00:00
理科っぽい視点で身の回りのことを見てみませんか? そんない理科の時間B、第424回。
そんない理科の時間B、お送りいたしますのは、よしやすと、 かおりです。よろしくお願いします。
よろしくお願いします。 今回はですね、月に1回の、前の月に頂いたメールを紹介する回になっております。
なので7月にもらったメールについて紹介をしていくんですが、
その前に一つ、他のポッドキャスト番組に ゲストで出たというお話をしようと思います。
ささきりょうの宇宙話っていう名前の番組がありまして。
宇宙に行ったんですか?
毎日毎日配信していて、300回やってるんですよ。
すごい。
すごいでしょ。
すごい。
で、300回記念に呼んでもらったんです。
えー、すごいじゃないですか。記念すべきよしやすさんですよ。
そうなんですよ。記念すべき。
で、ポッドキャストの、ポッドキャストについての話が多くて、
なんていうの、宇宙の話や理科の話は全然しなかったっていうね。
えー、先輩風ふかした感じ?
そういう感じ、そういう感じ。
お、かっこいい。
なんか君も頑張るようにって言って、終わった感じです。
興味ある方はですね、ささきりょうの宇宙話、
ハッシュタグ宇宙に話、宇宙が漢字で話がひらがなっていうので、
探してもらっても見つかると思います。
で、もしかしたらまた理科っぽい話をしに、
ゲストに呼んでもらおうかもしれません。
え、なんか仲良くなっちゃったの?
仲はいいんですよ。
お、そう。私が知らないだけ?
そうそうそう、そういうこと。
なので、聞いてみてください。
私知らないのに?
えーと、かおりさんも聞いてみてください。
はい。
でですね、今日は7月に番組宛にいただいたメールを紹介していくんですが、
実はですね、8月にいただいたメールがありまして、
これ緊急案件なんで、それを最初に。
緊急なんですか?
あのですね、8月5日にいただいたメールが、
娘さんの自主学習の話らしくて、
これ夏休みの宿題だとすると、
通常に取り上げると、9月の配信になっちゃうじゃないですか。
8月のメールの説明は、9月に配信になるっていう通常だと。
これが夏休みの宿題だとすると、9月に配信すると間に合わないので。
でもほら、よしあさんはいつも夏休みの宿題は出さないていですよね。
私は夏休みの宿題とか、でもね自由研究っていうよりも、
なんか工作をしていくのもあったような気がするんだよね。
調べ物じゃなくて、小学校のときには工作をしたのを持ってた気がするな。
なので夏休みの宿題、全くやらないわけじゃないのよ。
03:02
あ、そうなんですね。
主に読書感想文を踏み倒すっていう。
なるほど。踏み倒す男。
夏休み帳とかっていう、一日ひとみひらきやりましょうみたいな問題集みたいなやつとか。
すごい今懐かしい気分。
あとは工作とか、気が向いた宿題とかもやったけど、だいたい感想文はやらない。
でも課題図書とかってのもあって、それは結構読む。
読むけど書かない。
読むけど書かない。何を書いていいかわからないから書かない。
リスナーの皆さんで、小学生中学生の方々は、
だから書かなくてもいいってわけじゃないので気をつけてくださいね。
よしあさんが書いてなかったんだからって言わないように。
反弁教師っていう言葉を学びましょう。
だから知り合いが書いてなかったからって、
自分も書かなくていいってわけじゃないので、そこだけ気をつけてください。
で、お話を戻すとですね。
8月5日、色紙マンズの一員さんからいただいたメール。
かおさん読めますかね。
色紙マンズの一員さんからいただきました。
先日、娘の自主学習用に精油予報グラスなるものを購入しました。
グラス内圧と大気圧の差を表すものだと思いますが、
高気圧と低気圧で観測できるほどの差ができるものでしょうか。
設置したものの水位が上がったり下がったりする現象は見られますが、
電気と連動しているかというと疑問です。
理論的には予報可能でしょうか。
どうすればうまく観測できそうでしょうかといただきました。
ありがとうございます。
ありがとうございます。
これ、ずっと昔に取り上げたいような気がしなくもないです。
あと、科学館とかのミュージアムショップとかにも売っている、
丸いガラスの底からチューブが上の方に出ていて、
そのチューブの水面の高さを見て気圧の変化を確認するってやつなんですよ。
なので気圧が見られることは気圧の変化が見られるんですけど。
はい。細くなっているから、
そのちょっとした気圧の変化もえいびんに感じ取れるって言い方変だな。
観測できるって感じですかね。
そうそう。球体の中に入っている空気のエリアと大気圧のバランスで、
大気圧が高くなれば球体の中の空気が縮んで、
液面が球体に引っ張られて飛び出したチューブの水位が下がる。
気圧が下がると水面が上がって、気圧が上がると水面が下がる。
っていうふうに動くはずです。
06:01
それはたぶん説明書にも書いてあると思うんですけど。
問題は、高気圧と低気圧で観測できるほどの差が出るものでしょうかっていうのは、
たぶん出るんじゃないかと思うんですけどね。
天気と連動しているかというと疑問ですって書いてあるんですけど、
それを調べるのが自習学習であって、ぜひ調べてくださいっていう話です。
なるほど。
まず、気圧の変化というものがグラスを使って観測できますと。
それに、今日の天気はどうだったかとか、
例えば晴れから雨になったときにグラスのやつが変化したかどうかとか、
そういうものを調べるのが自習学習であり、答えは言わないよ。
いえいえ、そんなことないですよ。
まずですね、高気圧と低気圧がその機械でわかるかどうかは、
もしスマホを持っていたら、スマホに気圧計がついていたりするので、
気圧計アプリをダウンロードしてですね、
今の気圧を読むと、水位が変わるっていうのと気圧が連動してるかっていうのが確かめられます。
うん、なるほど。
なのでそれがそもそもどのくらいの精度かっていうのは、
スマホとかを利用すれば簡単に確認できるよってことですね、まず。
っていうのが一つと、もう一つは、気圧の変化があると天気が変わるかって話でしょ。
そうですね。
それで、ポイントはいくつかあるんですけど、
気圧が高いときと低いときで天気がどうだったかっていう話なのか、
これね、仮説があったほうがいいんですよ。わかりやすいんで。
どういうときにどうだったっていう単に観察ではなく、
はじめに予想を立てておくわけですね。
そう。というのも、それを買うときに天気予報ができるってたぶん書いたんだよね。
箱に。
たぶん。
それは古代広告になるんじゃないですか?
どうなんだろうね。気圧がわかって天気予報ができるって書いてあるんじゃないかと思いますけど。
かもしれない的な。
でね、教科書を見ると、高気圧と低気圧っていうのがあって、
低気圧が来ると雨が降りやすいっていうふうに習います。
低気圧が来ると雨が降りやすい。はい。
だから気圧が下がると天気が悪くて、気圧が上がると天気がいいっていうのがたぶん予想だよね。
うんうんうんうん。
もう一つは、絶対値の気圧っていうのと相対値の気圧っていうのがあって。
1気圧は1013ヘクトパスカルっていうのが平均だとすると、
それよりも高かったらそれよりも低かったらっていう話なのかっていうのがあって、
天気図で書いてある低気圧と高気圧っていうのは、絶対値じゃなくて相対値なんですよ。
09:01
何が言いたいかっていうと、
周りより高いか周りより低いかっていうので低気圧と高気圧が変わるってことは、
何を見なきゃいけないかっていうと、
絶対値を見るんじゃなくて変化を見なきゃいけないってことだよね。
なるほどなるほど。
数値っていうのはあくまでも数字だけであって、
それがどういうふうに変わったかっていうのは実は天気には重要。
そうだから、1回測って天気がわかるんじゃなくて、
例えば毎日朝晩、水位の記録をつけるとか、朝8時と夜8時とかね。
日付を書いた横に日付が並ぶやつにプロットしていくわけ、グラフ的にね。
それと一緒にお天気や香水量を書くわけですよ。
香水量とかっていうのは結果ですよね、天気も香水。
香水量ってどこかでデータ出てるんですか?
それとも自分で窓の外にコップでも置いて測る感じ?
確実なのは気象庁のページの自分家から一番近いアメダスの情報を、
手で写すなりコピペすなりすればいいんじゃないかと思うんですけど、
何月何日何ミリメートル降りましたよっていう香水量っていうのが出てるんで。
一応調べれば気象庁に出てはいるんですね。
出てます。
ということで、私が教科書と気象庁のやつを見ると、
よしあすさんがプレ実験をしてみたわけですね。
プレ実験はしてるわけじゃなくて、とりあえず仮説としては、
気圧の変化が低いところから高くなる、いわゆる上りだったら、
高くなる傾向があったら晴れるし、
低くなったら雨が降るっていうのが仮説だと思うんだよね。
本当にそうなるかっていうのを確かめてほしいっていうことです。
なるほど。
一応よしあすさんはデータとしては確かめてたわけですか。
私はアメダスのやつに気圧が乗ってるやつもあるんですよ。
測定点にもよるんですけど、
各県に一つずつぐらいは気圧が乗っている測光所があります。
気象台っていうのかな。測光所っていうのかな。
があるので、そこの気圧と放水量っていうのをエクセルに貼り付けてグラフにしてみました。
関連性はありそうですか。
気圧が急激に下がるっていう現象が起きた、
1日後とか2日後ぐらいに雨が降るっていう感じがします。
よしあさんの住んでるあたりでは少なくとも。
大変なのは、その現象を確かめるには、
1回だけそれが起こったからではだめだよね。
たまたまかもしれないじゃん。
それは下駄を放り投げて、表が出たら晴れになって、
裏返したら雨になるみたいなやつと同じで、
12:03
もしかしたら当たるかもしれないしもしかしたら外れるかもしれないってことで、
それがある程度繰り返されるかを確かめなきゃいけないから、
夏休みみたいな晴れの日と雨の日が複数回ずつ起こるっていう、
長い時間をかけないとわからないんですよ。
しかも台風っていうちょっとわかりやすい変化もきそうですね。
どうなんだろうな。これが配信されるのは13日ぐらいで、
収録してるときには台風きますよって話もあるんですけど。
え、でもほらだって8月から9月の台風シーズンじゃないですか。
ということでですね、ぜひ記録をつけて、
お天気との付き合わせをしてみるっていうのをやって、
自習学習の課題のまとめをしてください。
はい。
はい。間に合うといいですね。
そうなんですよ。
結構今そういう自習学習が多くて大変ですよね。
そうなの?
楽しいっちゃ楽しいけど、今いろんなところでこういうのがあるよっていうデータはいっぱいありますけどね。
あるある。
学金とか行ってもだってそういう、例えば工作キットみたいなの打ちたりしますよね。びっくりしちゃった。
あ、そうなのね。そうですか。
そう、なんかねやり方みたいのがプリントになっていて、
しかもそれを使うキットが100均に売ってるわけですよ。
そうなのね。
これとこれとこれでできるっていうのがあって、工作だったり実験だったりとか。
なんかね、工作のやつはちょっと見たことあるかな。
実験もあったよ。
あ、ほんと。
えーって。やらないけどとりあえずプリントだけはゲットしました。
もしかしたらいつかやるかもしれない。
そうですね。ということで夏休みの宿題頑張ってください。
頑張ってください。
ではですね、オープニングは少し駆け足で質問じゃないやつをいくつか取り上げて、
本編のほうでは質問に行きたいと思います。
ママうさぎさんという方からメールをいただいたんですけど、
市内で少し離れたところに住んでいる場所を変えましたというので、
ちょっとしか離れてないのに、春になったときに
咲いてる花がいろいろ違うっていうのをメールをいただきました。
ほう。
結構面白いですよね。
まあ、あの木、熱帯とか温帯とかってなんていうの?
気候帯が変わるわけではないから、
たぶん植物の分布そのものは変わらないけど、
やっぱりこういうところにはこういうのが多いとかっていうのが
ちょっとした地域性があるんですかね。
あとはあれだよね。
同じ市内でも、例えば海のすぐそばとちょっとだけ内陸って結構違ったりとか、
っていうのはあるんじゃないかなと思うのと、
住宅街に多い植物と公園に多い植物とか、
そういうのもいろいろあるんで、
なのでそんなところもあるかなと思いました。
こういったね、自然の移り変わりが面白いというか、
15:04
観察しましたとかっていうメールも楽しいので、
そんな内容も嬉しいです。
ありがとうございます。
ありがとうございます。
もうちょっと終わっちゃったかなと思うんですけど、
アジサイの時期があったじゃないですか。
はいはい。
アジサイって一般的には日本だとタマアジサイ的な、
丸く固まるアジサイが今ほとんど、
今というか多いと思うんですけど。
まあマリっぽい感じね雰囲気はね。
そうそうそうそう。
いろんな種類があるじゃないですか。
もともとだってあれって丸くなるのって日本由来じゃないっていうし、
日本のってもっとバラバラしてるらしいんですよね。
アジサイはもともと日本が原産で、
ヨーロッパに伝わって、ヨーロッパで品種改良があって、
観賞用にきれいになったのがまた戻ってきたっていう。
そうなのね。
そうなんです。
当然そういうのがどんどんどんどん種類が増えてって、
昔アジサイっていうといわゆるそういうタマアジサイ的なものしか見なかったのが、
ふと見てみるといろんな形のアジサイが見られるようになったなって気がするんですよね。
さすがにアジサイは自生してるというよりも、
誰かが植えるんですよね。
そういう形で植えてはいるんでしょうけど、
何気なく見ていたアジサイがすごくバリエーション豊かになってて、
ちょっと見るのが楽しいです。楽しかったです今年は。
尖ってるっぽいやつとかね。
そうそうそうそう。
分かりやすい。
実家の母がアジサイ好きで、
庭を片付けちゃう前は多分20種類ぐらい植えてたかな。
庭に20種類植えるだけのスペースがあると。
ありますね。
すごい。全部もう片付けちゃったんですか?
4株ぐらいしかもう残ってないかな。
残念ね。
花びらの形というか、額の形とか色の雰囲気とか。
あと少し雰囲気っていうのでも形もあるんですけど、
少しね、しおれてる感じの花だったり。
そんなのもあったりして、たくさんの種類があるなと思いました。
もともとそんな種類ばっか見ていたら、
アジサイが普通って感じかくもないのかしら、吉安さん的には。
でもパッと見はまんまるな感じはみんなそうなんですけど、
近くに行くとね、色だけじゃなくて形やら雰囲気も違うなと思って。
ということで久々のメールありがとうございました。
ありがとうございました。
あとちょっと面白かったのは、ダムマスターさんからいただいたメールで、
吉安さんはおそらくお話の仕方から開発か研究職なのかと思っています。
吉安さんの説明に対する香里さんからのコメントに対する反応あるいはスルー具合が、
実はひそかな楽しみです。
ダムマスターさんの分析によると、香里さんが多少違っているけど、
18:06
修正するレベルじゃない話にスルーするのかなと勝手に思っていますと書いてありますけど、
これはね、そうでもないですね。
何ですかそれ。一応吉安さんの中では、スルーするしないの基準があるってことですか。
あります。
そう。
はい。
それを私がうまく見つけて、スルーしない基準で喋り続ければ、吉安さんは私の言葉に反応せざるを得ないと。
もちろん。
なるほど。
はい。
いい話だ。
ちなみに、いい感じに話が広がるかどうかで判断しています。
そこでもうバラしちゃうわけね。お前知ってるけどできないだろうってことね。
いやいや、そんなこと言ってないですよ。
そういうことでしょ。
秘密にしても仕方がないんで。
はい、ということでメールありがとうございます。
ありがとうございます。
あとですね、もう一つだけ取り上げるかな。
しゅしゅさんからいただいた、この番組を聞くようになってから星空を見るようになり、仕事代わりのいい気分展開になっています。
なかなか星座が覚えられませんが、見ていると癒されますといただきました。
ありがとうございます。
ありがとうございます。
今またね、一等星が多くて、星がすごく華やかな時期なんで。
そうなんですよ。
私たちの番組は、身の回りのことを、こんな見方もできるんだっていうのが感じていただけるといいなと思っているので、
それの第一歩として、星っていろいろあるんだなというか、
星空って見てみようかなって思っていただけるのが第一歩かなと思っているので。
はい。
ありがたいです。
初期のころは満月と新月の日に配信してたので、
その時に一緒にやっていた本宮さんは、月の大きさが変わっていくと、
あ、そろそろ原稿書いてまとめなきゃっていうのをドキドキしながら月を見たようなんですけど。
なので、皆さんもね、ちょっと星空を見ながら、
今日の月はどこだろうとか、夏の一等星とかを探してみるといいんじゃないかと思います。
はい。
はい。ということで、いくつかの紹介をしました。
ということで、本編では質問を中心に取り上げていきたいと思います。
ではですね、オープニング終わりに、7月にメールを送っていただいた方の紹介をして、
本編の方に行ってみたいと思います。
かおりさんお願いします。
はい。7月にメールをいただいた方々です。
ままうさぎさん、レモニーさん、
トイプーエイジさん、ラバンジュロールさん、パックス家の父さん、
ダンカイチーさん、バンブーさん、みずきさん、ダムマスターさん、
年中送風エアコンさん、あまりささん、ひっすあみのさんさん、
サイクルマンさん、ながののトラックドライバーさん、
しゅしゅさん、あんりるねるのるまんのるろうしゃのむれさん、
21:02
たくわんおしょうさん、はらみさん、ぎんなんもなかさん、
しんやあさん、だだだだーんさん、まおくろさん、
またべさん、以上の方々からいただきました。
ありがとうございます。
ありがとうございます。
ちょっとお名前で噛んだところを編集で修正しております。
すみません。
ということで、本編の方に行ってみようと思います。
はい。よろしくお願いします。
では、今回も質問をメインにご紹介していきたいと思います。
最初のメールお願いします。
はい。だんかいじーさんからいただきました。
境外惑星について教えてください。
最近、境外惑星が多く見つかるようですが、
見つける方法は、惑星が恒星の前を横切る時の明るさの変化を測っている、と聞きました。
この方法で見つかるのは、その惑星の後天面の延長が地球を通る場合だけだと思います。
遥か彼方の日食を観測しているようなものですね。
たまたまこの条件を満たす境外惑星だけが見つかるのか、
あるいは宇宙の中では、あるいは銀河系の中では、
このような後天面は比較的揃っているのか、どちらなのでしょうか、といただきました。
ありがとうございます。
ありがとうございます。これはズバリ。
まずですね、境外惑星が見つかるのは、
恒星の手前を惑星が通り過ぎて暗くなるっていうののほかに方法があって、
それは、重い惑星が恒星の手前を通るというか、
恒星の周りをぐるぐる回っているときに、
恒星から出てくる光が、
恒星が地球との相対距離が奥に行ったり手前に来たりするんですね。
重力で引っ張られてってことですか?引力か重力か。
恒星とその周りを回る重い惑星があるとすると、
真ん中の恒星は止まってるわけじゃなくて、
重い惑星との共重心というか、たした重心を中心に回ることになるんで、
地球から見ると、その恒星は奥に行ったり手前に行ったり奥に行ったり手前に行ったりっていう運動を繰り返すんで、
やってくる光が、動きがあるからドップラー効果がほんの少しあって、
向こうに行ったりこっちに行ったりするってのがわかると、
あ、なんか回ってるらしいぞっていうので、それがわかるっていうのがあります。
そうすると、それも、光天面が地球から見たときに、
24:00
お皿を横から見た感じ。
平面ぽく見えるんじゃなくて、
周りを回ってる惑星が手前奥手前奥って回ってる方向じゃないと見えないんですけど、
横切って光を隠すっていうよりは、少しぐらいずれてても平気かなと思います。
っていう話。
正直、光天面は地球から見てバラバラなはずなので、
境外惑星が今言った方向で見つかるのは、やっぱり稀です。
なんですが、構成すげえたくさんあるんで、
目で見えるだけでも6千個ぐらいあるわけでしょ。
望遠鏡で見えるやつは何百万個って見えるんで、
それを片っ端から調べていくと、いくつかのものには見つかるっていう感じで。
じゃあ、当たりをつけて調べてるのではなくて、
今は数打ち当たる的に調べてる感じなんですか?
そうですね。
継続的に調べないといけないんですよ。何はともあれ。
構成の手前を惑星が横切るタイミングってそんなにたくさんあるわけじゃないし、
いつもの明るさがあって、暗くなった明るさを知らないといけないし。
だって木星とかみたいに何百年とか言い方されちゃうと無理ですよね。
そうそう。
なので、なかなか見つかりにくいはずなのにこんなに見つかってるってことは、
惑星を持っている構成はたくさんあるんだろうっていう予想もつくわけ。
なるほど。数が具体的にわかるわけじゃないけど、普通なんじゃねえか。
そうなんですよ。
もう一つ、構成の手前を惑星が通り過ぎると暗くなるじゃないですか。
はい、暗くなります。
自分の少し暗くなるのはいいんですけど、構成の手前を惑星が通るから、
惑星に帯域があると、その中を通った光が地球に届くわけですよ。
そうすると構成から出てきた光と、惑星が手前を通っているときの光の、
明るさの違いもそうなんですけど、どんな光が見えているかっていうので、
構成を取り巻いてるっていうのかな。
惑星にくっついている帯域の蘇生のヒントが得られたりする。
なので、酸素があるらしいとか、炭素の化合物があるらしいとかっていうのも、
すごく詳しくではないんですけれども、いくつかのことを調べると、
あるかもしれないっていうのがあって、
さっき言った構成の手前を惑星が横切るなんて、
確率的に少ないから、すべての惑星が見つかるわけじゃないけれども、
その中でも帯域が見つかって、その中の蘇生がわかるっていうものもたくさんあるわけじゃないけど、
27:05
それでも酸素っぽいものがあるらしいとか、そういうのがわかってくると、
ワクワクすると。
思ったより、宇宙に生命体っているんじゃないかみたいなところが妄想が広がるわけですよ。
そうですね。まず、惑星がたくさんあるかっていうのだって、今までそんなないと思われてましたよね。
だって見えないからね。
それが、実は結構普通にあるんだ、太陽系だけが特別なものじゃないってことですよね、まずね。
そうです。
そうすると、やっぱり距離、たまたま今回は1個見つかったかもしれないけど、
1個あるってことはもっとあってもおかしくないよねってことになると、
今見えてないけど、もしかしたら他に惑星だってあって、
しかもそこがいわゆるハビダブルゾーン?
中心にある恒星によって距離とかは全然違うんでしょうけど、
そういうもののところにたまたまある惑星だってあるだろうし、
そこの大気がたまたま酸素含んでるぞって言ったら、あれ?もしかしてなんかいるんじゃね?って感じですよね。
そういうようなことが分かりつつあるということで、
いろんなところのいろんなことが分かっていくっていうニュースを楽しみにしていてください。
そうですね。そうすると、1個あれば今度はそこを継続的にまた調べれば、
もっともっといろんなこと分かってきそうですもんね。
新しいのを探す人がいたり、見つかったものを詳しく解析する人がいたりということで。
人が足りないじゃないですか。
天文学を目指す方々、頑張ってください。
頑張ってください。ぜひ。
ということで、メールありがとうございました。
ありがとうございました。では次のメールです。
アマリサさんからいただきました。
質問ですが、惑星や衛星の時点のエネルギーはどういったものでしょうか?
光点の場合は、恒星や惑星の重力によるものですよね?
少し調べてみると、地点の始まりは、その惑星や衛星が形成された時の物質の流れのようなものらしいですが、
この力が何億年も続いていく仕組みがなかなか理解できません。
いずれ地点速度が増えたり減ったりすることもあるのでしょうか?
また、もし地点が止まったら、その天体はどうなりますか?
といただきました。
ありがとうございます。
宇宙空間の中で、地理のようなものや水素みたいな物質がそれぞれの万有引力でだんだん集まり始めると、
どんどんどんどん重いものができてきて、そこにいろんなものが集まってきます。
集まってくると、全く対称に集まってくるわけじゃないんで、
ちょっと不均衡があると、ぐるぐる回転を始めるというか、回転方向の勢いがつき始めます。
それはお風呂の線を抜いたときに、右回りか左回りかどっちかに必ずなるのと同じように、
30:05
ちょっとした不均衡が回転しやすいわけですね。
回転がし始まると、まんまるというかだったのがだんだん平面的に集まってくるっていうのがあって、
集まってきたものが中心に落ちにくくなるんだよね、回っていると。
遠心力も働くし。
そうそう。ぐるぐる回るんだよ。
っていうようなことがあって、中心に恒星、周りに惑星っていうラインナップになりますと。
もともとぐるぐる回っていた力があったんで、太陽は一周何十日だっけ。
60日だっけ。もっと早いかな。
赤道面と極のほうでスピードが違うんですけど、時転をしてる。
周りを回っている惑星も時転をして、時転の方向は基本的に光転の回転方向と同じ向きに回っているものがほとんどですと。
一番最初にものが集まって太陽系みたいなものを構成するときの運動エネルギーが、
光転方向や時転方向に星を回す力になっていますよと。
やっぱりそれが何億年も続いてるっていうのは、周りが真空だから?
真空で何も摩擦やらがなければ、ずっと同じように時転や光転は続くはずなんですが。
でも例えば大気がある時点で、そういう摩擦的なもの、エネルギーのロスってありますよね。
大気だけではそんなにないんですけど、地球は数億年かけてどんどん1日は長くなっている。
つまり時点は遅くなっているという観測結果があります。
じゃあやっぱり変わってるんだ。
ただそれのスピードの変化っていうのは、数億年で見て1日何秒とか1秒とかその程度?
数億年で倍ぐらい速かったのが半分ぐらいのスピードになっちゃうっていう。
太陽の周りを回る光転っていうのは変わってないはずなんですけど、
時点にはブレーキがかかってるっていうのが、今の地球です。
止まったらどうなるんですか?
別に昼と夜の長さが長くなるわけで、1日が長くなるんじゃないですかね。
地球としては、生命はちょっと難しいのかな。
でもいわゆる夕焼けとか朝焼けあたりのところで、うまくいけなくもないのかな。どうなんでしょうね。
でも星として…。
星が止まったからって星が壊れちゃうとかはないんで。
ではない。
でももしかしたら、時点が止まると地磁気がなくなったりするとかね。
ダイナモ効果っていうのがあったりするんで。
地球が時転をしているのと、地球の内部で電気を通すものがぐるぐる回っているっていうのの、
33:06
相互関係で磁石ができているというふうに考えられているので、
時点が遅くなるとダイナモ効果も少しずつ変わっていくかもしれません。
っていうのはあるんですけど。
じゃあなんで遅くなるかって話がなかなか難しいんですが、
今一番地球の時点スピードを遅くしているのは、
海の水と月の関係です。
月に引っ張られるから?
そうそう。月は地球の周りを約1ヶ月で一周します。
それに比べて地球とその周りの海の水は24時間かけて一周するっていうのが大体のスピードね。
で、海の水は柔らかいので月に引っ張られたりしますよね。
っていうのがあって調石効果というのがあるんですけど、
なので月は地球上のいろんなものを引っ張っていて、
それがぐるぐる地球が回っていることで、
月に対してその海の水っていうのが直接引っ張られるんじゃなくて、
ブレーキをかけるように引っ張られるんです。
なぜかというと月はゆっくりにしか回ってなくて、
地球は30倍のスピードで回っているから、
月は地球の周りの水を止めよう止めようという方向で力を働かせて、
なので地球の時点が遅くなるんですけど、
エネルギー保存の法則っていうのがあるよね。
だからそのエネルギーはどっかに行かなきゃいけないんですよ。
どこ行っちゃうんですか?
月が遠くなるんです。
なので月は海の水を引っ張って、地球を止めるっていう力を加えながら、
だんだん遠く下がっていくっていうので、
最終的に月の動きと地球の時点がシンクロすると、
地球の原則が止まるだろうと考えられています。
実は月って一時期は時転していたんじゃないかと思われてるんですけど、
今、月の光転の1ヶ月と月の時点が同じタイミングになってるので、
地球から見て月は必ず同じ向きにしか見えないですよね。
なので、地球の時点がだんだん遅くなって、
ある面が月と対面すると、
その向きのまま、顔を見合わせたまま、
ぐるぐる回るってことになってくるんじゃないかと思っています。
なるほど。何十億年、何億年、わからないけど。
そう。だからだんだん1日が長くなります。
36:02
ずっと時間が経つと、地球のある面からずっと月が見えて、
反対面には月がやってこないっていうのがやってきます。
月はだんだん遠ざかるんで、
回帰日食が起きなくて必ず金関食になってしまうとかっていう、
いろんな現象が変わってくるっていうのを考えると面白いんじゃないかと思うんですけど。
ということで、放っておいても、
衛星も大気も水もないような惑星は、
たぶん時点のスピードは変わらないはずなんですけど、
大きい大気や水、海みたいなものがあって、
重力で引っ張られるものがあると超積力のようなもので、
時点は遅くなるっていうのが一般的に考えられているという現象ですかね。
ちなみに金星はとても時点が遅くなっちゃっています。
あと海王星、冥王星だかの衛星は、
時点と放点の向きが逆らしいですね。
そう。いくつかの例外があって、
たとえば金星は時点の向きが逆です。
すごくゆっくりなんですけど。
外からやってきた天体が細くされて衛星みたいになると、
それを逆向きの周りの衛星が出現したり。
そうそう、それだって。
っていうようなことがあって、いろいろ組み合わせで例外もあるんですけども、
基本的には放点の方向と時点の方向が同じで、
だんだん超積効果で遅くなる。
または超積効果でほんの少し逆向きに回り始めるっていうのもあるみたいですね。
ということで、惑星の話を2つお答えしました。
ありがとうございます。
はい、ありがとうございました。
では次のメールです。
水木さんからいただきました。
鉄関連の話を聞きたいです。
製鉄方法、日本刀、オーステナイトなどのミクロな金属組織。
ステンレスを含む鉄関係は身近なものですが、
いろいろと起源も古く、奥深いものだと思ったからです。
といただきました。
ありがとうございます。
ありがとうございます。
これ長くなりそうなんで、これは宿題にさせてください。
ちなみに、今鉄の材料の鉄鉱石、
オーストラリア産が多いんだよね。
製鉄ってさ、鉄鉱石を鉄にすることじゃないですか。
日本だと鉄鉱石がたくさん出たわけじゃないんで、
砂鉄を集めてきて、それを製鉄して鉄にするっていうタイプで、
ちょっとだけ違うんですけど、何はともあれ、
自然界にある鉄は酸化鉄になってるのが多くて、
酸化鉄を還元して、いわゆる酸素を鉄から引き剥がして、
39:02
なおかつ溶かして塊にしてっていうのが、
基本的な製鉄のポイントなんですけど、
ということはどういうことかというと、
オーストラリアは鉄鉱石がすげえたくさんあるんで、
赤錆色をしています。
エアーズロックってこと?
エアーズロックは石なんですけど、あれは鉄鉱石ではないんで。
エアーズロックがある大地全体的に赤っぽい大地に見えますけどね。
みなさん、Google Earthとかでオーストラリアを見ると、
赤い地面が広がっているところがあるので、
鉄の色だと思ってください。
で、また別の回で鉄の話は取り上げようと思います。
ちょっとだけね、内輪の話をしちゃうと。
内輪?
やっぱり資料を読んで、鉄の歴史ってこうでしたよとか、
今作るにはこうしますよとか、
最近こんなふうに作る鉄がすごいんですよみたいな話をするのは、
そんなに資料を調べれば難しくないんですけど、
やっぱりこの番組は、
みなさんが世の中を見る視点が変わる、
みたいなところがポイントだと思ってるので、
そういうオチをつけるのを考えるのが大変ですよね。
オチね、そうですよね。オチ大事でございますよね。
そうなんです。なので、ちょっとお待ちください。
ということで宿題にして、次のメールの紹介に行こうと思います。
では次のメールです。
年中送風エアコンさんからいただきました。
光って赤色だと波長が長く遠くまで届くと言われてますよね。
中の本当のランプの光は白色でも、
フィルターなどを通して色を変えると波長が変わるものなんですか?
もし何かの精密機器で調べれば、
赤い光にしている時にはそこまで届いている状態なのに、
そのフィルターを外して白色にした途端、
光が届かなくなるってことですか?といただきました。
ありがとうございます。
ありがとうございます。
これね、私もね、届く波長ではなくて、
方法性でちょっと疑問に思ったんだよね。
太陽から、太陽の光って色んな色が含まれているんだけど、
その中の緑以外を使うけど、
その中でもどの波長の光が一番いいとか、
当然ある程度分かってはいて、
じゃあそこに人工的なLEDで光を作ってあげる。
かといってLEDって全ての光が今出来上がっているわけではない。
組み合わせればできるけど、
一つ一つの波長ができているわけではないと聞いた時に、
フィルターを当てた時に、
その植物はよく育つのかなとかって思ったんだけど、
フィルターを通すことによって、
その元々の光源から発した光の性質は変わるんですか?
42:01
教えて、吉谷さん。
話を整理しましょう。
まず、背景を話さないと答えがなかなか難しいんで、
最初の質問は、
鉄道やビルについている高さが高いものについている、
ピカピカって光る赤いランプが、
白色電球に赤いカバーをかぶせて、
フィルターをしているものだなというお話で、
2つの面で話さなきゃいけなくて、
まずフィルターと呼ばれてるやつは、
光の波長の中の一部だけを通して、
残りは通さないっていうのがフィルターね。
まさにフィルターなんですよ。
なので、白色に見える電球だったりは、
少なくとも電球はね、
虹でいうところの七色が一通り入ってるのが電球の色ね。
全部合わせると白っぽく見える。
で、フィルターを通すとどうなるかっていうと、
赤い光は透過、通過するけど、
他の虹でいうと、青いほうから緑ぐらいまでについては、
透過度が低いので弱くなっちゃいます。
なので赤い光だけが見える。
性質が変わってるんじゃなくて、
赤い光は他が見えなくなったから、
赤が際立って赤になってるけどってことですね。
赤い光が持っている、遠くまで届くとかいう性質は残っていると。
で、問題はそこで、
だって、じゃあわざわざフィルターしなくても、
白い光でもいいじゃないかって思いません?
そうね、単に届かない波長は離れれば見えなくなるってことですよね。
そうそう。
で、赤い理由をちょっと考えたんです。
わざわざ他の色を消してる理由ですね。
もちろんね、他の色に比べて遠くまで届くから、
どれかだけ選ぶんだったら赤を選ぼうはいいじゃないですか。
なんだけど、ひとつは、
人間は赤色に注意喚起を感じるから、
赤がいいんじゃないかっていう話がひとつ。
で、もうひとつは、これね、ビルを眺めて考えたんです。
ビルを眺めて考えた、はい。
したら、白い光の点滅だと、
窓の明かりと差がわかんないんだって思ったの。
いいですか?
そもそも飛行機が飛んでますよね。
で、地面にある建物をいろいろ見るんだけど、
遠くからだと建物の高さわかんないよね。
で、立体にもなかなか見えないので遠くだと。
そのときに、建物がどんだけ高いかっていうのを表すときに、
白い光がゆっくり点滅していたら、
それは奥のビルの窓の明かりと違いがわかんないじゃないですか。
そうでしょ?
窓の明かりは白い光が点滅することだってあるんだから。
窓を点けたり消したり、明かりが点けたり消したりとか、
45:01
カーテン開けたり閉めたりすればいいんだから。
誰かにメッセージ送ってる可能性もあるしね。
で、赤い光が点滅するっていうのはなかなかないから、
見つかるわけで。
なので、赤い光の点滅にしてるんじゃないかっていうのが、
理由なんじゃないかと思っています。
じゃあ、白い光で識別できれば、
赤じゃなくてもいいじゃないかって思いません?
そうですね。
そう。っていうのがあって、
最近法律が改正されまして、赤い光だけではなくて、
閃光、キラリと光るような白い光がパッとついたり消えたりするっていう点滅がするんだったら、
それでもいいと言われていて。
なので、最近は橋の先っぽとかって、
白い光がピカッと光るタイプの明かりに変わってますよね。
ねって言われても、そうですねってなかなかすぐに言えないけど。
ほら、レインボーブリッジとかもそんな感じじゃないですか。
そんなお洒落なところはあんまり行かないから。
誰と行ったんですか?
レインボーブリッジの先は、レインボーブリッジを通った時に見えましたよ。
通ったことはあるけど、そういう目で見てないから。
そう。ということで話を戻すと、赤い光のゆっくりとした点滅は、
その当時飛行機から見て、窓の明かりと間違いなくて遠くまで見えて作りやすいっていうので、
赤色の点滅の電球をつけるっていうのになったみたいです。
電球点滅させると寿命が早くなくなっちゃうんで、
結構豆に一月とか二月で交換するっていうのになってると思いますよ。
そうなんですね。
電球タイプのときは。
思ったよりあの電球もすごく明るいわけじゃなくて、
100ワットよりは明るいのかな。
でも何百ワットかぐらいで、そんなに劇的に明るいランプではない。
一方でフラッシュ、ストロボみたいに光るやつは、ピカッと光るやつは、
輝度は少し高い。
要はその辺の窓明かりとは見間違いないようになってる。
っていうところまではいいですか。
かおりさんのほうの話に戻ると、
植物専用のLED照明を作ったとしたら、それは何色なのっていう話があって。
植物によって微妙に違うんですけども、
一般的にその辺に生えている緑色の草焼きというものの中に入っている、
クロロフィルっていう光合成をする細胞の中の組織は、
700ナノメートルと670ナノメートルだっけな。
要は感度のいい光っていうのがあって、
その色だととても効率よく光合成をするってことがわかっているので、
48:05
それに合わせた室内水耕栽培みたいなやつね。
室内植物栽培用照明っていうのがすでに開発されていて、
紫色っぽい明かりになっています。
それはたぶんね、2つの波長が出てるかなんかで、
それを使うっていうので、効率よく、
電気をかけずに植物がよく光合成ができるっていう波長のランプっていうのが、
すでに作られているようで、LEDにもなってんじゃないかな。
じゃあもう、そもそもがエネルギーを持ってLEDをやってるんですね。
フィルターうぬんではないと。
あ、そうでフィルターするのにはあまり意味がないわけ。
LEDの場合は。
あ、LEDというか、ランプでフィルタリングしたからといって、
効率がよくなるわけじゃなくてフィルターしかしてないから。
なんだけど、使わない明かりを出すのはもったいないから、
そもそも光に変えないっていう工夫をして、
ある波長だけ発光して、そこが電気を使うようなランプ、
たぶんLEDのはずなんですけど、っていうのは開発されていると思いますよ。
ということで、植物は効率の良いランプっていうのはあって、
白いやつにフィルターをかけたからといって効率がよくなるわけではないはず。
あんまり強い光を当てすぎると良くないっていうのはあるみたいなんで、
その辺はフィルターの効果があるかもしれませんけれども、
人工法の場合には効率が重視かな。
ということで質問ありがとうございました。
ありがとうございました。
では次のメールです。
ひっすあみのさんからいただきました。
質問なんですが、電車が時速100キロメートルで走っていて、
鳥が時速100キロメートルで並んで飛んでいたとします。
電車の窓から鳥が入ってきたら、
鳥の飛ぶ速さは電車の中の人目線ではどうなるのでしょう?
電車の中を100キロメートルで飛んでいく?
電車の中に入った瞬間、オバリング状態?
動く歩道に歩きながら入ると、
動く歩道に歩きながら入ると後ろに、
歩きながら出ると前につんのめる感じがするので、
電車に飛び込んだ鳥はオバリングになるような気がするのですが、
電車の中の空気は電車の速度で動いているから、
100キロメートルで飛べそうな気もするし、どうなんでしょう?
といただきました。
ありがとうございます。
ありがとうございます。
ひっすあみのさんさんは、名古屋のクリエイターズマーケットで
ひっすあみのさんのTシャツを買っていただいた方だと思います。
おー、なるほど。そこからめいめいって感じですかね。
かな?
はい。
えっとですね。
はい。
ロイシン・イソロイシン・リジン・バリニ・トリプトファン・
フェニル・アラニン・メチオニン・ツレオニン。
体内で合成できないあみのさんだよね。
はい。ひっすあみのさんでございます。
51:01
で、ちょっと100キロは大変なんで、いろんな意味で。
うん。
まず、50キロで走っているオープンカーがあります。
きゅー、かっこいいね。オープンカー乗ったことある?
オープンカー、私はほとんどないんじゃないかな。
あれね、髪の毛の巻き込みがひどいんですよ。
それはね、車にもよるらしいですけど。
そう、一応ね、だから今は、あまり巻き込まないようにとか、
いろいろついてはいるんですけど、
でも、絶対的にやっぱゼロにはならないんですよ。
髪の毛は長いかとは言われて、帽子をかぶって、サングラスをかけて乗ります。
そう、あれはファッションかと思ったら実用的なのね。
よくちょっと昔の映画とかで、女性がスカーフ巻いてるじゃないですか。
あれはあの当時の流行りねと思ったけど、
あれしないと髪の毛ぐっちゃぐちゃになるんだっていう、
実用的なものだと気づきました。
そうなんですよ。
オープンカー乗る機会がある人は必ず髪の毛は一つ、
一つに結んでも結んだ先がぐっちゃぐちゃになるからね。
気をつけてくださいね。
びっくりするぐらいなので、気をつけてください。
誰といつ乗ったのとかはとりあえず置いておいて、
それが50キロで走ってるとしましょう。
そこに鳥が50キロで並走して飛びます。
そうですか。
走るじゃなくて飛ぶですね。
そうですね。
そのまま運転席とか助手席にポイって降りてくるとどうなるかっていうと、
まあ変わらずというかですよね。
要は車と鳥のスピードが同じだったら同じ速さなので、
車の中に入ったから急に加速するものではない。
一緒に動くってことは、
でも車の中の人にしてみればホバリングしてるって状況ですか?
一応ホバリングしてるって状況で。
でも鳥的には一生懸命飛んでるわけね。
鳥的には、周りの空気が止まってしまうとバタバタしないと落ちちゃうんだよね。
鳥はホバリングできないんであんまり。
そうですね。ハチゾリとかそんなもんぐらいですね。
ハチゾリはホバリングできますけど。
逆にそれが有名ってことは特別な技術ってことですよね。
そう。なので、車の中や電車の中に入って相対速度がなくなると、
空中に浮いてられなくなるはずで、
そのときにはバタバタ羽ばたいて、
空気と相対速度を作って浮いてるってことをやると、
電車の中や自動車の中で乗ってる人から見て、
空気を切り裂いてバタバタ飛ぶってことになるわけね。
なので、入ってきた瞬間は同じ速度で、
空気の流れがなくなると落ちちゃうんで、
そこでバタついて、ホバリング一瞬してるように見えるけど、
その後バタついて、カゴの中でじゃないや、
要は部屋の中で飛んでいる感じになるんじゃないかと思います。
一方で、風がビュービュー抜けていくようなさっきのオープンカーでも、
54:07
昔のやつは、サイドのガラスもなく、
前のガラスも最低限しかないっていう風がビュービューするところ。
だとすると、そのまま飛び続けるってことはあると思います。
何のことはない。横を飛んでるのと変わんないからね。
ということで、実験はしたことないですけど、
ぜひ機会があれば実験してみてください。
どうやって?
鳥にじゃあ競走しようぜって言って、並走してもらえますか?
犬だったらできるかな?
例えば自分がスケボーに乗って、隣に犬が用意どんって言って一緒に走ると。
犬を途中から抱き上げるわけね。
ジャンプして一緒に乗って走ってもらうのかな?
ちょっとなかなか難しいな。
ということで、鳥は入ってきた時にホバリングのように見えるけど、
すぐにバタバタ羽ばたいて、部屋の中で飛んでる感じになると思います。
一瞬はだから止まるってことですね。
はい。ありがとうございました。
ありがとうございました。
では次のメールです。
サイクルマンさんからいただきました。
私の家のコンロはIHクッキングヒーターです。
IHインダクションヒーティングは、
誘導加熱で金属製の調理器具を自己発熱させるものです。
この誘導加熱、電磁誘導により、
調理器具、金属に科学的な変化は起こらないのでしょうか?
熱の影響はあると思いますが、
電磁誘導の影響も何らかあるように思うのですか?
といただきました。
ありがとうございます。
ありがとうございます。
結論から先に言うと、多分変化はないです。
そう。それは変化のない金属を選んでるっていうこと?
というか、金属の中に磁石を、電磁誘導といって、
磁石の向きを順番に変えていくと、
金属の中に電流が流れて、
その電流が流れることで暖かくなるのね。
だから、電流が流れて暖かくなるっていうので、
温度が上がって変質するっていうことはあるかもしれませんが、
ここで言ってるのは、熱による影響以外の変化があるんじゃないかという話ですけど、
ないと思います。
よくコイルを作って、電気を流して磁石を発生させるけど、
別にコイルそのものは変わらないってことですか?
そうですね。
コイルの導線っていうか、それ自体は変わらない。
例えば送電線っていうのがあって、
あれにはアルミが使われてることがほとんどなんですけど、
アルミ線には交流、要は電流の方向が1秒間に50回とか60回変わるっていうのが流れていて、
57:01
送電線だとそこそこ暑くなるんじゃないかな。
空気の中に放熱するんですけど、
なので電流が向こう向きとこっち向きに順番に流れるっていうのを、
まあまあ10年20年ってずっとやってるんですけど、
そこで変質はしないので。
同じように、たぶんお鍋の中の金属も変化はしないはずです。
錆びたりもしないし、
磁石になるちっちゃい格子が、
中に細胞のように磁石になる塊があるんですけど、
それにもたぶん変化はないと思います。
ただ、ほんの少しだけ伸びしみというかするんじゃないかと思うんで、
それがどれくらい影響あるかなっていう感じですかね。
というのも、この前京浜急行、関東の人は知ってるかもしれませんけど京急と訳されるんですけど、
そこのドレミファインバーターっていう車両が引退しますというニュースがありました。
ドレミファインバーターっていうのは、インバーターっていう機械でモーターを回す制御をするのね。
そこではモーターにかける電気について周波数を変えるんですよ。
つまりゆっくりプラスマイナスが変わるっていうところから早く変わるっていうところまで、
周波数をだんだん上げていくっていうのがあるんですね。
スピードが上がるに従って。
そうすると、モーターから音が出るんですよ。
ブーブーブーブーっていう感じで音が変わっていくのね。
で、音階のように変わるんで、ドレミファインバーターって言うんですけど。
ってことはどういうことかっていうと、電流を流す方向でモーターが伸び縮みするから音が出るわけだよね。
そうしないと空気を震わせられないから。
ってことは、磁石の向きを定期的に変えるってことは、
ほんの少しだけど、金属部分が伸び縮みをしているっていうことが起きているはずなんだけど、
たぶんドレミファインバーターみたいなとっても高出力のものと違って、
おうちのIHはほとんど音とかしないと思うんですよ。
なんですが、そういったほんの少しの変化はあるかもしれませんが、
性質が変わるとかっていうのはないと思います。
はい。
ということでお答えになってますでしょうか。
質問ありがとうございました。
ありがとうございました。
では次のメールです。
しんやさんからいただきました。
免検術は可能か?
原子は電子・量子・中性子で構成されていますが、
どんな原子もこの組み合わせでできているとしたら、
この3要素を操作できる技術があれば、
すべての原子を人工的に作れますか?
1:00:00
といただきました。
ありがとうございます。
ありがとうございます。
できるんですけど。
はい。技術的に、技術というか、理屈的にはできる。
たとえばニホニウムっていう、
世の中には存在していない原子を作るっていうのは加速器っていうので、
とってもとってもとってもとってもエネルギーをたくさんかけて、
物質のある原子の原子核を何種類か作ったのをバンバンバンってぶち当てると、
それがくっついてニホニウムの原子核っていうのになります。
っていうので作ります。
つまり、いろいろ考えれば、
新しいタイプの原子を作るってことは可能ですが、
とってもとってもコストがかかるので、
それを使って金を作る人はいないと。
なるほど。技術的には可能だが、作らぬと。
じゃあ、もしコストがすごく下がったとしたら、
金を作る人が出るかもしれないし、
そうやって金作られちゃったら、
金の貴重性、価値が下がっちゃって、
そんなに今みたいに有難がられないだろうし、
工業的な利用でしかあんまり金が使われなくなるような感じになるんですかね、そうすると。
そうかもしれないですね。
そもそも、宇宙のでき始めのときには、ほとんど水素しかありませんでした。
つまり、中性子と量子が一個ずつぐらいとか、
あとは、ちょっとだけヘリウム。
中性子2個と量子2個みたいなやつとか。
水素も中性子がないタイプのものが多かったりとかっていうのが最初にできて、
それしかなかったんですよ。
重い原子はどうやって作られたかっていうと、
水素がたくさん集まると、自分の自重というか重さで引き合って塊になりますと。
どんどんどんどんそれが大きくなると、真ん中のほうはぎゅうぎゅうに押されるんで、
核融合っていうのが始まります。
つまりぎゅうぎゅうに押されると、
水素が無理やりくっついてヘリウムになるっていう現象が起きて、
これ核融合なんですけど。
そこで、初めてというか、原子の種類がぽこって変わるんですけど。
たくさんたくさんヘリウムができると、
密度が少し高くなるわけで、水素よりも。
なので、もっともっと材料があればぎゅうぎゅうにまたその星の圧力が高くなって、
真ん中のほうでヘリウムとヘリウムがぐっとくっついて、
とかっていうのが起きて、
だんだん重くなってくると重い原子素がどんどんできてくるんですね。
それは原子核が無理やりくっつかされて、高圧で。
熱というか温度と圧力でっていうのがあるんですけど、
1:03:03
鉄の原子核の重さまでいくと、
それ以上、圧力と熱だけでは新しい原子核がなかなかできなくなってしまいます。
っていうのがあって、
構成の中で圧力と熱でぎゅうぎゅうに押されてできるものは、
水平DVってやってFEまでしかできません。
それよりも重いものは超新星爆発っていうものだったり、
あとはぎゅうぎゅうに押されたときに、
さっきは鉄までできるって言いましたけど、
それよりももっともっと圧力が高くなるとどうなるかっていうと、
中星子だけがぎゅうぎゅうになっていて、
他のものは外に出ていってしまって、
中星子だけがぎゅうぎゅうになっている星っていう、中星子星っていうのになります。
本来中星子っていうのは、単独だとすぐに崩壊して、
電子と陽子とニュートリオンがあるので、
中星子だけでは生きていけないはずなんですけど、
とても圧力の強いところでは、
陽子と電子になろうと思っても、
またすぐぎゅうぎゅうなんで中星子に戻っちゃう。
中星子だけ集まった星っていう、
中星子星っていうとても密度の高い星になるっていうのがありまして、
中星子星と中星子星が引き合ってぶつかって合体するっていうイベントが起こることがあります。
中星子星の衝突で爆発が起こる。
そのときには、宇宙が最初にできたときと違って、
たくさんの中星子と中星子がバラバラになるとすぐに陽子になるんで、
そのときには中星子と陽子をいろんな組み合わせでワーって組み合わせて、
いろんなタイプの原子核ができるってことがわかっていて、
そのときに鉄よりも重い元素たちがたくさん作られて、
宇宙に散らばるってことが起きて、っていうのが起きています。
とはいえ、いろんなタイプの原子核、いわゆる中星子と陽子の塊ができるんだけど、
中星子と陽子の数がある組み合わせじゃないと安定してなくて、
核分裂をしてしまうってことがわかっていて、
なのでたくさんの、よくわかんない原子核がたくさんできるんだけど、
その中で不安定なものはどんどんどんどん消えちゃうのね。
この人数じゃやっていかんって言って、パカッて割れて、
2つのグループに分かれたりして、核分裂ってことが起こって、
半減期っていう不安定だから分かれてしまえというか、
2グループになってしまえっていう核分裂は確率的に起こって、
何千万年何億年も経つと、
1:06:00
みなさん地球上で見るような元素はある限られたものになっていて、
無理やり作って放射性なものを作ってっていうこともできるんですけど、
それは寿命が短いものが多い。
無理やり作ってね。
で寿命が来ると核分裂してなくなってしまう。
なくなっていくか、2つのグループがあってとかってのが繰り返されて、
錬金術みたいなものは、たくさんのエネルギーさえあれば、
いろんな原子、いろんなタイプの元素が作れるんですけど、
コストに見合わないので作っていません。
っていうのが現実なところかなと思います。
ということで、ご答えになってたかしら。
質問ありがとうございました。
ありがとうございました。
では次のメールです。
長野のトラックドライバーさんからいただきました。
コペテンナイトで、金星や火星の解説を聞いていて、
両惑星に地場がほとんどないため、
太陽風などの宇宙船が降り注ぎ、人間が移動するのが厳しいとのお話が出てきました。
また、ISSでも太陽風の活動が活発な情報があると、
比較的安全なセクションに対比するということを聞いたことがあります。
地球には地場があり、万アレン体を形成して太陽風を遮ってくれています。
そこで、宇宙船や他の惑星に設置された基地の周りに、
地場を発生させ、太陽風の影響を抑えることは可能でしょうか?といただきました。
ありがとうございます。
ありがとうございます。
面白いですね、それができたら。
私には何とも答えられないんですが、
一般論の話をすると、理屈ではできるはずですが、
太陽から飛んでくる粒子とかを、地球が磁石になっているから、
その磁力が及ぶところで曲がったりとかね。
南極とか北極のほうに引っ張られて、オーロラのようになっていたりっていうので、
地球に降り注ぐことが少ないっていうのがポイントなんですけど、
人間が自分の住居とか、
あとは宇宙ステーションみたいなものの周りに磁石をつければ、
宇宙船が曲がるんじゃないかっていう話はそうだと思うんですけど、
ポイントは、規模が大きいというか、
空間的規模が大きいのがとてもポイントなんだと思ってるんですよね。
というのは、磁力が届く範囲が狭ければ、
例えば太陽からやってきたイオン化した物質たち、
プラズマ状の物質たちがやってきたとして、
曲がっても遠くに行く前に建物とかISISの壁にぶつかっちゃうんじゃないかと思うのね。
1:09:04
地球みたいに大きいもので、何百キロとかもっと外に磁力線があって、
そこの中でじわじわじわって、弱い磁力かもしれないけどじわじわじわって曲がって、
結局は北極とか南極に落ちていくっていうのは、
あんだけの規模があるから、そんだけの空間があるっていうのを生かして、
宇宙船系の粒子を避けるというか、弾くことができるけど、
そういう物理的な経路っていうのを準備しないと難しいんじゃないかと思っています。
なので皆さんやってないんじゃないかと思います。
もう一つ、地球上に有害な物質とか、
そういう太陽から来たものが落ちてこないのは、
磁力の話だけではなくて、やっぱり分厚い空気、大気が大きいと思っています。
分かりやすいのは紫外線であっても、
とても短い紫外線は、空気中の酸素に吸収されてオゾンを作って、
オゾン層っていうところで熱になって消えていくっていうふうになっていたりします。
他のものも、磁力だけではなくて、
大気の物質にぶつかって散乱したり減速したり、
エネルギーを奪われたりっていうことが起こって、
地上に届くときには弱くなっているっていうことが起こっています。
やっぱり分厚い大気や、とても高低の長い磁力でイオン化したものを曲げるっていうのがないといけなくて、
家の外に磁石を置いて多少強くしたぐらいだと、
避けてくれるほどの距離は稼げないんじゃないかっていうのが私の意見です。
だからとてもとてもとても大きい火星全体の北極から南極までの磁石とかをつけてあげれば、
同じことができるかもしれませんけれども、
基地とか宇宙ステーションレベルでは、
そういったことは物理的な大きさ的に難しいんじゃないかと思っています。
よろしいですか。
メールありがとうございました。
ありがとうございました。
では次のメールです。
アンリーヌネ・ルノルマンの労者の群れさんから頂きました。
先日YouTubeで動画を流し見していたのですが、
アリームフレームで枠が組まれたローラーコンペアの上を、
コンテナが移動する装置を紹介する動画のタイトルに、
カラクリと書いてあるものがありました。
このカラクリという文字は、
私たち日本人が知るカラクリと同じ意味で使われているように思いますが、
もしかしてカラクリは世界共通語となっているのでしょうか。
もしそうだとしたら、
一体どのような経緯で世界標準になったのでしょうか。
と頂きました。
ありがとうございます。
ありがとうございます。
カラクリってローマ字っていうのかな。
1:12:02
アルファベットで。
K-A-R-A-K-U-R-Iと書かれていたようです。
そうですね。これは多分というか、
日本の工場からノウハウを輸出して、
カラクリですよって説明したんだと思います。
カラクリ。
じゃあ、もうこのシーンだけじゃなくても、
ちょっとしたミステリーボックス的な感じ?
何か仕掛けがあるようなものっていうのは、
カラクリっていうような言い方をするんですかね。
しないです。
これだけ?
日本のものづくりっていうので、
工場の中でいろんなことを改善していくっていうのがあって、
トヨタ式生産方式っていうのが、
各国の工場に教育としてされたことがあって、
その時に改善っていうのが、
そのままのワードであっちこっちの工場に輸出されています。
改善ってよくするって意味ですか?
日本語だと改善活動って言うんですけど、
それをそのまま、
例えば一番最初にトヨタがデトロイト、
アメリカに工場を出したときにも、
改善っていう活動をやりましょうって言って、
英語に訳さずに改善のまま使ったっていうのがあって、
同じように生産効率を上げるっていう中で、
何でも自動化するっていう中で、
エネルギーを使ってモーターを使うような自動化ではなくて、
もう少しピタゴラスイッチの、
ピタゴラ装置みたいなタイプの工夫をして、
例えばどこかにものを置いて、
それを手でどこかまで運ぶんじゃなくて、
スロープをつけたゆるいジェットコースターみたいなものを作って、
ガラガラって運ぶみたいなものを作ったりするのが、
からくりっていう言い方をして、
それも改善活動とかと同じような流れで広がっていったんだと思います。
例えば、箱の中に次の工程に送らなきゃいけないものをボンと置くと、
その重さでガラガラって坂を下って、
次の工程の人にそれが届いて、
次の工程の人がそれを取ると、
今ゴロゴロゴロってきた箱に反対側に重りがついていて、
ワークというか加工するものが取られたら軽くなるんで、
坂をゴロゴロゴロって登っていって、
元の位置に戻るみたいなものとか、
いくつかのガイドが一緒になっていて、
作業者が作業しやすいようにいろんなものが工夫したりとかっていうのが、
からくりという名前で、
エネルギーを使って能動的にモーターを動かして自動化をするんじゃなくて、
半自動化をするだったり、
効率を上げるための小さいメカ的な工夫というのをからくりっていうのは、
1:15:01
生産性向上のための工場の人たちが輸出したノウハウだと思います。
なのでからくりっていう名前があって、
一般化してるんじゃなくて、
工場の中の改善という形でのワードの使われ方になっているはずです。
ということです。
はい、ありがとうございました。
では次のメールです。
ハラミさんから頂きました。
今謎なのはダイラタンシー現象です。
私は全く習った記憶がないのですが、
高校の理科とかで習うものなんでしょうか?
そしてダイラタンシーを習うことにより、
何かあの現象を利用したものや業務というものが社会ではあるのでしょうか?
片栗粉ではできるのはなぜなんでしょう?
他の粉では?
粒子の大きさでできる、できないがあるということ?
また、それから派生してああいうのを握った時に、
なんとも言えない気持ちいいような肌感覚も不思議です。
と頂きました。
ありがとうございます。
ありがとうございます。
何ですか?ダイラタンシーって。
えっとね。
ウンジン爆発?
濃いめの片栗粉の水溶液みたいなものを作って、
ゆっくり扱うと液体だけど、
叩いたり、急に圧力をかけると固くなるっていう現象が、
ダイラタンシー現象っていうやつで。
ああ、なんか見ました見ました。
叩くと固いんだけど、
ゆっくり手を入れるとブズブズってやるやつね?
そう。
何あれ?
ダイラタンシー現象ですよ。
え、学校で習うんですか?
私は習ってないですけどね。
私も習った記憶ないですけど。
で、何が起こってるかっていうと、
水と水に溶けない澱粉の大きい粒子が一緒になっています。
当たり前ですけど、水がたくさん入ってるんで、
すくえば多少塊にはなるけど、
だらだらだらだらってなってしまうんですね。
だから液体なのね。
なんですけど、水が粒々の周りにまんべんなくあるときには液体なのね。
なんだけど、片栗粉ってさ、水がないときにギュッて握ると、
キュキュキュキュっていう感じがない?
っていうように、粒子と粒子だけをくっつけると、
ある程度摩擦があるっていう粒子になっています。
なので、水があっても急に圧力をかけると、
粒子と粒子が押されて引っかかるようにくっつくと、
水が少し吐き出されてね。
そうすると、その摩擦で崩れなくなるというか、
固い要素を示すっていうのがダイラタンシー効果現象で。
なので、叩いたり、片栗粉でよくやるのは、
1:18:01
上をぴょんぴょん飛ぶように走ると、
足が沈まないで走れるっていうのがあったりします。
一方で、そこで止まってしまうと、
水が横から少しずつ入ってきて、
ズブズブズブって入っちゃう。
大変らしいのは聞いた話というか、あちこちに書いてあるんですけど、
ズブズブズブって入っていくと、
まずいって思って足を急に上げようとするじゃないですか。
急に上げようと思うと引っこ抜けないっていうね。
あら、えっと、あれ?
関係ないか。
そこなし沼的なことを思いついたんだけど。
っていうふうな感じになるんで。
でもさすがにそこなし沼は走れないか。
走れるのかな?
走れません。そこなし沼はまた別の話ね。
あれは柔らかいものが奥まで続いてる感じで、
ダイラタンシー現象っていうのは、
そういった流体というか水みたいなものが、
粒子とある比率で入っている状態で、
急に押したときに粒子同士が引っかかって固くなるのと、
ゆっくりだとそこの間に水がそのまま残るんで柔らかいっていうのが、
外からの力で切り替わるっていう現象で。
質問にあったように、他の粉ではどうか。
たとえば小麦粉だったらどうかとかっていう話とか。
あとは倍筆というか、水じゃなくて油だったらどうかみたいな話があると思うんですけども、
そういった実験たくさんウェブサイトに載っているので、
調べてみるといいんじゃないかと思います。
たとえば水に溶けていってしまうものではもちろんダメなんですよね。
粒子として残ってないといけないから、
水に溶けていく。
または水が粒子の中まで入ってふやかして柔らかくなってしまうもの。
粒子自体が。っていうものだとダメ。
だから小麦粉はダメです。
本当はギュッて押したときに、
隙間からその液体が抜けていかなきゃいけないんで、
油は最後になってそーっとして残りやすいんで、
油温めとかっていうのがあって、
性質とあと、溶かすものと溶けるものの比率でも効果が変わってくるんで、
どのくらいの比率が一番いいのかという実験もあちこちでされているので、
ダイラ端子効果実験で検索をすると、
何で溶かすか、どんな粉がいいか、
みたいな話や具体的な実験方法とか載っているので、
ぜひ見てみてください。
はい、質問ありがとうございました。
ありがとうございました。
では次のメールです。
レモニーさんからいただきました。
植物の寿命について、植物の場合、何をもって寿命が尽きたとするのが良いと思われますか?
例えば、継ぎ木はクローンだから死んでいないことになるのでしょうか?
そして、ネットで探せば、推定樹齢が2000年などの植物株が出てきます。
何万年も生き続ける植物はあるのでしょうか?といただきました。
1:21:02
ありがとうございます。
ありがとうございます。
これは定義の仕方でいろいろ考え方があると思うんですけど、
私はね、継ぎ木は寿命が継続してるとは思いません。
ん?どっちの寿命?
元の根っこ側の木があるわけですよね。
で、あとはそこの枝の先につなげる、生やしたい木があるわけですよね。
うんうん、そうそうそう。
どっちの寿命が尽きてるの?
生やしたい、継ぎ木をした細い枝の先っぽ。
そうそう、それは再スタートじゃないかと思っていて。
一回死んでるって考えるってことですか?
まあ一回生まれてるというか。
私が思うに、植物も一応個体という形があるじゃないですか。
ものに言うと地下系でつながっていて、
畑全部がひとつのつながりっていうのもあるかもしれませんけど、
それが枯れてもう再生しなくなったら、それは寿命じゃないかと思います。
つまりどういうことかというと、そこからパチンて芽を切るとしますよね。
その枝は再スタートだと思うわけですよ、個体として。
継ぎ木用に枝を切りますよね、ちっちゃい。
その枝は寿命を引き継いでるって考えないほうがいいんじゃないかと思っています。
もうそこで栄養が入ってくる場所がないから?
つまり何を持って寿命とするかって話に、根本的な話になるんですけど、
同じDNAが継続してされてるって言うんだったら、
どんどんクローン作っていったら、
それは何万年も生きるDNAのセットがあるわけじゃないですか。
それ寿命って普通言わないですよね。
なので、パチンて切って離れてしまったら、
それは再スタートだっていうのが私の考えね。
っていうのを考えないと寿命ってないんじゃないかって話になっちゃうんで。
植物でもある個体があると思っているので、
その一つの塊の命が尽きたら寿命が終わったんじゃないかと思っています。
命が尽きる。枯れるわけも一番わかりやすいですよね。
はい。それで寿命が終わるんじゃないかと思うんですけど、
それ単純でそのままだと思うんですけど。
例えば、枝を切ったら普通は放っておけば枝は枯れますよね。
根っこがないからね。
切ったけど継ぎ木をすると、枝はまた生き返るわけじゃないですか。
そしたら枝はいつ死んだの?ってことよね。
なので私は、枝は本体から切り離したときに再スタートを切ったんじゃないかって思う。
一回死んだてえなわけね。
死んではいないけど生まれた。
死んではいないけど生まれ変わってはいないのか。
1:24:00
それは生死も乱死も私からできているけど、
再スタートでしょ。
つまり植物は動物よりも簡単にクローンを作って育つというか、
細胞分裂で新しい植物の個体を作れるけど、
ある個体が始まってから終わるまでが寿命なんじゃないかと思っていて、
なのでクローンだから死んでないって話をすれば、
そりゃあ寿命なんて考えなきゃいいんじゃないのって思うってことです。
次期はクローンではないけど、
生命維持の手段がなくなったので死んだけど、
そこに生命維持のなくなった機能を代替するものがくっついたので、リスタート。
なんじゃないかなと思っていて。
植物は動物に比べて一つの個体のままで生きている年月が長いことが多くて、
薬杉とか縄文杉みたいな話は数千年っていうのもあって、
とても長い木というか植物はあるようです。
一応1万年を超えるものもあるんじゃないかと言われています。
いろいろ難しいのは、じゃあ何を持って個体っていうかって話で、
木のようなものは根っこがあって幹があって、枝があって葉っぱがあるっていうやつなんですけど、
地下系を持つようなものは半分死んで半分が残ったら継続してるのかとか、
あとは多細胞のやつだけど、どっちかっていうと苔みたいなものに分類されるようなものは、
どこまでが個体でどこまでがそれぞれの。
群生しているもの自体が個体なのか、それとも一つ一つが個体なのかってなかなか難しいところがあるので、
制約がなければ植物はいくらでも生きていけるんじゃないか。
要は自分で成長を止めて死を選ぶというようなものは、
動物に比べると入っていなくて、生きていけなくなるから死んじゃう。
一方で動物は、美容器官がある程度設計されていて、
ある程度までいったら死んでしまっても仕方がないというような構造で生きているんじゃないかと思っています。
なので、成長するっていうのは途中で止まるとか、どっかの臓器は疲れてくるとか、
あとは眼科して使えなくなるとかっていうのは、
いろいろ頑張ってる分、アクティブな分、無理がきて途中で死んじゃうけど、
次の世代がちゃんと残せてれば問題ないっていう話と、
もう一つは、死ぬからこそ新しい世代に世代交代ができるっていうのもポイントだと思っています。
1:27:05
世代交代することが目的ではないけれども、
世代交代をすることで、新しい遺伝子のバリエーションを増やすっていうのがまめにできて、
なおかつ適切に環境に適応してるものが積極的に残るっていうことができるし、
あちこちに自力で動いていけるっていうのが性質と相まって、
広がる速さが速かったり、世代交代が速かったり、
リソースというか資源の使い方が成長期にたくさん提供できたりっていうタイプの生き方の違いがあるんじゃないかと思います。
なので、植物は大きい木というタイプのものだと数千年というのがありますけれども、
それは環境による寿命であって、
俗に言う動物的な寿命っていうのはない植物のほうが多いんじゃないかと思っています。
もちろん1年層2年層みたいなやつはありますけど、
そうではなくて、長く生きているものについては決まった寿命があるんじゃなくて、
生きられなくなったから死んじゃうっていうタイプだと思います。
何万年も生き続けるっていう植物も見つかっているけど、
だんだん木じゃないようなものになっちゃうようなものもあって、
それは本当に植物の寿命なのとかっていうのもありますけれども、
私がちょっとだけ調べたやつだと、
ユーカリの一種、オーストラリアのニューサウスウェールズ種では1万3000歳っていう木があるというふうになっています。
ということで、質問ありがとうございました。
ありがとうございました。
さて最後かな。
はい、では最後のメールです。
マオクロさんからいただきました。
海の上などで海水などが熱せられて水蒸気になって雲ができて、
それが流れてきて雨を降らすのですよね。
日本列島を西から東へ何日も豪雨をもたらすほど、
雲の中には水分が溜まるのですか?
どのくらいの量が溜まるのかな?といただきました。
ありがとうございます。
ありがとうございます。
まずですね、夕立が降るような赤南雲ってあるじゃないですか。
はい、入道雲ですね。
入道雲、入道雲。
そういうやつにはいくつかあるんですけど、
赤南雲の中に含まれている水の量は、
600万トンという研究もあるそうです。
600万トンっていう、これは天気の子の人が書いたらしいんですけど、
200万トンとかっていうのがあって、
赤南雲でも25メートルプール、何千倍っていうような量があります。
何千倍。
で、質問は、海の上などで海水などが熱せられて水蒸気になって雲ができて、
1:30:01
っていうお話をされていますけど、
日本列島を西から東へ何日も豪雨を降らすほどの雲の中には、
どのくらいかっていうので、
理科の資料っていうのがあって、
中型の台風が降らせる雨の量っていうのがあります。
これは面積と豪雨量と、
それをどのくらい台風が生きていてっていうのを積算するんですけど、
そこで計算で出したのは250億トン。
これは日本で1年間に使われる生活水の量よりも多いです。
台風1個分の水の量を全部漏れなく貯めておければ、
日本人が使う水の量をまかなえます。
というのも、例えばね、よく四国で滑水、水が足りませんって言って、
ダムの水がなくなっちゃいますっていうニュースが夏になるとおきますけども、
台風全部のものじゃなくてね、
台風が四国を通り過ぎるときに落としていった雨で、
とりあえず一夏分平気ですとかになっちゃうわけですよ。
ほー、なるほど。
この理科の資料には、美輪湖の水の量っていうのがあって、
美輪湖の水の量が275億トン、
つまり中型の台風が降らせる雨の量と同じぐらいっていうのが載っていて、
美輪湖に溜まる水と、水全部ぐらいのものが海から蒸発して雲になって、
台風になって台風1個分の塊として日本列島を進んでいくんですけど、
もちろんね、一回に溜まるんじゃなくて、その間も水蒸気が復旧されるんで、
そこで持ち上がって落ちてくるっていうのが、
それぐらいの量だと思っていただけるといいんじゃないかと思います。
要はすげえたくさんなわけですよ。
それのおかげで植物がたくさん育って、
人間が水を使っても大丈夫で、
今や工場でもたくさん水を使ってっていうのが賄われているというのが、
日本の雨がたくさんあるっていう気候の特徴です。
カリフォルニアに住んでいる知り合いはどこだっけな。
カリフォルニアっても広いんで、一番南のほう。
サンディエゴかなっていうところは、一年中ほぼ晴れなんですって。
だからほっとくと砂漠になっちゃうようなところに人間が入ってきたんですけど、
一個建てのお家を買うと、州の法律でスプリンクラーで、
ある程度以上水をまかなければいけないっていう規則があって、
それがないと庭に植物が育たないんで、
植物が育たないと砂漠化しちゃうんで、
その水道代がバカにならないって言ってました。
1:33:01
なので放っておくと雑草が生えて、木が生えて森になってしまうっていう日本と、
カリフォルニアみたいな、もともと砂漠で木が生えてないようなところに人間が入ってきて水をひいて、
ちまちまって言うんですけど、水をまくっていうのは、
やっぱりスケールが大きく違うというのがお分かりになるんじゃないかと思います。
スプリンクラーが義務。
一方で、そんだけたくさん雨が降るから、
急に降ると川はあふれて洪水になって水浸しになるところもあるというのも、
一方で起こるというのも最近問題になってますよね。
という感じでですね、石乱雲だけでもすごいたくさんですけれども、
台風になると、美箱いっぱい分が1個の台風によってやってくるという感じで考えておくといいんじゃないかと思います。
はい、ということで、メールありがとうございました。
ありがとうございました。
実は他にも紹介したいメールとかもあったんですけども、
時間がいっぱいいっぱいなので、またどこかで紹介できるといいかなと思います。
毎月全然違う方からもらう文系と理系のお話とかもあったりとか。
文系・理系特集とかやりますか?
別にそれはあまり内容があるわけではないけど、
こういう考えがあるとか、こういうふうに思ってるとか、それだけですけど。
ということで、今日はこのへんにしたいと思います。
皆さんからのメールは我々の派遣日にもなっていますし、
こんなメール会でもご紹介しますので、ぜひメッセージのほうを送ってください。
メールの宛先は、
rika.jp
また、我々のグループで運営しているウェブサイト、
sonnai.com、sonnai.comのサイトの、
そんなに理科の時間のページの右側に投稿フォームもありますので、
そちらからもメッセージを送っていただけます。
そんなにプロジェクトで配信している人、
そんなことないでしょ、そんなに美術の時間、
そんなに雑貨店などの番組もぜひ聞いてください。
よろしくお願いします。
よろしくお願いします。
ということで、今日も盛りだくさんでお送りしてきましたが、
このへんで終わりにしたいと思います。
そんなに理科の時間第424回、
お送りいたしましたのは、よしやすと、
かおりでした。
それでは皆さん、次回の配信でまたお会いしましょう。
さようなら。
ごきげんよう。