1. Ray Wow FM
  2. #11 イエローカード制度について
2020-01-15 23:30

#11 イエローカード制度について

何だか怖いと思われる事もあるイエローカード制度、その導入の背景や、そこに隠された意図について話をしたいと思います
00:05
おはようございます、rayです。本日も、Ray Wow FMの時間がやってまいりました。
Ray Wow FMでは、主に株式会社耳に関する様々なテーマを扱って、時にはゲストもお招きしながら、ゆるくやっていくラジオとなっております。
はい、本日はですね、イエローカード制度に関して話ができればなと思います。
もともと、イエローカード制度ですね、2018年の10月にアジャイル組織宣言をした後に、
割とすぐさま導入した制度が、このイエローカード制度で、
もともとは、このイエローカード制度っていうのを、別に入れる予定はなかったんですよね。
アジャイル組織宣言をして、全CEOというか、代表権を移情して、
っていうところの中で、一番最初に起きたハレーションというか、
反応っていうのは何かっていうと、怖いっていう、そういう反応だったんですよね。怖い。
つまり、全員が代表権を持って、いろんな制度を変えることができると、
そういう状態になった時に、まさに自分が住んでいる街、家、
そういう状態になった時に、まさに自分が住んでいる街、家、
で、立っている場所が崩されてしまうというか、好きなように変えられてしまうみたいな、
そういう不安感、危機感みたいなものが、社内に起きて、
いやいや、そういうことはないよと、
そんな権限を乱用するような人なんていないよっていう話はしたんですけれども、
それは、そうは思えないというところもあって、
何らかしら、そういう不安を解消したいみたいなところがあったんですよね。
それもあって、じゃあっていうところで、本当に基本的なことなんですけども、
禁止事項、当たり前ですよ、本当に。当たり前のような禁止事項ですね。
その中で、約束を守るとか、整理整頓するとか、
行わないとか
技術研鑽を怠らないとか
就業規則の
含む規定とかそういうところで定めるような
ところの内容も多いんですけれども
そういうものを
やってはダメだよねと
改めて言う
必要もないとは思うけれども
そういうことはしないよねと
いうような
03:00
形で禁止事項を明示化して
それを
破ってしまった人に対しては
イエローカードを提示しますよと
そして
イエローカードが2枚
貯まった場合は
今のイメミの
メンバーの
役割が
剥奪されて社員になりますよという形になってますね
イメミの
制度の特徴で言うと
社員になった人には
入社してすぐに
メンバーオプション
契約みたいな
オプション契約が
必ず自動でついてくるみたいな感じになってるんですよね
いわゆる携帯電話の契約において
パケット定額プランみたいなものが
ほぼほぼ自動的に
例えばついてくるみたいな
そんなイメージですね
なので社員の人は入社してすぐに
メンバーオプション契約っていうところが
自動的についてきて
メンバーオプション契約を結ぶと
例えば有給取り放題とか
全員使用制度っていう形で
代表権が移譲されたりとか
勉強し放題制度みたいな
いろんな各種制度が
利用できるようになると
本当にその
Yって感じで
やったら嬉しいみたいな感じなんですけれども
正しいそのイエローカードを
2枚受け取ると
そのメンバーオプション契約が
自動的に解約されてしまうと
強制的に解約されてしまうと
いうような
付帯条件を決めたということになったんですよね
しかもイエローカードっていうのは
メンバー全員が
誰もが出すことができる
あなたイエローカードです
みたいな形で出すことができて
ある意味その周りの人から
監視されるみたいな感じではあるんですけれども
ただし今そのイエローカードをもらったとしても
そのイエローカード出した人が
やっぱ取り下げると
もともとこういう理由でイエローカードを出したけれども
その状態っていうのは
懸念ではなくなったし
そういう行為っていうのは
反省したりとかして
今後コロナ予防っていうことが感じられたから
イエローカードを取り下げますみたいな
そういう形になると
例えば2枚溜まっているカードが
1枚とかに減ったりするので
そうすると
メンバーオプション契約が剥奪されたし
社員に
単社員契約だけの状態っていうところから
またメンバーオプション契約が
くっついてきて
メンバーに戻りますよみたいな感じで
いみみの中ではメンバーと社員
ある意味二重のポジションがある
みたいな状況になってるんですけれども
そのイエローカード制度っていうところを
06:02
正式に導入したのはすぐさまでしたね
アジャイル組織宣言をして
1ヶ月ぐらいですね
でその後に起きたのが
ちょっと面白い話なんですけど
それでイエローカードがあることによって
変な人が現れたとしても
その抑止になるから
ようやくそれで安心できるよね
っていう話になったかと思いきや
その後起きた社内の反応としては
イエローカード制度が
怖いみたいな
おいおいおいみたいな感じで
不安を解消するために
イエローカード制度を導入したんですけど
そのイエローカード制度自体が
さらに怖いみたいな話の
リアクションがあったんですよね
まあ分かるは分かるんですよね
その周りからいつイエローカードを
出されるかも分からないっていう感じで
結構スラックとかでつぶやいてる人もいて
どんだけ不安がってんねん
みたいな話なんですけども
まあそこに関してはもう正直
当時これは時間が解決するもんだ
っていう風に捉えて
特にさらにその不安を解消するような
アクションを取らなかったですね
実際にその後現時点で
その今いるメンバーの人で
イエローカードを他人から受け取っている人
っていうのは一人もいない
一枚もない状態なので
要するに既有なんですよね
既有そういうイエローカードに
抵触するようなことなんて
するはずもないしもらうこともないし
当たり前だよね
何言ってんのみたいな
そういう状態に今はなっているので
イエローカード制度怖いみたいな
反応する人はいないと思うんですけれども
当時はそういう反応があったんですよね
これって結局どういうことかっていうと
例えて言うとですね
例えば仕事上で
白熱した議論になって
自分の意見と違う人と議論になって
ついついなんかこう
言葉じりが荒くなったりとか
感情的に怒りがちょっとね
混じったりとかした場合
することってあるとは思うんですけども
そこから先なんだお前みたいな形で
殴り合いの見解になるってことは
まあないと思うんですよね
うわーみたいな感じで
ふざけんなーみたいな
なぜかっていうと
当たり前って思ってるんですけども皆さん
なぜ当たり前になっているかっていうところを
実は振り返ってみると
それはその
何が刑法とか法律で
そういう人に対して相手に対して
暴力的行為で相手に対してその
怪我をさせるとかそういうところっていうのは
やっぱ犯罪として
明確に法律で定めてるからなんですよね
09:03
捕まっちゃいますからね
でそういったところがある
つまりその法律っていうのは
その人を罰するためにあらず
法律は人を守るためにあると
そういう法律があるから
みんな社会的な動物として
人間として協調性を持って
振る舞うことができるという
まあ人類の英知なわけなんですよね
それとまあこのイエローカード制度っていうのは同じで
そういう抑止があるからこそ
そういう適切な振る舞いをすることができると
いうところなので
人を守るためにあるんですよね
まあだからこそ安心して振る舞える
会社の中で振る舞えるっていうところがあるので
まあそういうイエローカード制度は
そういう位置づけとして捉えてますと
で実はこのイエローカード制度っていうのは
アジャイル組織を宣言する前の
何年か前に
実はちょっと導入してたんですよ
テンプラリーで
その時はどういう風にしてたんですかね
まあどういう風にしてたかっていうと
イエローカードを出す時にどう出すかっていうと
いわゆる就業規則で定める
あの服務規定とかを守らなかった場合に
開国とか訓誡開国
減給懲戒
また開戸とかそういう形で
どんどんどんどん段階を経ながら
懲罰っていうところを与えるような
そういう仕組みが会社にはもう
全部全ての会社に備わってるんですけども
就業規則で定めますけれども
そのいわゆる開国とか
そういう
それに相当するものを
イエローカード的に定めて
バンバンバンバン
出していきますよみたいな
そういう試みを行っていた時期があったんですよね
つまりその
イメミの場合はやっぱりなかなかできなかったんですけども
結果として
昔の会社の書籍とか
いろんなものを見る限りでは
いわゆる始末書みたいなものっていうのを
結構よく会社では発行していたというか
始末書だ
始末書書かされるみたいな
そういうくだりって
いろいろと文章でもあるのを見ていて
そういう始末書っていうのは何かことあるたびに
出さされて
それをもとに反省して振り返って
こういう改めるみたいな
そういうちょっと反省文書けますみたいな
そういう位置づきとして
割と気軽に
昔の会社って出してたなと思っていて
その延長にはやっぱり
人事の記録としてその始末書は残るので
12:03
昇進に影響したり
あるいはそういう
本当にこう
会社に被害を与えるような行為っていうところを繰り返し行う場合は
そこからさらに段階が上がっていって
言及とか
自宅謹慎とか
懲戒みたいな話になっていくのかなとは思うんですけれども
そういう
実際には懲戒とかいかなくて
始末書っていうところでとどまる場合が多いと思うんですけども
イメージとしてはピラミッドの構造があって
底辺の始末書っていうところとか
あるいは注意ですよね
上司からの注意
お前何やってるんだ
注意がもうバンバン飛び交っていって
すごい数がいっぱいあって
その上にちょっと実際にこう
開国とか減給とかそういうのがね
数は少ないけど積み重なっていくみたいなイメージだと思うんですよね
そういう状態であれば
この始末書を出すっていうのも
ある意味気軽にというか
そういうのもらっちゃったかみたいな
しょうがないよねみたいな形で受け取れると思うんですけども
今の多分一般的な会社ってあんまりないと思うんですよね
やっぱりそれはその
解雇とか
会社としてはその労務的なトラブルっていうところを防ぐために
その解雇規制が強い中で
会社都合で解雇をしてもらうとすると
慎重にそういう記録を残しながら
社員の人と向き合って
えー
対応しないといけないっていうところがあるので
逆に言うとその従業員の人からすると
何この
開国は何だとか
この書面ってどういうことですかみたいな形で
割と敏感に受け取るっていうことになってしまうんですよね
出す方も
ここ敏感になりますし受け取る方も結構敏感にそれを捉えると
だからこそ下手にそんなこう
正式な
懲罰
としてのなんかその書類っていうのを出すっていうのはあんまりこう
できないわけなんですよね
逆にこう
上司の人が
あの
その思いつきというか
感情的になってお前みたいな感じで
その人事としての正式な懲罰のその書類を
提示する発行するってやっちゃうと
その論拠はいかんにみたいな形で
それは
権力の乱用じゃないかパワハラじゃないかみたいになりかねないね
その世の中になってきてるので難しいんですよね
そういう始末書をバンバン出すみたいなものが
それもあってその
ちょっと扱いづらいなっていうところもあって
その何年も前に
15:00
イエローカード制みたいなイメージでちょっとバンバン出そうみたいなことをやったんですけども
できませんでしたね
今回はその
いわゆる社員という
そういう
まああのー
契約を解約するいわゆる解雇ですね
する可能性があるそのペナルティとしての
始末書解雇
そういうものではなくて
メンバーオプションが解約されて社員になると
いうところなんですよね
メンバーオプションが解約される
そういうトリガーとなるものがイエローカード制度になっていて
メンバーオプション自体はものすごくなんていうんですかねこう
ものすごくこう
スペシャルボーナスみたいなものすごい良い条件なんですよね
でそれが剥奪されて社員になったとしても
社員
としての
契約自体も一般的な会社と比較してもちょっといいかなっていうぐらいの
全然不遇な扱いではないんですよね
メンバーオプションがすごすぎるっていうだけで
なのでそのイエローカードを提示してその
2枚貯まってメンバーオプションが解約されて社員になる
そうなったとしても必ずしも不利益変更みたいなものにはならないという形で
実際にその労働契約法の専門的な弁護士にもレビューをもらって
この制度っていうところは導入されてるんですけれども
そういう形でね制度設計をすることによって
この解雇規制が強い日本社会において運用上そのペナルティ的な
そういうメッセージを出しにくい状況を生きていくという形で
苦しい状況になっていく中でそれダメだよっていうところを言いやすい
そういうオプションをイエローカード制度によって作り出すことができたので
これは狙い通りではあったんですけれども
でイエローカード制度も浸透しイエローカードなんてもらわないよね
みたいな状況になったタイミングでようやく
いめいめで試みているのはそのイエローカードを冗談で出し合おうと
実際にはイエローカードは提示しないというか発行しないんですけれども
なんかちょっとね政治行為を見つけたりとか
含む規定に違反するような行為を見つけた時に
それパワハラやみたいなそれセクハラやとか
全然技術検査を行ってないねとかそれ政治行為やねとか
そういうものをね冗談で言い合えるイエローカードイエローカードやみたいな形で
冗談で言えるような雰囲気っていうところが
あのを構築したくてイエローカードをそういう風に
捉えるようにコンテクスト文脈を作ってるっていうのが今の状態なんですけども
18:00
それ何かっていうとピラミッドに例えるとイエローカードも
とはいえ実際に提示する本当に正式発行することはないのでないですけども
じゃあそれをこう提示はしないけどちょっと冗談で言うっていうことを
気軽に使えることによってメッセージとして
その行為はイエローカードを出すまでには至らないけれども
それ以上やったらダメだよみたいなそういうメッセージを伝えるのに役立つんですよね
なので冗談でそういう言い合えるような雰囲気づくりっていうのを大事にしていて
多くの会社っていうのはその例えばセクハラとかもそうなんですけれども
そのねちょっとした女性例えば社員に対してちょっとした発言をすることでセクハラだみたいな形の風
すごいぴりぴりとした風潮があると何も言えなくなってしまうというところもあると思うんですよね
それってのはちょっと異常なそういう関係性とか異常な風度だっていうところもあるので
そうではなくてお互いに踏み込むべきところはやっぱり踏み込む
ただしそのそれ以上踏み込んじゃダメだよっていうときにちゃんとメッセージとして注意することができるっていう
その両方の関係が成り立つことですごくタクシーが裂けるっていうところがあるんですよね
行動の制約が少なくなって
どんどんどんどんいろんな形で
選択の大胆に相手に対して踏み込んだり
っていうところもできますし
踏み込みすぎたなと思った場合は
それを退けることもできるみたいな形で
関係性に深みがやっぱり出るんですよね
なので冗談でも言い合えるっていうことを
大事にしてイエローカード制度を位置づけてますね
このあたりはですね
関西で言うと
よく子供の間で冗談で言い合ったりするんですよね
ちょっと喧嘩みたいな状況になった時に
よく言うのが
ごめんですんだら警察いらんわ
ごめんですんだら警察いらんわ
っていうのをよく言ったりするんですよ
これってどういうことかなって
結構ずっと考えてて
なんかよく言うなみたいな
ちょっとイラっとした時に
そんなのごめんって言われて
ごめんごめんみたいな感じで言われた時に
ごめんですんだら警察いらんわみたいな形で
その半端ちょっと怒りながらも
ちょっと冗談まじで言う時もあるんですけども
結構これはどういう意味かっていうと
ごめんですんだら警察いらんわっていうのは
ちょっと論理的には少し違っていて
実は警察がいるからごめんですむんですよね
刑法とか法律があって
法律があるだけじゃダメで
その監視する警察がいて
警察がいて
取り締まったり見守っている中で
犯罪行為があれば
犯罪ですよねっていう形で取り締まり
処罰を受ける可能性があると
警察がいるから
21:01
喧嘩腰になったとしても
殴り合いにはならないわけじゃないですか
口論が発展して
一般的にはですけども
警察がいるからごめんですむと
いうことを言ってるわけなんですよね
でもその話の続きは
そこから先にあって
ごめんです
警察がいるからごめんですむんや
けれども
ごめんですむと
ただしそれ以上やったら
ごめんでは済まないよ
警察の厄介になるかもよ
みたいな
そういうメッセージが
暗喩というか
示唆されているんですよね
メタメッセージと呼ばれるもので
実際の表向きのメッセージの裏にある
メッセージが
含まれているんですよね
それがサブリミナル的に
相手に伝えるんですよね
それ以上やったらどうなるか
分かってるやろなみたいな
そういうことなんですよね
冗談まじりに言いながらやることで
ああこれ以上踏み込んだらやばいんやな
みたいな
そういうところをお互いに
察するわけなんですけれども
イエローカードも同じような感じですね
それイエローカード
セクハラでイエローカードですよ
みたいな感じで
例えば女性サインが言いますと
ごめんごめんみたいな感じで
謝りますと
その言い方によって
ちょっとちょっと
もう本当にイエローカード出すよ
みたいな感じになった時に
あっこれはやばいんやな
っていう話になるわけなんですよね
やっぱそのメタメッセージっていうとこ
やっぱ重要で
まあそういうね
こう段階
ペナルティーというかね
注意からペナルティーへの
このグラディエーションが
段階的に行われることで
あーこれ以上やったらダメなんだな
っていうのが気づきやすくなるんですよね
やっぱりね今のこう
まあわかんないですけどね
そういうセクハラパワハラ
何ハラみたいな形で
いっぱいある中で
こう息苦しくなってしまう会社
あるいは社会っていうのは
結構ね
どんどんどんどん進んでいて
行動の制約ってものすごいあって
息苦しくなってしまうと思うので
そうではないというところを
目指すために
このイエローカード制度っていうところを
こうねうまく使うっていうのを
やっているのが
いめいめの取り組みになってますね
という形で
イエローカード制度の説明でした
23:30

コメント

スクロール