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はい、ということでみなさんこんにちは。ライズプランのTAKEDAと申します。
建設業を持ち上げて楽しい仕事にするために、YouTubeチャンネル建設業を持ち上げるTVを運営したり、
現場ラボというサイトでですね、若手育成、そして現場の効率化をサポートしたりしております。
この番組は建設業界の最新ニュースだったり、施工管理の仕事術、YouTubeの裏話などなど、
様々な取り組み、考え方みたいなものを車で運転する空き時間を使ってお送りさせていただいております。
なので、多少の雑音につきましてご容赦いただきたいと思います。
本日は、2022年3月15日ということで火曜日になります。
昨日ですね、土曜の夜は、間違った、月曜の夜はTAKEDAのライブということで、
YouTubeライブを開催させていただきました。
昨日もね、同時視聴数で35名、最終的には260名の方がライブ配信に来ていただきまして、
非常に楽しい時間を過ごさせていただきました。ありがとうございました。
昨日のお話、そんなに深く話するつもりはなかったですけども、
一応就活生に向けて、ちょっとでもためになることをしゃべりましょうかっていう、
ざっくりとした内容だったんですけど、
それでもね、就職どうなの、インターンシップってどうなのみたいな話を、
いろいろできたのは有意義だったかなというふうに思ったりはしております。
昨日来てくれた人たちの中では、もう来年、この4月から入社するんですっていうタイプの人もいましたし、
僕と同い年なんですっていう人も数人見ましたよねというところで、
なんとなく建設業界の状態が見えてきたかなというふうな感じがしております。
若手層って、今一番人数が少ないと言われているこの若手層につきましては、
情報が欲しいよというふうに思ってみてくれている人が多かったりします。
そして僕らの年代というのは、変わりたいと思っている。
建設業を変えていかなきゃっていうふうに責任感を持って、
いろいろ試行錯誤している世代なので、
多分僕の考えに共感してくれているっていうのは、
何かしら変えていかなきゃいけないなと思っているからだと思うので、
そういう人たちもいるよね。
一番視聴者の少ない層というのが20代後半から30代前半ぐらいなんですけども、
ここがおそらく僕は超繁忙層というふうに思っているんですけど、
忙しいから気力が出ませんと、
そんなyoutubeなんて見てる暇ありませんみたいなことなのじゃないかなって思ったりしているんですけど、
結果あまりそこの視聴者がいないという状況になってございます。
それでもいろんな人に届いてくれればいいなということで、
いろんなコンテンツを配信していきたいなというふうに思ってはいますし、
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この取り組みというのがいつかどんどん輪を広げて、
建設業界をどんどん変革していきたいなというふうに、
その起爆座になればいいなと思いながら、
いつも僕は配信活動をしております。
そんな中、建設業を持ち上げるTVにつきましては、
youtubeチャンネルの登録者数が無事4,000人を突破しましたということで、
ご報告させていただきます。
割とスローペースなんです。
僕の場合は伸ばそうというコンテンツが非常に少ないので、
いわゆる伸びやすいコンテンツを作っていたかったりするので、
超スローペースなんです。
ただ、その代わりにものすごくディープなというか、
ファンになってくれるというか、
そういう人たちが多いなという印象なんですが、
そんな中でも4,000人の方が登録していただいて、
僕のコンテンツを待ってくれている人がいるというのは、
僕の原動力にもなりますし、
ありがたいなというふうに思っております。
ということで、本日の冒頭はこの辺にしておきましょう。
それでは今日も三部構成になります。
もう今一部オープニングになりましたので、
続きましては最新ニュース、そしてその後は竹田の考えていること、
取り組みなどなどについてのお話になっていきます。
それでは本日も進めていきましょう。
竹田の作業日報
はい、ということでここからは建設業の最新ニュースについてのお話になっていきます。
今回ご紹介するものは何かと言いますと、
ライカジオシステムズさんという会社になるんですが、
そこの会社がですね、歩きながら周囲の3Dデータを取得するレーザースキャナーを開発しましたということで、
このニュース結構前から出てはいたんですけども、
2021年に開発完了しますよという話でしたが、
この度ですね、しっかりと開発が完了しまして、
7月頃に発売予定だよということで出てきましたので、
改めて皆さんにご紹介させていただきたいなというふうに思います。
機種名はですね、ライカBLK2GOということで、
これどういうものなのかというと、
700グラムくらいのカプセル状のものなんですけど、
そこに取っ手がついているんですよ。
その手で握った状態でただただ歩くんです。
歩きながら周りにレーザーをバーッと飛ばしていって、
そこでとりあえずレーザーをビュッと一本飛ばして
跳ね返ってきたものの距離感とかね、
ものが分かればそのデータを取得することができますよね。
その点がいっぱいあればあるほど立体的にデータ化することができますよね。
それを1秒間に42万点ぐらいのスキャンが可能なものであって、
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要はあらゆる空間、
例えば自分から位置から順番に組み上げて
点に対して数値を入力してみたいな3Dデータというものを
今までは作ることはできたんですけど、
それをより複雑なものでもより正確に
3Dデータ化することができるんだよというような技術になるんです。
しかも歩いていくその間に全てのデータのスキャンが
歩いている空間、全てを認識させることができるんだよ
というのがこのシステムになるんですよ。
よく使われているのは例えば土木とかで
広大な敷地の測量を行うのにドローンを飛ばして
ドローンからレーザーを地表に向かって照射しますよ
というのを跳ね返ってきたものを取得して
というのをやることによって地形のデータを取り入れましょう。
そこに建物を計画していきましょうというものがあったんですけども
それの手で持って歩く版だと思っていただければいいんじゃないかな
というふうに思うんですよ。
これは画素数的な1200万画素ということで
ものすごい高性能のカメラに対して
パノラマカメラみたいなものが付いている状態
そして画像として認識するようなカメラも中に内蔵している状態で
ものすごい膨大な量のデータを取得することができる。
そしてそれができるとパソコン上で同じモデルというものを
3D上で作ることができるんだよねっていうものなんですよ。
ざっくり言うと測量がメインのシステムではあるんですけども
より複雑な状態で今現時点でどういうことが起きているのかというのを
パソコンの中で表現することによって
あらゆる計画だとかあらゆる確認ができるようになるんだよということになるんです。
そうだなパッと思い浮かぶのは例えばその災害現場みたいなね
例えば間もなく崩れそうな建物があるんですっていう時に
中にロボットみたいなロボットというか
そういうものをコンと中に差し込んでいって
移動するごとに周りのデータを取得していって
出てきてそのデータを解析することによって
今中で何が起きているのかということが分かったりしますよねというようなものだったり
あとはねワンガン工事とかでテトラポッドを設置するときに
より高性能なというか精度高く
そのテトラポッドの今の状況を認識することによって
正確に積み上げていくというような計算をしてみたりだとか
ということができますあとは工事現場とかでね
この歩いている空間を全部認識することもできますので
当然測量もできますよねっていうのもありますがVRだとか
ARだとかそういうもののコンテンツの制作をするっていうのにも
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役立つことになります例えば螺旋階段とか吹き抜けとか
めっちゃいろんな部屋があるんだよねみたいなところだったり
そういうより複雑になればなるほどこれはですね
かなり機能してくるんじゃないかなというふうに思ったりします
こういう技術がどんどんと
今までデータキャドウとか平面でしかなかったものが
3D化するのが当たり前になってきた中で
その3D化するという技術をより簡単に
計測できる機械がどんどん生まれてきていると
これがロボットみたいなものとくっついてくると
どんな機械がどうなっているのかというのを解析しながらデータ化しながら進めることができますし
距離感も完璧に掴むことができるような
そういう機械がどんどん出てきておりますので
僕の頭の中ではどこまで
活用ができるのかというのがいまいち見えてはいませんが
将来的には現場監督というのは当然現地にいて
管理するようなものになりますのでそこにいなくても
同じようなレベルで再現された空間の中で
現地をコントロールすることができるようになっていくんじゃないかなという
未来を感じた技術なものですから皆さんにご紹介させていただきました
今日のピックアップにつきましては
3Dスキャナー持って歩くタイプの
3DスキャナーLeica BLK2GO
についてのお話をさせていただきました
ということでここからは
竹田のお話を聞いてくださいという回にしたいと思います
今回のお話は何かと言いますと
先輩をうまく
使いましょうという話になっていきます
以前YouTubeでもあげたことがあるんですけど
もう少しわかりやすく
思うところでお話させていただきたいと思います
世の中は進歩しています
どう考えたって進歩しているんですよ
日々新しい技術が生まれてみたり
昨日よりも今日の方が便利になってみたり
世の中というのは人間が生活しやすい環境を
整えていっている状況でございます
人間は例えば火を起こすために
木と木を擦り合わせてそこから出てくる摩擦熱を
利用して火を起こすという術を
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覚えました。その前は雷でたまたま燃えた火から
スタートしたらしいんですけど
火を起こすという術を覚えたわけです
もしもこの状態で火を起こす術を覚えたまま
次の世代にもその火の起こし方を教えて
次の世代にもその火の起こし方を
同じことを繰り返していたとすると
そこに進化はないですよね
Aさんが手に豆をいっぱい作りながら
なんとか木と木を擦り合わせて火を起こしたとする
でも次の子供のBくんにつきましては
Bくんはもっと効率的にする方法はないか
そこにツタみたいなのを巻き付けて
ゴシゴシすることで手を全然痛くしなくても
火を起こすことができるよねというものを開発しました
そして次そこの子供のCくんは
それではなくてもっと自動的にウィーンと回るようなことができないかということで
他の作業をしているついでに火も起きちゃう
みたいな仕組みを作りました
要は日進月歩です
前の世代の人と同じことをやっても進化はないんですが
前の人たちがやっていたことをより簡易的に簡単にできるように
そして効率的にできるように工夫をした結果
進化というのが生まれていくんです
最終的にはライターみたいなものが出てきたりすることになるわけですが
前の世代の前の先輩たちと同じことをやっていては
絶対にこのライターには行き着かなかったというのはお分かりですね
当たり前の理屈です
そういうふうに考えていくと基本的には
皆さんの先輩がいますよね
その先輩がやっていること先輩が歩んできたその道というものを
丸切り模倣するとどうなるのかというと
絶対に先輩が1年生でやっていたこと
5年生でやっていたこと10年生でやっていたことを
当然先輩が教えてくるわけですが
それと全く同じ歩み方をしていたとして
同じところを延々ループしているということになるんです
お分かりですか?
だから先輩は後輩に教えるときには
自分が歩んだ結果出てきた
効率的なやり方を教えなければいけないということになるんです
そうじゃないと会社は発展していかないですし
人間というのも進化しないことになるんです
だから先輩と同じ年数で同じところに到達している場合じゃないんだぞ
という話なんですよ
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それをより効率的に後輩は進化していくことが
責任と言ってもいいぐらい
人間の進歩に対しては若い人が年寄りを抜いていかなきゃいけないわけですよ
子どもというのは親を抜かなければいけないんです
そういうループによって進化しているわけですから
より効率的に先輩たちの技術というものを盗んで
例えば先輩が10年で到達したのであれば
皆さんは5年で到達しなければいけないというような気概を持って
どんどん前に進んでいかなければいけないということになるんです
そこで極論
若手はどういうふうな思考プロセスでいけばいいのかというと
先輩は使いなさいということなんです
何度も言いますが先輩が偉いんじゃないんです
後輩は先輩を抜いていかなければいけないので
大切にしなければいけないのは先輩よりも後輩なんです
もう経験したことよりも
これから経験していくことの方が価値が大きいんです
だから先輩の責務というか先輩の感覚としては
今俺がやっている効率的な方法を見つけたとなった時に
まっすぐさま後輩とシェアしなければいけません
そうすると進化が加速していつか自分を抜いてくれる
頼もしい後輩が生まれてくるわけです
というのは今先輩がやっていることだけを
淡々と言われたことだけをやっていても進化がないんです
だからどうするのかというと先輩にガンガン聞くんです
聞くというか盗むんです盗むというか使うんです
参考書一冊分の能力をおそらく
簡単に先輩は持っているわけです
その参考書としてここ分からないなと思った時にさらっと聞いていく
そのさらっと聞いて答えてくれた内容というのは
実は先輩が数年かけてたどり着いた境地なのかもしれないが
そのたどり着いた境地の部分おいしいところだけを
若手は先輩を使うことによって
ガンガン吸収していってほしいなというふうに思います
こういうふうに皆さんが今度は後輩ができた時には
それをいろんな技術を吸収した上で出てくる
その上積み益というものをちゃんと若手に教えなければいけません
そして若手には先輩は使うものなんだというふうな魂を
植え付けなければいけませんというふうに
脈々と次へ次へ次へというふうに渡していくことによって
進化というのが生まれていくんですよ
先輩は手で積算を計算していただから俺も手で計算しよう
って言ってる場合じゃないです
ここの時代にはソフトが生まれてきたんだから
手で計算しなくても出てくるんだぞ
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だから手でやることは覚えなくてもいいと教えるのがおそらく正解
理屈がわからないのであれば理屈を教えてあげるんです
わざわざやって
体験してみるという必要性はなくて
効率的なことだけをひたすら覚えていきましょう
電子レンジの使い方が分かっていれば
わざわざご飯を温める方法というのを
火で教える必要はないんですよ
電子レンジで温めるものなのっていうのを分かった上で
電子レンジの使い方が分かっていればご飯は温めることができるじゃないですか
それでいいんです世の中の進化というのは
少なくとも僕は棒でコロコロやって火を起こせば
棒でコロコロやって火を起こす方法なんて知らないけど
火を起こすことができるんですよ
そのぐらい新しいことだけを教えてもちゃんと生きていく
そういう社会を若者は生きていきますので根本を教えるんじゃなくて
ちゃんと上積み液だけを使ってよりもっと違った形のものを
生み出していくという方向に注力させるべきなんじゃないかなと思います
そして若手後輩側につきましては
花火そびれているものはないかという風に探して
どんどん新しい技術を吸収してそれを効率的にできるようにして
他の技術と掛け合わせて新しいテイストを作り出していくということを
やらなければいけないんじゃないかなっていうのが
僕のお話になります
進化というのは仙台を越えるものになります
そうしなければ進化は訪れません
先輩が入っている昨今につきましては
より効率的に技術を盗むために先輩をガンガン使っていって欲しいなという風な
お話が今回のお話でございました
先輩に遠慮している場合じゃないです
抜いていかなければダメなんですよ
抜くために効率的に学んでいきましょうねというお話でございました
ぜひ参考にしていただきたいなと思います
最後までご視聴いただきましてありがとうございました
また明日の放送でお会いいたしましょう
それでは全国の建設業の皆様本日も