1. 文学ラジオ空飛び猫たち
  2. 第116回 真実を諦めないでいら..
2023-05-01 1:01:42

第116回 真実を諦めないでいられるか?「聖なる証」エマ・ドナヒュー 著(ゲスト:翻訳者 吉田育未さん)

spotify

今回は特別に翻訳された吉田育未(https://twitter.com/Orcarriespoetry)さんをゲストに迎えての配信となります!

【今回の紹介本】 ■『聖なる証』エマ・ドナヒュー 著 吉田育未 訳 オークラ出版

Netflix映画『聖なる証』の原作小説、待望の邦訳刊行!

1859年、アイルランドの田舎町に英国人看護師リブ・ライトが訪れる。

彼女に課されたのは、絶食を続けているにもかかわらず健やかに生き続け、

奇跡の少女と名をはせるアナ・オドネルを二週間観察すること。


少女はほんとうに奇跡の存在なのか? 少女はいったい何者なのか?

喪失と人間の再生、愛の形を描く歴史フィクション。


是非お聴きください。

【番組内で紹介したトピック】 ■『聖なる証』エマ・ドナヒュー 著 吉田育未 訳 オークラ出版 https://www.oakla.com/%E8%A9%B1%E9%A1%8C%E3%81%AE%E6%9C%AC/9784775530139


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硬派な文学作品を楽もう!をコンセプトに文学好きの二人がゆる~く文学作品を紹介するラジオ番組です。

案内役の二人は、 東京都内で読書会を主催する「小説が好き!の会」のダイチ

京都の祇園で本の話ができるカフェを運営する「羊をめぐるカフェ」のミエ

文学のプロではない二人ですが、 お互いに好きな作品を東京と京都を繋ぎ、

読書会のようなテイストで、それぞれの視点で紹介していきます!

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#本 #小説 #読書 #読書会 #文学 #海外文学 #ブック


00:01
文学ラジオ空飛び猫たち その少女は4ヶ月、食事を一切口にしていないらしい
それにも関わらず健やかに生き続けている。その存在は奇跡か否か。 ある看護師に課されたのはその少女の観察
ネットフリックスで映画化もされた、聖なる証を今回はご紹介します。 どうも皆さんこんにちは、文学ラジオ空飛び猫たちです。この番組はいろんな人に読んでもらいたい
いろんな人と語りたい文学作品を紹介しようコンセプトに、文学と猫が好きな2人がゆるーくトークするポッドキャストです。お相手は私ダイチとミエの2人でお送りします。
文学のプロではない2人ですが、お互いに好きな作品を時には熱く、時には愉快にそれぞれの視点で紹介していく番組です。
今回紹介するのはエマ・ドナヒューの聖なる証です。 吉田一久美さん役でオークラ出版より2023年4月に発売された本になります。
今回ですが翻訳された吉田一久美さんをお迎えしての作品紹介特別な回となっております。
じゃあまずあの早速ですがゲストをちょっと紹介させていただきたいと思います。 翻訳された吉田一久美さんです。よろしくお願いします。
じゃあちょっと今回の経緯を私の方から簡単にお話しさせていただきます。 今回ですね、信仰のある吉田一久美さんからご好意でこの聖なる証のゲラ読みというのをですね
させていただくことになりまして、実際読ませていただいて、翻訳決まりましたっていうことを連絡もらった段階でラジオ紹介しようかなって思っていたんですけれども
実際読んだらめちゃめちゃいい作品だったので今回ラジオで紹介させていただきますというお話をさせていただき、もし良ければちょっとご一緒にというちょっとズーズーしいですね
お誘いをさせていただいて開拓いただき今実現しているという流れになっております。
今日はあのちょっといつもとは我々三枝さんと二人で紹介してますがちょっと違う感じで翻訳された立場の方も交えながらとはいえ一読者という立場ということも踏まえながら
今回作品の魅力やポイントを一緒に語っていこうかなと思っております。 そんな感じで一久美さんよろしくお願いします。
はいこちらこそどうぞよろしくお願いします。
で一久美さんのご紹介にはなってしまうんですけれどもエマドナヒューの星の精にしてこれは川出書房から出ていて2021年かの11月に
もう結構前ですねその元ね。
なんかつい最近だった気がするんですけどね。
いや私もなんかそういうのするんですけど結構もう1年…ん?1年?
多分ね年末に出たからですよ。2021年の11月末に出たんですよ多分。
03:03
前に発売になった本を記されていてこれ我々もねちょっとあのいい本だなと思ったので作品を紹介させてもらったあたりからのちょっと進行が始まっていて
一回ゲストに来ていただいていろいろお話しさせていただいたという関係があります。
そうですねあのインタビューしていただいて
でもすごい反響が大きくて
本当ですねすごいありがたかったです。
いやこちらこそです。なんか翻訳者さん同業者の方からもあの反応ありましたしあとやっぱ読者の方から直接お言葉いただいたり
去年文学フリマに出した時も大阪に行ったんですけど
その時ね三重さんと初めて
初めてお会いすることができて
そうそうすごい優しいのちゃんと来てくれると思って
そうそうそれでえっとその時もあの空飛びのリスナーで
インタビュー聞いてきましたって言ってくださる方も結構いらっしゃって
だからすごいありがたいなと思って
だからその方たちで今聞いてくださっている方たちは
お久しぶりですという感じですね
はいお元気にしてお元気だといいなと思います。
今一久美さんはカナダの方にいらっしゃるので
三重さん東京に来たんで東京とカナダをつないでという状況になっております
そのあたりちょっと前出しになっちゃいますけど
来週配信の番外編でもちょっと少し出ていただこうと思っておりますので
そのあたりの話出るんじゃないかなと思うのでそちらもお楽しみにというところで
今日はもう訳されたばっかりの聖なる証をちょっとがっつり語りたいと思いますので
この後よろしくお願いします
よろしくお願いします
ゲラーデムを読ませていただいて
今ちょっと原本という形で大倉出版の方に我々二人いただいて
手元に本があるんですけれども
私はもう後半ほんと一気読みですごい面白かったなと思いました
最初なんかこう話の展開がよくわからないというか
どういう状況なんだみたいのが結構あって
常に不穏な空気が私に流れているなと思っていたので
結構緊張感があったなと思ってますね
それがなんかこう徐々に徐々に
いろんなことが判明していって
それが後半明日に変わっていくっていうのが
このストーリーの展開としてすごく面白くて
夢中でちょっと読んでしまった本でした
あと今回やはり
生久美さんとも関係値が出来上がってきている中で読ませていただいて
こういうところでもしかして苦労したんじゃないかなとか
これはどういう感じで訳したんだろうみたいな
なんか自分としては翻訳者の方の顔が浮かぶ読書体験っていうのは
ちょっと初めてで
なんか大御所の翻訳者の柴田本由貴さんとか
岸本さちこさんとか
顔も名前もなんか分かっている方もいらっしゃるんですけど
やっぱりパーソナルがより分かっている方の翻訳っていうのが
今回初めてだったので
そこもちょっと自分としては面白い体験だったなと思いました
06:01
ありがとうございます
確かに僕も読んでて
今回結構ね主人公が怒るシーンがいっぱいあるんですけど
吉田ゆくみさんももしかすると
略して一緒に怒ってたんじゃないかなとか
思いながら読んでましたね
僕はやっぱり今回聖なる証
まず最初に本読む前ですけど
この設定あらすじとかですね
読んでこの設定がすごい面白いなと思いまして
食べずとも生きていける奇跡の少女というのがですね
出てくるんですけども
こういう少女がいるっていう存在させるっていう
こういう設定がまず面白いなと思って
それを観察する主人公がいて
その少女の周りにいろんな思惑を持った大人たちが
集まっているんですけども
こういう設定を作っているところがまず面白くて
これエマ・ドナヒューさんの作品のやはりすごい良さ
密室の中での出来事が中心に描かれていくんですけども
この主人公が少女を観察している
この時間の流れが描かれるんですけど
そこにやっぱり緊張感があって
もう大地さんと同じですね
そこから展開されていくストーリーに
すごいやっぱりですね
もうどんどん引き寄せられて
ついつい次々読んでしまうっていう
やっぱり読み物として非常に面白かったですね
あとはですね
結構今回これも面白いと言っていいのかあれなんですけども
主人公のリブという女性が
看護師のすごいプロフェッショナルな方で
この奇跡の少女を取り巻く現状に対してですね
やっぱり思うところがあって
すごい怒っているシーンが多くてですね
結構この少女を囲む大人たちをね
主人公が罵ったり罵倒したりしまくってるんですけど
そういうのを読んでると結構面白かったですね
ちょっと前回星のせいにして
でも近い部分あったかもしれないですけども
やっぱりこの現状に対して物申していくっていう
そこを読んでいてやっぱり
どっちもですね
なんかちょっと同じ感情になったりするところがあったので
あともう一つやっぱりこれも
やっぱり今どんな予算がすごいのかなと思うんですけど
終盤の展開というんですかね
これもやっぱり前に読んだ星のせいにして
終盤が良くて衝撃を受けたんですけども
それ今回もですね
やっぱりこの奇跡の少女
帯にもこの奇跡の少女の秘密とはって書かれてるんですけども
やっぱりそこを読んでいった最後ですね
終盤の展開
ここにはすごい衝撃を受けまして
最後まで読むとやっぱりこの小説すごいな
最初の持っていた印象とは違うんだなって思わせてくれましたね
そうですね
私が怒りながら訳してたのかっていう
怒ってましたね
かなり怒りながら訳してました
怒ってたしやっぱ泣きましたね今回
星のせいにしてもそうなんですけど
やっぱり訳すと多分役者の人
訳してる顔は見られたくないっていう人結構多いと思いますね
この物語はやっぱり2週間っていうすごい短いスパンの中で
09:00
白だったものが黒に変わるのかみたいな
メッセージがそういう展開の話だと思うんですね
白が白のまま看護師のリブライトが考えている白は
白のまま終わるのかそれとも完璧にフリップするのか
途中でソーマトロープっていう
おもちゃが出てくるんですか
裏表裏表で鳥籠があれみたいな感じで
全てのことが最初は二項対立で提示してあるんですよ
イングランドアイルランドカトリー
プロテスタント女男
そこがパタパタパタパタってやっていくのが
どうなるんだっていうのの2週間を描いているので
途中の最後のソーマトロープがキャラキャラキャラキャラって
速度がやっぱり上がっていく感じが
小説の作品としてすごいなんかそういうのがイメージとし合っているな
なんか読んでたら後半はもう一気に読みたくなるような作品ですよね
本当ですよね
すごいなんか今なんだろう
二項対立のものが本当にこれでいいのかみたいな
っていう揺らぎみたいなのが結構このリブの中で
主人公のリブの中であるのが
自分それが結構惹かれて読んでいたなっていうのを今ちょっと
けみさんの話を聞いて思い出しました
そこが結構やっぱり自分はトリガーになってるかもしれないですね
この話にグッと入っていく
いやなんかこういい
そうなんかどの日も野の尻を書くのがすごい楽しかったらしいです
野の尻はアイルランドの人なので
分かって書いてるんですけど
でもやっぱり感想とか見るとアイルランドの人が
こんな私たちのこと悪く書いてっていうような感想も
原書の方の感想にあったりするんですけど
ただきちっと読むとそういう書き方は
多分されてないのかなっていう気はしますね
じゃあちょっと著者に行っていきますかこのまま
ではですね著者のエマ・ドナヒューさんについての
ちょっと紹介をしたいなと思います
これですねちょっと本にも書かれている内容を読み上げるんですけども
生まれは1969年ダブリンので生まれた方になりまして
今までこのエマ・ドナヒューさんは
二度ですね移民になる経験をされていると
最初はですねイギリスのケンブリッジに移ったというので
8年間イギリスで過ごされていて
二度目がですねカナダのオンタリオ州ロントンというところへの
移住移民をされたということで現在
カナダに在住されている方になります
結構この執筆のジャンルを超えて動き回って
文学史であったり電気であったり
あとラジオ劇とか舞台の脚本とかすごい
あとおとぎ話や短編などレパートリーがすごく広いというのがですね
一つ特徴としてありますで有名なのが
世界的ベストセラーになったルーム日本語訳だと
ヘアという声で高段車から出版されていて
2010年にニューヨークタイムズベストセラーになっていて
マンブッカー賞とかですコモンウェルス賞とか
オレンジ賞とかの最終候補に選ばれたりとかですね
12:00
原作もすごく評価されているんですけども
映画化されてそっちがですね
おそらく非常に知名度があるのかなと思います
この映画もアカデミー賞脚本賞にノミネートされたり
インディペンデントスピリット賞脚本新人賞主張されているというので
非常に受賞者の方も世界的な作家さんであるという
エマドナヘアさんですね
エマドナヘアとにかく多作で
毎日ランニングマシーンで走りながら書いてるらしいです
走りながら書くの?
走りながら書く時間を絶対に取るって言って
常に書いてる
そうですね
だから星の星にして出した後
もうその次の年かな
ニーヘイブンっていうのが去年買って2年後買って
今年また夏にランドマイハートっていう
今度はレズビアロマンスが刊行されるので
もう本当に多作の作家ですね
走りながら書いてるってなんかちょっと納得ですね
所々すごくあれだもんね
気持ちが走っていくようなところ多いですよね
本当に走りながら書いてるんで
具体的に作品紹介いきましょうか
ここから作品紹介していこうと思います
簡単なあらすじを
本書はネットフリックス映画
聖なる証の原作小説
待望の翻訳刊行
1859年アイルランドの田舎町に
英国人看護師リブライトが訪れる
リブはクリミア戦争の従軍看護師で
ナイチンゲールに支持していた
彼女にかされたのは絶食を続けているにもかかわらず
健やかに生き続け
奇跡の少女と名を馳せるアナ・オドネルを
2週間観察することだ
医学の訓練を受けたリブは奇跡など信じず
秘密を暴こうと必死になるが
何の糸口も見つからない
少女は本当に奇跡の存在なのか
少女は一体何者なのか
リブがアナを救うべき一人の患者として
見つめ始めた時
様々な人間の思惑が明らかになる
少女の生存に必要なのは
信仰か科学か
それとも喪失と人間の再生
愛の形を描く歴史フィクションとなっています
今回話の軸というか
中心になっていることは
絶食 食べていない少女がいて
それが奇跡のせいなのか
それとも何なのか
みたいなところを観察することになった
看護師の物語となっておりますね
簡単にちょっとこの1859年
アイルランドのことを
ちょっと生久美さんに聞いてもよろしいでしょうか
私も歴史の専門家ではないので
そんなに突っ込んだことは言えないんですけど
このせいなの証を読む上で
知っておいた方がいいかなって思うのが
理屈があって
一つ目は
ジャガイモ菌というのがあったという
この物語1859年の物語ですけど
ジャガイモ菌1845年ぐらいから始まったと言われていて
15:00
きっかけはジャガイモ疫病という病気で
ジャガイモの不作により
食べられなくて死んでしまう人が
大量に出た時期がアイルランドでありました
ただそれが何がキガを作ったのかっていうのは
本文中でもウィリアム・バーンというジャーナリストが
少し説明しますけれども
そこにイングランドとアイルランドの
政治的な関係があります
ただこの物語ですごく重要なのは
リブライトが送られるミッズランドの街は
おそらくほとんどの人が
大事な人を食べれないことで
亡くしているっていうことですよね
だからその街で食べないでも生きれるっていう少女が
どうして奇跡として崇められるのかっていう
そこにちょっとそのレイヤーが入ると
真実味というか説得力が増すかなというふうに思いますね
2つ目は看護婦
看護師という職業が
この当時はあまり確立されていなかった
途上記確立される途中にあったんですよね
訪問中にもちょっと出てくるんですけど
ジェーン・エアーの屋根裏の看護婦とか
陣を煽ってだらしがないイメージっていうのが
この時代の前の看護婦のイメージとして
あまり良くない女性のイメージっていうのがあって
フロレンス・ナイチンゲールに
このリブライトは支持して
クリミア戦争に行って
その時一緒に働いたりしてるんですけど
その人の改革も大きく影響して
看護婦という職業が教育を受けて
ちゃんとした職業というふうに認められていく
という過程にあったって
看護婦を取り巻く偏見とか
そういうものがまだ抜けていない状態の
社会であるっていうこと
あともう一つはこの男色少女
英語ではファスティングガールズって言うんですけど
これは本当にあった
たくさんのウジレが記録されている
これはこの件に関しては
ドナヒオは直接モデルにしたわけじゃないんですけど
きっかけとなった女の子
名前サラ・ジェイコという人がウェイルズにいて
その子は1857年ですね
この物語の2年前に
12歳の時に食べてないで生きれる奇跡の少女
というふうに噂になって
また新聞記者が来たり
4人の看護婦が監視・観察して
結局監察後1週間で亡くなってしまう
という事件があったんですね
それをドナヒオが聞いた時に
興味を持って書いてみたいと思ったんだけど
その実は道理には書きたくないっていうのがあって
そこから構想を数年練って
読み出したお話っていうことを知っていると
物語が見えてくるかなと思います
ありがとうございます
すごい輪郭が今はっきりしましたね
鉄物要素が組み合わさっての小説ということですよね
ジャガイモ基金という話があったんですけど
これ本読んでいると本当にあれなんですよ
ジャガイモが収穫されるシーズンの前とかは
18:03
本当食べ物がちょっと尽きていて
本当にもう食に困っているっていう
ジャガイモが本当に選択肢として非常に重要というか
それ食べていかないと
年越せないんじゃないかっていうぐらいの
かなり重要なものなんですよね
その前にイングランドの支配によって
小麦粉は作るんだけど
それを地主に収めないといけないとか
シャク漬けしたジャガイモだけを自分たちが食べるのは
データの上でも加熱しやすいからとか
イングランドがやったことによって
ジャガイモに頼らざるを得ない状況がアイルランドで生まれた
っていう背景があるんですよね
でもそれを看護師のリンパは知らないんですよ
だから知らないでいって
さっきメイさんが言ってたみたいに
めちゃめちゃキレてるんですよ
キレてるとかみんな怒ってるんですよ
でも知らないんですよ
これがちょっといろいろ話していきたいんですが
その前にですね
これ映画になってまして
おそらく今映画が結構認知度が高いんじゃないかな
ネットフリックスで配信してたので
私も本読まない友人でも
知ってるって言ってたんでこの聖なる証のこと
やっぱりネットフリックスって認知度が高いので
ちょっと映画の感想もですね
少し話してからいきたいなと思ってます
映画これでも翻訳された立場もあるかと思うんですけど
映画はどうでした?
いくみさんの目からは
私は映画の皮切りが多分11月だったんですよ
って聞いてて
だからそれまでに絶対訳し終わってから見ないと
映画見てから訳したら絶対自分の訳本が
早速影響されると思って
必死で訳してて見ました
そしたらやっぱなんかすごかったですね
オープニングのシーンとか
でフロレンス・ピューがも素晴らしく
とにかく食べるんですよね
食べない奇跡の少女の物語の看護師が
あんなに食べていいのかぐらい食べるんですよ
あれがすごく効果的だったなと思って
フロレンス・ピューはリブの看護師の役なんですけど
ただ途中でね
これリブこんなことやっちゃう
こんなことやっちゃうって
原作のリブではやらないことやっぱ映画ではやりますよね
原作と映画はキティの立ち位置が全然違うんです
キティっていうのは
奇跡の少女アナの親戚であり
お手伝いさんである家の家にいるんですけど
原作ではキティは
自分の身の置かれてるところがあるから
外の物を見ないように
自分の言葉を使わないようにして生きていく子なんですよね
それもその動画映画で描きたかった
密室にいる女の子の話なんですよ
だけど映画でキティは結構自分の言葉を使うし
それこそ言葉を学ぼうとしてるんですよね
21:00
だからその2人の子
しかもあの人がナレーションですよね
その2人を比べていくと
どういうことを伝えたいのかなっていうのが
分かるかなというのが感想です
私もゲラを読ませていただいた後に映画を見ました
なので結構原作のイメージがある状態で見たなっていうところなんですけど
このまま私の印象をちょっと話させてもらうと
ゆきみつさんも言ってましたけど
音楽がすごい良くて
すごく雰囲気作るのに上手く寄与してるなと思っていて
結構不穏な感じみたいな
原作からも感じた不穏な感じみたいな
すごくうまく音楽でフォローしてるなっていうのがあって
すごい良いなって思って見てました
さっき言ったオープニングの部分
ちょっとこれネタバレにならないと思うんですけど
エンディングですね
ちょっと原作にもないし
映画ならではの仕掛けのようなものがあって
そこのが来てて結構最初びっくりして
これどういうことなんだろうとか思いながら見始めたんですけど
この演出は多分何かしらすごい意味があるんだろうなと思いながら
あったんですけど
ちょっとあれですね
展開が早かったですよね映画ね
特に私は今回登場人物の話でちょっとしたいんですけど
さっきもちょっと出た記者役の
ウィリアム・バーンという登場人物がいるんですけど
その登場人物に結構今回惹かれてまして
原作だとこのリブとバーンの関係が
ちょっとずつ積み上がっていくような感じだったんですけど
映画だと結構ササッと
ササッとというわけじゃないんだけど
急にえ?みたいななんかあって
あれが一番こう映画を見てて
あーどうしようと思ったところですね
なんかねあのシーンはちゃんと
インテマシーコーディネートとかもきちんと入れて
すごいケアをしてやったシーンらしくて
ただそのやっぱクリスチャン・ネリオ監督が
キティをナレーションにしたのもそうだと思うんですけど
やっぱ女性たちの物語っていう風に映画は
もっとこう引っ張りたかったみたいなんですよね
だからああいう愛情のシーンとかはすごく
映画ではめちゃめちゃ期待されるけど
ありきたりなものにはしたくなかった
っていうのが脚本の
どんな人も含むみんなの共通意識だったらしくて
じゃあそこをちょっと聞いて納得というか
でも全体としては本当
あれ2時間切ってる映画で
この話をまとめてて
非常にうまいなと思いましたね
僕はですね2回見ましたね
まずゲラをいただいたんですけども
ちょっとその前に先に映画を見て
小説を読んで
この収録の前日に2度目の映画を見てですね
やっぱり映像がすごい綺麗で
しかも舞台が19世紀アイルランドの中部
本当に真ん中の田舎というか
本当に大自然が広がるようなところで
だからその世界を見れるっていうのは
すごい神秘的な感じがして
よかったですね
そういうのを見るだけでも
すごい満足感がありましたし
あと僕も小説のイメージと
映画のイメージの違いだと
24:00
リブがアナを観察する
そこの場所がオドネルケという家に
毎回通うことになるんですけども
映画を見ていると思った以上に
遠いところにあるなとは思いました
もっと小説を読んでたら
もっと近いところに
同じ村の中にあるかなと思ってたんですけども
映画をよくよく見ると
村の外れにある
ぽつんと離れにある
ぽつんとというか
結構な距離
遠いところにあるんじゃないかなと
思いましたね
やっぱり映画を見て
そうですね
リブは食べてるか
歩いてるかみたいな感じですよね
その時はね
結構な距離歩いてそうだなと思いましたね
そうですね
あと小説はすごい
リブの内面描写が多いから
小説読んだと映画見ると
ただ歩いてるシーンでも
これはあれを考えてるんだなとか
結構自分で当てれこできる感じ
確かに
そうですね
映画でリブの心の声とか
本当に言ってたこと全部やろうと思っても
うるさすぎるかもしれないですね
そうですよね
じゃあちょっとそんなところにして
映画も楽しめる今回の作品ですが
ちょっと具体的に
いろいろ話していきたいと思います
最初にお話ししたいところで言うと
展開の部分ですね
エマドルヌヒューさん
私読むの2作目なんですけど
前作もそうだったんですけど
やっぱり展開させていくのが
上手い作家だなと思ってまして
今回はもう本当
最初ちょっと話しましたけど
緊張感から焦燥感へ変わっていく
本当ヒリヒリした作品だなと思ったので
ここは本当に読んでいて
魅力に感じたところです
さっきちょっと
イクミさんの話にあったんですけど
これ本当に二項対立の話だったなと思っていて
それがこの主人公リブの中で
リブはリブで
すごく信じてるものがあって
信念があって
それが医療とか科学とか
そういうところによっては
いると思うんですけれども
それが何でしょうね
揺らぐわけ
揺らぐのかなと思ったけど
揺らぐわけじゃないけど
何だろうな
なんか揺らいでる感じしません?
そうですね
ラストに向かってとか
何だろうな
揺らいでるっていう
何だろう揺らいでるっていうのに
言い切りたくなくて
何だろう
俺の分かんない
捉え直してる感じなのかな
何て言ったらいいんだろう
自分の信念ってのが一個あって
それと照らし合わす時に
正しいのはどっちなんだみたいな
これを揺らいでるっていうのかな
揺らがないところはありつつ
僕が揺らいでるの分かんないけど
でも芯がありますよね
まずリブの中には
それが芯から見た時に
何が正しいんだろうみたいなのが
多分あって
でも周りは二項対立なんですよね
っていう感じがあるのかな
そうですね
見せかけはそうなんですよね
それがそうなの?
そうなの?っていう感じになってます
27:02
そうですよね
疑いと
星のせいにしてもそうだったんですけど
人工リブの視点を通して
物語がダイナミックに動いていくのを
楽しめる作品だなと思いましたね
物語に没入してしまう感じがあって
すごく楽しかったなと
僕も今の話で思ったのは
リブも作中で結構成長しているところが
あると思って
特に後々振り返ると
ウィリアム・バーンとの出会いが
すごい大きかったなと
バーンが新聞記者してるんですけど
すごいしたたかというか
世の中の処生術みたいなものを
よく分かっている人で
リブもだいぶバーンから学んで
特に終盤
いろんな展開が訪れるんですけども
そこはやっぱり
かなりバーンの影響が
大きかったんじゃないかなと
最初はナイチン・ゲールと
共に働いて
看護師としての姿勢っていうのを
すごい強く持ってたと思いますし
後半は結構バーンのような
考え方と共鳴し合ってみたいな
そんなのはちょっと感じましたね
僕もこのスリリングな展開っていうところだと
この作品もすごい短い日数の中での出来事が
描かれているんですけど
終始ドラマがあって
そこで飽きずに
どんどん気になって読んでいける要素は
そういうところもあるんじゃないかなと
これもやっぱり
登場人物が結構秘密を持っているというかですね
世紀の少女だけが秘密を持っているわけじゃなくて
意外とですね
どんな人物にもやっぱりちょっと
秘密というか裏のもう一つの顔というか
そういうのを読んでいくと明らかになってですね
それがやっぱりストーリー
どんどん気になって読んでいってしまいます
魅力かなと思いましたね
私は初読の時はあんまり入り込めなかったですよね
この作品
そうですね
最初読んだ時は
リブより早く画像解いてやろうじゃないけど
ミステリー要素の読み方
ミステリー要素で
だからなんか
いちいち描写にすっごい集中しちゃって
そしたら大事なところを読み落としてしまうというか
この話って途中で
どうやって食べてるのか
どうやって秘密で食べてるのか
ということにフォーカスするリブが
じゃあなんで食べないのか
っていうのを聞き出した時に
物語が変わるじゃないですか
そこに行くと結構なんか
すいません間違ってました
みたいな感じになったので
それでもう一回読んで
やっとなんか
分かってきたというか
面白いと思って読めました
最初だから
推理小説なのかなと思って
読み始めたんですけど
推理小説ではなかった
初読が結構前なんですよ
これ2016年の
観光だから
お話いただく前にも読んでたので
私的にはこのお話は
30:01
2週間の期間での
バーンもそうですけど
他のシスターン・マイケル
修道長ね
一緒に観察をする
もう一人の看護婦であり
修道長である
シスターン・マイケルとの関係とか
あとはキティ・オーディネル
さっきも出たキティとか
ロザリンとの関係
最初思ってる人物像が
どんどん変わっていく
最後まで読むと
もう一回元に戻ると
結構細かい描写が
切なくなってくるんです
これはこういう思いだったのかな
とか分かってくる
結構何回も読むと
違う感情が湧いてくる作品かな
まだ一回しか読んでないから
たどり着けてるところが少ないかもしれない
でも確かに
これ知った上で読むと
それぞれの登場人物の行動の意味とか
すごい見えてきますもんね
絶対
ちょっとじゃあ
そのところで話を先に進めると
結構今登場人物の話ができたので
次はちょっと登場人物について
話してみたいんですけど
本当にこの物語
登場人物の魅力っていうのが
結構キーにもなってるなと思っていて
主人公リブ自体はもちろん
我々の視点代わりにもなりますし
読み手にとっても非常に重要なポジションに
いるのはもちろんなんですけども
あと観察対象となる少女アナも
もちろんそうなんですけども
他の登場人物もですね
かなり魅力的な方たちというか
何でしょう
魅力的とかリアルかなっていう
こういう感情を持って動いてるんだなっていうのが
分かる人たちが多くて
なんかクセ物が多いですよね
そうですね
こういうのを描ける
エマドナヒューは私は正直すごいなって思いました
でちょっと一人ずつというか
ちょっと話していきたいんですけど
なるべくちょっとコンパクトになるかもしれないんで
全員コンパクトはいけないかもしれないんですけど
ちょっと一人ずつ話していきたいと思います
まず主人公リブですね
結構リブが私一番印象が変わっていった
人物の一人ですね
個人的には最初すごく正義感が強いんだろうな
っていうイメージから入っていって
物語が進むうちに
なんかそうか信念があるのかな
みたいなイメージになり
でもそれはどういう信念なんだろう
正しくありたいのか正直でいたいのか
どうなんだろうなっていうのになっていたんですけども
なんとなくそれがパーソナルな方向に
どんどん深まっていったような印象があって
なんだろうな
なんか信念ということもあると思うんですけど
なんか自分の思いに誠実でありたいみたいな
登場人物なんだろうなと思っていて
そこがやっぱり共感とか好感を読み手に生む
あの非常に王道な主人公だったなと思いました
僕もやっぱり同じ印象を持ちましたし
あとはやっぱり印象的な部分だったのは
リブは看護師としてすごくプロですし
ナイチンゲールからのね
すごい慕っていて尊敬していて
それがもう所々やっぱり描写で出てきているので
33:01
そことかね
リブの仕事感っていうんですかね
そういうのはだいぶ
それで見ることもできますし
リブは職業倫理がすごく強い人だと思いますね
看護師として
自分は看護師としてこうしなきゃいけないんだっていう
それがすごくドライブになって
行動をしていっている人なんだけど
すっごい偏見まみれなんですよね
すっごい偏見まみれなんですよ
だからなんか
そう読んでると
なんかそこまで言うかなみたいな感じで
けっこうなんか
口悪いですよね
そう口悪いんですよ
ちょっとなんか
でも偏見まみれの彼女
不完全なんだけど
看護師として完全でいたい
彼女がアナ・オドネルっていう少女を知っていくときに
またリブの秘密も出てくるじゃないですか
なんとこう
読者がちょっとなんか
あれリブって私たちが思ってたような
なんていうのかな
強い女性というか
そういうなんかこういう
精霊結構
強い女性っていう像から
脆さを秘めた強い女性
シフトしていくのが
すごく運良かったですね
うまいですよね
この辺りの作りは
ちょっと次
少女アナですね
観察対象のアナについて話してみたいんですけれども
アナというのは
4ヶ月前
11歳になったときから
4ヶ月間食事をしていないとされている
そして周りから奇跡の存在として扱われている少女です
アナはこの自分正直
この設定ちょっと読んじゃってから
読んでるところもあるので
なんかあんまり明るいイメージじゃなかったんですよ
最初のところなんですけど
実際にこう読み始めてみると
非常に天真爛漫な印象が強くて
初めて会ったリブに対しても
あまり人見知りせずに明るくせしていて
そのあたりは結構
こんな感じの少女なんだっていうのは
ちょっと
設定の先入観からすると意外な感じで
このアナのなんていうかな
個性というか
キャラとしての存在感の強さみたいなものをすごく感じて
ただ奇跡の少女として
置物のように置かれているとか
そんなのでは全然なくて
非常に頭が良くて
常に理性的で
周りがすごくチアを増やしたりとかですね
あとやっぱりアナ自身も
結構大変な状況で生きていたりするんですけど
それですごい冷静に
冷静というか理性的なんですけども
そういう意味ではすごい子供というよりも
すごく誰よりも大人な印象を持ちましたね
そうですね
アナはすごくアンバランスというか
バランスが難しいですよね
先ほど言われたみたいに
すごく大人みたいなところもある
だけれどもやっぱり11歳の女の子で
普通の女の子っていうところが
やっぱりこの物語を切なくするというか
36:00
すごく胸が痛いっていう
本当に普通の女の子なのに
なんで奇跡の少女にならなきゃいけなかったんだろう
っていうそこを考えだすと
すごく苦しくなる感じですよね
ちょっと進めると
アナの両親と兄
そしてキティといういとこがいる
オドネル一家ですね
これも物語の中では
非常にいろんなことが浮き彫りになっていく人々で
あまり詳しくは話しませんが
結構ここの方々も
特に母親かな
母親とは結構リブは接することが多いので
都度印象が私は結構
印象が変わるわけじゃないんだけど
リブと一緒で
この人は今どういう気持ちでいるんだろう
みたいなので
ずっと娘が食べないという状況を
どう本当は捉えているんだろうみたいな
もしくは何か協力しているのか
とか思いながら
いろいろこの家族を見ていくので
疑いの目で見出すと
いろいろ分からなくなる部分もあるんですけども
でもそれは何か個人的には
何だろうな非常にリアルな人たちだったなとは
ちょっと思いながら見てましたね
特に両親ですね
その小説で
リブの視点で読んでいくと
リブ同様
読者もイラッとすることってあると思うんですけども
これもでもやっぱり最後まで読むと
結構別の視点があるというかですね
いろんなやっぱり
人はいろんな顔を持っているなと思うので
やっぱりそういう哀れみを感じることもあって
そうですね
ロザリンというのが母親の名前なんですけど
ロザリン乙女とリブのやり取りを訳すのが
めちゃめちゃ楽しかったですね
すごい楽しかったですね
生き生きしながら訳してもらいましたね
結構喧嘩モードですもんね
そうそう
やりあって結構ためるじゃないですか
2人とも
そのなんかテンションが
積み上がっていく感じが
楽しかったですね
この家族に関してあれですもんね
パワーバランス
お父さんはちょっと弱いというか
お父さん控えめで
お母さんがどんどん前に出ていくタイプの
家族っていうのもちょっと面白かったですね
そうです
あとあれですね
キティっていういとこも
かなり重要な人物で
私もずっと疑いの目で見ながら
この子はどういう感情でいるんだろうとか思いながら
そのあたりもなんか
この乙女類科っていうのはなんか
読者まず疑いの目で入っちゃうんですけど
でもやっぱ彼らには
過去と痛みみたいなのがあるのを
それも知ることになるので
そうなってくると
だいぶ見え方が変わってくる
登場人物たちだったなと思いましたね
シスターマイケルという人物もいまして
これはリブと交代で
観察することになる修道場となっております
なぜ2人いるかっていうと
やっぱり24時間連続で
2週間か
観察し続けることができないので
シスターマイケルと2人で交代して
この任務に当たるということになってます
シスターマイケルとはですね
基本的にはリブは
意見を交換したり
39:00
協議することを禁じられているので
交代するときに
多少ちょっと接触はあるんですけれども
基本的には
この人が何を思っているかわからないっていう
状態で割と進んでいく形がなりますね
とはいえですね
シスターマイケルも非常になんていうか
人間味あふれる方で
ラスト結構いい味出してくるんで
自分はちょっと感動したポイントでもありますね
ここは
ちょっとあまり詳しくは言えないんですけどね
シスターマイケルとリブのやりとりも
すごい好きでしたね
シスターマイケルは再読すると
結構いろいろ考えさせられるというか
そうですね
僕も最初はシスターマイケル
あまり存在感が見えなくてですね
やっぱり後で振り返ったときに
やっぱりすごく立場のある人なので
どうしても自分の意見とかっていうのが
正直には言えない
そういう立場の人だっていうのを
十分わきまえて
なんていうかこの業務に当たってたんだな
っていうのが分かって
これに多分再読すると
だいぶシスターマイケルの
気づきが出てきそうな気がしましたね
そうですね
次はちょっとウィリアム・バーン
新聞記者ですね
のちょっと人物について話したいんですけど
私は個人的にですね
今回一番好きだったキャラクターは
ウィリアム・バーンでした
女性が結構メインの話なんですけど
男性で終盤にかけて
非常に好きになったキャラクターですね
アイリッシュタイムズの記者で
アナを取材するために
この村にやってきます
結構やり手な印象で
リブからうまくアナの情報を
引き出そうとしてるなっていうのは
都度都度見えてたんですけれども
でも徐々にですね
このバーンも過去が明らかになっていく
またリブとのやりとりですね
結構ちょっとドラマじゃないけど
やりとりがあって
だいぶ印象が変わっていく感じですね
最終的にはとても誠実な人間で
おそらく自分の信念も
しっかり持ってる方なんだろうな
っていう印象に変わっていくので
非常に自分は好きなキャラクターでした
もうちょっと話させてもらうと
星の精霊にしてっていう作品の時も
ソウジフでしたっけ
グロウィンっていうキャラクターがいて
その彼もですね
過去や経歴が分かってくると
印象が変わるっていうのが
あったんですけれども
エマドナヒューこういう仕掛けというか
印象を変えていくのが
本当にうまい作家だなと
改めてちょっと思ったところでもありますね
このバーンも最初の登場の時は
結構軽い男みたいなね
ちょっとひょうきんなところもあって
それで作品がちょっと明るくなるようなですね
そのような陽気な人物っていうのも
確かにいいなとは思いましたし
すごい頼りがありましたもんね
バーンが出てくると
ちょっと安心するというかですね
そういう読んでる上で
やっぱりいい男だなって本当に思いましたね
そうですね
バーンはやっぱりリブを支えはするんだけど
俺についてこいよみたいな
男の人ではないので
その辺はすごく気を使って
言葉を選びましたね
だって2週間でリブに
42:01
すごく大きな影響を与える人なんで
その説得力じゃないけど
そういうのをどうやったら
真実味が出せるかなっていうのは
すごく考えましたね
あとちょっと最後
ちょっと登場人物の視点ではないんですけど
個人的に今回関しては
登場人物設定とか置き方とかが
すごいうまいなと思ってまして
やっぱそれぞれに立場があって
立場っていうのは
別に自分が選び取ったものでもないし
流されてというか
環境によって作られてしまったものも多くて
ってなるとやっぱ人間って
その視点しか持てないなっていうのを
やっぱちょっと感じることが多い
小説だったなと思ってます
やっぱり正直日々ですね
自分も生きていて仕事をしていて
なんか視野が狭くなってるなっていう時とか
あとある人に対して
視野狭くなってるなって思っちゃう時って
結構あるんですけど
そういうのにですね
割とリンクしてくる流れが多くて
例えばリブから見たら
シスターマイケルは大丈夫なのかみたいな
この人自分と同じ仕事をしていて
大丈夫なのかって思うことはあると思うんですけど
実際多分それって多かれ少なかれ
仕事をやってると感じる時が多分あると思うんですね
でもそれがシスターマイケルが意外なこう
そういうことだったんだみたいなのも分かったりするし
それってやっぱり日常生活の中で
多々あることだと思うので
なんかそういうのにリンクする
時代は全く違うけれども
宗教の感覚とかもかなり違うと思うんですけれども
そういうものを観察できるやっぱり
登場人物たちだったなと思って
非常に自分は楽しくこの辺りは
登場人物たちと接したなと思ってます
そうですよ
やっぱりなんかその明らかに
なんか単純な人間っていう
そういう描き方は全くされてないですもんね
多分エマ・ドナユウさんの作品
そうかもしれないですけど
やっぱり人ってその人にしか分からない
やっぱ複雑なところって絶対あるんだなっていう
それがやっぱり人物たちの魅力なんだな
って本当思いましたよね
そうですね
ドナユウはその特殊な現象を描く
得意な現象を描くことで
なぜかこう人間全体や社会全体を
上手く表現できる
それが一番有効な手段っていうのに
考えてるみたいで
だから今回もやっぱりそれで
一番こう誰も気づかないような
影に閉じ込められてた女の子の姿を描くことで
その周りや社会のことを浴び出していくっていう
そういう小説なので
その少女とそれに関わる人間の動きみたいな
しかもなんか設定が設定だけに
全員の動きをすごい見るじゃないですか
すごい注意して見れるようにしてくれてるので
そういうのがすごい上手いなって思いますね
というところですが
最後です
ストーリー入る前に最後ちょっとどうしても話したい
分体がやっぱり私は気になってまして
星の精にしての時もそうだったんですけど
この臨場感がある分体ってやっぱすごいなと
毎回思います
今回はリブの視点からやはり描かれていて
やはりリブの感情を追体験できるような
45:00
作りになってるなと思ってました
ただでもこれはどこまで描いて
どこまで描かないのかっていうところ
このバランス感覚が本当に
エマ・ドナヒューはすごいんだろうなと思っていて
おそらくここは訳すのも難しかったポイントではないのかなと思いながら
私は都度読みながらちょっと
首さんの顔が浮かんできたのはその辺りだったんですよね
どこか黒の跡が見えましたか
でも私も翻訳っていう仕事を携わったことが全くないので
この原文の持っているバランス感覚っていうのを
日本語にどう落とし込めるかっていうのは
多分めっちゃ大変なんじゃないかなとは
個人的には思いました
そうですね
今回すごく特殊なのがなんか
第三人称の語りなんですよ
だけど視点がリブプラスの
視点がリブっていうかね
リブの感情描写がすごく多いし
すごく制限された視界の持ち主が
語りをやってるんですよね
ドナヒオはいつも視点を決めるときに
秘密の位置を決めるらしいんですよ
誰が秘密を持っているか
その秘密をまず隠すために
誰の視点で語るかっていうと
今回アナの秘密なので
視点はリブですよね
でもあらすじがいくと
リブにも秘密がある
そしたらその秘密も隠さなきゃいけないためには
リブ視点の一人称にしてしまうと
多分どこかで
プラスやっぱりその三人称で書くと
彼女は何とかしたっていう
客観的な目で書いてるように見えるので
そのリブの異質な存在感が
すごく際立つと思うんですよね
カトリックの中に一人いるプロテスタン
アイルランドの中に一人いるイングランド女性
っていうそのなんかリブの一人ぼっち感
っていうのがその三人称の
おもつかない語りみたいなので
出てるんだなっていうのに
気づくまでが苦しかったですね
気づいてからは
その意図だろうなと思ってやれるけど
気づくまではなんでどこに
みたいな感じで書くしてましたね
もう私なんで今回三人称なんだろうって
ずっと思いながら
すごい思いました本当に
最初はゆっくりしてるじゃないですか
途中から内面ギアに入って
ダーってくるんですよね
それが同時にできる語り
その語りを変えずにできる
その前半をもしリブの語りにして
後半をアナの語りにするとか
そういう感じでやらずにできる方法
それしかなかったのかな
と思ったりしましたが
読まさないように聞いたわけではないので
でも今は非常に納得感のある
お話でしたね
三人称だけど一人称
読んでるかのようなのですごく悩みました
登場人物
文体も含めてですけど
物語に最適化された
絵描き方をされている
表現のされ方をされている
48:00
改めて感じて
山田の日やっぱすごいですね
すごいですね
じゃあ具体的に
ストーリーをざっくり伝えたいと思います
ネタバレはしないように
今回話したいと思っております
なので読んでない人は
安心して聞いていただければと思います
この物語は看護師のエリザベス・ライト
リブの愛称で自分は読んでますが
エリザベス・ライトが
1859年に
アイランドのミッドランス地方で
暮らしているアナ・オドネルという
少女を観察するために
ロンドンから派遣されるところから始まります
このアナという少女なんですけれども
11歳を迎えた時から
4ヶ月間
その後4ヶ月間
食事を取らずに生きているということが
この村の中で噂されているというか
報告されていて
奇跡の少女として扱われていました
この奇跡が事実かどうかを
調べるために
委員会というのが立ち上がって
14日間
主人公リブとシスター・マイケルという
修道所の2人で交代でアナを観察して
調査内容を報告するよう命じました
この2人は
意見を交換したり協議をしたりしてはいけないと
何か真実とは違うことになってしまうかもしれないということで
2人は
意見交換をすることなく
観察するようにと命じられました
このアナの家なんですけど
村の外れにありまして
一家は父と母
そしてアナ
アナのいとこのキティの4人で暮らしています
アナには兄がいるんですが
今は一緒にいないという状況です
リブは早速
アナを検査しますが異常なところは見つからず
至って健康そうでした
アナはですね
天からマナを与えられているので
食事はやらないと言い出します
リブはですね
アナが隠れて必ず食事をしているのではないかと
思い徹底的に調べることを決意します
けれどもその証拠はなかなか見つからない
観察を続けているのに関わらず
食事をするという場面に
なかなか出くわさないし
形跡も見つけることができない
という状況が続きます
何か隠された秘密があるに違いないと疑いながら
アナに接するリブでしたが
そんなリブに対してアナは明るく
天真爛漫に接します
そんなアナに対してリブは疑いながらも
心を少し許していくようになっていきます
観察の日々は続き
アナを知れば知るほどリブは不思議な
気持ちになっていく
そしてある時リブは真実に気づき
ある行動に出るかというところぐらいが
今回言えるのではないかなと思っております
こういう話なんですけれども
この後ちょっと印象に残ったシーンなんかを
3人で話していきたいと思っているんですが
印象に残ったところは
結構ですね
これちょっと面白かったところで
リブの心理描写ですね
本当に読んでいるとリブが
セリフでも怒ってたりするんですけれども
多分セリフ以上にですね
心の中の声で常に
怒りが出ていてですね
結構この村のお医者さんですね
マクブイディー氏とかですね
サデウス神父とかですね
なんていうのかな
カトリックの側の人たちを
結構アナの周りに群がる大人たちを
51:01
ボロクソにけなしているというところがですね
これを読んでいて笑えるところ
面白いところだなと
思いましたし
確実に態度が出ているもんね
そうですね
怒る女性の
ちゃんと怒っているのがいいですね
委員会の男の人がいっぱいいる委員会に
行って
こう一人一人指差して
怒るシーンみたいなのがあるじゃないですか
あれとかも
すごいエネルギーというか
すごいですよね
本当に頑固者で
意志が強くて
すごく正直
自分の感じに正直に
だけどそれが患者を守りたいという
看護師としての
使命感から来るっていうのが
そこもね
アンバランスなんですよね
だからすごく私はリブとアナが似てるなと
思っているんですよ
2人がすごく重なるところがあるなと
マクブイディー氏が
何か言った時にリブが
お前は何世紀前の人間だとかですね
っていうのは
セリフでは言わないですよ
心の中で言って
モテなしなど知ったことか
とか言うんですよね
モテなしなどクソくらいだったっけ
なんだったっけ
結構言いますよね
結構お医者さんに対して
めちゃめちゃ言うんですよね
お医者さん結構めちゃめちゃですよね
お医者さんなのに神秘主義というか
そうですね
それもどの辺が言ったのか
1870年くらいから
食べないことに対しての医学的説明が
出てきたらしいんですよ
今だったら接触障害
とか言われるものが
1870年代くらいから
科学的に分析されていたし
その前はやっぱり
宗教的な理由とか悪魔だとか
そういうので
攻め合っている時代の
やっぱりその過渡期
すべてが過渡期にあるときの
二項対立っていうのを書きたかったですね
面白いですね
宗教で思ったのが
これもやっぱり後で振り返るときに
時代的に宗教の持っている
力っていうのが
すごい強いですし
そうですね
今回この奇跡の少女というのが
チヤホヤされて
そこに観光客のような人たちが来たり
していたんですけども
拝みに来たりとかですね
何かあやかろうと思ってきたり
この作中でもこれは本当に奇跡なのか
奇跡じゃないのかっていう
どっちなのか白か黒か
と言われていますが
もし奇跡じゃなかったときのリスクですね
それって
罰せられることになると思うんですけども
そこのリスクとかも相当
怖いんだろうなと思いましたね
でもそこをあんまり考えている感じは
そうですね
プレッシャーはなさそうですよね
新聞記者のバーンは
そのあたりすごい言ってたと思うんですけど
それ以外の人は
もしかすると
作中で
54:01
読んでいる側は
もしこれが罪に問われるような
奇跡じゃなかったとしたときの
その怖さっていうのは
考えさせられましたね
本当に天国か地獄かみたいな
両極端な世界だなって
本当に思いましたね
ちょっと伊久美さんに聞きたいなと思ったところが
一つあってですね
本だと280ページに
移民になることに対して
という話を
リブとバーンが
していて
バーンは移民になることについて
死ぬような感じで
新しい人生の代償を払うという
そのようなことをですね
セリフで言っていて
伊久美さんは訳されていて
そうですね
自分も2011年に
カナダに移民しているので
読んだとき
率直に気持ちが分かると思いました
そうだよねって
率直に気持ちが分かる
ただやっぱり今は
インターネットがあるから
ちゃんと繋がれるんだけど
やっぱりこの時代
行ったら行きっぱなし
手紙しかない
でもやっぱり
ダレオ州ロンドンに住んでいて
移民した年に
ルームがすごく
部屋という小説がすごくびっくり
なって一番最初に
友達になった子に
貸してもらった本がそれだったんです
カナダの
読んだときにインタビューで
エマドナヒューが
移民した経験から新しい世界に
踏み入れるということを
書きたかったっていう
新しい世界に出ていくっていうのを
書きたかったって言われてたので
そこですごく
共鳴する部分っていうのがあって
だから今回もこういう
文が出てきたときに
エマドナヒューは自分の経験から
書いてるんだなっていう
ふうに思いながら
訳しましたね
移民になるってどういうことなんだろう
っていうような話が会話の中で
ふと出てきて
エマドナヒューさんもですけど
移民の経験というか
思ってたところ
反映されてるのかなって
確かに
自分の知ってるところから知らないところに
踏み出すっていう
その瞬間を書くっていうのが
結構好き
みたいですね
オーカリスクなんかで本当いろんなところで
転職するときとかもそうだし
あることですよね
じゃあ今回はこのあたりにして
最後ですね
私から
個人的には
映画を見る前に
私を読んでもらいたいなと
ミエさん今回
映画になっちゃって
私と感覚ずれてるかもしれませんが
57:01
個人的には
映画を見る前に少数読んでほしいし
また映画見た人も
少数読んでもらいたいなと思いました
結構印象が変わると思いますし
結構ここは
比べながら両方味わえる
色んな楽しみ方ができるんじゃないかなと思います
基本的には今回でも
この作品を通じて感じたのは
真実をあきらめない強さみたいなもの
あと偏見とか
潜入感とかそういうものを
いかに捨てることができるかとか
そういうところも
非常に問うてきた作品だなと思います
やっぱりこのあたりのことが
物語の強さに直結しているなと感じました
自分もやっぱり
その期待で信念のために
今まで自分が持ってたものの潜入感なんかを
抑えなきゃいけないなって思う瞬間が
絶対にあるんですけれども
なんかそれが自分がうまくできるのかなとか
ちょっと思いながら
多分そういう局面に来たら
多分自分は今回のこの主人公リブのことを
思い出すんじゃないかなと思って読み終えました
僕も読んでいるときに
リブとか新聞記者の
バーンとかちょっとその
村から距離を浮いているような人たちは
この奇跡の少女っていうのは
所詮作り話だろうって
僕含めて多分読者の人も
ちょっとその
そんな気持ちで読んでいくことになるんじゃないかな
と思うんですけれども
ただ奇跡の少女とは何なのかと
そこが問われていく
終盤の展開ですね
やっぱりそこにすごい衝撃を受けまして
最初軽くちょっと見ていたんですけれども
やっぱり途中から
この考え方がだいぶ
変わるというか
作品への入り込み方がだいぶ変わってしまう
っていうそういう体験をして
それはやっぱり
やっぱり小説の方がすごい
映画を見ていたのでやっぱり小説を読むと
すごい衝撃を受けまして
そういう意味ではですね
山野修さんが描く
展開の持ってき方というか
やっぱすごいんだなと本当に
思ったのでそれはもう本当に多くの人に
この衝撃を味わってほしいなという
気持ちはちょっとありましたね
やっぱり
このリブの姿勢ですかね
自分を貫くであったり
することなく意見を主張して
来るとかですね
そういうのにすごく力をもらうところ
ありましたし
この時代を生きていくには
それぞれの人間に物語が必要なんだな
というのも一方で思いまして
それはもうリブの主張する意見
だけじゃなくて
いろんな立場の人がいて
いろんな立場の人がそれぞれの物語を
持っていて
しかしその物語を
生きようと思うには
それ相応の代償が必要となる
そういう19世紀半ばの
アイルランドだったんじゃないかなと
すごく思ったんですけども
ただそれは今も昔も変わらなくて
結構普遍的なことかなと思いまして
そういう意味では
生きていくって
どういうことなんだろうと
やっぱり考えさせられましたね
そうですね結構1回目2回目と
読んでいった時に
気づくことが
変わってくる作品かなという風に
1:00:01
思いますね
全然違う絵に見えるリブと
少女のアナが
全く違う物語を持っているんだけど
その物語がどこかで
共鳴し合うようなところがあるんですよね
でそのアナの物語が
リブの頭の中で
響くような感じになってくる
展開があるので
最後まで
この2人どうなるのかな
ってハラハラしてドキドキしながら
いろんな人に
読んでもらいたいなと思いますね
最後
最後まで
読んでほしいです
そうですね
ありがとうございました
今回はありがとうございました
次回予告していきたいと思います
次回ですね番外編になります
このまま吉田ゆくみさんにも
少し一部半分くらいかな
出てもらって今回翻訳された
裏話だとか星乗せにしてと
比べながら苦労したポイントが
もしあったらお聞きしたいなと思うので
その他で少しラックバランに
聞いていきたいと思いますので
次回も来週もお聞きください
番組の最後になりますが
メールマンが会員を募集しております
詳細は番組概要欄に書いておりますので
そちらご確認ください
番組の完成はリクエスト
またこのラジオを聞いて紹介された本を
読み返しましたとございましたら
ハッシュタグそのとみねこたちをつけて
教えていただけると嬉しいです
ツイッターやインスタでお待ちしております
お便り本も番組情報欄に載せてありますので
ぜひご覧いただければ番組内で
ご紹介させていただきます
この番組気に入っていただけましたら
積極的に拡散共有していただけると助かります
ではまた来週
クロスさんありがとうございました
ありがとうございました
01:01:42

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