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2023-02-24 21:54

生活保護と健康についてRethinkする

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心と体の専門家が様々なトピックを取り上げて、健康について考え直す番組、Rethink Healthということで、今回はみなさんよろしくお願いします。
はい、よろしくお願いします。
今回はですね、ちょっとまた新しいテーマなんですけど、生活保護と健康みたいな話をしてみようかなと思います。
はい、お願いします。
2人ともですね、福祉みたいな領域に関わる活動を色々していて、障害のある方とかに関わったりもするんですけど、
社会保障とか福祉みたいな中で、生活保護っていうのも1つテーマにはなっているので、ちょっと喋ってみようかなって感じで、
今回は厚労省から出ている、令和4年の6月3日とかに出ている資料があるんで、ちょっとその辺見ながら喋ってみようかなと思うんですけど、
三浦さん自身どうですかね、生活保護のなった方とか、手続きまで関わったかわかんないですけど、身の回りでどのくらい関わったとかなんかありますかね。
やはり精神科の患者さんで働いていた時には、割とある一定数いらっしゃいましたね。
その要因としてはやはり障害があって就労ができなかったり、家族の身寄りがいないとかですね。
基本的に生活保護を受給している人って、持ち家だったり、車とかそういった大きな資産みたいなものを持っていないっていうこととか、
あとは親の扶養に入れないとか、そういった背景のある程度の条件が揃ってないと受けれないみたいな、あるんですけども、
そういう意味では割とそうですね、そういう方が多かったんですね。
一つの社会福祉支援として、そういうのを受けながら生活を送っている方いましたね。
今一応この令和4年の資料だと、生活保護受給者数は約204万人いるみたいですね。
平成27年の3月がピークだったみたいなんですけど、そこからちょっと減ってですね。
世帯でいうと高齢者世帯が増加していて、母子世帯は減少傾向が続いているっていう感じらしいんですけど、
さっきの精神障害系の方とかだと、年齢とかってどのぐらいとかあったんですかね?
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いやもう全然若い方だったら20代から30代40代、受けていますね。
受けてる方全然いらっしゃいましたよ。
障害はね、年代を問わないところがあるので、
そういう意味では、ちゃんとした審査を受けて、それでこの方にも必要だっていうものをちゃんと算定して、その人に必要なもの。
例えば障害がある人って、生活保護の受給費以外に年金とかもらってるんですよね。
合わせて最低生活費みたいな感じで、あんまり過剰にならないようにっていうのも全て計算の上でやってると思いますが、
一方その高齢ですよね、高齢の方っていうのは、障害を生むとかではなく、単純に本当にお仕事とかして、収入がなくて。
日中にも、サッチもいかなくなっちゃったということですかね。
年代別で見たときに、20代、30代、40代とかは、ほぼ横ばいというか、多分これは何かしらの障害がある方とか、家庭の状況とかで自給してるって感じだと思うんですけど、
ほんとここ数年というか、平成入ってから65歳以上っていうのが、どんどんどんどん伸びてるんで、
これは高齢化してきて、その中で生活に困ってる方とかっていうのが、自給してるんでしょうね、おそらく。
そうですね、そこが若いときは、例えばおうちとかの固定費なども全部支払えてたけども、先行かなくなってしまったら、一旦それ手放した上で保護を受けると、
それはそれで安定して安心した暮らしを得られるっていうメリットはあるかと思いますね。
だから固定資産というか、大きいのはそこで手放すって感じなんですよね。
だからそういうのを維持し続けるとかよりも、一旦手放しちゃって、保護を受けてっていう方がいいんじゃないかということで、そっちを選択してるんでしょうね、おそらく。
そうですね、もちろんある程度本人の意思とか自由度っていうのはあると思うんですが、
でも基本的に車とか家とか、現金で何か誰かから援助を受けるとか、そういう資産に換算されるようなものとかはないっていう条件があると思うんです。
だから生活保護を受けるために、わざわざそういったものを手放さなければいけないっていうのもあるんですよね、きっとね。
なるほどですね、なかなかセンシティブな話ですけど。
そうですね。
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ここから自立支援プログラムみたいのもあるみたいで、経済的な自立っていうことだと就労受け、日常生活の自立っていうのも、
入院からの在宅復帰とか書いてあったりしますけど、生活に戻るっていうところとか、社会生活の自立っていうので、ひきこもり防止とか社会参加とか、こういうのもあったりするみたいなんですけど、
そうですね。
就労系だったらそういう精神障害の方とかでも、事業所で働くとか、なんかいろいろやられてる方もいるんですかね。
そうですね、やっぱりケースワーカーさんみたいな担当の方と相談してたと思うんですけども、あくまでも生活保護に依存するだけではなくて、先のプラみたいなものは一緒に考えていくと思うので、
その中で本人が、やっぱり社会参加することで、いろいろ自分らしくやっていきたいということで、就労を通じたりとか、その辺を、やっぱりそれも福祉の中に入るので、一緒にその人のペースとか状態に合わせて、もちろん自立っていう意味合いで考えてくれる人はいると思いますね。
なるほどですね。
そういう人は日常生活とか社会生活とか、そういうところも全体的に見るんですかね。
ケースワーカーさんですか。
そうですね、中にはお金の管理って結構難しい方がいらっしゃるイメージなんですけど、結構基本的に一括で、例えば月いくらいくら振り込まれちゃうとすぐ使っちゃうとかね。
そこら辺も人の知的なものとか、生活管理能力とかによって様々なので、ケースワーカーさんとか身近な人がその辺も全部把握して、人によって結構管理してくれたりとかいうこともあって、何より生活をまず安定させようというところを目指してますね。
やっぱりギャンブル好きな人とか多いですかね。
そうですね、人生長いから何が起きるかわかんないんで、必要だったら生活を受けるっていうのもありなんですけど、ちょっと自滅的というか、大事にお金をちゃんと使えないとかいう人とかがそういうふうになっちゃった場合は、結局はお金の管理も難しかったりするかもしれないですよね。
なるほどですね。お金の管理っていうのも結構勉強もいるというか、感覚的にやっちゃうとやっぱり目先のお金なくなったりとかね。
計画力が大事っていうかね、あといろいろな未来の想定をするっていうか、もし病気とか怪我したらどうしようとか、こういう時にはこういうお金かかるかもしれないとか、結構考えるきっかけも大事でしょうし、そういうところのサポートも必要なんでしょうね、やっぱり。
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そうですね、まずは本当に、というとやっぱりメンタルコントロールとか、そういうところも多分鍵になってくるかもしれないんですけども、でもやっぱり生活保護を受けることで、いわゆる健康で文化的な最低限度の生活っていわゆるお金も含めて、安心とか安寧とか人によっては得られたら、逆にメンタルの状態が良くなる人もいると思うし、
でもそこからまた慣れていくことで、またいろんな不安定になることもあると思うので、やっぱりそういったところは意識して関わっていらっしゃると思います。
はいはい、そうですよね。もしこういう制度なかったらって考えたら、本当にもっと苦しい生活しちゃう人も多いと思いますし、やっぱりこういう制度があるのも大事ですけど、逆にこれで安定しちゃうと、そこからもうそれだけになっちゃうかもしれないから、難しいところですね。
この辺、今話になってるベーシックインカムとかもつながりそうな気がしますけどね。
どうなんでしょうね、お金っていう一つの基準で見たら、月々例えば30万円40万円稼いでる人だけど、すごく家族のことにも時間を費やせないぐらい忙しいとかいう人もいれば、生活保護を受けながら時間はたっぷりあって、地味ながら自分の好きなことを何年やらかにやられてたら幸福。
持てるかもしれないっていう。
難しいところですね。
そうですね。そういったところで、調査とか、諸外国でのベーシックインカムの研究ベースとかでも、いろいろ出てる範囲で、もうちょっと知見を増やしてもいいかもしれないですが、
文化的背景が日本っていうことで、そもそもどう落とし込めるのか、楽しみですけどね、ベーシックインカム。
ある程度の年齢になったらというか、個人の幸せみたいなのを考えたら、自分の自由に選択したらいいっていうのもあるかもしれないですけど、
資料の中だと子どもの貧困への対応みたいなことも書いてあって、
20代30代とか若い年代だと、子どもいる人ももしかしたらいるでしょうし、
家庭環境によって子どもの未来とかも、結構制限されるというか、影響出てくるとは思うんで、
高齢者の生活保護について考えるのと、若い人に考えるのだと、ちょっと子ども要素は違うのかなという感じがします。
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確かに、生活保護を受けていても単身の人のみではないので、家族、お子さんがいらっしゃれば、
未来ある子どもにとって、例えば学校に進学するしないということを考えると思うんですが、
現状として本当に学費を例えば私立、年間100万円ぐらいかかるところに入れられない中で、
すごく努力して国公立の学費を全額免除していくタイプの子ももちろんいると思いますが、
多分、厚生労働省とかがイメージとしては、進学というのはちょっと贅沢品みたいな風潮というのは実際あるというのが最近見たりします。
ニュース出てましたよね、確か。
そうなんですよね。
そうですね、自分はもう大学の修士博士まで行きましたけど、
でももう修士博士ぐらいのときは、親から扶養も外れて、自分でバイトもしつつ、小学期もらって、
頑張って免除を取ってみたいな感じだったんで、国公立ですし、なんとかでそのお金そんなかけずに。
いやーもう本当に鏡ですね。
いやいやいや、そんな。
研究するにしても、逆に自分は興味を貫き通すみたいな感じよりも、
小学期に借りたし免除を取るためになんとか実績出したろうみたいなのも、なんとなくあったような気がするんで、不純な。
でもそうですよね、私もゆうとさんと同じ大学院なので、周りの人からみんな自然とそういう話題になってます。
陰性質とかで、授業料免除するためにはどうすればいいっていう風に、だからみんなお金基本は学生ってなかったりするので、
そこは本当にみんな一律結構一定数共通してるんですよね。
その中でそうそう、じゃあこれすればいい、あれすればいいっていう、ある意味ズル賢いというか、とても賢いというか、みたいな話題は結構普通にされてますよね。
ありますよね、大学院って結構お金的には苦労しがちの人が多いんで、
でもそういう風にやれば大学院とかまで勉強できるっていうのもあるはあるんで、知っておいてもらえたらいいですし、
そうなんですよ、本当本当。
その前段階の小中高とかね、この辺だとまた一応状況が違うかもしれないですけど、
個人的にはやっぱり経済的なことが理由で勉強したいのに勉強できないみたいな子どもは減ったらいいなと思うんで、
そうですね。
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いろいろ考えれたらいいかなと思いますけど、
あとはどうだろうな、
全世帯の中でも高校進学とかはするけど、やっぱ大学とかなると少ないってなるのかな、生活保護世帯だとやっぱ少ないってなってますね。
どうしても大学って4年間で重たいですよね、
ある程度学力あって地元の公立大学とかに行けたらほとんど無料で行けるみたいな形は実はあるんですけどもね、
そんなのわかってるけど実際はできないよって人が多いと思うので、そうするとやっぱり進学諦めて働くとか、働くにしても学歴を問われる仕事だと、
教授という状態で選べるものを選んでいくしかないとかですよね。
そうですよね。
現実的?
全世帯の高校の進学率は99.1%とかで、生活保護世帯だと93.7%とかなんで、比較的高い。
大学の進学率は全世帯だと75%とかそのぐらいが令和3年で、
でも生活保護世帯だと39%とかなってるんで、だいぶ離れますね。
そうですね、まあ学徒減るは減るんですね。
しかもそれももしかしてその奨学金とか借金をしながら行ってる学生が割合多いかもしれないですよね。
そうですよね。
そこはあれですよね、生活保護じゃなくても結構ね、その奨学金借りながら、
奨学金とかも考え始めるといろいろありますけど、
奨学金っていうのは借金みたいな感じですからね、日本の。
そうですね、あれは本当に実は借金なんで、給付型のものとかが最近増えてるので、
そっちにスポットは売ってて、情報収集するとかはおすすめですよね。
そうですね、おすすめですね。
おすすめですね。
まあそんな感じもありつつ、
あとやっぱ医療に関するところ、生活保護の方とかだと、
あれ医療はもう同じような感じで受け入れるんですかね、一般の方と。
そうですね、基本的に無料で医療っていうのは受け入れるはずですね。
だから本当に、その点では本当に障害がある人とかにとってはとてもありがたい福祉かとは思いますね。
そうですね、他にもあったかな。
まあでも、ここのあと居住支援とかっていうのが書いてありますけど、
これは生活保護とか受け取ってて、受け取った額で自分で選ぶみたいなパターンもあれば、
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なんかそういう保護施設みたいなところもあったりするんですかね。
そうですね、基本的には家賃のとても高いところとかには多分養成もそんなに援助できないんで、
待つ前のところで、なるべくはみ出さないようなというか、基準額みたいなのはあるとは思います。
定められた範囲内での実費を支給というふうに、住宅扶助というのが書いてありますね。
はい、なのであれがいわゆる普通の民間のアパートとかよりは、
団地みたいな公的なそういったところだと、わりと安くて広くて、それがおすすめですね。
そうですね、なんか一応保護施設っていうのと、無料定額宿泊所みたいな分類があるみたいですね。
救護施設とか厚生施設みたいな、救護施設っていうところが比較的多いみたいですけど、
無料定額宿泊所とか日常生活支援住居施設みたいなところもあったりするらしいんで、
こういうところはそういう生活保護とか受給してる方向けにやられてるっていう感じでしょうね。
うん、なるほどね。
そういえば自分の関わってる社会福祉法人でもありましたね、救護施設っていうところ。
そうですか、そうですね。
そういう、やっぱりまずは窓口に行けばいろいろな情報があって、リスト選択できるっていう幅はあるのかもしれませんね。
あとケースワーカーに関しても一応資料の後半に出てましたけど、令和3年だと1万9千人ぐらいいるらしいですね。
ケースワーカーさんですね。
ケースワーカーさん。
はい。
まあでも非保護施設対数っていうのが、160万ぐらい施設あるんで、ケースワーカー2万人弱ぐらいで対応できるのかなっていうのはちょっと気になりますね。
そうですよね、やっぱりちょっと間に合ってないかもしれないですね。
ただの手続きだけじゃなくて、やっぱり日々の継続的な見守りとか、手続きなどしていかなければいけないとすると、かなり仕事としては大変とか多いかもしれないですよね、いろいろ思われてるもんね。
こういう人ってどういうところに所属するんですかね。
でも基本的に行政に所属されてると思いますね。
はいはい。
いわゆる生活保護を受けてる方っていうのは、行政に守られているので、情報とかもすべて把握される方というと、行政にいらっしゃると思いますね。
なるほどですね。都道府県の市役所とか県庁とか、その辺にこういう生活保護系の相談とかあれば、こういう人とつながれるかもしれないですし。
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思います。
結構ね、生活保護受けてても、スマホとか持てたりとか、いろいろ情報発信したりとかしてる方もいるんでしょうし、今後はね、本当に市とか県とかだけじゃなくて、もうちょっとウェブ通したつながりとか、情報共有とか、コミュニティみたいなね、あってもいいかもしれないですし。
そうですね。
今回はちょっとざっと資料を見ながら、生活保護に関する話をしてみました。
はい。
はい。ありがとうございます。
ありがとうございました。
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