めちゃめちゃ多いんですよ。
大体みんな付箋多いねって言って、大体読書会とかでみんな同じ本を持ち寄りますけど、付箋多いのはふくろうのみたいな感じの扱いなわけ。
大体そうですね、他の人と比べても大体いつも一番多いんじゃないかな、もしくはもっと多い人もいますけど、なんか大体すごいブワーっと色が貼ってあります。
で、それで付箋なんでそもそも貼ってるかっていうと、これ結構書評に限らずブログを書くときもそうなんですが、
なんかこう自分の記憶というか気になったところをとりあえずなんでもいいから気になったところに積極的に貼っていくスタンスの結果的に多くなります。
で、私の場合色付けを変えていまして、なんかそれぞれテーマによって色を変えているんですね。
それで読み返すときとか感想を書くときにそれを追っていって後で見るっていう形にしてます。
で、何で分けてるかっていうと、まずそうですね、一番シンプルなのがこれなんだろうって思ったところを調べるものだったり、
あとなんか付箋としてあるんじゃないかみたいな、要はその言葉が出てきた時点で謎なものとか、
あとでこの単語意味わかんないなとか、あとはそうですね、海外文学だとやっぱり時代背景がわからなかったりして、
なんか突然こういう名詞出てきた時にこれなんだっけって調べるみたいな、後で調べましょうっていう色を、
例えばピンクだったりなんでもいいんですけれども、それの色が1個目。
で、2個目が自分の中でこれはいい一文だなという、どっちかっていうと文章表現ですね。
で、文章表現でここがすごいいいなっていうふうに思ったところ。
っていうのでまた違う色を付けます。
で、その中でそれのさらにアップグレード版があって、もうこれ絶対いいわっていう、その中でもさらにすごいわみたいなのをさらに色を変える。
で、そういうふうに色付けをして読んでいきます。
で、そのさっき言ったその一番最初のやつは調べていったりとかすると消えることが多いんですよね。
で、2回目読んだ時にこれわかってるかって言って、その付箋剥がすことも多いです。
そうすると最終的に残っているのがその文章表現だったり、あとはこう読んですごいいいなって思った内容だったりっていうところが。
なので、で、最終的にその書評なり感想なりを書くときにピックアップする。
私、引用を結構多用するブログの書き方をするんですけれども、その時に使うのは大体この最後のこのすごくいいわって思ったやつをピックアップ。
あるいはその最初にこれいいなって思った中から選ぶっていう形にしてます。
なので、これは私のブログの書き方に結構直結していて、私引用を多用するスタイルなので、結果的に引用したいものへのメモが非常に多くなるんですよね。
で、その中で全体的にでも付箋付けた中で引用で入れるのは大体5%から10%なので、なんかその中から選んで好きなやつっていうのを貼っていきます。
なのでやっぱ好きな本はすごい付箋多くなりますね。付箋多すぎてもう付箋だらけで読めないからもう一冊別に買うとかあります。
私的には別に、私は調べる派ですけど、別にじゃあ調べないのが悪いって思ってるかっていうと別にそんなことはなくて、
作品って独立してるじゃないですか。で、作家が書きたいものは作家が書いていると。なので必要なバックグラウンドだったら多分作家が書いてるんですよね。
読む上でこれ知ってほしいなって思うことは書いてると思うし、それを読んでる上で、なんとなく例えば不穏な空気がありますっていうのは理由はこうですっていうことなく、
不穏なところで書いていくみたいな、要は習慣というかその時代を生きている人っていうのは別にその時代を客観的に見ているわけではなくて、
ただその時代を感情的あるいは感覚として生きているので、どっちかというとそっち側に寄せている場合の作品も多々あると思うんですよね。
だからそれに没入するには逆に言うと客観情報というかそのメタ情報別にいらんっていうこともあるので必ずしも別に知らなくてもいいと思うんですよ。
なので私最初は知っているものだったらしょうがないですけど、別に調べながら読んだりはしなくて。
なのでさっき言ったみたいに付箋を張って読むんですけど別に調べないんですよね、あえて。
最初は作家が紹介する情報に没入して読んで、その後理解するためにメタ情報を調べるみたいな形で読んでいるので、
だから別に知ると知るですごい背景情報を知るって面白いですし、あと他の作品との連動とかも関係だったり、
こことここで繋がってるのねみたいなのがあって発見があって面白いですが、別に必ずしも調べなくてもいいんじゃないみたいな、
要は何を楽しいと思うかなんて別にどっちでもいいじゃんって私は思ってます。
たぶん私よくやってるのは基本的には手に取ってそのまま読み始めるんですよ。
途中で情報ないときついのかなみたいなときはまず翻訳者の解説を読んじゃって、
そこでだいたいわりと情報が完結していることがあるので、それをもってまた読み進めるみたいなことが私は多いかな。
それもありますね。
僕もやっぱりそのパターンですね。
ですよね。だから結構我々補足情報みたいなの全部翻訳者の解説から持ってくることが多くて。
そうですね。出版社とかがウェブで出している記事とかですね。
そうですね。最近結構いろいろバックグラウンド情報を書いているのはあります。
そうですね。確かに翻訳者の方やっぱすごいそこら辺当然調べながら訳されているので。
そうですね。それでいくとやっぱりさっき言った調べるっていうのは当然翻訳者の方の解説も含まれてます。
そうですね。やっぱ補足情報ないと結構読みづらいというかなんだこれはってなることはまあまあわかります。
海外文学3割か4割ぐらいそういう本があるイメージですね。
なんかいっぱい読んでいくとだいたいここら辺っていうのはだいたい重なってくるのであんまりそういうのなくなってくるんですかね。
あと海外文学はやっぱり感想を書く人が非常に少ないので、なんか日本文学は他に書いている人もいるし、SFも書いているからまあいっかみたいな感じなところもありますね。
ただなんか感想、自分の感想をやっぱり残したいというのが非常にブログの原点ではあるので、自分の読んだものを自分の言葉で残しておいて、記録、自分の記録として残しておきたいというのがまず一番最初にあるので、
なんか基本的には全部やりたいなっていう気持ちはあるんです。ただなんか人間には時間が24時間しかないというので、なんかなくなく削っていて、
その削り方も好き嫌いとかで選ぶともうめんどくさいから、もう基本海外文学優先しますっていうふうにしているだけですね。
なるほど。
基本はね、読んだもん全部書きたいなっていう気持ちはあるんです。
フロアさんの感想を読みたい人はいっぱいいらっしゃると思うんで、時間がもっとあれば。
書くスピードとかもうちょっとね、上げたらどうにかなるのかなと思うんですが、子育てをしているときだとなかなかなくそれもないんですよ。
もうちょいひねり出したいなという気持ちはあります。
ちなみにブログ一本書くのにどれくらい時間かけているんですか?一冊分?
一冊分はですね、メモを書いたりみたいな、下地を作るところを含めないでいくと、
だいたい1日1本ぐらいなので、細切れ時間でちまちま書いていくので、ぶっ通しでいくとだいたい4時間、3、4時間ぐらい。
それはかかりますよね。
そうですね。平均するとそれぐらいになるかなと思います。
早いときはね、2時間ぐらいでベーンと書けたりもしたんですけど、最近は割と遅めですね。
結構ね、ムラがあります。
フロアさん、ノートで記事の書き方が書かれていて、すごい僕も参考にしているんですけども、
まず本当に最初に思いつくままに自由に書いて、それを2回、3回とちょっと構成していくような形で、
世に出してもいいようにしていくっていうやり方を書かれていて、
世に出していく形にしていくためのそのエネルギーって結構いると思うので、
特に最終段階に近づいてくると、そういう意味ではやっぱり時間だけではないのかなと、
気合というか消えないといけないなというところが必要なのかなってすごい感じましたね、記事を読んだときに。
そうですね。ただどうでしょう、今自分でいろいろ思い返してみて、
一番エネルギーと時間を使うのはやっぱり自分が書きたいところとか、何を自分が感じているのかを言語化する。
要は言葉になっていない感情なり思いを言語化するところはやっぱり時間が一番かかるなと思っているので、
書法がやっぱり断然時間が一番かかりますね。
で、後ろの方になればなるほど職業的な感じになっていくので、意外とシステマティックにできるんですよね。
条件を例えばもう本当に最後の方になってくると他の人が読んで、ちゃんと読めるような文章にするみたいなのは、
ちゃんと寝て午前中に何の邪魔もなく最初これ読むっていう条件さえ決めれば意外とできるんですよね。
それ自体はたぶん20分ぐらいしかかかんないんですよ。
2、30分も基本1時間も絶対かかんないんですよね。
なので、最後の方になればなるほど楽になっていくので、最初のこの時間と、
あとどこの部分を出してどこの部分を出さない、やっぱりネタバレはあんましないようにしようとか、
でもここの背景情報必要だよねとか、背景情報調べたりだとか、こういう情報あった方がいいよねみたいなところを調べたりとか、
自分の言語化したい気持ちなり感情なりを出していくのが一番時間がかかりますね。
曖昧じゃないですか。感想は非常に曖昧なので、そこがやっぱあれかな。
で、なるべく人の感想とかあんま読まないで、自分がこう思ってるところはどういうものなのかなっていうのをねほりはほり自分の中で知っていくっていうのが一番時間がかかります。
そうですね。一番サボれない部分。サボりたくない部分でもあると思うんで。
そうですね。それを書くためにブログ書いてるので、そこに時間一番かけますね。
ちょっとずれちゃいますけど、海外文学とか文学なんでしょうね、インプットにも時間かかるし、アウトプットにも時間かかるじゃないですか。
なんか量産できないコンテンツだなって思ってまして、書評とかブログとかもそうなんですけど。
もう全然話変わっちゃいますけど、私ポッドキャストをこの三年近くやってるんですけど、全然違うポッドキャスト。
NHKの番組の30分の番組があるんですけど、その番組について語るっていうポッドキャストやってる方とちょっとお話しする機会があって、
そしたら我々は本当30分見れば作れるんですけど、2時間3時間かけて読んで、2時間3時間じゃ読み終わらないんですけど、
全然量産できないコンテンツと向き合ってますよね、読むときに。
ああ、確かにいいと思って、あんまり意識してなかったけどと思ったんですけど。
なんかそういう、たぶんもしかしたら見られ方もされるのかなってちょっと今思って、量産できないコンテンツで勝負してるみたいな。
確かにね、あんまり考えたことなかったですけど、そうですよね。
だから、わかんないですけど、芥川賞候補だけ語るみたいな、芥川賞ってたぶん短編だけなんで、それから比べるともしかしたらちょっと、
フクロウさんはすごいものと向き合ってるみたいな見られ方をするのかなってちょっと思ったりもしました。
なんかすごいものと向き合ってるっていうふうにはあんまり言われないというか、私の周りは海外文学読む人が多いので。
なんですけど、いつもドンキ読んでるよねとは言われていて、
ドンキ本というか、やたらこう、人が読むのを一旦躊躇するようなドンキ本も割とカジュアルに読むよね、みたいなことをずっと飲み会とかで言われてて、
だったらもうドンキ部作るかって言って、みんなも読もうぜって言って、海外文学のドンキ本だけを指定するドンキ部っていう読書会を作ったフクロウさんあるんですけど、
もともとは、なんかやたらいつも分厚いもん読んでるよねって言われたのがきっかけですね。
で、たぶん私、本の厚さとかあんまり気にしないというか、なんか時代も気にしないでほぼノンジャンルで読みまくるタイプなので、
なんかそれでいくとなんか結構、読むのに躊躇する、私だったらしそうなものを読むよねみたいな感じ。
でも逆にそれをドンキ部で指定されると読まざるを得ないから指定してくれみたいな、なんかそういう感じ。
そうですね、だからみんななんでしょうね、私は割とあんまりそこらへん気にせずガンガンいっちゃうタイプなので、あんまり考えないですね。
考えてないからこそいろいろ読んでるのかもしれないですね。
ちょっと話がほんとに脱線してしまうんですけど、福郷さんが海外文学をしかもドンキ本も躊躇なくいけるっていうので、なんかそういうのを読むようになったきっかけみたいなものってあるんですか?
きっかけですか、海外文学でいくと、そうですね、もともと本読むのは好きだったんですが、実は中高時代ほとんど読んでなくて。
大学時代に、なんか大学ってあれじゃないですか、授業と授業の間隙間時間あるじゃないですか。
で、なんかあと大学の図書館って立派じゃないですか、いろんな本あるし。
で、とりあえず本読もうかなみたいな感じで、いろいろ読み始めていて、それで日本文学とかも最初は読んでたんですけど、海外文学いろいろ読んでみたらすごい別世界で面白いなって思って。
で、やっぱり自分が知っている世界よりも自分が知らない世界でワオと踊りきたいみたいなところが厳選で読み始めたのが最初になるかなと思います。
ちょっとね、昔過ぎてあんま覚えてないんですが。
で、ちょうどその大学の図書館に海外文学がごっそりあるコーナーがあって、なんかいろいろ気になるものを片っ端から探していて、コレクションっていう意味じゃないですけど、
例えばアメリカ文学読んだら次は別の国の文学読もうみたいな感じで、各国ごとにジャンルがあってそれがすごい面白くて、
で、もともと海外旅行とか文化みたいなところも非常に興味があったので、なんかそういう感じでいろいろ読み漁ってたっていうのが割と最初になりますね。
で、あとは、なんかよく大学生向けの読むべき本みたいなので、海外文学みたいなすごいクラシックな古典か、読むべき古典みたいなのあるじゃないですか、
なんかそれもなんかとりあえず片っ端から読んでみるかみたいな形で、なんかイリアスとかオーディオステイヤーとかいわゆるすごい昔のやつみたいなのも読んでみたりっていうところがあります。
確かに唯一無二の作品ばっかりなんですよね、なんかこういうドンキボンとか。
こういうのは電子あっても絶対本で欲しいしな。
オデュッセイヤは電子なさそうだな。
そうですね、なるほどなるほど。
個人的にはちょっと共感した今の話の中で、ちょっと前にフクロウさんお話しされたとこなんですけど、私も海外文学を読むようになって、なんか世界が広がっていく感じがすごく好きで。
私結構英米文学家の人間だったんですね、文学部の。
ミエさんは全く文学部じゃないんですけど、ミエさんと組むようになって、割とミエさんがいろんな国を読みたいっていう、あの欲求が強い人で。
私もそれなりにあったんですけど、私のも全然高くてそれが。
それに乗せられているうちにこの3年いろんな国の本を読んでるんですけど、めちゃめちゃ世界が広かったなと思ってるんで。
やっぱり海外文学って入り口はいろいろかもしれないですけど、入っていっていろんな国へ飛んでいくと本当にいろんな世界が見てくるなって思ってるんで。
すごくフクロウさんのいろんな国いろんな世界みたいな話にはちょっと共感しました。
いやそうですよね本当それが面白いところだなと思います。
これをちょっとより多くの人に知ってもらいたいなっていう気持ちはすごく芽生えてるんで。
我々はラジオで頑張ってますけど、ちょっとこのフクロウさんのブログもみなさんに読んでもらいたいなとちょっと思っております。
そうですね仲間増やしたいですよね。面白い本について語れる人を増やしたいなっていうのは思ってます。
どうしてもそもそも本を読む人がパイが少なくなってきている状況で、さらにこの海外文学ってまたパイが少ないんで。
一人増えるだけで全然違うんですかね。
そうですね。
そうですよね。
でも面白いのが海外文学の書き手の作家の人は本当世界中ですごい天才がどんどん現れてきてるって思うので、
意外と今海外文学を読んでいくのはなんかチャンスなんじゃないかとかですよ。
何のチャンスかよくわかんないですけど、ちょっと思ったりもするんですよね。
確かに翻訳も本当増えましたよね。いろんなものが翻訳されてる気がする。
そうですよね。日本って本当に翻訳文学の文化が非常に豊かな国でして、
そうなんですよ。
こんだけいろんな国のものが読めるのって、特にこういうマイナー言語の中では非常に珍しいのもすごく恵まれてるんですよ。
そういうこともあるし、いろんな翻訳家の方とかお話ししてもすごい読みたい本とかいっぱいあるので、
すごいその環境自体がとってもありがたいなと思っているので、
もうこんだけ面白いんだぜみたいなことはずっと折に触れ言い続けていきたいなと思ってます。
ありがとうございました。
本当ありがとうございました。最後に我々から是非フクロウさんにお伺いしたいことがありまして、
この下半期、2023年の下半期ですね、またいろんな名作が出てくるんじゃないかなと楽しみにしているんですけれども、
それが出たらとりあえず読むみたいな。
白水リブリスはとりあえずチェックするみたいな、なんかそういう感じので、
の一つで、韓国文学だったらいくつかチェックしてるシリーズがあるんですが、
その中の一つが出るので、ちょっと読んでみたいなと思ってます。
基本的にシリーズとりあえず出たら読むみたいなのも結構ありますね。
一方で全然シリーズじゃないけれども、
突然出てくる本でなんか面白いものもあるので、
そこらへんは結構いろいろ読んでます。
すごい参考になりますね、これ。
じゃあちょっと我々も注目しつつ。
あと個人的なんですけど、
だいたい毎年12月にヤバい本が出る印象があって。
2022年の12月か。
発売した本でリチャード・パワーズの窓越しがめちゃめちゃ刺さったんですけど、
リチャード・パワーズなんか12月が多い気がする。
オーバーストーリーも確か12月だったんで出たの。
いつぞやの。
結構大きい自分が刺さる本を12月が多い。
下半期は12月、やっぱりいつも注目してしまうんですが、
今全然情報は出た分、この段階だと。
ちょっと先すぎるんで出てないんですが。
そうですね、12月のやつだとまだあんまり予告でそもそも出てきてないけど、
どっちかっていうと出版社の人たちは隠し玉で持ってる的な感じなんじゃないかなと思いますね。
ですよね。
私もこうまくまかわしの新薬が年内出るんじゃないかみたいなのをちょっと思っていて、
それが12月になるんじゃないかとかちょっと勝手に想像してますね。
そうですね、それでいくと出ると言われてて待ってるけど出ないみたいなのも。
それはありますよね。
はい、ありますよね。
それは確かに、あといつか復刊するんじゃないかと思いつつ待ってるとか、
そういうのも確かにぼちぼちあるかもですね。
今年の後半もいろんな本に出会えるといいなと思いながら過ごしていきたいなと思ってます。
全くですね。
じゃあ最後にですね、ふくろうさんがもし我々に聞きたいことがあればお答えするので、
ちょっとそういうコーナーを設けてみたいと思うので、もし何かあれば何でも自由に聞いていただければなと思います。
そうですね、先ほど私にご質問いただいたところをぜひお二人にもお伺いしたいんですけれども、
お二人どうやって本を選んでいるのかと、どういう本がお好みなのかみたいなところも、
私は割といろんな国のいろんな時代を割と無制限に読みたい派なんですけれども、
そういう好みだったり、あるいは二人で決めていくうちに違う方向に行ったりだとか、
そういうことがあるのだったらぜひ選書するときにどういうお話を二人でしているのかっていうのをお伺いしたいです。
なるほど、ありがとうございます。
そうですね、我々が本を選ぶのは、いつも収録終わった後のノリなんですよ。
ノリで、最近こういう本出るよねとか、リスナーからこういう本がいいって言われてたよねみたいなのが、
ある程度書き出しているドキュメントがあって、それを見ながら次これにしようかみたいにしますね。
そこの候補に入ってくるのはだいたいお互いの興味の幅があったりするところだったりするので、
だいたい私たち今スラックで毎日やり取りしてるんですけど、気になった本とかこれ紹介したいとかっていうのは、
私は基本的にそこに一発投げるようにしてますね。
トラストとかそれで決まりましたよね。
三重さんが比較的いろんな国を読みたいみたいな感じで。
僕もやっぱり本当知らない話であればあるほど知ってみたいって思いますし、そういうの楽しいなって思いますし、
僕もやっぱり海外文学読んだ時の結構きっかけのところで、ロレンス・ラレルのアレクサンドリア・シジュースを大学生の時に読んだんですけども、
その時にこんな世界があったのかっていうちょっとびっくりした経験があって、
ちょっとその前から海外文学は読んではいたんですけども、そこからより海外文学が好きになって、
やっぱり知らないものに触れれるっていう、その読書がすごく好きっていうのはありますね。
ラジオで紹介する本もやっぱりそうですね、これもそういう自分が好きな本はあるんですけども、
ラジオとかやっていないと本当に読まなくてですね。
興味はあるけどもほったらかしになってしまうっていうのがもうラジオやる前までずっと続いていたので、
そういう意味では自分の好きなものをちゃんと読むっていうので、読みたいなというので宣称しているところは一つありますし、
あとはやっぱり大地さんが選んだものっていうのは自分の興味と基本重なっているところが多いので、
それで多分お互いそうですね、お互い候補を出す場合もそれでも一発オッケーで決まっていくという形ですね。
これはってなったこと多分ない。
多分ないと思いますね。
ないですよね。
そうなんですね。
2人組っていうのがやっぱりいいですよね。
そうですね、やっぱりアウトプットするにあたって2人って裏切られない、裏切ろうとかできないっていう関係になってきているので、
ふくろうさんみたいに1人でアウトプットするってなると私多分サボっちゃうんですよ、どっかで。
だからそれは非常にこの関係に助けられている部分もありますね。
でもわかりますね、私もなんか気合い入れないと読めなさそうだなっていう本は読書会を開催します。
よし読むぞって言って読書会を開催。
いいですね。
それなのでドンキ会とかはなんか気合い入れて読もうとか、あるいはこれせっかく読むんだったら他の人も巻き添えにしようみたいななんかそういうところはあるので、なんかそのおっしゃるところはわかります。
なるほどね。
で、私が好きなタイプの本は、今日何度か出ましたけど、群蔵劇と、あと独特の漢字。
おそらく前編で話した韓国の、遠きにありてうるは遅れるだろうとかが多分ガツッと入ってきちゃうんですけど、多分結構一言では言えない、言語化が難しい、いやもう読まなきゃわからないよみたいな文章物語展開みたいなのは結構好きですね。
本当ですか、よかったです。
もうめちゃめちゃ読みたくなってるんで、やっぱそういうのができるメディアなんですよ。
なるほどね。私も今日すごい色々、いつもブログで書いてるのってやっぱ違うよなってすごい思って勉強になったので、やってみたいなという気持ちがだいぶ高まりました。
何かあればご相談いただければ。
本当ですか、すごいありがたいです。
編集ソフトから何でも教えますんで。
ありがとうございます。マジそこら辺ド素人なんで助かります。
ありがとうございました。
じゃあ福郎さん、今回は本当に前編後編と2回の出演ありがとうございました。
ありがとうございます。大変楽しかったです。
ありがとうございます。本当に。
すごい楽しかったね、みえさんなんか。
すごいなんか勉強になりました、本当に。
うん、なったし。
私もすごいいつもと違う体験ができてとても面白かったし、勉強になりました。ありがとうございます。
多分我々もゲストのタイプとして初めての方だったんだなと改めて思いました。
今まで翻訳者の方とか、我々と同じような活動してる方とかと一緒にやってたんですけど、
僕の書評というところでちょっとプロというか、長年やられてる方っていうのはやっぱり話の深みが違ったし、
そして知らない本がバンバン出てくるっていうところで、すごい楽しかったですね。
またぜひ機会があれば来ていただけるとありがたいです。
はい、ぜひぜひ。すごい楽しかったので、また何かあればよろしくお願いします。
じゃあそのところですが、次回告知して終わりたいと思います。
次回はですね、フクロウさんにもご紹介していただいた、
ナタアシャ・ボーディンの「彼女はマリウポリからやってきた」をご紹介します。
お楽しみに。
番組の最後になりますが、メルマガ会員募集しております。
こちら無料版、有料版とございまして、詳しいことは番組概要欄ご確認ください。
番組の感想やリクエスト、またこのラジオを聞いて紹介された本も読みました。
読み返しましたとございましたら、
ハッシュタグ空飛猫たちをつけて教えていただけると大変嬉しいです。
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