1. そんない理科の時間
  2. 第425回 天動説じゃダメかしら..
2021-08-20 53:49

第425回 天動説じゃダメかしら byそんない理科の時間B @sonnaip

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■オープニング・「サボテン妻のちょっと耳貸して」に出ました・地球が丸い証拠を探そう ■天動説から始めよう・地球中心説と太陽中心説・惑星の動きを説明できない・自然を探求したい文化と、天下を治めるための天体観察・自分で自然現...
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理科っぽい視点で、身の回りのことを見てみませんか。
そんない理科の時間B、第425回。
そんない理科の時間B。
お送りいたしますのは、よしやすと。
かおりです。
よろしくお願いします。
よろしくお願いします。
今日はですね、天動説と地動説みたいな、ちょっとコペルニクス的転換の話をするんですが。
コペルニクス。
そう。
なんですが、その前に他のポッドキャストにゲスト出演した話をちょっとしようと思っています。
なんと。呼ばれたわけですか。オファーを受けて。
オファーを受けて呼ばれました。
なるほど。
で、先輩風吹かせて。
ちょっとだけ先輩風吹かせてきました。
第405回ぐらいで、音の伝わり方の話をしたと思うんですよ。
耳の話、喉の話、どうやって空気中央音が伝わって、
それが通信の上にどうやって乗るかって話をしたと思うんですけど。
その質問を送ってくれた人が、かなぷりさんって言うんですけど、
その方がポッドキャスト番組をやっていて、
そんなエリカの時間で教わったことを、ポッドキャストでしゃべるので。
監修してください。
監修してくださいっていうか、
間違ったことがあったらフォローアップしてくださいっていう感じで、
出てくれませんかっていうのがあったんで。
ちゃんとボケに突っ込みましたか。
詳しくは聞いてください。
ちゃんとボケに対して突っ込みました?
すごいボケってるところに突っ込んだ覚えはあります。
それはほらね、常に私が日々吉安さんを鍛えてますからね。
じゃあそういうことにしましょう。
ボケに対してどう突っ込むか。
日々の練習の成果が。
番組のタイトル言わないとみなさん探せないんで。
サボテン妻のちょっと耳貸してっていう番組です。
アリゾナの方がやっている番組で、日本語でやってます。
その番組の宣伝はここまでで。
アリゾナ行ってきたんですか?
Zoomでアリゾナとつないでみたいな感じでした。
やっぱりポッドキャスト話題になったりするわけですよ。
ポッドキャスターさんとお話をすると。
一般的なポッドキャストの話を。
03:02
そうそう。
うちの番組って、新しいものの見方を伝えましょうみたいなことをやってるじゃないですか。
理科っぽい見方をみんなに知ってほしいというか。
一方で、あちらの番組はどちらかというと、雑談というか。
ねえねえ知ってる?的な?
お隣で聞いてる感じの番組のつくりなのね。
だから、やっぱり雰囲気も全然違うんですけど、
でもポッドキャストって、けっこう懐が深くて、
YouTubeと違って、対面してるっていうよりも、
並んで聞いてる感じというか、ちょっとだけ近い感じがするような気がするんですよ。
並んで聞いている?
声だけな感じなんで、
例えば、どっかで主婦の方々が女子会していて、
最近なんとかって面白いよねって言ってるのを、
隣のテーブルで聞いてるような感じというか。
聞き耳立ててるの?
っていう感じのやつもあるじゃない。雑談系の番組って。
そういう感じに比べて私たちの番組って、
ちょっとだけ抗議っぽくなっちゃうこともあって。
それでも私はね、
かおりさんが一緒にお話をして聞き役になってくれてることで、
あんまり先生が一人で。
睡眠学習。
誰が睡眠じゃ。
抗議っぽくなく、
もう少しちっちゃい机でお話ししてる感じになってるかなと思ってるのよ。
まあでも、お酒飲みながら喋ってるというよりも、
ちょっとなんかきちんと椅子に座って、
テーブルの前でふんふんって聞いてる感じね。
そういう感じ。
で、PodcastってちょっとだけYouTubeとかに比べて、
リスナーと話してる側に親近感が湧く、
まあ耳元で囁かれてますからね。
文章で書く感じだと、
キャラクターがなかなかわからないというか難しいけど、
しゃべりだと雰囲気も伝わってくるし、
一方でYouTubeみたいな対面していると、
向こう側とこっち側感があるけど、
耳だけで聞くって、
なんか同じ空間を共有してる感じがあるよねみたいな話をしたなって思って、
面白いメディアだなと再認識をしたっていうのがあります。
ほらワクワクしてきたぞみたいな?
ワクワクというか、近さ関係が面白いよねっていう感じです。
だから、ワクワクするってもうね、
7年8年、あいちゃんもう少しやってるのか。
10年ぐらいやってるんで。
誰が?
私ね。
最初のやつは、2011年の2月に始めたらしいんで。
06:00
2011年の2月11日?
2月1日かな。
そうなので、10年半分ぐらいやってるんで。
老舗ポッドキャスターじゃないですか。
そうそう。
だから、今さらポッドキャストだからワクワクするっていう感じはない。
一方で、やっぱりポッドキャストの特徴みたいなやつは、
知っておいたほうがいいかなとは思っていて。
そんな感じのお話をしました。
もしよろしければ、そちらも聞いてみてください。
サボテン妻のちょっと耳貸してです。
耳を貸してきたと。胸も貸してきたわけですか?
今回で言えば喉を貸してきたって感じかな。
あとね、メールで、他の番組を聞いてこっちに来ましたとか、
他の番組に出てたのを聞きましたとかっていうメールももらっているんで。
ぜひみなさんも。
宣伝する前から知ってるよ、聞いたよっていう報告が来てるわけですか?
佐々木亮さんの宇宙話っていうほうに出ていたのを聞きましたっていうメールをもらいました。
なるほど。宇宙の話もしてきたし、サボテンの話もしてきたし。
そうそう。サボテンはアリゾナ名物なんですよ。
なんかストローク刺して吸う感じ?
いやいや、そういうのよりはもっと少し干からびてると思うんですけどね。
ぜひメールを送っていただくのに、こんなポッドキャストも楽しいですよみたいな。
みなさんはどんなポッドキャストが好きかなって。
ゲスト出てくださいって言った?
いや別に私は、ゲストに出させてくれって言ってるわけじゃないんで。
そんな話をしました。
いろんなところに出てきてくださいよ。
僕の理性をみんなに届けてほしいな。
あとは、みなさんもこの番組を他のお友達に宣伝してください。
よろしくお願いします。
よろしくお願いします。
さて、今日の話は、天動説と地動説に関するお話なんですけど、
天動説と地動説の違いは何でしょう。
それでも地球は回ってる?
結局天動説っていうのは、
世界の中心がオラかキミかって感じじゃないですか。
そうそう。だからある意味、地球中心説か、
地動説っていうほうは太陽中心説なわけだね。
同じようなネタで、地球の表面が平らだっていう説を唱えてる人もいるわけ。
09:04
端っこ行くと落ちちゃうやつね。
地球は球体だっていう説と、
地球は平らだって主張してる人たちのグループがいるんですけど。
今も?
今も今も。
地球は平らですよね。じゃないと人が落ちちゃうもんね。
じゃあ、丸いっていうのをどうやって証明しましょうかっていう話になってくるんですけど。
さて、前もやったかもしれないですけど、
地球が丸いことを説明する現象をいくつか挙げてください、かおりさん。
地球が丸いこと?
こう、証明するとか説明しやすい。
こんな現象があるから地球は丸いに違いない。
ひずさんの皆さんも考えてね。
高い山の上に登って、周りを見ると、
はてがある。
高いとこに登ると、遠くまで見えて、
はてがあって、まんまるに見えるわけだよね。
本当に平らだったら、スカイツリーぐらい登れば、
遠くの遠くの遠くまで見えるはずなのに、
途中までしか見えないってことね。
そう、それ。
他に何かありますか。
もし、結局球体だとしたら、その上の空気の層が、
自分がいるところを中心にして見たときに、
横のほうが暑くなるから、夕焼けが見える。
朝焼けが見える。
空気の厚さが変わる。
でもそれはもしかしたら、
違う理屈で朝焼け、夕焼けが見えるっていうふうな説を、
言われるかもしれないね。
じゃあ、球体であることの。
そうそう。
自分が体験したことじゃないことでもいいですよ。
こうやって測れば、球体であることがわかるよね、みたいな。
なんか船に乗ってズンズンズンズン西を目指したら戻ってきちゃった。
あー、一周できるってやつね。
一周できるのもポイントだよね。
いくつか考えたんですけど。
嵐でラシンバン流されちゃえば、
西に行ったつもりが西じゃなかったかもしれないしね。
途中でぐるっと引き返したかもしれないから、難しいね。
ちゃんと航海日誌をつけていると、
一周すると日付が1日多かったり少なかったりするじゃないですか。
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日付変更線のところをしらつしらつ通ってるからね。
そうそう。
それを体験すれば、地球は丸くて一周できるんだってのがわかったりするじゃないですか。
あとは、南中する太陽の高さが北緯、緯度によって違う。
っていうのも丸い感じするよね。
あとは、南半球と北半球で季節が反対っていうのとかね。
北側と南側で太陽が照らすのが違う。
だから上下にも丸いというか。
あとは、東西に丸いやつは、
経度、統計、経度が違うと日の出とか日の入りのタイミングが違うよね。
時計をちゃんと合わせている。
分身して確かめる感じですな。
あと、月食は何で発生するのかを考えて。
月食が発生する理由が、地球の影だとすると、
月に映った影の形を見れば、地球の形がわかるわけじゃない。
月食は、地球の影だっていうのはもうわかってたわけ?
そこが問題で、地球が平だと主張する人たちは、
あれは地球の影じゃないって言うかもしれないけどね。
あとは、最近は気象衛星から丸い地球が映ってるじゃないかっていう。
そう言っちゃったら、だって見たから丸いって言っちゃったらどうしようもないからね。
で、本編のほうでは、こんな感じの地球中心説と太陽中心説の話をしていこうと思っています。
私中心説。
いいですよ。
いいですか?
宇宙って難しそうという社会の認識を根本から変える大学生2人の宇宙再発見プログラムコペテンナイトは、
理系女子と文系女子が宇宙を緩く楽しくわかりやすく語るポッドキャスト番組です。
くすっと笑えて宇宙に詳しくなれるコペテンナイトは、あなたの知的好奇心を刺激します。
毎週水曜土曜に更新していますので、ぜひ一度聞いてみてください。
よろしくお願いします。
さて、今日は天動説、地動説というか、地球中心説、太陽中心説の話をするんですけど、
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皆さんご存知のとおり、コペルニクスさんという人よりも前、15世紀かな?
よりも前は多くの人たちが地球が中心で、その周りをいろんな星たちが回っているというふうに考えていた人が大半でした。
中にはね、太陽が真ん中っていう説もあったんだけれども、やっぱり証拠が見つからないというか、それを説明することが見つからないので、
まあまあ地球が中心なんじゃないの?っていう話と、もう一つは宗教的な話として、
神は地球を中心に作っているに違いないっていう考え方ね。
っていうのがあったんですけど、さっきのオープニングでお話をした、
でもそれじゃあこれに説明がつかないだろうってことが起きるわけですよ、いろいろ。
惑星的なこと?
地球の丸さで言うと、エジプトのある街と違う街では、月始の日の影の長さが違うみたいなことが起こったりして、
これは地球は丸いに違いないみたいなことが起こるんだけど、天体の観測をしていると、やっぱりいくつか不思議なことが起こって、
かおりさんの言ってくれたとおり、まずは惑星の見え方がちょっと変な感じがする。
動きが下せない。
下せない、下せぬと。
あとは、太陽が地球の周りをぐるぐるって回ってるわけじゃないですか。
地球中心説の場合には。
前もお話ししたことがあるかもしれないですけど、
今、地球は太陽の周りを深円ではなくて楕円で回っていて、
距離もそうだし、動く速度、見かけの速度も季節によって違うっていう話をしたんですけれども、
地球中心説であっても、太陽は地球の周りをぐるぐる回ってるってことになるんだけど、
そこも、その頃は、何で季節が長さが違うかってのをよくわかってなかった。
楕円だったら、そこで簡単に説明つくことが、やっぱりそこがなかなか説明つかなかったわけね。
今、太陽を真ん中にすると、地球がその周りを回ってるからって思うんだけど、
惑星の動きを考えると、地球の周りを太陽が回っている、
太陽がずれていく感じ。
実際には地球の1日あたり進む角度が違うんだけど、
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それが他の惑星の動きにも影響してきちゃうじゃないですか。
見かけとして。
要は太陽の周りを地球がすごく速く通り過ぎるときと、
ゆっくり通り過ぎるときがあるんだよね、季節によって。
これが太陽中心説だったら、そんなに難しくないわけ。
地球も楕円だし他の惑星も楕円だよってなるんだけど、
地球中心説にしたときには、他の惑星の動きを説明するときに、
他の惑星は太陽に振られちゃうわけですよ、計算をしていくと。
っていうので、計算がなかなか合わなくなっちゃうっていうのがあって、
惑星の動きを説明したり、
あとは太陽の動きがずれるっていうのは、
逆な話をすると、全部の天体が動くときにスピードが変わるってことにもなるわけで、
太陽系の外の星たちに対して、
地球が太陽の周りをスピード上げて回ったり、ゆっくりなったりするわけだから。
その辺のことも説明がつかなくなってくるっていうので、
やっぱり細かく測ってると説明がつかなくなってくると。
とても細かく惑星の位置を計測していた人たちは、
どんな仕組みになっているのかっていうのをとても悩んで、
計測が細かくなればなるほど理屈に合わないというか、
説明する理屈が難しくなってきて、
よく言われる惑星が地球の周りを回ってるとして、
ただ見かけの位置がある一定方向に進むだけじゃなくて、
時たま止まったり、いつも逆向きに進んだりするってことは、
地球から見て惑星が通る仮の点があって、
そこを中心に他の惑星たちが回っているから逆行したりすることがあるんだよみたいなふうに、
いろんな仮説を立てて計算をしていくんだけど、
そうすると計算があっても、それってあんまり理屈とうまく合わないというか、
結局なんかこじつけてるわけね、その仮説を。
すごく地道説にすればシンプルなことを、すごく非理屈をつけて、
じゃあこういう仮説を立ててやるととりあえずあったけど、
土星の場合はこういう仮説、木星の場合はこういう仮説って結局一個一個変わっちゃうわけね。
それはそれ、これはこれみたいな感じで、いろいろやってかなきゃいけない。
全部が仮説になっちゃうわけだよね、そうすると。
21:02
でも、その頃の人たちは、地球が動いてるなんて思ってないから、そもそもね。
そもそもそうだね。
でも、惑星が変な動きをするってことは、
惑星っていうのは他の天体とは違う動きをするに違いないし、
ニュートンの万有引力やケプラの法則もわかってない頃だから、
その頃はどんな理屈でお星さまが動くかは神様のおぼしめしで、
ただ、神様がどうこの世の中を作ったかっていうのを探求したいっていう一心で、
研究が進んでいったわけですよね。
一方で、中国や日本でも、惑星の位置を正確に知るってことが行われていたり、
あとは月や太陽が一定間隔で回ってくるんじゃなくて、
少しずつずれてるっていうのもすごく気になっていて。
それは、お星さまの世界で起こっていることは、地上の世界と連携していて、
例えばたくさん流れ星が降ったらこんなことが起こるとか、
惑星の位置がこんなふうに動いたら、地上でこんなことが起こるっていう、
ある意味、天体の観測は地上で何かが起こるっていう、
予言にもつながるっていうような考え方があって。
なので、西洋、特にヨーロッパでは、科学者という人たちが真理を探るために、
星の観測をどんどんどんどん細かくしていって、
神はこの世をどう作り保ったのかというのを突き詰めるために研究をしてるって一方で、
中国や日本では、王様というか、時の権力者が、
星の動きを把握できることが、地上で起きることを把握できるということで、
しっかり日食や月食や月の出がいつなのかみたいなことを、
しっかり予測するっていう小読みを作るっていうのがとても大事だった。
でも、どっちにしろね、庶民の生活に木星がいつもよりも違う方向に動いてるって関係ないじゃないですか。
そうね。別にふわふわしてようが、それでも日は毎日昇ってくるわけですか。
だから、ほうき星が出てくれば、すごいものが空に見えるみたいなことはあるけれども、
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一方で、日常の生活に密着してるのは、やっぱり季節が変わるとか、
あとは日の出の時間とか、月が出る出ないとか。
っていうのはある程度生活に密着してるんで、
小読みを作る人たちが、お日様と月のタイミングと季節をしっかり把握するっていうのはとても大事。
一方で、帯印歴を使ってないようなところでは、つまり太陽歴だけね。
1年が365日と4分の1っていうのがわかってしまえば、
あとあんまり修正がないまま進んじゃうんだよね。
それでも細かいところを見て、空の星の動きをしっかり把握したいっていうのがありました。
ちょっとね、その性格の違いっていうか、
西洋の探求の仕方と東洋の探求の仕方が違うっていうのもちょっと面白いんだけど、
普段の生活の中では、太陽と月についてはとても重要だし、
小学校でも太陽の動きと月の動きっていうのは早めに習うのね。
あと、全体的な星の動きっていうのも習うんですけど、
別にそれは太陽系のことを知らなくてもわかるわけですよ。
何が言いたいかっていうと、オープニングで話した地球が平らか丸いかみたいな話もそうなんだけど、
自分たちの体験や経験に直結してないところはとりあえず棚にあげておいて、
何が起こってどう暮らせるかっていうのを、
まずは考えるところから始めていいんじゃないかと思ってるんですよ。
なので、前もちょっと話したかもしれないけど、
小学校の問題で、朝と昼間と夕方に棒の影を観察したらこうなってましたと。
朝は長くて、昼間は北向きで短くて、
夕方また影は東向きに長くなりましたと。
なぜこうなるんでしょうって書くのに、
地球が自転をしているからってバッテンをつけられたっていうのがあって、
それじゃあ先生間違ってるんじゃないかって話があるんだけど、
そこに行く前に、毎朝お日様が東から昇って西に沈むっていうのが繰り返されますよね。
だから棒の影が西向きだってのが北向きになって、
東向きに夕方なるっていうのは、
時間とともに変わる。
私たちから見て、太陽が東から昇って南を通って西に沈むからっていうのを、
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まずは自分が観察できる事実を把握して、
いろんなことを学んで、やっと地球が自転しているから、
太陽が動いているように見えるわけだよね。
っていうふうにステップをちゃんと踏んで、
習っていったほうがいいんじゃないかと思っていて。
結局、歴史っていわゆる社会的な歴史ではなくて、
科学の解明の歴史を順番に追ってったほうがいいってことね。
昔の先人たちが、はじめはこういうところから、
結局気づいていったというか、理屈をつけていったわけですよね。
その理解ももちろん大事なんだけど、
かおりさんが一番最初のオープニングの最後かって言っていた、
自分中心説って言ってたじゃないですか。
そうです。世の中私を中心に回っている。
まずは自分中心説で考えてから、
広げていったほうが健全じゃないかと思ったのね。
地球が回ってるかどうかを置いておいて、
春から夏になれば暑くなって、
夏から冬になるときにだんだん涼しくなっていくっていうのがあるじゃないですか。
自分中心説にすると、
地球の地軸が傾いてるから暑いんじゃなくて、
一年の中で暑い時期と寒い時期がある。
それを交互にやってきて、
毎年カレンダーがこのくらいのときには暑くなって、
このくらいのときには寒くなるっていう話と同じように、
自分が経験する現象から、
なんでこうなってるんだろうっていうのを深めていくと、
実はこんなことがあって、あんなことがあってっていうのを、
ただ単に本に書いてあるから信じるっていうのよりも、
本に書いてあるから信じるってさ、
ちょっとだけ頭でっかちな気がするのよね。
地球が自転してるからっていうのはオープニングで言った、
地球が丸いからっていうのとちょっと近くて、
私たちは気象衛星で地球が丸いっていう写真を見てるから、
あ、丸いんだって思うし、
でも50年前までは地球の外から地球を撮影した人いなかったわけですよ。
50年前アポロが飛んで、
十分に地球から遠いところから写真を撮ったから、
やっぱ丸かったよね。
丸いと思ってたけどさっていう話とか。
あとはコロンブスじゃなくて、地球出身者の誰だっけ、マゼランだっけ。
っていうように、どんどんどんどん西に行ったら東からやってきたみたいな話とかがあって、
30:04
丸いってことがわかった。
でも普段生活しているときには十分に平らだよね。
でも少しスケールを大きくすると、
実はトンネルを1キロとか掘ると真ん中がへこんじゃうんですよね。
それは本来だったら、地球の円形、球体に沿って通るのが水平なわけでしょ、ずっと。
それを気化学的にまっすぐ掘っちゃうと真ん中に水が溜まっちゃうんですよ。
真ん中が地球に近くてへこみになっちゃうから。
地球の形に合った形を取らないといけないっていうのが、
何キロかのトンネルを掘るだけでそういうことは起きてしまうんですよ。
っていう感じで、なんとなくなんですけど、
小学生の男の子だったと思うんだけど、
その子が影が映っていくのは地球が自転しているからだの前に、
私たちが暮らしている中で、地球が自転しているってみんな知ってるけど、
太陽が東から昇って西に沈むって言うじゃん。
地球が自転しているので太陽の方角が東方向から南の方向に何度分変わりましたねって言わないよね。
自分中心主義でいろんなものを考えるっていうところから始めてもいいんじゃないかと思っているし、
よく月の満ち欠けをお話しするときに、必ずモデルを使ってね、
ここに太陽があって、地球があって、そのまま月が回ってるからって説明するじゃないですか。
それはモデル化はいいんだけど、
ちょっと何日か、夏休みの期間とかに太陽と月を観察すると、
あれ、昨日よりも月って違うところにあってどのくらいの時間遅く出てるなみたいなところの、
自分中心主義で、今日は月の出るのが遅いって思うわけじゃん。
昨日よりも遅いぞと。
っていうのが分かっているところから始めて、
じゃあこれを詳しく見ていったらどうなるんだろうって話と、
そういうのを実感してから、やっぱ太陽系の話に行きたいなと思っていて。
みんないろいろ分かっているから、大人はついつい高いところから見た景色を教えようとするんだけど、
一緒に階段を登って、低いところから見るとこうだよね。
だんだん高くなると違うところが見えてくるよねっていうような学びをしたほうがいいんじゃないかと思っていて。
まずは自分中心主義で、地球中心説で物事を捉えて、
33:11
実は細かいことを言うときには太陽中心説のほうがいいよねってことにして、
視界をどんどん広げていくと、実は天の川銀河っていう中で銀河系の中心があって、
それをセンターにして、腕が回っている中に太陽系もあるっていうようなことを思って。
実はその太陽系は、銀河の水平面と太陽系の高天面は平行じゃないから斜めにずれていて、みたいな話とかね。
それが水平だったら、あちこちの銀河系の中の高天面が揃ってるかもしれないとかってことになるんだけど、
実はそうでもないことがわかっていたりして。
うまく広げていくところを辿るようなことがいいんじゃないかと思ってるんで、
今日番組のタイトルには天動説じゃダメかしらってつけるつもりなんですけど、
ぜひ太陽系のモデルを考える前に、
毎朝毎朝、お日様が東から登って西に進んでいって、
日本で見ると南側を通って、シンガポールとかだと真上を通って、
オーストラリアで見ると北側を通って、
っていうところに思いを馳せるところから始めるのがいいんじゃないかななんて思ってるんですよね。
難しいですね。情報がありあふれてるじゃないですか。
そうそう。調べると正解がいきなり出てくるんだよね。
そうですね。例えば、小学生の低学年向けの科学の図鑑にも載ってるじゃないですか。いわゆる正解がね。
載ってる載ってる。
別にそれを勉強として見なくても、絵本的にパラパラ見たりするだけで、
もう知識としてある程度入って、知識っていうのかな、記憶に入ってってしまうときに、
賢い子だと、その学校でその話をした時にピンとここに結びついて、
あ、これが前見たよくわかんない太陽があって、周りにぐるぐる円が書いてあって、
地球って書いてあったのこれかっていうふうに、わかっちゃうことが多いのかなと思うので。
で、そう、私もこの話はしたかな。
昔、算数の授業の時に、普通にまず円を書いて、それをハサミで切り取って、
36:06
そこの円周のところにインクをつけて、コロコロコロコロって、その長さをインクで直線っていうのかな、
を書いて、この長さを測ってくださいっていうのがあったんですよ。
で、それは結論としては、その円周率という3点、今いくつなの?
3.14
3.14ね。その3.14を出させたかった。だから何回か計算を、数字を測って、直径もしくは半径との関係性を出したかったんだけど、
もうその時に私はすでに塾で3.14という存在を知っていたので、逆に3.14かけて円周を出しちゃったんですよね。
計算で。何をやってるのか分からなかったんですよ。その授業で。めんどくさいなーって思って。
え、これってだいたいこんなもんじゃんって言って。
先生は3.1よりも長くて、3.2よりも短いっていうぐらいのことを出しとしかったわけでしょ。
どこまでその正確性があるか分からないけど、少なくとも3前後っていうのは出るでしょうし、そこら辺のことをクラス一人一人が自分でやってたので、
当然いろんな人の結果を見れば、だいたいそんなような数字なんだね。
はーっていうのを出させたかったにも関わらず、知識があるともう逆にそこでも計算しちゃったし、そんなものぐらいないっていうふうにやっちゃって、
後で、これを計算させて実感させたかったのかと、後で気がついた?大人の思惑に。
そうですね。
あー、ちょっと申し訳ないことしたなーって思ったけど、当時はね、全然分からなかったから。
意図がね。
そうそうそう。だから、私も小学校の頃は、自分は行ってなかったんだけどソロバン塾に行ってる子が多くて、
そうすると、計算とかってもう暗算で3桁とか4桁、何個か足すぐやったらみんなできちゃうのね。
っていう中で、足すの繰り上がりとか繰り下がりとかでたまに間違っちゃうような、
私は最初の計算問題が全問正解なかなかできなくて100点が取れない問題とかが起きるんですけど、
仕組みを知るとかさ、なんでこうなったかを知るっていうのが、実は面白いんだよっていうのに気がついてほしいっていうのもあるんだよね。
うんうんうん。
39:00
私は何回か言ったことがあるかもしれないですけど、技術者というか電気工学とかそういうほうに専門で行ったんだけど、
やっぱりどうなってるんだろうとかどうやったら作れるんだろうって考えるのが楽しいって思わないと、
やっぱりそういうふうにいかないし、どっかに正解があるって思ってると、
自分でクリエイトしようってなかなか思わないんじゃないかと思っていて、
やっぱりまずは自分が見た世界がどんなものかを記述する話と、
どうなってるんだろうって言って、そのときに正解が出てくるっていうタイミングがいいんじゃないかななんて思うんだよね。
難しいですね、そういう。
やっぱりそういう段階を追うと、やっぱり身にもつきやすいというか実感として入ってもきやすいんだろうけど、
もうすでにいろんな情報がある中で、自分で気づく前にも情報として知っちゃってるので、
そこに、やっぱりなんだろう、学ぶときに一番身につくのって自分で気づく、
自分で与えられる情報ではなくて自分で気づくことだと思うんだけど、
その気づく前にもう見えちゃってることが多いので、
いかにうまくそこに誘導するか、すごく難しいと思うなと。
そうで、もう一つ、世の中には正解がないことのほうが多いじゃないですか、実は。
正解っていうか、もちろん教科書に載っている水は酸素原子と水素原子が2個くっついたのが水だよっていうのがあって、
それはそうなんだろうけど、大体大人になっても悩むことは、
正解がすぐにあるわけじゃなくて、どうすればできるだろうっていうのとか、
どうしてこうなってるんだろうっていうのを考えることが多いじゃないですか。
ルールがあるからそれに従えばいいっていう話だけでもないじゃないですか。
枠組みは決まっていて、正解はどこかにあって、
それはウェブで探せばどこかにあるっていう感じよりも、
もっともっと体感的に不思議なことがあって、
なんでだろうって思うのを、自分中心主義から始めてほしいなって思うんですよね。
よく、なんだったかわからないけど、この間ちょっと考えたんですけど、
これを自動化したら楽だよなと何かについて思ったんですよね。
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私はその機械的なものは、メカニック的なことは専門ではないというか、全然わからないんだけど、
じゃあこれって機械化するとしたらどうなるんだろうってまず思ったんですよね。
なんだったっけな、ちょっと本当に全然覚え出せないんだけど、
でも例えば、暗くなったら勝手に電気がついてどうこうっていうものだとすると、
まず一番初めに、暗さ明るさっていうのを認識する、
情報をインプットする、その認識するところが必要だなと。
で、まずそこに機械的なものが必要で。
なんたらセンサーみたいなのがあるはずだと。
なかったら作らなきゃいけない。
そうそう。
っていうので、今度はセンサーでオンにするときとオフにするときになったときに、
そしたらこう動く、暗くなったら電気がつくだとしたら、
暗いという条件のときに発動するスイッチみたいなのが必要で、
次にそのスイッチ、電気がつく、じゃあ電気ってっていうふうな、
結局インプットと伝わってアウトプットっていうのがあって、
じゃあ暗い明るいってなんだろう、何で暗い明るいなのかなっていうのをちょっと考えたことがあって、
もう今は正直暗い明るいなんて、もうそこら辺で安くセンサーがあるとは思うんですけど、
それってどうやって認識してるんだろう、一つは温度かなとも思ったんですよね。
おー、数字の中から。
そうそう、一般的に明るいと暖かいよね、温度って言うんだったら、
じゃあ温度でオンオフって言っても何が一番簡単かなとかって思って、
例えば20℃って温度で区切るとすると、じゃあ20℃になったら溶けるもの、
20℃以上になったら溶けるものっていうのを探せば、
物理的に一番簡単というか、溶けるというものがさえ見つかれば、
溶ける溶けないで、それを設定するだけでオンオフは少なくともセンサーとしてはわかるなとか、
そんなようなことをいろいろ考えてたんですよ。
で、それを実際に作る作らないをベースとして、結構これ面白いなって、
世の中のことを、初めからもう今はセンサーはできてるかもしれないけど、
そのセンサーの仕組みっていうのかな、を分解して分解して分解していくと、
なんかいろんなことが、機械って当たり前のようにやってるけどすごいなーとか、
なんか漠然と思ったのがちょっとあったんですよね。
それをね、小学校中学校の時にたくさん思うと、
工学系のところに行くわけですよ。
45:03
大人になって、本当にこの1週間ぐらいでなんかふと思ったんですよね。
何で思ってたか思い出せないんだけど。
逆に言うと、そんなことばっかりやってるの仕事にしてるのが技術者の方々なので。
でもそう、それってでも面白いなと思ったんですよ。
今はもう確かにいろいろもういろんなものがありふれてるので、
それを組み合わせればある程度のものは簡単に簡単にって言い方ちょっと失礼かもしれないけど、
できるんだと思うんだけど。
私、欲しいものはだいたい揃っちゃってるけど。
そうそうそうそう。
でもじゃあっていうふうに突き詰めるときの一番初めのセンサーを考えるだけでも結構面白い。
本当に頭の中の考えだけで実際にどうこうではないんだけど、
それだけでも結構面白いなと思いながら、ワクワクしながらいろいろ考えてました。
ちょっとね脱線ついでに話しちゃうと、
何何何?
ノイズキャンセリングヘッドホンっていうのがあって、
外から大きい音が来るんだったら、
それと反対の音をスピーカーから出してあげれば、
ヘッドホンの中が静かになるんじゃないかって考えた人がいて、
すごいよねそれ。
そうかもしんないけどさってみんな思うじゃん。
で、それを最初にやっちゃった人はすごいよね。
この間、昨日見たのがフェンシング。
フェンシングってあれ、サーベルの剣の先にスイッチがついてるんですよね。
あれで物理的にプッと押されると、
スイッチが押されて得点が分かるっていうか、押されたっていうのが分かるように。
だから選手の後ろ側にコードがついてるじゃないですか。
ついてますよ。
そう、それがなんか今回、
ちょっと私競技実際見てないんだけどオリンピックではコードレスになってて、
しかもリアルタイムに選手の剣の動きを見て、
3Dで認識して、相手に攻撃したかどうかを判定できる装置を作ったらしいのね。
それも、それの作り方っていうか、
そういう簡単な端条を読んだんだけど、すごいかっこよかったです。
でもね、それを見るとね、その映像を見るとすごいかっこいい。
フェンシング。
フェンシングの3D化表現は、確か前回のオリンピックのときにもあって、
ただそれはどっちかというと美しく再現するだけだったのが、
作戦に使えたり、あとは判定に使えたりっていうのが進んできたんだと思うし。
そうそうそうそう。
だからそれが使えるようになったって言い方が変だけど、
リアルタイムに使えるようになった。
48:00
だから第三者が見て、分かる?
だから、すごい細いし、すごい速い動きだから、
知らない人が見ても正直分かんないんですよね、フェンシング。
あと、剣道もさ、専門の審判じゃないとどっちが速かったとか分かんないけど、
審判が白とか赤とか旗挙げるけど、それを技術でカバーしてるわけだよね。
そうそうそうそう。
でまたそれがまたね、見え方がすごいかっこいい見え方で表現しててね。
なんかすごいなぁ、こういうのを見ると、
フェンシングそのものがそんなにメジャーなスポーツではないんだけど、
ちょっと身近にっていうか興味が湧いてきた。
こういうことをやってるのか。
でもあれですね。
剣道もそうですけど、結構元々は戦いの技術だったけど、
ある意味、様式化してるじゃないですか。
まあまあ、ルールを決めてね。
そうそうそうそう。
相手が死んだら勝ちじゃなくて、ここまで行ったらついたら勝ちとかしましょうとか。
あと点数制だったりね、何点何点何点とか。
それが客観的にかっこよく見えて、すごいワクワクしました。
でも今、若い人たちはテニスとか自分たちでしてて、
ボールがインとかアウトの判断に迷ったら、
審判に言えばビデオ判定してくれるって思っちゃう人がいるのかな。
あ、でもそのビデオ判定を要求する回数っていうのが決まってるみたいですよ。
決まってるんだけど、どこのテニスコートでもそれぐらいはできるって思っちゃう人が育ってくるのかね。
いやていうか、客観的にそっちのほうが絶対正しいじゃないですか。
人の目でやるよりかはね。
そうなんだけど、要は審判なんていなくて、
あれで見ればいいじゃないのっていうのにならないといいなって今日話をしてきたんで。
え、でもなってくるんじゃないですか。
ならないかな。
だんだんね、そういう業務用のやつが市販のやつにもあって、
中学校でテニス部でネットを張る新入生が一緒にインとアウトのセンサーの調整をピッピッとやって、
先輩準備できましたってやるのかなと思って、そのうち。
なるんじゃないですか、そのうち。
ならないかな。
わかんない。
勝手にそれが先進の代わりをして、アウトとかインとかって喋るのかね。
もうライトがピッピッと点くのか。
その前に、ちゃんと目で見てインとかアウトを判断する練習をしとけっていう話なわけ、今日の話は。
もうそれはなくなりますよ。
そう。
51:00
はい、ということで、ちょっと話は脱線しましたが、
ちょっとね、自分の感覚から世の中を見るっていう練習をしつつ、学ぶっていうのがいいんじゃないかっていう話をしてきました。
はい、ということで今日はこの辺にしたいと思います。
この番組、そんなりかの時間では、皆さまからのメッセージをお待ちしております。
本当にね、応援してますだけのメッセージだけでもいいですよっていうお話をしたことがあって、
応援してます、聞いてますだけのメッセージもちらほら最近やってきていて、
それでもやっぱりとても嬉しいのでありがとうございます。
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あとですね、科学系のポッドキャストもApple Podcastでたまに宣伝してくれるようになっていますので、
ほかの科学系のポッドキャストも面白いものが多いので、確かめてみるといいんじゃないかと思っています。
ということで、本編この辺で終わりにしたいと思います。
オーディオブックではこの後、おまけのコーナーがあります。
そんなエリカの時間、第425回お送りいたしましたのは、
よしやすと、
かおりでした。
それではみなさん、次回の配信でまたお会いしましょう。
さようなら。
ごきげんよう。
53:49

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