極的なというか、
さっきのカジは触らないでおこうっていうふうなところではないスタンスみたいなところを感じますね。
そうですね。もともと僕この活動を始めたのって、
ママさんのためじゃなくてパパさんのためだったんですよね。
うちのビジョンが10年後もただいまって帰りたくなる家庭にしようっていうビジョンなんですけど、
これってもちろん夫婦に向けてとか家族に向けてのメッセージではあるんですが、
最初に僕が想像してたのは、
男性、パパさんに向けて10年後も帰りたくなるような家であるために、
自分たちが何をしなくちゃいけないかを改めて考え直してみようよっていう意味を込めてのビジョンだったので、
だからやっぱり自分たちが主体的に暮らしとか家庭っていうものに関わっていかない限り、
やっぱり自分にとっての居場所だったり居心地のいい家庭っていうのには成りようがないよねっていうのはあるので、
むしろこの男性に向けて、男性こそそこを積極的になる価値があるんだぞと。
ママを助けるだけじゃない価値があるんだぞっていうのをやっぱり伝えたいところだなと思ってます。
いやーそうか。ありがとうございます。ちょっと僕も考えさせられることがすごいあるなと。
すごいために気づいた。
思い出して。僕も今子供はいなくて夫婦2人ですけれども、やっぱり最初何でぶつかったかっていうとやっぱり家事だったんですよね。
家事の在り方だったりですとか、僕は全然家事ができなかったので結構妻に負担をかけてしまっていたっていうところが衝突の背景にあって、
それがきっかけで結構その夫婦のことをちゃんと取り組もうっていう風になっていったんですけれども、
やっぱり長期的にこの何でしょう。ただその家事をしようではなくて、やっぱりその夫婦生活だったりとかこの家族がすごい長期的にうまくいくっていう意味でも、
やっぱりその家事をやっておくことがゆくゆくは僕たち自身の助けになるのかなっていうのは、なんか改めてみきさんのお話を伺って感じたところでした。
そうですね。本当にそうで、男性にとって家事をシェアすることって、どんな意味があるのっていうことは、やっぱりすごくよく聞かれるところではあるんですよね。
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そんな時にいつも言ってるのが、普段の生活の中での行動ですよね。何をやるかとかどういう態度を取るかっていうところの積み重ねが夫婦関係の信頼につながってくるんだよっていうことはやっぱり思っていて、
なので、家事が得意である必要ないし、上手にできる必要ないし、まあまあ思った通りにやる必要もないとは思うんですけど、ただ、暮らしや家庭に対して積極的であったりとか主体的であるっていう姿勢が最低限見えないと、やっぱり信頼を2人の中で築き合うことができないっていうのはあるので、
やっぱり上手にできることよりもまずは一緒に取り組むんだっていう姿勢ですよね。そこはもう絶対に大事な部分だなと思ってます。
なんかすごい、家事シェア初めてだったので聞きたいこと山ほどある。これだともう止まらなくなってしまうので。またここの部分については引き続き2回3回というふうな中で、いろいろなテーマでお伺いしていきたいなって思っているんですけれども。
良ければ最後に、今回結婚1年目に知りたかったっていうコンセプトの中で、新婚夫婦の方に、僕も最初は知らなかったんですけれども、新婚夫婦の中に家事シェア研究家の立場として、こういうのを大事にしておいた方がいいよだったりですとか、こういうことを知っておいてくださいねってお伝えしたいことが最後にあれば伺えたらと思ったんですけれども、いかがですか。
そうですね。新婚1年目、要はこういう家事とか育児とかのシェアって、早ければ早いほど価値があるし、やり方のバリエーションを増やせるというか、自分たちなりのやり方を見つけやすくなるっていうのがあるんですね。
いつから始めたって当然いいし、いつから家族の関係を作り直そうとしたっていいんですけど、まあ早いに越したことはないっていうところがあるので、まず自分たちがどういうふうに生活を作っていきたいのかっていうところですね。これを夫婦で話し合うっていう土台を1年目はまず作ってほしい。
細かい家事シェアのやり方とか、どっちがご飯作って、どっちが洗濯して、どういうタイミングでとかっていうのは変わるし、いくらでも変えていけばいいし、仕事の忙しさとか子どもが生まれたとかでも変わっちゃうので、そこにこだわる必要はないんですけど、ただ変わったときに話し合える土台っていうのは作っておかないと、だんだんだんだん家事の話とかしたくなくなるんです。
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嫌になるし、できなくなるし、なんかちょっと恥ずかしいし、めんどくさいってなるので、それができる土台作りをしておくこと。だから最初はむしろ定期的にそういう話をするとか決めちゃってもいいぐらいです。
はい、そのこの土台作りっていうのはもう1年目にこそやってもらいたいなというふうに思います。
ありがとうございます。3年前に戻った気持ちで今聞いてました。
新婚の頃に。
いやでもそうですね、どんどんやっぱり変わりづらくなってくるというか、固まったらそれを変えるってどんどん難しくなっていくと思うんで、やっぱりそういう話し合うとか、そういう土台を作っておくっていうのがすごい大事だなっていうのをちょっと3年前に聞いておきたかったですね。
まだ新婚みたいなもんですよ。
三木さんから比べたらもう全然もうぺいぺいでございます。
ありがとうございます。でもね、まさにこのより具体的なお話っていうのはまた次回以降でぜひ深掘りさせていただければと思いますので、今回はまずはそのカジシアって何っていうところで、イメージだったりとかをつかめたかなっていうところで、また次回以降いろいろねほりはほり聞かせていただければと思いますので、ありがとうございました。
ありがとうございました。
最後までお聞きくださりありがとうございます。
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それでは最後までお聞きいただいてありがとうございました。
次回の夫婦の知恵袋もお楽しみに。