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2021-01-02 17:29

#98 ティール組織再考⑤助言プロセスと権限分散

ティール組織におけるグリーンを補完する助言プロセスと権限分散について
00:00
みなさんこんにちは、Rayです。
Ray Wow FMの時間がやってまいりました。
実家に来てですね、
あの、
目一個、尾一個に
お年玉を渡したんですけれども、
あの、
お年玉の語源というか、
意味としてはですね、
実は、
お金を渡すことではない、
らしいんですよね。
何かというと、
そもそもですね、
元日ですね、
1月1日というのは、
どういう意味があるかというと、
年神様、
と呼ばれる、
年神様と呼ばれる、
神様が、
降り立って、地上に降り立って、
我々のですね、
あの、
に、こう、
年をくれると。
つまり、1月1日に、
数え年ですね、
いわゆる数え年というと、
年齢をですね、重ねると。
年齢をくれるというのが、
年神様なんですけれども、
まあ、おみそかとかを含めてね、
その年神様を、
お迎えするための、
準備をするわけなんですね。
で、また、
年神様は帰っていくんですけれども、
元日にその年を、
まあ、もらうと、
年齢をもらう。
なので、昔の人たちはみんなね、
年が変わるとともに、
年が上がっていたわけなんですよね。
で、まあ、その中で、
お年玉というのは、
年だけではなくて、
玉ですね。
玉というのは、魂ですね。
魂も、
年神様からもらうと。
まあ、魂というのは、
どういう意味かというと、
まあ、死んでいるわけではなくて、
魂をもらえると死にます、
みたいな感じで、そういう意味ではなくて、
まあ、霊力、
ですね、
スピリチャリティというのをもらうと。
まあ、スピリチャリティって何なの?
という話なんですけれども、
まあ、要するに、その、科学とか、
何かで、こう、合理的に説明できないものを、
こう、理解したりとか、
あるいは表現する能力というふうに、
僕は捉えているんですけれども、
まあ、そういう力をもらって、
生き抜く力ですよね。
そういったものを、まあ、
もらうというところなんですよね。
まあ、そういった意味で言うと、
こう、おかげで、
お金、お金はどうなのかな、
ね、
あの、スピリチャリティ、
に、
ではないような気はするんですけれども、
あの、
まあ、こういった観点というところをですね、
やっぱり、
ま、ある意味、こう、
気にする必要はないんですけれどもね、
あの、別に、
そういった意味付けということをする必要もなくて、
毎年毎年、
その、何の意味も分からないけれども、
まあ、そういう行事、
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まあ、昔から、ね、
ずっと繰り返されてきている、
まあ、そういう意味がちょっと分からないけれども、
えー、初詣に行って、
お祈りして、おみくじ引いて、
これ、何の意味があるんだろうな、っていうふうに、
分からないけれども、
えー、そういうものをですね、
昔からきっとやっていることを、
繰り返しできているっていう、
そういうことをですね、
まあ、体感すること、体感することっていうのはですね、
ある意味、来年もまた、
まあ、同じように、当たり前のように、
えー、元日を迎えて、
えー、行事をこなして、
っていうのはですね、
ま、ある意味、何も考えないからこそ、
来年もきっと同じようなことが、
訪れるんだろうな、っていう形で、
期待できるんですよね。
まあ、それがですね、
ま、ある意味、こう、
死の恐怖を免れるというか、
ね、いや、来年、
どうなるんだろう、来年の行事はどうなるんだろう、
とかね、まあ、そういう、
ことを考えるとですね、
まあ、不安になるので、
ま、ある意味、こう、お年玉っていうのもですね、
どういう意味かっていうのを
考える必要もないのかな、なんていう風に
ちょっと考えてしまいました。
本題なんですけれども、
TL組織最高の中で、前回まではですね、
グリーンの組織についてのお話を
していました。
ま、グリーンはですね、人間性尊重、
ま、特に組織論で言うと、
その、バリュー経営
とかですかね、価値観っていうものを
こういう風に大事にしますよ、
あるいは、こう、
ね、機械のように
働くのではなくて、その一人一人の
えー、
人間性っていうものを大切にして、
えー、
ま、あのー、
助け合いとか、
そういったものもですね、
お互いに家族のようにですね、
えー、組織として、
会社っていうものも家族のように
こう、大切にしていきましょう
という、そういう部分でした。
ただ、ま、
あの、その反面ですね、
あのー、
ま、意思決定の遅さであったり、
とか、ま、あるいはこう、
恩情主義ですよね、になったり、
ま、あるいはこう、組織のために
っていうのでですね、それが自己犠牲に
つながったりっていう、そういった
えー、デメリットもあるのかなと。
で、ま、
そういった部分を解決する
方法として、
またさらに、ですね、保管するものとして
次の段階ですね、
ティール、ティールですね、
ティール色、青緑色かな、
っていうものがあるんですけれども、
ま、前回も
ちょっとお話したように、その、必ずしも
グリーンの組織のですね、デメリットを
保管するだけではなくて、
違う、ちょっと次元での
進化っていうのが、このティールでは
起きますよ、っていう話もしていました。
ま、一方で、そのグリーンの
あの、デメリットを補う、
保管する部分もあるんですね。
で、例えば意思決定の
遅さとか、そういった部分
どういう風に解決するの?
っていうところで言うと、ま、その一つが
ですね、あの、助言プロセス
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と呼ばれるものです。
ま、この助言プロセスっていうものは、
その、いわゆる承認プロセス
とか、投票とか
多数決ではなくて、ま、
誰もが、こう、
意思決定できる、そういう意思決定
プロセスなんですけども、ま、
必ず、その意思決定する前に、
その関係者に、アドバイス、
ま、助言をもらえれば、
えー、どんな意思決定でも
できますよっていう、そういう
ものなんですね。これって別に
難しい話ではなくて、
あの、会社組織以外のコミュニティ、
では、全部助言プロセスなんですよね、
基本的に。
あの、例えば小学校とかもそうですし、
大学の部活もそうですし、えー、
家族だってそうですよ。
承認プロセスが
あるわけではないんですよ。
そう言うとね、いや、その、
子供はね、親のね、
あの、承認もらわないと、例えば、
えー、何か物も買うことができない
じゃないかとか、そういう風に言うんですけども、
それは、
物を買うお金っていうのは、
親の財産だからですね。
親のものだから、それは子供は、
その、親にお願いをしていて、
親の許可をもらわなきゃいけない。
それは当たり前なんですよね。
まあ、その辺りですね、その、
親子関係っていうところを、こう、
の関係性をですね、
逆手に取ってしまって、
こう、組織にその、親子関係を
持ち込んで、
親の言うことは絶対だっていう形で、
その、支配的な
関係性をうまくですね、
作り出すっていうところが、
まあ、昔あったのかなと思うんですけども、
まあ、そもそも、
その、
全てと言っていいぐらいの、
あの、物事の決め方っていうのは、
実は助言プロセスだと僕は思ってます。
それがですね、
あまりにもですね、
その、機械的な組織、
オレンジの組織でですね、
その、
まあ、失敗を繰り返さないようにしていくために、
防波堤としての、
承認っていうところを、
まあ、その、設けるっていうのは合理的なんですけども、
特にね、オレンジの組織、
機械的な組織、産業革命の時代、
まあ、大きな投資をして何かをしていく、
工場を作るとか、
人を雇うとか、大量に、
取り返しがつかないものっていうのは、
やっぱり防波堤を用意して、
経験ある人が判断する、
っていうのがやっぱり大事なので、
そういうプロセスを決めましょう、
という承認プロセスを
決めにしましょうっていうのは、
実は助言プロセスで働いてたんですね。
どう思う?みたいな。
ちょっとね、投資失敗したらまずいから、
ここではちゃんと承認、
おけようぜ、
どう思う?って助言をもらって、
で、承認プロセスを決めていたんですね。
順序は逆です。
最初に助言プロセスが
あって、助言プロセスを
使って、承認プロセスを
作っていったんですね。
その結果ですね、
それがどんどんどんどん肥大化していって、
あたかも承認プロセスが
基本みたいな感じで、
多くの人は思ってしまうんですけども、
違うと。承認プロセスなんて、
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ちょっといびつだから、
すべてのコミュニティは
助言プロセスで動いています。
ただ、
全部が全員助言プロセスってなったときに、
え?みたいな。
全員に聞かないといけないの、
めちゃくちゃ大変じゃないですか。
グリーンの組織で言う、
意思決定の遅さ、
いろんな人の意見を尊重して、
全員聞いているうちに、
日が暮れちゃうっていう、
投資する機会が失われてしまうっていうね、
時すでに遅し、遅いなってしまうので、
で、やるの、
そんなのが、
ある意味オレンジ的な考え方ですよね。
機械のように、
部品を細分化するかのごとく、
組織もですね、
しっかりと役割をもとに、
チームとかを分けていくんですね。
そのチームごとに、
権限っていうところを、
少し切り分けて考える。
人事の中でも、
採用チームとか、
教育チームとか、
それぞれのチームの人たちが、
助言プロセスで決めるけれども、
あくまで、
そのチームに所属している人、
チームの役割を、
担っている人が、
決めることができて、
他の人は、ある意味、
アドバイスとか、
意見をすることしかできない。
っていう形で、
権限をですね、
分散していく。
まずはその役割、
大きな役割のまとまり単位で、
チームを分散させていく。
そして、
助言プロセスで決められるように、
できるようにする。
っていうのが、
基本的な、
権限分散のやり方なんですよね。
こうすることによって、
それぞれのチームがですね、
自分たちでどんどん決めることができるので、
グリーンの組織における、
意思決定の遅さ、
みたいなものを、
解消することができるんですよね。
これが、
グリーンの組織における、
一番のポイントなのかな。
グリーンの組織、
およびオレンジの組織っていうところの、
ちょっとデメリットみたいなものを、
カバーする、
結構優れた、
組織としての
設計であり、
組織としての意思決定プロセスの、
本来に戻るっていうところなんですけど、
助言プロセスっていう、
すごい、
画期的なものっていうものではなくて、
東大元暮らし、
よく考えればそうだよね、
っていうだけの話なんですよね。
こうすることによって、
本当に、
あらゆる組織で、
それぞれのチームで自己完結して、
物事を決めて、
どんどん進んでいく。
でもその時は必ず、
周りにアドバイスをもらうんですよね。
人事の制度を作る、
人事制度チームっていうのがあったときに、
必ずその制度を作るときは、
社員の人に影響ある、
意思決定になるので、
その場合やっぱりアドバイスをもらうから、
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勝手に決まる、
っていうことはないんですよね。
多くの場合やっぱり、
不満が出るっていうのは、
意見を聞いてもらえない?
なんだよ、勝手にやんなよ、
みたいなね、
こっちだってね、
言いたいことがあるのに、
それはやっぱり、
社員としての意見を言うことによって、
もっとより良い制度になる、
っていう期待もあるでしょうし、
なんかその意見を、
ある意味、
自分たちの意見っていうのを、
軽視されている、
大切にされていない、
っていう風に感じてしまう、
っていう尊厳に関わる部分もあると思うんですよね。
そういった意味もあって、
この助言プロセスっていうのは、
すごくよくできている、
プロセスだなっていう風に感じていて、
意味でもですね、
2018年の10月1日、
アジャイル組織宣言っていうのを行った、
タイミングでですね、
まず一番目に行った、
デイワン、
初日に行ったのが、
この意思決定プロセスを、
全て、
助言プロセスにする、
というところが、
一番最初のスタートだったんですけども、
これはやっぱり、
ティール組織における一番のポイントかな、
っていう風には、
個人的に思っています。
でですね、
次回はですね、
その上でですね、
ティール組織の中で、
やっぱり、
アンバー、
オレンジ、
グリーン、
ティールという中でですね、
実はですね、
ティールが一番優れている、
というわけではなくて、
レッドもやっぱり大事だし、
アンバーも大事だし、
オレンジも大事だし、
むしろ、
レッドと呼ばれる力とか、
エネルギーとか、
権力、権限、パワー、みたいなもの、
健全にですね、
成熟して、成長して、
それがうまくですね、
発揮される状態がないまま、
次の組織、
例えばアンバーですよね、
法とルールとかで、
秩序を保っていく、
階層組織によって、
秩序を保っていく、
というやり方に、
移行してしまうとダメなんですよ。
ちゃんとレッドっていうところで、
例えば創業者の情熱とか、
あるいはその、
恐怖ですよ。
やっぱこれやっちゃまずいんだな、
怒られるんだな、
っていう恐怖とかがないと、
いくら法と秩序、
ルールとかを定めても、
どうせ別にルール、
守らなくても、
怒られないし、
ルールとか、
法とかっていうものを定めても、
秩序が作られないんですよね。
そう言ってみてですね、
実はそれぞれの組織、
どれが優れている、
というわけではなくて、
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うまくそれぞれの組織が、
ちゃんと100%ですね、
成熟して、
パラメーターでいうとですね、
全部レベルアップしてですね、
ちゃんとこう、
それぞれが一人前になった状態で、
うまく、
それぞれを組み合わせる、
パズルゲームという、
ブロックのようにですね、
うまく組み合わせて、
より相乗効果を発揮する、
というのが、
ポイントなんですけども、
ティール組織というのは、
組み合わせがめちゃくちゃ自由にできます、
という状態なんですよね。
レゴブロックでいうと、
下から上に積み重ねていく、
だけの組み合わせ。
レッドが一番下にあって、
アンバーが下にあって、
オレンジがあって、
グリーンがあって、
ティールが上にあるみたいな、
そんなイメージを思い浮かべると思うんですけども、
ティールというのは、
ティール組織になるというのは、
下から上に積み木のように、
積み木のように、
下から上に積み上げるのではなくて、
レゴブロックのように、
オレンジと、
レッドをつなげるとか、
グリーンと、
オレンジをつなげるとか、
そういう形で、
いろんな、
レゴブロックを組み合わせる、
ことによって、
新しいブロックができる、
みたいな。
新しくできたブロックを使って、
また別のブロックとつなげる、
みたいな感じで、
無限の可能性、組み合わせできますよ、
っていうのが、
ティールっていう段階なんですよね。
今まで積み木のように積み重ねたものっていうのが、
全然ブロックになります。
全然違うおもちゃになる。
っていうのが、
ティール組織の進化の段階っていうふうに言われていて、
これが、
別次元の進化なんですよね。
ティアが、
層が別次元で、
進化するっていうふうに言われているのは、
そういう理由なんですよね。
このあたりの理解っていうのは、
ほとんどのティール組織の中で、
あんまり語られていないことなので、
もう少しですね、
具体的にですね、
ティール組織って、
どういう違いなのっていうのを、
説明できればなと思っております。
本日はですね、
ティール組織最高の中で、
ティールにおける、
ちょっと触りについてのお話でした。
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