1. 【建設業を持ち上げろ】立入禁止の向こう側
  2. #340 ◆施工管理は何もできない..
2023-01-18 16:17

#340 ◆施工管理は何もできないから大きな仕事【建設業を持ち上げる】たけだの作業日報

こんにちは!17年の現場監督を経て起業し、3年目を迎えた【現場ラボ】のたけだです。
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#現場監督 #施工管理 #建築 #起業 #若手教育 #建設業
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みなさん、おはようございます。ライズプラのTAKEDAと申します。
本日は、2023年1月18日の水曜日ということで、お送りしていきましょう。
この番組は、建設業界をワクワクする業界に、現場ラボの提供でお送りさせていただきます。
昨日、YouTubeで配信させていただいた、
楽さがあることが達成感に繋がるよ、厳しい後期の後の達成感ってこういう理屈なんだよ、みたいなことを説明した動画があるんですが、
そっちが全然反響がないんです。
なんて言えばいいんでしょうか。全然、なんだこれと思ったんだと思うんですよ。
で、別にいいんです。いいねボタンがあまりに少ないんです。びっくりするくらい。
そういう反響かと思ったんですけど、よくよく考えてみたんです。
そしたら、思い当たる節がありまして、
何かって、最近YouTubeと音声配信で出している内容と、それが終わった後にGLAで配信をしますっていう内容に2分しているというか、
1本の動画みたいなものを撮って、半分に分けている感じにしてるんですよ。
そうすると、頭の中で2つのことが浮かんでくるわけです。
前半で喋る内容と後半で喋る内容と分けていくんですよ。
僕はあくまでコミュニティファースト、小池栃次みたいですね。
コミュニティを僕が運営している以上、基本的にはコミュニティに全面としていくというような考え方に立っておりますので、
コミュニティ側の方で配信するやつの方が、当然情報量がめちゃくちゃ濃いんです。
結果、YouTubeとか音声で配信する側の内容が薄くなっているなというふうに僕は気づきました。
なので、大変申し訳ありません。
いろんなことを新しいチャレンジなので、うまく両輪で走らせられていないと。
こっちに注目すると、こっちがおだなりになって、こっちに注目すると、こっちがおだなりになっての状態になってしまって、
今、GLA側の配信の内容はですね、かなり僕の中では凄まじい内容を喋っているつもりなんです。
結果として、YouTube側とかを流してしまっているのかもしれないと、そんなつもりはないです。全然ないんですけど、
改めて考えてみると、そういう嫌いがあるのかもしれないなというふうに思いまして、
ちょっと今、しっかりしなきゃいけないというふうに感じたというお話でございます。
ちゃんとしていきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。
話は全然変わりまして、今現在トカチはですね、曇り空で気温としてはマイナス12度を指しているんですけども、
一応最低気温はマイナス16度くらいだったみたいですね。
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でね、僕昔から比べると、なんかもっと昔寒かったような気がするよなというふうに思ってはいたんですが、
そのさらに昔、僕らの親世代の人たちが話をよく聞くんですよ。
白樺の森みたいなのがあるんですね。北海道には白樺がいっぱい生えているんですけども。
白樺って割りかしですね、水分を多く含んでいる樹木らしく、マイナス30度を下回ると森の中からパーンっていう裂ける音というか、割れる音が聞こえてくるんですって。
要は樹木の中身が凍ってしまうと、水が凍ると膨張するじゃないですか。
膨張すると、幹の太さの形のままキープすることができなくなって、そして割れてしまうというか裂けてしまうというような現象が起きて、
その時の破裂音みたいなものがパーンって言うらしいんですよ。
その音が森に響き渡るみたいなことをよく聞いたって僕の親父世代の人たちが言うんですけども、
僕はそれは経験したことがないのであれなんですけど、どうやらマイナス30度下回るとそういうような現象が起き始めるらしいという話なんです。
そういうふうに考えていくと、昔よりは少し暖かくなってきているのかなというような感じがしますが、それでもマイナス20度は寒いですよね。
暖かくなってくれてよかったなというふうに思ったりします。
これをね、温暖化のせいなんだとか二酸化炭素がどうのというふうにあいにひも付けるようなことは僕はしませんが、
それでもね、昔に比べるとすごく暖かくなっているのかなというような感じはします。
だから何という結論は特にありませんが、それでも寒い国に越したことは寒い寒いに変わりはないわけで、
子どもたちが元気な姿で学校に行こうと、ものすごい気こんで学校に行こうとしている姿を見ると、
頑張れよというふうに思うのはやっぱり親心だなというふうに思ったりしました。
俺の時はもっと寒かったんだみたいなね、そういう卑屈な気持ちには頑張っている子どもがいるとどうもならないなというような感じがしますので、
頑張ってくれればなと思ったりしております。
はい、ということでどうでもいい話はさておき、今回も本題の方に進めていきたいと思いますので、
ぜひ最後までご視聴いただければというふうに思います。
さあ、それでは始めていきましょう。準備はよろしいでしょうか。始めていきます。竹田の作業日報。
はい、皆さんおはようございます。スライズプラの竹田と申します。
建設業を持ち上げて楽しい仕事にするために、YouTubeチャンネル建設業を持ち上げるTVを運営したり、
現場ラボというサイトでは若手の育成、働き方改革のサポートをしたりしております。
この番組では建設業界の様々な話題や部下育成の話、働き方改革の取り組み、仕事力を上げる考え方などなど、
車で運転する空き時間を使ってお送りさせていただいております。
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なので、多少の雑音につきましては、ご容赦いただきたいというふうに思います。
というところで、本日も本題の方に進めていきましょう。
今日の本題は何かと言いますと、何もできない、だから大きな仕事。
これが施工管理なんですよ、というお話をさせていただきたいというふうに思います。
特にですね、僕が小さい頃じゃない、若い頃、若い頃、入りたての頃に、
よく考えたことではあるんですが、例えば大きな地震が起きましたってなった時に、
大工さんは家を建てるみたいなことで貢献できますよね。
鉄筋屋さんだって鉄筋を組み立てるっていうスキルを持っております。
壁紙を貼る人、クロス屋さんだってクロスを貼ることができますし、
いろんなことに貢献ができるが、施工管理って何やんのっていう、
結局何ができるのっていうのがよくわからなかったと。
そういう風なところで悩んだわけじゃないんですけども、すごく不思議に思ったということがありまして、
じゃあ施工管理のすごさってどこなのっていうところについて、
今回お話をさせていただきたいというふうに思いますので、
ぜひ最後までお聞きいただければなというふうに思います。
始まる前に少しだけお知らせさせてください。
現場ラボではですね、2023年の4月開校および6月開校ということで、
新人スキルアップ研修というものを開催させていただいております。
図面の読み方だとかね、そういうようなものをお送りする、そんなオンラインの研修なんですよ。
一応店員が15名、15名の少人数制で進んでいるわけですが、
まだ空きがございますので、もしも新人研修検討中の方がいらっしゃれば、
皆さんの先輩たちの仕事を少しでも楽にするために、
教育ってなかなかに大変なものですから、
その底上げを僕の方に任せていただければなというふうに思っておりますので、
ぜひ一度現場ラボということで調べていただければなというふうに思っておりますので、
よろしくお願いいたします。
はい、ということで引き続き本題の方に進めていきますが、
結局僕らね、施工管理の仕事は何ですかって言われると、
まとめ役であり、指示を出す側であり、調整役であり、
言ってしまえば頭と言葉ぐらいのこと、
まあパソコンも使ってますけども、
基本的には伝える、もしくは伝わる、
そういう調整的な役割を持っているのが、
僕ら施工管理というものの仕事になるわけですよ。
だからこそ結局何もできないんです。
本当にいざという時に釘一本打つことができないですし、
できる人もいますけどね、一本ぐらい打ってますか?
だけどどこに打ったら有効なのかっていうところのノウハウはわかっていても、
うまくやる術がないんですよね。
丸ノコをうまく使えと言われてもなかなか難しいですし、
ハッカーを器用に回せと言われてもなかなか難しいじゃないですか。
溶接もできないですね。
結局僕ら施工管理というのは何もできないんです。
だけど何もできない。
だからこそ大きい仕事ができるんですよ。
っていうのって感覚わかりますかね。
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単純な話ですけども、
一人で自分で何かをやろうと思った時に、
自分でやれることなんて限られてると思いません。
やっぱりチームで大きなことを、
仮に成し得たとしても、成し得ることができたとしても、
それを分解していって自分じゃ何をやってたのかって話になると、
ごくごく小さなことしか人間ってできていないんですよ。
だから何かができる。
だから大きな仕事ができる。
っていうのは基本的なイコールじゃないんですよ。
そうじゃなくて、僕らの場合は基本的には何もできないんです。
何もできないんですが、多くのことを知っていて、
そして多くの人間をつなぐことができて、
そして大きな金額を動かすことができてっていう風に、
物理的に何かをするというよりも、
人と人とのつながりとかね、
物と人とのつながり、
それをうまく潤滑油的に入っていくことができる仕事っていうのが、
この施工管理という仕事だという風に僕は思っているんです。
視野が自分の手元、自分が今やっていることに集中している職人さんは、
その仕事が全然否定するつもりは全くありません。
職人さんの仕事は素晴らしい仕事だと思うんですが、
でも自分で、自分の力で、自分の体で、
自分の体一つで腕一本でやれることっていうのは、
実際には限られていますよね。
自分の腕一本だけで高層ビルを建てろと言われたら、
それは無理な話じゃないですか。
やっぱりたくさんの人間の小さな仕事の塊というものを集めて出来上がったものが、
大きな建物であり、大きな工作物であり、道路であり、
そういうインフラなわけじゃないですか。
それを僕らは調整するんです。
調整するっていうことは、つまりは物理的に作業をしていないんですよ。
していないんだけど、していないからこそ、
多くの人間の動きを管理することもできて、
そしてプロデュースしていくこともできるし、
調整を取ることもできるんです。
もしも自分が何か仕事を、自分の手元の仕事をしっかりとやってしまうということになると、
結局俯瞰してみる人っていうのがいなくなってしまうので、
みんながバラバラの仕事をし始めるんです。
一つの目的に向かって進まなければいけないという風になった時に、
みんな手元の仕事に集中してもらえるような状況を作るからこそ、
それぞれのセクションで自分のやらなければいけない仕事を網羅してしっかりと行うということをやることにより、
結果として大きな仕事をすることができる話なんです。
僕らが手元を見ていたら、外が見れなくなりますね。
外が見れているから大きな仕事を進められるのであって、
外側を見ているということは、つまり手元が見れないということと同義なんです。
簡単に言うと、大きな仕事をやろうと思った時には、自分の視野が大きくなければいけないということです。
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手元ばかりを見ている人にとってみると、
大きな仕事というのは自分の能力値以上のものを発揮することができないのに対し、
僕らは能力値がそもそもないから、
だからたくさんの人の力を借りることによって、
より大きなことを成し得ることができるという考え方です。
施工管理って、基本的には人間を相手に仕事をしております。
建物を相手にしているように感じるかもしれませんが、
僕らが相手にしているのですべて人間なんですよ。
人間に動いてもらって作ってもらうというようなところ。
そこを自分が動くという発想になってしまうと、どんどんスケール感は小さくなります。
自分のことじゃない、自分のできる範囲、分かっている範囲のことを
仕事をせずにやってもらうからこそ、大きな仕事ができるって話になるんですよ。
同じことばかり繰り返してますけど、わかりますかね?
ちょっと難しいかな。
要は、自分で率先して現場で片付けをしているみたいな所長がいたとしましょうか。
そういう所長っていうのは、たぶん1億円くらいが限界かな?
感覚なのでわかりませんが、そのくらいの規模感です。
だけど、あの所長は何もしていないなっていう所長っていうのは、
おそらく100億200億円だったとしても任せることができるような
そういう大きな視野を持っている。
細かいことにとらわれすぎずに、俯瞰して全体を見ることができるからこそ
大きな仕事ができるんです。
極論、自分は何もできない、だからこそ大きな仕事ができるんだよっていう
ここが施工管理の醍醐味というものになるんですよ。
施工管理は職人以上の能力値がなければいけないなんてことはありませんし、
じゃあお前やってみろよ、みたいなことをたまに罵声のように言われたりもしますが
できないよと。だってできないんだもんっていう。
だってだからできないからお願いしてるでしょって。
お願いする時には好き放題やってくれってことにならないじゃないですか。
ならないからこういうグーな形で、こういう方針で
ここのセクションをやってもらえませんかねっていう風にお願いしてるのに
じゃあお前がやってみろよって言われるとすごく悲しい気持ちになるんですよね。
できないんです。できないからちょっと偉そうな口を聞いて申し訳ありませんでした。
ただできないからこういうようなことやってもらえませんかねって
依頼させていただいてるんですということになるんです。
だから何度も何度も繰り返し申し訳ありません。
僕らは何もできないんです。物理的には何もできないんです。
だけど知っているとか方針が分かっている、施術がどうしたいのかを知っている
それを伝えることができるという能力が僕ら施工管理の能力であって
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結局はそれができるかその俯瞰してみる
自分が率先してやることができないだから大きな仕事ができる
素晴らしい仕事なんだよということを分かっていただきたいなというのが今回の趣旨でございます。
施工管理って何もできるんじゃないかって思っていた若い頃の僕にはもう堂々と言いたい
だからでっかい仕事できるんでしょっていう風なところを分かっていただければ
少しねこの仕事が好きになっていただけるんじゃないかなっていう風に思いますし
この仕事の素晴らしさっていうものを分かっていただきたい
いきなりチームリーダーになるわけですから
やっぱりチームリーダーっていうのは作業をしてはいけないんです
作業をしてしまうとチームリーダーが作業をしていると
その時の周りの状況が見えてないことになりますので
それだとなかなかね現場をコントロールすることはできなくなりますので
できたとしてもやってはいけないのが施工管理なんだという風に僕は思っております
はいということで本日も最後までご視聴いただきましてありがとうございました
また明日の放送でお会いいたしましょう
今日はゲームアラボアカデミー側の配信はなしということになりますので
ここで終わりたいという風に思います
はいということで本日の放送は以上にさせていただきます
また次回の放送でお会いいたしましょう
それでは全国の研修事業の皆様本日もご安全に
16:17

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