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2020-03-27 22:58

鉄たび漫遊記 第6号 出発進行!

Podcast番組「鉄たび漫遊記 第6号」配信しました。今回は「駅弁」についてお話しいたします。★「駅弁のホームページ」については→こちらへ★「かしわめし」については→こちらへ★「あなごめし」については→こちらへ★「牛肉どまん中」については→こちらへ★「鮎屋三代」については→こちらへ★「峠の釜めし」については→こちらへよろしくお願いいたします。tetsutabi_6.mp3
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鉄たび漫遊記 第6号 出発進行
毎度ご乗車ありがとうございます。
鉄たび漫遊記は、鉄男と旅好きのしんちゃんが、
鉄たびについてゆるーく語るポッドキャスト番組です。
鉄たび漫遊記 第6号 出発進行
みなさん、こんにちは。
鉄たび漫遊記パーソナリティを務めさせていただきます。
しんちゃんと申します。よろしくお願いします。
3月も後半となり、残すところ、あと少しですね。
1月は行く、2月は逃げる、3月は去ると申しますけども、
ほんとあっという間に、今年も4分の1が過ぎてしまいました。
だんだん年をとると、年々一年が早く感じてしまいますね。
さて、今回のテーマは、鉄たびに欠かせない、
駅弁についてお話したいと思います。
では、詳しくは本編で。
では本編です。今回は、駅弁についてお話したいと思うんですけども、
みなさん、ご存知でしょうか。4月10日は駅弁の日だそうです。
私も初めて知ったんですけども、
なんでも、1993年、平成5年に、
一般社団法人日本鉄道公内営業中央会が制定したそうで、
理由としては、4月には駅弁の需要拡大が見込まれる降落シーズンであり、
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弁当の等から等か、さらに用数字の4と漢字の10を合成すると、
弁当の弁の字に見えることから、4月10日が駅弁の日と定められたそうです。
駅弁の美味しさ、楽しさをより多くの人に知ってもらい、
駅弁の魅力をPRすることが目的だそうです。
まあ、そんなことは知らなくてもいいんですが、
美味しい駅弁と出会ったら、それだけで満足って思いますよね。
そこで、私の独断と偏見で選んだ、駅弁ベスト5をお話ししたいと思います。
ベスト5といっても順位はつけにくいので、発表の順番はあまり気にしないでください。
では、まず最初は、当地区間の柏飯です。
購入できるのはJR九州の折尾駅、黒崎駅、小倉駅、博多駅などになります。
価格は770円となります。
どんな駅弁かと言いますと、正方形の折り詰めにご飯を敷き詰めて、
その上にですね、左下から斜めに鶏の刻み肉、菌糸卵、刻み海苔が敷かれ、
右上隅にはお漬物や昆布など副菜が乗っているのが柏飯なんです。
鶏の刻み肉ももちろん美味しいんですけども、菌糸卵や海苔の部分も食べると抜群に美味しいんです。
その理由は何といっても秘伝の鶏のスープで炊き込んだご飯。
これがめっちゃ美味しいんです。薄すぎず濃すぎず程よい味付けのご飯なんですね。
おかずがなくてもご飯だけでも十分美味しく完食できそうなくらい美味しいんです。
柏飯の起源は大正時代初期に旧国鉄の文字運航事務所所長をしていた本庄祐美さんが各地を旅した時に
駅弁が画一化していたことを痛感して郷土色を生かした駅弁を作るために
大正10年に現在の北九州市折岳で始めた弁当屋が統治区間なのです。
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福岡ではもともと鶏の水炊きなのが有名なように鶏肉を好んで食べる土地蔵なので柏飯を考案したようです。
また今でも折岳のホームでは昔ながらの立ち売りもされているそうです。
全国の駅弁大会でも九州を代表する駅弁の一つなので機会があればぜひ食べてみてください。
では次は上野の穴子飯JR西日本の宮島口広島駅にて購入できます。
価格はレギュラーサイズで2160円です。
他にも小サイズレギュラーサイズの4分の3のサイズで1890円。
またミニサイズとしてレギュラーサイズの3分の2のサイズで1520円となります。
宮島名物としての人気の穴子飯なんですけども1901年明治34年発売で100年以上の歴史がある駅弁です。
どんな駅弁かというと昔のアルマイトのようなお弁当箱の形をした長方形の競技の折り箱に穴子の骨から取った出汁で炊いたご飯の上に絶妙な焼き加減で外はカリ中はふわっとした穴子の切り身をこれでもかというぐらい敷き詰めたお弁当が穴子飯なんです。
さらにそこへ秘伝のタレが重なるとうま味が引き立って何とも言えない穴子とタレの絶妙なハーモニーはびっくりするほど美味しいんです。
出来立てが美味しいのは当たり前なんですけどもこれがまた冷めても尚一層美味しさが増す不思議な駅弁なんです。
列車に揺られながら食べるも良し、宮島へのフェリーで海を見ながら食べるも良し、どちらにしてもどんな風景でも美味しく食べれるのがこの穴子飯なんです。
ちなみにこの穴子飯なんですけども上野の本店や広島の三越百貨店では穴子飯の予約ができます。
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人気の駅弁なので売り切れもあるのでもしお求めの際には予約をすることをお勧めします。
また上野では駅弁だけでなく店舗でも穴子飯を食べることができます。
店舗で穴子飯を食べる際には予約ができないので週末など休日は長時間並ぶことも必須ですのでご注意ください。
次は新記念屋の牛肉ど真ん中です。
購入できるのはJR東日本、山形駅、米沢駅、または山形新幹線内の車内販売、それと最近では東京駅の構内や新宿駅、大宮駅、上野駅でも購入できます。
価格は1250円となります。
どんな駅弁かといいますと山形県産米のど真ん中というご飯の上に特製のタレで味付けした薄切りタイプとそぼろの2種類の牛肉煮をつきまなーくたっぷりと敷き詰めたお弁当なんです。
薄切り肉からは何とも言えない深みのある醤油ベースのタレの味が広がり、特地ホーバルと牛肉から甘い油が溶け出してますます旨味が倍増していきます。
一方そぼろは薄切り肉よりも食感というか噛み応えがあるんですけども強いタレの味を感じる印象です。
それをご飯と一緒に食べるとまたこれが美味しいんです。
おかずには煮物、かまぼこ、卵焼き、桜漬けなどがついています。
最近は醤油以外にも塩味や味噌味なんかもあります。
全国の百貨店、デパートで行われる駅弁大会には必ず出店する駅弁なので近くの百貨店で駅弁大会があれば覗いてみるとだいたい買えると思います。
もし機会があれば一度食べてみてはいかがでしょうか。
できるならば山形駅や米沢駅で買ってみるのがいいと思うんですけども私も先月2月は山形へ旅行した際に米沢駅の売店で購入して早速車内で食べてみました。
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できたての駅弁っていうのはやっぱり美味しいですよね。ぜひ皆さんも山形へ旅行した際には食べてみてはいかがでしょうか。
さて次はより富士商店のあゆや三代です。
購入はJR九州、新八代駅、熊本駅、八代駅前のより富士商店本店で購入できます。
価格は1250円となります。
あゆや三代って名前に特徴がありますがこれはより富士商店のある熊本県八代市には
大きく美味しいあゆが育つことで全国的に有名な熊川の脚光に位置し
100年以上続くあゆ丼屋で昔からあゆ料理を出したり古かあゆの塩辛ですね。
官炉に焼き魚などを加工しているそうで通称あゆやと呼ばれていたそうです。
現在の店主さんが明治の創業から数えて三代目なので三代目という意味も含めてあゆや三代という名前にしたそうです。
さて駅弁自体もインパクトがあります。
まず掛け紙なんですけども2002年平成4年ですね9月に熊川で釣れた体長34センチの四尺あゆの実物大の魚卓と
初代店主の頼富寺清さんの覚え書きという天皇陛下に熊川のあゆを献上した際のエピソードが印刷されています。
早速掛け紙を外すとご飯の上に大きなあゆの官炉には丸々ドーンと一匹乗っておりまして、
その官炉にこそ頼富寺商店の初代清さんから三代に渡って受け継がれた秘伝のタレで骨まで柔らかく煮込んだ絶品のあゆの官炉になんです。
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この官炉になんですけども川魚独特の臭みは全くなくて頭からかぶりついても骨まで柔らかく、
身もあまり硬くないので一気にパクパクッと食べれます。
それに苦みもあんまりないのでこのあゆの官炉にだったら川魚が苦手な人でもおいしくいただけると思います。
さらにご飯は炊き込みご飯で熊川さんの天然あゆを一度焼いたあゆから取った焼きあゆのだし汁で炊き込んだご飯なのであっさりとした味付けなんですけども、
味の濃いあゆの官炉にとよく合い、めっちゃおいしいんです。
おかずは卵焼き、煮物、竹の子とか菜の花、蓮根、椎茸ですね、と梅干しと生姜の酢漬け、ガリですね、が付いています。
このあゆは3代なんですけども、2004年の平成16年、九州新幹線部分開業とともに誕生した駅弁で、歴史は浅いんですけども、
九州駅弁ランキング第1回から3回まで3年連続1位を獲得した大人気の駅弁なんで、
九州熊本へ旅した際には是非食べてみてはいかがでしょうか。
さて次は、小木野屋の峠の釜飯。
購入できるのはJR東日本の横川駅、軽井沢駅、安中春名駅、それと長野駅、新幹線ホームの売店で購入できます。
また、北陸新幹線の車内販売でも購入できるようです。
最近では東京駅や上野駅、大宮駅の売店でも購入できるようです。
価格は1100円となります。
峠の釜飯は群馬県安中市の小木野屋さんが昭和33年、1958年の発売以来製造販売してきた駅弁です。
マシコ焼きの陶器の器に入ったという点が特徴の駅弁で、日本随地の人気駅弁と評されたこともあります。
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この峠の釜飯なんですけども、
煮しり昆布を使用した醤油ベースで炊き上げたコシヒカリのご飯の上に山里の鮭をふんだんに使用した9種類の具材は、
釜飯とそれぞれの具材の相性は見た目も味も抜群なんです。
具材は鶏肉、笹垣のごぼう、椎茸、たけのこ、うずらの卵、グリンピース、紅生姜、栗、杏の9種類となります。
別にプラスチックの容器ですね。
このもの、きゅうりの漬物、ごぼうの漬物、小茄子、小梅、わさび漬けなどが入ったものがセットになっております。
ほんまめっちゃ美味しいです。
特にご飯のだしの旨さはなんとも言えないですね。絶妙な味付け加減がいいんです。
何でも昭和天皇も軽井沢を訪れた時には、特製峠の釜飯を食べるのが慣例だったと言われています。
食べ終わった後は、このましこ焼きの陶器のツワは重いんですけども、よかったら持って帰ってお家でご飯を炊いたりして再利用も可能ですよね。
最近では紙の容器のエコタイプの峠の釜飯も発売されていますが、私はできたらましこ焼きの陶器のツワの方が好きですね。
以上が私が選んだ駅弁ベスト5のご品となります。
順位はあえてつけておりませんけども、この中一つ選ぶとすると、私は陶器庫券のかしわ飯、これを選びたいと思います。
今回はこのあたりでおしまいにしたいと思います。
また機会がありましたら、地域ごとの駅弁についていろいろお話したいと思います。
では今日はこのへんで。
てったびまんゆうき エンディングです。
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今回のてったびまんゆうき、いかがでしたでしょうか。
全国にはいろいろな駅弁がありますが、鉄道で旅した際には各地の駅弁を食べ比べてみるのも楽しいと思います。
最近は車内販売の減少や駅構内の売店の閉店などがわいついでおり、駅弁を取り巻く環境は年々厳しくなっています。
そんな中でも列車に乗りながら食べる駅弁は旅場をかきたてる重要なアイテムですね。
皆さんもぜひ駅弁を食べながら鉄旅に出てはいかがでしょうか。
では今回はここらへんでおしまいにしたいと思います。
長らくのご乗車お疲れ様でした。まもなく終点に到着いたします。
くれぐれもお忘れ物のないように、今一度お手回り品のご確認をお願いいたします。
ではまたのご乗車を心よりお待ちしております。ありがとうございました。
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