1. 【建設業を持ち上げる】立入禁止の向こう側
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2022-06-02 17:56

#120 ◆自然に育つ部下に仕上げる「疑問力」【建設業を持ち上げる】たけだの作業日報

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#現場監督 #施工管理 #建築 #起業 #若手教育 #建設業
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はい、皆さんおはようございます。Raise PLANのTAKEDAと申します。
おはようございます、というか今日はね、こんにちはなんですけどね。
本日は2022年6月2日、木曜日ということで放送させていただきます。
今日から、若手キソロカップ研修ということで、新人研修系の第3期ということでスタートいたしました。
今回は8名の方がとりあえずご参戦ということで、
受講者が、受講生が8人でスタートさせていただきました。
今後、7月からまたさらにね、7、8人増えて、最終10何人でお送りしていくような形になるわけですけども、
本日は初日ということでお送りしておりました。
なので、木曜日と金曜日につきましては、朝ではなくて昼以降の放送ということになりますので、
もしも皆さん楽しみにされている方がいらっしゃれば、その辺ご了承いただきたいと思います。
今日はですね、その研修について感じたことがあるんですが、
女性が多い。今回はですね、8人中3名が女性で、1人が中国の方なんですよ。
日本語は他社なので問題はないんですけども、なんかあれですね、絵面に花があるなという。
男がダメと言ってるわけじゃないんですけども、やっぱり男をしているよりも少し花があるといいなという風に感じましたし、
そういう関係で、皆さんの雰囲気も良くなるという感じが良いなという風に感じております。
やっぱり音度差はありまして、ガシガシ聴くとか、ちゃんと表情豊かに聴くという人もいれば、ずっと無表情な方もいるんですけども、
最初にね、一番最初なので、まずはわけわかんないという部分もあると思うんですけども、
今回は一応ガイダンスなんで、結構僕が喋ることが多いんです。
なので飽き飽きしている感じはありましたが、それでも最後まで一生懸命集中して聴いていただいたということで感謝申し上げます。
次回もね、多分喋ることが多くなってくると思うんだけども、次回あたりから少しずつ皆さんの発表の場というのを設けながら、
結局インプットをするためにアウトプットしなければ覚えれないんですよ。
なのでアウトプットをどんどんしてもらいながら積極的に話ができる。
そして自由に質問しても大丈夫なんだなという空気を僕がいかに作れるのかというのが勝負になりますので、
大人数になってきますので、少しずつやり方も工夫していかなければいけませんが、
そんな感じで楽しみながらお送りしたいなというふうに思った次第でございます。
明日については新人スキルアップ研修の方で、午前中はまた研修という加工になっていきます。
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少しずつ僕の中ではビジネスというものが少しずつちゃんと組み立てられてきていて、
これでもうとりあえず食べられるので、あとは好きな方向に力を、リソースを割いても大丈夫な状況を作れているので、
そんなことで頑張っていきたいなというふうに思っております。
はい、ということで本日も放送を進めていきましょう。
武田の作業日報
はい、みなさん改めましてこんにちは。ライトプラの武田と申します。
建設業を持ち上げて楽しい仕事にするために、建設業を持ち上げるTVを運営したり、
現場ラボというサイトで若手育成、働き方改革の取り組みなどをサポートさせていただいております。
この番組では建設業界の様々な取り組みの話、話題だったり、
働き方改革の取り組み、部下育成の話などなど、その辺を中心でお話をさせていただいておりますが、
車で運転する空き時間を使ってお送りしておりますので、多少の雑音につきましてはご容赦いただきたいというふうに思います。
本日も本題に入っていきたいと思います。
今回の本題は何かというと、疑問を持つというスキルを持ってもらうためにというようなお話をさせていただきます。
本題に入る前に少しだけお知らせを挟ませてください。
6月25日から始まっていきます現場ラボアカデミーということで、来週多分末頃になると思いますが、正式に告知をさせていただきたいと思います。
それは日をもって、一応入学パスというものを購入できるようになっていくと思いますが、
その前段階でまだ購入された方がもういらっしゃるんですけども、その方たちにつきましてはちょっと申し訳ありませんが、一旦キャンセルさせていただいております。
正式にアナウンスしないと思ったのと違うということになりかねませんので、しっかり説明をした上で参加を決めていただければなと思っております。
募集期間は2週間くらいになりますので、その間にいろんな人に告知をしていきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。
本題の方に進めていきましょう。疑問を持つ力っていうのって大事だよねっていうところなんですけど、
教育をするとかいうような場面になった時に、教育っていうのは基本的には受け身なんです。
相手にとってみると、教えてもらうから学べるっていうところになるんです。
これは幼稚園の時から始まってずっと長い間、植え付けられる教育というか受け身の教育というものに習わされて学生時代を過ごすわけですが、
実際社会に出てそれが使えるのかどうかっていうと、なかなか疑問点があって、
使える知識は当然ありますし、それはあくまでベースの部分なので、どれが使える、どれが使えないなんていうのは誰にも判断できないんですけども、
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ただし、基本的に自分から学びに行くというよりは、点数を取るために柔道的に学ぶという学びの方が多かったので、
勉強とはそういうものであるという風に感じている方が多いかなと思います。
ただ、実際仕事で使える能力というかスキルみたいなものを学ぶときには、受け身の教育だとなかなかうまくいかないんです。
とはいえ、最初のうちはこれをやってみなさいということで、できるものの幅をどんどん増やしていって、
そこから先、応用編ということで、この知識とこの知識を組み合わせた時に応用編が生まれますよね。
そんな辺からは僕らとはまた違った観点で考えることができるようになってくるものなんですけども、
まずはね、いずれにせよ受け身であることには変わりないと思うんです。
ただ、じゃあいざ自分で学ぼうと思った時に、というか思うことができない人もいっぱいいるんですが、
この思うことができない、どういう風にやったら自分で学ぶことができるのか、自分で進んで成長するその土俵を作ることができるのかというと、
結局は疑問を持つ力があるかないかなんですよ。
わかりますかね?
誰かから指示をこれをやれと言われた時に、はいわかりましたって言って何も考えずにそれを率なくこなしていく人っていうのもいるんですね。
それが仕事ができるできないでいくと、最初のうちは仕事ができるの部類に入るんですよ。
言われたことを率なくこなしていくから。
ただし、その疑問を持つとか、自分で自分の答えを出すとか、答えなんてないというところに自分の中でのベターを刻みつけるというか、
そういう自分なりの決定をしていくそのプロセスにおいては、何が正解なのかなんてものは存在しなくて、
どれが一番良さそうなものなのか、今の条件の中ではっていうのを選択するってことなんです。
違う選択をしても最終的にはうまくいくことだってありますし、正解だと言われる道を選んだからといって失敗しないわけじゃないんです。
そういう世界に仕事として飛び込んでいってるわけですよ。
だから若手が最初のこのベースを作るという受け身の教育から一歩脱出していくためには、
いつまで経っても受け身だよなというような学び方をしていると、結局は指示がないと動けないという仕事すらも受け身になってしまいかねないんですよ。
なので最初の教育の段階から受け身の教育の中で自分で答えを出していくような、そんな手法を取っていかなければいけないんです。
結局それが疑問を持つというところになるわけですが、
その疑問を持ってもらう、疑問を持つことに関して本当に誰もができるのかというと、できるんですよ、できるんだけど、
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疑問を持つ力をどうやって養うことができるのかっていうところを抑えることができれば、
後輩たちは自然と自分の手で自分の頭で考えて行動できるようになっていくはずなんですよ。
わかりますよね、まずはここまでの理屈は。
だから疑問を持つというところまで上げてあげれば、後は勝手に育つよねっていうところまで持ち上げることが可能になるんです。
じゃあこのどうやって疑問を持たせるのかっていうここが大変なんですよ。
そう簡単ではないんです。
僕はね、研修の中でも基本的に疑問を自分で生み出す力っていうのが大事だよと、
何気ないことにだって疑問は生み出せるんだよっていうところを指し示しやってもらい、
最終的には自分でどんどん質問していけるような、そんな教育というものをしているつもりなんですが、
どういう風にやっているのかっていうと、教えているものはたった一つです。
視点のずらし方。
ここに限るんですよ。
わかりますか?
例えば、先生が理科の実験だとかに対して、こういう時はこの物質とこの物質を合わせるとこういうものができるんだよっていう風に教え方をするじゃないですか。
そうすると、「おお!」って最初はなった後、まず一人目に関しては、「ふーん、そうなんだ。よし、覚えよ。」ってなるんです。
つまりは、先生の言ったこと以外の答えを自分で導き出すことはできない、いわゆるしじまち君側の方に方を進めるっていう人です。
これでも学生のうちは全然OKです。
はい、じゃあ二パターン目は何かというと、
なんでこれとこれを混ぜるとそういうものが出来上がっちゃうの?っていう疑問です。
これがいわゆる生徒の見本ですね。
言われたことに対してしっかりと疑問を持てるという、先生としては非常にやりやすい生徒の出来上がりです。
でも、これもこれで一つ疑問が出てきて、じゃあこれとこれを混ぜたらどうなるの?とか、
要は醤油と砂糖を混ぜたら美味しいよね、じゃあ醤油とマヨネーズを混ぜたらどんな味がするんだろう?っていう興味みたいな、そういうところから始まっていく疑問っていうものもあるんですよ。
これもしっかりとした学びにつながっていく、僕は素晴らしい考えだとは思います。
ただ、この考えになかなか至らない、ふーんっていう人が多いんですよ。
ほとんどそっち側なんですけどね。
その人たちにどうやって疑問を持ってもらうことができるのかというと、視点をずらすんです。
その視点をずらすって難しいこと言っても言ってるようですけど、そんなことないです。
それは何かというと、僕、教えられる側の目線ではなく、
教える側の目線に立ってみてほしいなっていうところです。
これが視点をずらす、自分じゃないところから見てみるっていうことです。
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買い物に行って陳列棚を見たときに、大人目線で行くとすごくきらびやかに見えて、美味しそうだなとか感じる場面はあったとしても、
いざ3歳の子供が歩いてるその目線までグーッと下げていくと、気づくことがあるんです。
何にも見えないってことに。
これが視点をずらすってことなんですよ。
例えば、受け身であれば、なんでそうなるんだろう?になるんですけども、
相手目線になったときに持つ疑問って何かというと、
なんでそんなことを教えたの?っていう。
例えば、入学の段階、初日に言ったってよくね?って話になるんですよ。
だけど、あれでも初日に言ったとしたら、この要素とこの要素っていうのは分かんねえよなと。
ってことは、まずはこの要素とこの要素が何なのかっていうのをそれぞれ教えたから、
そこからさらに教えることができる。
だからこっちが先に教えなきゃダメだったのね。
でもそれを教えるためにはこういう知識なきゃダメだよね。
なのに、なんであの人教えてないんだ?みたいな。
そういうふうな相手目線に立ったときに、自分ならどう教えるっていう、
そういう疑問の持ち方というものもあるんです。
おそらくそれが根本に最も近いところになって、仮囲いというものを設置します。
仮設工事の話ね。
僕が仮囲いというものは、外の中で作業している危ないところに
一般人が入ってこないようにするために仮囲いというものを建てるんですよっていうふうに教えたとするじゃないですか。
で、そうなったときに模範回答としては、なんで仮囲いを建てなきゃダメなんですか?
仮囲いというのは、これ鉄板でできてますけど、そうじゃないものってダメなんですか?っていうのが非常に模範回答です。
だけど僕目線に立ったときに、なんで仮囲いを建てるっていうことを僕らにわざわざ言ったんだろうかっていう疑問を持つことができますね。
例えば実際にそれを施工する、計画する側の目線に立ったときには、
仮囲いって本当になきゃダメなものなのかっていう。
例えば田舎とかだったら、建てる必要なくね?とかっていうような疑問も出てきますね。
そういうふうにして、疑問の持ち方というものにもいろいろと考え方というかやり方がいっぱいあって、
どれが正しいってわけじゃありませんが、いずれにせよいろんな角度から見ていったときに初めて生まれる疑問っていうものを持てるように。
今自分が見えている目線だけだと不運にしかならなくても、
違う人から見ると、なんでっていうところってあるよねっていうところを模索できるようになっていってほしいなっていうふうに思うんです。
だから皆さん先輩、皆さんが先輩だと仮定しておりますが、先輩側が後輩の成長を促進するために促していくためには、
自分で考えて自分で疑問を持って自分で解決できるようにならないといけないですよね。
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ってことは自分で疑問を持たなきゃいけないんですが、その疑問を持たせるためにはどうしたらいいのかというと、
視点を変えることなんですよねということになるんです。
つまりいろんな視点を持って考えるという癖をどうやって結びつける、植えつけるのかということを考えていくと、
おのずと育つ人間って出来上がるよねっていう理屈です。
わかりますかね?
ちょっと難しい話になっちゃってるんですけども、
椅子。皆さん座ってますよね?椅子に座ってますよね?
その椅子の高さって何歩ですか?って言われると、450くらいですとかってさらっと答える丸暗記パターンもあるんですが、
その数字を丸暗記しても全然かまいませんよと。
じゃあいざ、なんか新しい形の椅子を作ってみてくださいって言われた時に、
多分迷うんです。椅子の高さ450って言ってるけど、
本当に座りやすいの?とかテーブルの高さに寄らない?みたいな話になってくるんですよ。
これが作る側の目線に自分の視点から向こうの視点にずらしたという疑問の持ち方になります。
作ろうとした時に初めて見えてくるものがあります。
教えられただけでは見えてこない目線というものがあるんです。
僕は当然作る側の目線を極力見せれるようにはしておりますが、
自分が当事者になって、じゃあ作る時ってどうなんだろうなっていう風に考えていかない限り、
何もないところでこれをいきなり計画しようと思う場合、
どんな不具合が起きてしまうのかという風に視点をずらしていければ、
一つの目線ではなく二つ三つ、同じ事象からも三つ四つの新しい考え方というのを学ぶことができるようになるんです。
本当に何気ないことでいいんですよ。
そんなところからでも生み出す疑問というものはあって、
疑問さえあれば学ぶことはいくらでもできるんです。
だからその学ぶということは、つまりは疑問力なんだよと。
疑問を持つ力というものを植え付ければ、結局は自分でいろんなことに疑問を持って考えるようになっていって、
勝手に成長してくれるフェーズに入るんですよ。
だから僕らが注力しなければいけないのは何かというと、
いろんなことに対して疑問が持てる脳みそを作っていくこと。
これが何よりも大事なんじゃないかなというふうに考えております。
だから相手に疑問を持たせるような教え方をぜひしていってほしいなというふうに思ったりしております。
はい、ということで今回のお話はなんと以上になります。
最後までお聞きいただきまして本当にありがとうございました。
それではまた明日の放送でお会いいたします。
明日もお昼から放送になりますのでご容赦いただきたいと思います。
それではまた明日お会いいたしましょう。
全国の健診病の皆様、本日もご安全に。
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