2023-09-19 25:36

#046 「Designship×世界デザイン会議・東京」コラボ企画 〜日本企業の会議に変革をもたらすアイデアとは?〜

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第46回は、「Designship と 世界デザイン会議・東京とのコラボ企画:2023から2050 デジタル変革と未来のデザイン」とのスペシャルエピソードをお届けします。参加者からの「日本のデジタルプロダクトがイマイチなのはなぜ?」、「順番に報告だけするような会議をもっと活性化させるには?」などの質問に、イベントに参加したアクセンチュア・ソングの番所浩平さん、柳太漢さん、レイ・イナモトが自分自身の経験を踏まえ、具体的にアドバイス。クリエイティブ思考を武器に21世紀を生き抜くヒントを紹介します。


◆2023→2050 デジタル変革と未来のデザイン ― グローバルスタンダードとデザイナーの生き抜く道筋を探る

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サマリー

デザインシップと世界デザイン会議東京とのコラボ企画では、2023年から2050年までのデジタル変革と未来のデザインについてのスペシャルエピソードをお届けいたします。日本企業の会議では合意形成のプロセスが重視されており、個々の発言が順番に行われる傾向がございます。しかしながら、グローバルな企業やメンバーとの会議では、意見の階層関係がなく、自由な発言が求められる傾向があるようです。トップの方がムードメーカーとなり、皆様の意見をお拾いいただくことが重要であると言えます。会議の中で意見を出しやすい雰囲気を作ることが重要であり、トップの方や上下関係を超えたコミュニケーションが求められます。また、反対意見を受け入れることも大切であり、プッシュバックをすることで相手も安心することができるでしょう。

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This is ReinaMoro's Podcast 世界のクリエイティブ思考
Hi everyone, this is ReinaMoro. 皆さんこんにちは、ニューヨークと東京を拠点にするグローバルイノベーションファーム
I&CO 共同創業パートナーのReinaMoroです。 今回は僕がこの夏に参加したイベント
DesignShipと世界デザイン会議東京とのコラボ企画、 2023年から2050年デジタル変革と未来のデザインとのスペシャルエピソードをお届けします。
ちょっとデザインシップと世界デザイン会議の簡単な説明なんですが、 デザインシップとは数年前から始まった結構新しいイベントでして、僕もですね2019年に参加をしたことがあって
リアルそしてオンラインでも何千人という規模で参加者がいる 結構大きな新しいんですが結構大きなイベントです。
そして世界デザイン会議というのは名前にも世界とあるぐらいで、 グローバルで行われている2年1回に行われている
団体でして今年実はそれが東京で行われるもう1990年ぶりぐらいですかね 行われるということがありましてその機会をいただいて今回我々がデザインシップさんと
そして世界デザイン会議東京さんとのコラボ企画になったというわけです。 今日もこの番組のプロデューサー武村幸子さんと一緒にイベントを振り返ります。
レイさんよろしくお願いします。 前回Z世代とワークショップを開催しまして今回は2回目のイベントとのコラボ企画です。
はい今回このエピソードでお届けする内容はイベントの最後にその場にいらっしゃる人だけと あとオンラインで参加された人からの質問をまとめましてそのQ&Aセッションがあり
そこでのお会話をお届けしようと思います。 今回はレイさんの他にもですね
アクセンチュアソングというコンサルティング会社でデザイン部門の統括をしている バンショコーヘイさん
そしてアクセンチュアソングでアソシエートディレクターをしている ユウテハンさんが参加されまして
日本と海外のプロデクトやビジネスの違い そして生成型AIの影響や未来のデザイナー像などについてトークセッションを行いました
いやーとてもイベント盛り上がりました。 皆さん本当に熱心でシンプルな問題
質問も多かったんですが でも実はそのシンプルな質問の中に 結構深い本質的なところが組み込まれていて
僕も考えさせるような内容がありまして またいつもと違い僕だけではなくて
他にいらっしゃる方とのキャッチボールみたいなところもあって いつもとちょっと違った雰囲気で内容がお届けできるのではないかなと思います
では早速イベントの模様を皆さんにお届けしようと思います
さあこれよりですね デザインシップ 世界デザイン会議東京合同企画
2023-2050 デジタルの変革と未来のデザイン グローバルスタンダードとデザイナーの生き抜く道筋を探る
デジタル化とデザイン
お始めさせていただきます ここからはぜひですね お二人でセッション1のテーマである デジタル化とデザイングローバルな視点と
日本独自のアプローチについて語っていただきたいと思います 今回のテーマの中からですね 日本とグローバルのデジタルプロダクトは何が違うのかとかですね
このイノベーションを起こす土壌として ビジネスの文化に違いはあるのか
これはレイさんがニューヨークをベースにされてますので そちらも踏まえてお話しいただければなというふうに思います
ではマイクをお二人にお渡ししてよろしいでしょうか よろしくお願いいたします
レイさん 日本とグローバルのデジタルプロダクトの違いみたいなところで 観点2つあるかなと思ってるんですけど
1個が誰のために作るのかっていうところと あとは誰のためにデザインするかっていうところなんですけれども
実際世の中で日本のグローバル企業と言われる企業様も 日本でまずウェブとかアプリ立ち上げるんだけれども
グローバルに出ていくときそれ通用しないから 国別にウェブサイトを作ったりとかしちゃっていて
20サイトぐらいあるんですけどどうしたらいいんですかって 相談を受けるようなことも結構あったりするんですよね
それが誰のために作るのかっていったところで もう1個 誰がデザインするのかっていうところも
日本の多くのプロジェクト 日本人だけでデザインしたりするので 日本の消臭感とか日本の常識でデザインされるので
なかなかやっぱりイノベーションも生まれづらかったりとか そういうのもあるのかなと思ってるので
その中2つの観点がもしかしたら 何か日本のプロダクトとグローバルのプロダクトの違いでもあるのかなっていう
そうですね 最初のユーザーをどこまで意識して作るかっていうことなんですけど
アメリカにいるからいろんな人のためにデザインができてるって考えるとすると 僕は意外とアメリカのデザインって気が利かないものがたくさんあるんで
全くそうじゃないんですね 日本とかに来ると 実は意外と気の利いてるデザインとかたくさんあって
こないだあるインスタかどっかで TikTok かなんかで見たんですけど
日本のトイレって入ると赤ちゃんのシートがあったりするじゃないですか
赤ちゃんの子連れの人が赤ちゃんを連れながら用を出すんじゃなくて そこに座らせて あれって世界中どこにもないんですよね
どこにもない 日本人の視点だけなんだけどすごく気の利いたデザインとかがあったりとか
日本ってそういう気が利くデザインとかって意外とたくさんあって 実はアメリカのデザインだというか海外のデザインって全然気が利かないよっていう
ヴァンショさんのさっきのお話されたことに対しての答えです
プロダクトの領域では日本すごく気の利くもの 痒いところに手が届くものを作れるのに
なんでデジタルだと一変してそれが作れなくなってしまうのかという質問来てるんですけど この辺どうでしょう
これは僕もちょっと今探っているところで 今質問に出た内容をごもっともっていうところと
でもある領域では日本のデジタルのものがすごく光ってたりしたりするんですね
例えばそれこそ今ちょっとNFTが下火になってますけども 日本のNFTアートって世界でも結構グイグイと言わせていて
日本のNFTアーティストが世界的に認められたりするので 捨てたもんじゃないなっていうところも結構あったりするんですよね
強い領域の一つではあるんですが やっぱり情報を渡すのか何かを文脈を伝えるのかっていうところを結構意識して使い分けるのがすごく大事かなと思います
今情報をデジタルで渡すっていう デジタルって底がないじゃないですか
情報の量に限界がないので結構詰め込んじゃうことが多いんですけども 何を伝えるか そして一つだけ伝えるとしたら何かっていうところを常に意識して
プロダクトデザインとかデジタルデザインに携わっていくのが必要じゃないかなとは思います
いかにシンプルに何を伝えるか そして一つだけ伝えるとしたら何かっていうところを
そのUI上で例えばここの画面で何を言ってきたり これ一つだけだったら何かっていうところに削り落としていくっていうのが大事なんじゃないかなと思います
確かにバンショさん 削ぎ落とす力って日本のウェブページとか大事かもしれないですね
もうびっしり細かくわーって書いてあるみたいなの読めないですよね
皆さんもそういうホームページご覧になったことあると思うんですけど バンショさんどう思いますか
なんか結構日本語でのコミュニケーションの会話って文脈を汲み取って
相手がこう言ってるけど多分本当はここまでしてほしいんだなみたいなことを文脈を汲み取って
その仕事をするとかって結構皆さんやられてると思うんですけど
それがなぜデジタルプロダクトの中に入っていくと 1から10まで全部細かく説明しようとするのかなっていうのはなんか
すごくギャップがあって不思議なところではあるなというのは感じますね
プロダクトの伝え方とデザイン
今そこを見極めておっしゃってるように何を伝えるのかっていうのを絞って
デジタルプロダクトを作っていくっていうふうにちょっと頭を使うようにしたほうがいいのかなと
お話聞いてて思います デジタル
絶対あれですよね 表示されてる情報の8割9割は見てない気がしてて
本当に8割9割って何のために存在するかというと もしもの時のためだけにあるじゃないですか
だからそれそんなに保険かけてどうなんだろうなみたいのは結構いつもプロダクト作っててありますよね
例えば僕らなんかみんなの銀行って作りましたけど 銀行作ったときに全ての情報を出したがるんですけど
もう1個扉の奥にしまっておけば必要な人はそこに見に行く
だけど普段使うその1割の部分だけにフォーカスすることのほうが結構大事だなみたいのは結構テーマとして置いてたところですね
フリクションレスっていうワードで置いてやってたんですけど
結構そこは意識した方がいいんじゃないかなみたいのは僕は思いましたね
特に銀行のものとかって銀行って生活規制 信頼とかっていうのがやっぱりすごく大切だっていうふうに
一般的にも思われてますし銀行で働いてる方たちっていうのはそういうのを入社の時から何十年もたたき込まれるわけじゃないですか
なかなか頭がシフトできないんじゃないかなって思うんですけど
関連したような質問も来ていまして日本の社会の文化というのはですね
不完全なプロダクトを生んでしまえば社会的信頼が失われるという文化があるのではないでしょうか
それも日本の完璧主義の原因なのかななんて思いますっていうふうなのがあるんですが
どう思いますか銀行のプロジェクトされた経験を踏まえて
そうですね当然完璧なものを求めるみたいのは日々僕らがやってる仕事でもそうなんですけど
意外とやっぱり歴史的に見てもそんなに最初からズバッと完璧なものって全然出てないと思うんですよ
生活者に利用されて研ぎ澄まされていって最後の形になると
合意形成のプロセスと会議の形式
最近思うのは情報を取得しやすくなって正解のものしか目に映らなくなっていて
理想像しか映らなくなってるんでそこの先トランジションと言いましたけどここの道のりが全然映ってないと
そうすると企業も生活者の人も理想がいきなり出てくるもんだと思っちゃうんで
そうじゃなくてちゃんとこの過程だったりだとかどこにペインとインサイトがあるかみたいのを
どういうふうに組み立てていったのかっていうのをちゃんと情報的に公開していかないと
企業側もプロダクトサービスを生活者に向かって作っていくときにリスクになるなみたいな思います
出来上がりだけを見せないっていうなぜこの過程でこうなっていったのかっていうのを文脈しっかり伝えないと
完璧なものを求めてくるんでちょっと待ってくださいね
あとは進化の途中だったらまだこれはアップデートしますよまだ成長しますよっていうのをしっかり伝えないと
やっぱりリスクになるみたいなのはちょっと思いますね
いろんなクライアントさんとお付き合いされてると思うんですけど
確かに銀行みたいに性格性信頼みたいなことでがんじがらめになっているクライアントさんが
もし番所さんのところにご相談に来たときにまずちょっと柔軟になってほしいなって思った時に
どういう対応されます番所さんだったら
僕はやっぱりこれってそれってトップのマネージメントの方が本当に覚悟を持ってやるしかないので
その人に失敗がしても部下を怒らないでくださいみたいな話は結構したりはしてます
そうなんですか
環境大事ですね
その環境がないとチャレンジはできないので
できないですね
組織の人も部下の人もなので結構COとかCXOの方とかCMOの方クラスの方にそういう話をして
それが許されている環境安全な環境なんだよってのを伝えてプロジェクトをやるっていうことをやるようには心がけております
せめて結構仕事するときも僕らのクライアントって基本的には超大企業ばかりじゃないですか
グローバル企業もたくさんあって
そのときに大体その企業の人たちって事業会社の人たちって今まで培ったカルチャーとか歴史があって
それだけで社会が成り立ってるんですよそこの企業の社会がいくつか
そうするともう文化として定着しちゃってるんで
僕らが入っていくときにまずやるべきっていうのは本当に答えだけバーって出すんじゃなくて
さっきずっとトランジションって言ってるんですけどどういうふうにこの理想に向かうために環境を変えていく
そこの企業の中を変えていくのかまで見ていかないと
やっぱりそもそもの完璧さを求める社会みたいのはもう定着しちゃってるんで
地道な活動みたいのがないと多分変化していかないだろうなっていうのは思いますね
僕は別に完璧主義を捨てるってさっき言ったんですけども
キーなのがいつそれを捨てるかっていうところで
デジタルでいいのは失敗しても取り消すことが結構できる
アンドゥですね
僕そんなにソーシャルメディアやってる方ではないんですけど
ちょっと会社のアピールもあってそうしなきゃいけないとは思うんですけど
どうしてもそのデザイナーっていうエゴとプライドで
一つの投稿にもすごい時間かけてたりとか
日本語でも投稿した去年とかやり始めてこれ毎週やろうと思って
なんか4週間ぐらいちょっと止まっちゃったりとか
その間に妻がもうソーシャルメディア1年前にやり始めて
で彼女の方が僕より5倍ぐらいワーがいたりとかして
僕が見ると俺はこれを上げないなみたいな
気無しというわけじゃないですよ
その完璧っていうところにこだわってなくてちゃんと言うことにこだわってるところがあって
だからその辺の力の入れ具合っていうのは
中途半端なものでも結構許される
消化があっという間に早いじゃないですか
TikTokとかももう3秒見て次のほう行っちゃう
いやこれちょっと変でも99.99%の人は
お前が僕が思ってるほどのミスを気にしないっていうのはあるとは思うので
デジタル上での完璧主義っていうボリュームアップダウンは必要なのかなとは思います
時代によっても変えていかなきゃいけないっていうのがある
物理的なものだとそれが結構ボリューム上げなきゃいけないと思うんですよね
でもデジタルは結構下げても見てる人99.99%気にしないし
間違ったものやっちゃっても取り消せることができるから
そこは結構ボリュームをグワッと下げちゃってもいいんじゃないかなと思います
さてこのイノベーションを起こす土壌として
ビジネスの文化に違いはあるのかというところについては
番所さんどんなふうに感じられてますか
やっぱりグローバルの企業って未完成でもいいから
世の中に出してユーザーの声聞きながら改善繰り返し
それをコーサイクルで回すっていうのを結構やってると思うんですけど
それ本当にやってる日本企業ってスタートアップは結構やってますけども
大手の企業様になってやっぱりなかなかできてないのかなと思っていて
もう一個日本企業の特徴的なところ
もう一個合意形成のプロセスとかで結構考えたことを実行するまでに時間かかるじゃないですか
それって日本の企業ってステークホルダーの合意形成を全て取るみたいなところに
めちゃくちゃ時間かけてるんですよね
なのでそうですね
結果的にデジタルサービスが世の中に出るっていうのも遅くなってしまいますし
ステークホルダーって多くの場合クラウド企業様の経営人なので
その人を満足させるためのサービス作るみたいな形になっちゃうんですね
でもよく考えるとその人別にターゲットユーザーじゃないしみたいな
確かにそうですね
そのようなこともあるのでそういう合意形成のプロセスもちょっと変えないとなっていうのは思ってはいるんですよ
日本の会議って僕野球みたいだなと思うことあるんですけど
日本企業の特徴的な会議の形式
野球って攻撃のときって1番から9番まで打順が決まっていて順番に打っていくじゃないですか
リクスタバッターサークルでずっと選挙を見ながらですね
次何喋ろうかなって見るみたいな
日本の会議ってそんな感じでもう一人一人スピーカーが決まっていて
次このパートはお前喋れこのパートはお前喋れみたいな形で決まっていて
その次の順番の人はみんながどんな顔して聞いてるのかなとか
どんな反応してるのかなって見ながら順番に当時予定していた論点を消化する
潰していくのに結構時間をかかっているというか結構合意形成が重きを置いてるんですよね
でもグローバルの会議とか僕出てるとアクセンチャーソンのグローバルのメンバーとか
グローバルの企業とかと会議しているとやっぱり全然違うなと思って
野球じゃなくて今度はラグビーみたいだなと思うところがあるんですけど
その目標に対してみんなで一直線に向かっていくというんですかね
僕まだ喋ってるのに横から入ってきて意見言ってきたりとか被せてきたりとか
すごいタックルですね
でもそれってすごく役職であるとかポジションとか関係なく言ってくるので
グローバル企業との会議の違い
そういうのってスピーディーだしイノベーションも生まれやすいのかなというふうに思ったりはしますね
番書さんが使われたミーティングが野球の出席待ち方式だっていうのを感じてらっしゃる方もいらっしゃったみたいで
あれどうやって変えたらいいですかねなんて質問をきてるんですけどどう思います
それは日本企業の中で野球をラグビーに変えるにはどうしたらいいか
そうです
やっぱり結構皆さん自分の仕事に繊維を引いてしまっていて
これは自分の役割じゃないからみたいな形で喋んないみたいなのも結構あると思うんですけども
結構なんかやっぱり越境していくみたいな気持ちを持って
そういうマインドを持って発言をするっていうことをやらないといけないかなと思っているのは一つと
ただそこで発言しようとした時にきっと自分の役職であるとか立場でその発言をすると
みんなにネガティブに思われるんじゃないかみたいな怖さもあると思うんですよね
いや思っちゃいますよねこんなこと言ってしかも別に私そんな偉くないしとか
私そんな専門じゃないしとか絶対思っちゃいますよね
それをやっぱ気になると思うので自分の言葉として自分の意見として伝えるのではなくて
そのリサーチ結果とかそのユーザーの声を見たところをファクトにして
自分はこう思うんですっていう意見をすることによって
多分そんなにそれを何お前偉そうなこと言ってるんだって思うような人も絶対出てこないと思うので
そこは否定できないのでファクトがあれば
そうですよね私じゃないですみたいな
そういうふうに心がけて話すとかっていうのをやり続けると多分周りも変わってくるので
その会議体全体がすごく活発な意見を言い合える形に変わるのかなとは思います
日本企業様とも結構いろいろお仕事をしていて
やっぱりトップに立つ人がムードメーカーになるわけですよね
男性女性関係なく年齢関係なくトップに立つ人がその場のムードを作るっていうことを
まず意識される必要があるかなと思います
ある企業様と結構もう2,3年お仕事をさせていただいていて
トップの人がすごく皆さんの意見を拾ってくれる人なんですね
たまたまその人女性なんですけど
まず自分の意見を言う前にチームのみんなどう?っていうことを
結構一人一人ちゃんとみんな言ってるっていうことをすごく気にして
皆さんの意見を拾ってくださることを心がけていると
今度それは結構オンラインの場でもやっぱりチームのムードっていうのが
会議の雰囲気とコミュニケーション
よくなってだんだん自分の意見も聞いてくれるんだなっていうことで
徐々にやっぱり1年とかそういうのを続けると
皆さんの意見が出てくるっていうのになるんですね
ただ一つそこで気をつけなきゃいけないのが
前の人が言ったから私もそう思うんですとか
どうしてもそういうありがちそういう傾向になるので
そこは上下関係関係なく
根っこ上立関係なく
勇気を持ってチャブ台をひっくり返すっていうことをやると
例えばこの人の意見に反対っていうのは
別にこの人のことが嫌いだからっていうのじゃなくて
意見と意見のぶつかり合いにすればいいわけで
人と人とのぶつかり合いじゃないっていうことを
目指してるところがいいものを作ろうとかいい結果を出そうっていう
目的がこれっていうところだけが共通していれば
そこに行く道のりだったりとか意見はバラバラでも全然よくて
そこの最適な方法を見つければいいわけで
でもやっぱりみんなが逆に
みんながイエスイエスって言ってることを疑った方がいいんじゃないかなと思います
そうですよね
全員がそんな同じことを思ってるなんてこと本当にあるのかなっていうのもありますし
ミーティングって日常的なもので
1ヶ月に1回しかやらないとか半年に1回しかやらないっていうことじゃないじゃないですか
だからやるたんびに
なんか発言できる雰囲気だなみたいなのが伝わってくれば
なんか3回ぐらいは言わなくても4回目ぐらいのミーティングで
ちょっと言ってみようかなってなるかもしれないですね
だからやっぱりトップの人がそのムードを作ることを
意識するのは非常に必要だと思いますし
あと反対意見をちゃんと受け入れるっていうことが
トップの人もちゃんとやるっていうのは
うちの会社も一応僕はトップなんですけど反対はいっぱいされるんですよ
隣にいるユウもよく僕に反対する
なんか言ったときにそうですよねって言いながらその後しゃべることは全然違う
全然納得しない
でもユウさんイエスバットのやり方っていうのは重要ですよね
1回受け止めてでもプッシュバックみたいな
そう思います
僕のビジネスパートナーがそうで
だいたいI agree with youって言うときには反対してる
最初に言うんですね
安心してるんですけどっていうのは結構和術として使えて
そうすると相手がちょっと安心してくれて
それで変化機を徐々に投げていくみたいな
反対意見の受け入れ
分かります
いろんなストラテジーがあるものですね
勉強になります
さてここまでお送りしてきました
レイナモトの世界のクリエイティブ思考
今回は僕がこの夏に参加したイベント
デザインシップと世界デザイン会議東京とのコラボ企画
2023年から2050年デジタル変革と未来のデザインとの
スペシャルエピソードをお送りしました
今回のイベントをやられてみてレイさんいかがでしたか
そうですねいつものエピソードの収録って
僕と竹村さんとで画面越しに話し合って
そしてどういうところに落としていこうかみたいなことを
バーチャルな環境でやってるんですけど
今回は僕が日本に夏に行ったタイミングで
六本木のミッドタウンの中の会場で
お客さんを集めてやらせていただいたんですが
そういう感じだとその場の雰囲気っていうのもありますし
リアルタイムで帰ってくる反応だったりとか
今回集めたQ&Aの質問も
その場で出てきたものをオンラインで集めながら
リアルタイムで答えていくっていう場だったんで
僕らも質問を見てない状況で答えなきゃいけないっていうのもあったんで
それはそれである程度の緊張感があったりとか
あとやっぱり他の人がいることで話しながらキャッチボールをして
その人のお答えにも反応できるっていう
いつもとはちょっと違うものもありましたね
楽しかったですよね
次回はイベントの続きと
レイさんの印象に残った3キーテイクアウェイズをお届けします
では次回もお楽しみに
世界のクリエイティブ志向
お相手はレイナムトと
竹村由紀子でした
デジタルガレージは危険な海に最初に飛び込む
ファーストペンギンスピリットを
創業以来大事にし続けています
これからくるWeb3
オープンソース時代を見据えた
テクノロジーで新たなビジネスを生み出す
仲間を募集しています
番組詳細欄にあるリンクより
ぜひご覧ください
25:36

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