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2021-06-14 48:58

第44回 遂に完結の超話題中国SF「三体Ⅲ 死神永生 上」劉 慈欣著

spotify

※今回の「三体」はネタバレあり回です!! 

【今回の紹介本】 

■『三体Ⅲ 死神永生 上』劉 慈欣著、大森望、光吉さくら、ワン・チャイ、泊功訳 早川書房 

遂に完結の中国SF、三体!! 

この感動を、このスケールの大きさを、熱さを、読み終えたばかりの2人が語ります! 

ネタバレありなので、読んだ人は是非にお聴きください! 

【番組内で紹介したトピック】 

■ 『三体Ⅲ 死神永生 上』劉 慈欣著、大森望、光吉さくら、ワン・チャイ、泊功訳 早川書房 

https://www.hayakawa-online.co.jp/shopdetail/000000014829/ 

【番組へのリクエストや感想はこちらから!】

https://forms.gle/a569tyUhMDDaCXGF8 

【文学ラジオ空飛び猫たちとは】

硬派な文学作品を楽もう!をコンセプトに文学好きの二人がゆる~く文学作品を紹介するラジオ番組です。

案内役の二人は、 東京都内で読書会を主催する「小説が好き!の会」のダイチ

京都の祇園で本の話ができるカフェを運営する「羊をめぐるカフェ」のミエ

文学のプロではない二人ですが、 お互いに好きな作品を東京と京都を繋ぎ、

読書会のようなテイストで、それぞれの視点で紹介していきます!

毎週月曜日朝7時に配信しています。

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番組の感想・リクエスト・本を読むきっかけになったなど、 #空飛び猫たち をつけて、ぜひSNSに投稿してください!

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#本 #小説 #読書 #読書会 #文学 #海外文学 #ブック

00:04
どうもみなさん、こんにちは。文学ラジオ空飛び猫たちです。この番組は、いろんな人に読んでもらいたい、いろんな人と語りたい文学作品を紹介しようコンセプトに、文学と猫が好きな二人がゆるーくトークするラジオ番組です。
お相手は、私小説学好きの会のダイチと筋をめぐるカフェのミエの二人でお送りします。文学のプロではない二人ですが、東京と京都をつないで、お互いに好きな作品をそれぞれの視点で紹介していく番組です。
お互いの紹介に関しては、2021年最初の回で話しているので、そちらを聞きください。また、このラジオへのご質問やリクエスト、メッセージを随時受け付けています。
番組概要欄にフォームのリンクを貼ってますので、そちらからお寄せください。ご質問などある程度いただけたら、お返事をする回をやりますので、気軽にお寄せいただけると嬉しいです。
まず本編入る前にお知らせがございます。この6月が我々のラジオ1周年ということで、これまで紹介した本の中から課題本を選び、読書会を開催します。
こちらはリスナーに投票いただいて、課題本は私たちが光の速さで進めないならに決定しておりまして、7月3日に読書会を開催します。
ありがたいことに満席恩礼いただいております。ありがとうございます。
ありがとうございます。
ちょっと満席になってしまったので、他の課題本で読書会を検討しておりまして、ジョン・ウィリアムズのストナーを8月から9月にやってみようかなと思います。
ストナーもかなり票が集まっていた作品なので、みんなで話したいなと思っております。
またこれは随時告知してきますので、よろしくお願いします。
本編に行きます。
今日はですね、今週と来週2週にわたり3対3、四神衛星上下をお届けしたいと思っております。
ついに来ましたね。
とうとう最終回来ましたね。
来ましたね。
我々のラジオでも去年のちょうど今頃、2部が発売したばかりの頃、その時に1部と2部、3週連続で取り上げさせていただきました。
その時もなかなか楽しかったんですけど、3も読んですぐ話せるという興奮に今ちょっと震えてますね。
本当ですよね。
去年2巻の話とかしていた時もずっと3が待ち遠しくて、早く発売こないかなって言っていたので、とうとう1年経ってきましたからね。
これすごかったですね、まずね。
本当に。
2出た時、あのあたりで2が一番面白いよみたいな話がちょっと出てたんですけど、いろいろ。
あ、そうなんだ、みたいな。
3ってあんまり期待したほうがいいのかなと思ったら、断然3が今のところ一番面白いなと思ってますね。
感動がやばいし、スケールやばいし、最終的に主人公、主人公今回女性なんですけど、女性とある男の子の話が、個人的な話がすごいキーになってきたりしてるんで、
この宇宙を巻き込んだというか、地球の命運を男女2人が左右するっていうのがなかなかやっぱりすげえなっていう話になってますね。
03:03
感動しました。
本当に感動しましたよね。
スケールが大きすぎるっていうか、とんでもない展開になっていきますもんね。
やばかったですね。
1巻、2巻の時もなんだこれっていう、予想外すぎるアイディアとかあったんですけど、今回もやっぱすごいですよね。予想外すぎてというか。
3巻はやっぱりこのスケールと大きさもありますし、出てくる作者のリュウジキンさんのアイディアも1巻、2巻よりよりぶっ飛んでるのがどんどん来て。
そうだよね。
読んでいくのは結構大変だったんですよ。やっぱどれもすごい面白いし。
一瞬どっかで考えるっていうか、理解するのをやめましたもんね。これはちょっと考えても俺理解できないなみたいな。
そうなんですね。
ちょっと理解停止。
分かります。
話すだけ味は多いみたいな。
そういう瞬間が訪れた。
4次元のアナウンスとか。
そうそう。わけわかんないよと思って。
4次元とか10次元とかわけわかんないな。やっぱり読めると3体ロスなりますね。
なりますね。
最後読んで興奮とかあるんですけど、それよりも終わってしまったなというちょっと切なさというか。
そうですね。終わり方良かったですからね。思った以上に良かったです。
そうですよね。
じゃあ実は私とみえさん、これ収録の前日に毛まで、毛を産み剥いた直後の2人なのでちょっと熱くなっちゃうかもしれませんが、お届けしていきたいと思います。
じゃあみえさんの方から紹介いきましょうか。
今回紹介するのは、りゅうちきんさんの三体スリー四神衛星上巻になります。
大森のぞみさん、三つよしさくらさん、わんちゃいさん、とまりこうさん。
訳で早川書房から2021年5月に発売されています。
ありがとうございます。
じゃああらすじを私の方から。これちょっと早川のサイトから引用しているので結構簡潔だったものです。
SFの歴史を書いた経典動地の三部作、ついに完結。
三体文明の地球侵略に対抗する名秘計画の裏で、若き女性エンジニアテイシンが発案した極秘のラーダープロジェクトが進行していた。
目的は三体艦隊に人類のスパイを送り込むこと。
テイシンの決断が人類の命運を揺るがす。
シリーズ34万部以上を売り上げた衝撃の三部作完結でございます。
簡単なあらすじですね。
三部作、今この早川のタイミングだとあれなんですけど、三体系の帯だと日本でシリーズ47万部突破ってことなんで、この13万部の上振れはあれかな。
三部の予約注文かな。きっとおそらく帯ではなってるんで。
06:00
おそらくですね。でもどんどん版が増えるごとに何万部っていうのは増えていくんでしょうね。
世界ではですね、2900万部突破してるらしいんで、めちゃめちゃな人数が読んでると。
でも私個人的には、この下の帯の47万部突破の数字見たときに、もっと日本人読もうよって思いましたもんね。
3で割ったら一部は20万部くらい超えてるのかもしれないけど、その後ねちょっと、あ、でもその後ないか。
5冊で47万部ってことでしょう。
いやー、もっと日本人読んでほしいですね。この感動、衝撃を味わってほしいですね。
今で多分実際だから10万人とかですかね。
10万人いるかい。一部が多分一番売れてるだろうから。一部は10万部以上売れてると思うけど、通して読んでる人ってなんかもっと少ないかもしれないですね。
8万人とか7万人とかそれぐらいになってくるかもしれないですね。もしかしたら。
確かにこれを人類全体がもし読んだら、もし宇宙人が攻めてきたときになんか一眼となって対策できそうな気がしますね。
そうですね。
なんか何とか歯とかに分かれないで。
確かに歯抜き分かれちゃうからな。
あと3体はネットフリックスでも映像化が決まっていて、これがすごい楽しみですよね。
ちょっといつ放送されるかっていうのはまだ発表されてないんですけども、3体映像化とかどうなるのかなってすごい。
すごいですね。映像で見たいやつすごい多いですからね。ネタバレになっちゃうかあまり言えないけど、1も2も3も。
1のVRゲームの映像化とかどうするんだろうと思います。
1のVRゲーム3体の世界ちょっとヤバそうですね。
カナカの脱水したり、また。
そうですよね。空に飛んで行ったり。
映像化もあるから楽しみですね。
じゃあもうそんな3体3なんですけど話を進めていきたいと思います。
今回なんですけどネタバレありで、今回もですね上下ちょっと話していきたいなと思ってます。
もうこの後1回ちょっと1部と2部のおさらいを軽くしてから入っていこうと思っているんですけど、
そこもすでに1部と2部のネタバレが入ってくるので、1部2部まだ読んでなくてこれから読もうと思っている方は、
今回ちょっとこの放送スキップしてですね、2週連続で話すんで、2週間後までちょっと、
これダメだ、冬眠とか言ったらネタバレになっちゃうけど。
ちょっと待っていただければなと思います。
でもとはいえ最初ちょっとネタバレしなくてこの3体すごいぜみたいな話をちょっと挟みたいんですけど、
3体はですね一番最初文化大革命っていうすごい中国の歴史上結構重要なターニングポイントの話から始まって、
要は現代から見ると過去から話が始まって追い越していき、で2でどんどんどんどん未来に行き、
で3でどんどんどんどんまたさらに未来に行くので、よくわからないスケールになってくるんですけど、
09:02
そこにですね散りばめられているアイディアとかそんなのあるなのみたいなのがあるんですけど、
でもなんかこの3体の文脈で描かれると受け入れてしまうというか、受け入れてしまうすごさがあって、
もうその辺の描き方っていうのはこの劉自勤さん天才的だなと本当に思っている作品なので、
ぜひぜひ読んでもらいたいんで、読んでから聞いていただきたいと思ってます。
そうですよね。3体やっぱり1巻目の時は400年後に3体が攻めてくるっていう、
なんかそこが一番のポイントだったんですけど、
2巻3巻となっていくうちに人類にとっての何が一番のピンチというか、
何に一番対応しないといけないのかっていうのがだんだん変わっていくんですよね。
その過程を納得させながら描いているっていうのが本当すごいなって。
ディティールがすごいですよね。
SFの都合さもあると思うんですけど、小説の上手さというか、そこもやっぱりすごいんだなって思いましたね。
この後ちょっとネタバレ満載でいきますんで、ぜひ読んでから聞いていただけたら大変ありがとうございます。
この後、一部二部のあらすじをちょっと軽く触れた後、本編だと話していくんですけど、
今回は上下ですね、かなり内容が盛りだくさんで、ボリュームもあったので、
いろんなことをはしょって大枠だけ話します。
なるべくそれでわかるように話したいなと思ってるんですけど、
細かい部分や登場人物なんかも説明させない方々結構多いので、
本当今回は大枠だけだなと思ってください。
ぜひ細かいところは読んで楽しんでいただけたらなと思ってます。
一部二部のおさらいいきます。
これほんとざっくり言うとですね、一部っていうのは、
三体という太陽系以外の構成にある三体という惑星があるんですけど、
そこの地赤生命体とのコンタクトの話になってきます。
地球と交信した三体が地球を侵略してくるという話になってきますね。
三体も地球侵略しなきゃいけない事情をいろいろ書いてるんですけど、
この後生存が難しいという状況は結構三体も追い詰められている状況で、
地球という理想的な星を見つけてしまったのでもらっちゃおうという、
そんな考えで移動するんですけれども、
ただ三体から地球に向かっていくと450年かかります。
地球から情報を三体いろいろ仕入れてるんですけど、
その情報によると地球がもうこの100年というか50年ぐらい、
非常に技術発展を遂げているので、
450年地球に時間を与えたら三体を超える文明になってしまうんじゃないかと。
侵略なんかうまくいかないという危機感を三体は持って、
地球の技術発展を止めなくてはいけないという課題に三体はぶつかります。
その結果三体はですね、ソフォンという超小型スーパーコンピューターを地球に送り込みます。
これはもう人間の目には見えないぐらいちっちゃい、
しかも超高速で動くので、
一個のソフォンが同時に地球上に存在できるようなレベルのものですね。
ちょっともう可視化されるんですけど、
すごい11次元というのを折りたたみ込んで打ち込んだものなんですけど、
三体はですね、これを高速で動かすことができて、
リアルタイム通信ができるという恐ろしい状況を作り出しますね。
12:00
これによってですね、ソフォンの妨害によって人類は物理学等の実験がですね、
正確に行えなくなります。
異常値ばっかり出されるようになるので、何が何がわからなくなってしまう。
発展というのができなくなりますね。
人類の技術発展が止まってしまうという状況に追い込まれます。
これはもう絶望的な状況で、三体の一部はここで終わるので、
もうただただ侵略されるのを待つしかないのかという絶望で終わります。
で、続いて三体2になるんですけど、
三体2ではもう人類の反撃が始まります。
ソフォンはですね、物理現象なんかっていうのは観測できるので、
その情報は三体戦に送ることができるんですけれども、
ソフォンが覗けないのは人間の頭の中、思考の部分ですね。
ここはもうアクセスできないのでわかりません。
で、この事実をもとにですね、
人類は免疫計画と呼ばれるものを立てました。
これは4人の人間を選んで、その4人の頭の中だけで、
それぞれ3体機器を、この機器を乗り越える計画を立てるようお願いしたという状況ですね。
その4人のうちの1人に選ばれたのがル・オ・ジーという方がいて、
それがこの三体2の主人公です。
で、ル・オ・ジーは以外の3人はうまくいかなかったんですけど、
ル・オ・ジーがですね、いろんなことがあるんですけど、
最終的にはこの三体機器というのを見事に回避することに成功しました。
それの元になっているのが、宇宙は暗黒森林理論。
宇宙は暗黒であり、灯し目があれば、それが危機かどうか判断する間もなく、
他の文明に滅ぼされてしまうと。
これは宇宙には無数の知的生命体がいるという前提に立ち、
例えば太陽系の情報を宇宙に向けて一斉に送信すると、
これはなんだかわからないけれども、なんか情報がくられてきた。
しかもここにはどうやら文明がいるらしいぞというだけの情報で、
宇宙は、他の文明はその文明がどう発展していくかわからないので、
場合によっては一瞬で発展して宇宙を埋め尽くしてしまう可能性もあるので、
その目をつむために文明を殺す、滅ぼすという、選択をするという理論に基づいた、
この暗黒森林理論というのを使って三体を抑えました。
これは三体たちにお前らの座標を送るぜ。
俺たちの座標もわかっちゃうけど、お前たちの座標を宇宙全部に送るぜということで、
十五を突きつけ合うような感じですね。
それで均衡を保ったということです。
これによって三体は地球と交渉をせざるを得ないような状況に陥りました。
で、均衡をしたので平和が訪れたというのが三体2の終わりでございます。
これはなかなか興奮する展開では本当にあったので、
ここからどう三体3になっていくんだろうなというのはドキドキした次第ですね。
こんな感じですかね。
いいっすね。
じゃあ、みえさんの方から登場人物の話を。
ここから三体3になっていきます。
まず3の話をする前に、前提として登場人物の読み方を統一しておきたいと思います。
まず主人公、女性で中国読みだとチェンシン、日本語読みかな、だとテイシンと言うんですけども、
この人はテイシンとここでは読んでいきたいと思います。
もう一人主要人物でユンティエンミンという男性なんですけども、これはテンメイと読みます。
15:06
主人公と一緒に行動する、あとアイエイエイという女の子もいるんですけども、これもエイエイと読みます。
ルオジーですね、2巻の主人公、これはラシュと読めたりするんですけども、ここではルオジーと読みます。
ソフォンですね、ソフォンも今回人物として出てくることになるんですけども、
これもジーズーやチシとかいろんな読み方ができるんですけども、トモコと読みます。
これ漢字でも知力の地に凍って書いてトモコと読めるんですけども、一番人物名としてイメージしやすいというところです。
あと人物で登場するときに和服なんで、日本人っぽいんです。
これ1と2もラジオで話すときに読み方に関しては中国読み、日本語読み、読みやすい方で頭の中で結構読んでたんで、
今回ちょっと私と三井さんでずれちゃったキャラクターがいるんですけども、今言ったような名前でちょっと行こうかなと思います。
多分皆さんそれぞれ読んでいるときに頭の中で再生している読み方それぞれだと思うんですけど、今回不規則ですけどこういう感じでちょっと行こうと思うのでお願いします。
それで3対3も話としては2のスタートと同じくらいのところから時系列では始まっていくんですけども、時間の流れというかですね、結構長いスパンの話になってきて、
今回の上巻では主に3つの年代の話をするんですけども、まず1つ目が危機期限というですね、これは3対2と同じぐらいの年代になってくるんですけど、
本当に今の2010年代からだいたい2200年ぐらいまでの200年ぐらいの期間の話で、その後、抑止期限という、これさっきの2の主人公のルオジーが3体と交渉できるようになってというので、
この抑止期限というのが2200年以降とさっくりですけど話と、この後だいぶ状況が変わってくるんですけど、送信期限というのになります。
それが2270年代ぐらいですかね、それが2300年代ぐらい、ちょっとこの3つの年代を話すと上巻ですね。
まず危機期限からいきますね。2とほぼ同じタイミング、解消同じタイミングですね。
まずですね、主人公テイシンという女の子なんですけど、その女の子が出てくる前にウン・テンメイ、テンメイという男の子の話がちょっと入ります。
テンメイはですね、病気で病に伏せていて、ちょっといろんな状況があったんですけど、安楽死を決意しつつあります。
なんですが、死ぬ前に莫大なお金が入ってくるんですよ。
ちょっとこれは自分のアイディアを友達に渡したら、友達がそれで大成功しちゃって、めちゃめちゃ金持ちになったと。
そのアイディアはもともとお前のものだからって言って、ちょっとお金がくれたんですね。
と言ってもテンメイからすると結構大きなお金なんですけど、もうでも俺死ぬしなっていうところで、
テンメイは言い方があれなんですけど、好きな女の子に話しかけられないタイプの男の子ですね。
大学の時にすごい好きな女の子がいたんですけど、しかもその子と2回だけ話しただけの関係なんですけど、
18:00
もうずっと好きで見ていたと。
その女の子相手に彼はですね、すごいロマンチックなんですけど、星をプレゼントするんですよ。
ちょっと星の所有権がちょうど売り出してて、
これはいろんな流れで、政府がお金欲しくてとか、いろいろあって星が売り出されてて、
あ、恒星か。恒星が売り出されてて、
惑星があるかどうかわからない恒星を売り出されてたので、それを買い好きだった女の子にプレゼントすると。
その相手がですね、この本作の主人公であるテイシーです。
テンメイはですね、テイシーに自分の名前を明かさずに惑星をプレゼントします。
だからテイシーからすると急に惑星プレゼントされたみたいな感じになって、びっくりするっていうあれなんですけど、
死ぬ間際に惑星を買って恒星を買ってプレゼントします。
この恒星って後のキーにもなるんですけどね。
テンメイがプレゼントしたのが、恒星DX3906っていう名前の星なんですけど。
そんなテンメイなんですけど、星を送った最後の瞬間を迎えようと、
安楽死をしてね、その時にテイシーのことをちょっと考えながらね、最後の時を迎えようとするんですけど、
ここちょっといいですよね。愛した彼女に星を一つ送った、去った。
それで自分の最後のボタンを押しちゃうんだけれども、
急にそれがストップかかって、安楽死を実行中のテンメイの元にですね、天神が現れるんですよね。
安楽死が中心になり、ちょっとそこから物語が動き出すっていう展開ですね。
テンメイの安楽死にも絡むんですけど、海底計画、ラーダープロジェクトっていうのが、
免疫計画の裏で進行してまして、これはですね、PIA、国連惑星防衛理事会戦略情報局という組織がありまして、
機関がありまして、そこがですね、海底計画というのを立てます。
これのキーパーソンというか、アイディアを出したのが天神みたいになってまして、
天神は急にこの部署に配属されます。しかもこの部署の中ではだいぶ若い人材ですね。
このPIAの長官ウェイドというのがいるんですけど、それにアイディアを出せって言われて、アイディアを出します。
これが海底計画になっていて、その計画っていうのは、この計画の目的は3体文明にスパイを送り込むという作戦ですね。
これによって3体の情報を得ようという作戦でございます。
ここでPIA長官で出てくるウェイドっていうのが、結構この3対3の重要人物にはなってくるんですけど、
キャラは面白いんですよね。サイコパスというか、他人のこととか全然考えなくて、
ただミッションが成功すればいいという、そこだけを突き詰めているキャラと一緒に働くってなったら、
だいぶブラック上司になるなというような。
でも優秀ですね、間違いなくトマス・ウェイドは。
他の誰もそうですよね。
3体に通してウェイドの人物像として、天神が思い出す時に大体出てくるのが、
21:00
何があろうと前へっていう言葉がよく出てくるんですけど、
ウェイドはこれ、自分にも言ってるし周りにも言ってるし、何があろうと前進あるのみという思想を持った人間ですね。
これが後々いろいろあるんですけど、いろんなところで天神と衝突してきます。
なんですけどそのウェイドの元でアイデア出せって言われて、天神が出したアイデアが海底計画の大元になります。
これ3体文明に到達するには、もちろん距離の問題があるんですけど、どれだけの時間、どんだけ時間かかるんだよっていう話が出てきて、
高速に近い速度を出していかないと、加速させていかないと、宇宙船を加速させないとたどり着けない世界なのでどうするっていう話があります。
これに対して天神が出したアイデアが核爆発を階段のように段階的に設置して、それによって加速を生み出すという方法ですね。
太陽系で核爆弾を並べて、その爆発の推進力を使って、どんどんどんどん加速させていくっていう方法を打ち出します。
これがですね、このPIAの中でもナイスアイデアみたいになっちゃって、みんな盛り上がり、実行に向けていきます。
なんで人類を送り込むかっていうと、3体と地球って情報上ではやりとりして、やりとりとかいろいろやりとりはしてますけど、
物理的な接触っていうのはしてないので、3体側からすると人間がもし行ったらめちゃくちゃ重要なサンプルになるんじゃないかと、
この間じゃ結構恐ろしいんですけど、要は実験台にされてしまうけれども送り込んでしまおうという話ですね。
その人体なんですけど、今回この加速させるにあたって、重量がめちゃくちゃ軽くないといけないって話になってきて、
最初、透明装置とかも入れなきゃいけないとか何やかんやあったんで、2トンとかすごい、2トンだけめちゃめちゃ重量必要だよねみたいな話、
最終的にいやそれじゃ無理だろうみたいな、じゃあもう死体でいいのかみたいな話になっていって、
最後ウェイドがいや脳だけ送るっていうクレイジーな発想を押し出して、脳だけだったら送れるだろうみたいな。
3体からすれば脳だけあればきっと人間を再生することができる。結論にたどり着き、脳だけ送るということになります。
で、この脳、誰の脳を送るんだみたいなことになって、それで世界中というか探すことになるんですけれども、
この時に白羽の矢が立ったのが、候補の人の人として立ったのが天命ですね。
これ安楽市をちょっとこのPIAが推奨した結果、安楽市をいろんな国が、3カ国かな?が認めて、
そこで安楽市を申請した人たちから選ぼうという話になったんですけど、この時に天命がリストに上がってきた時に、
天心は存在自体結構忘れかけてて、大学でたった2回だけ話しただけの男なんで、天心側からするとそんなに印象深くない、
印象深くないわけじゃないんだけど、ただの同級生くらいの感覚でしかなくて、何気なくですね、天命自体は天使と同じ、
あれなんだっけ?物理だっけ?なんだっけ?同じ学問を学んでるので、適切な人材なんじゃないかなと。
24:04
自分に星を送ってくれたのが天命なんてことはもうつゆ知らずですね。
で、この何気ないことなんですけど、同級生の脳を自分が異性文明に送るということをしてしまったと。
後悔が浮かんで、で、それを何とかしようとするんだけれども、ウェイドに天命は適切な人物ではありませんっていう進言を再度しに行くんだけど、
それをウェイドはですね、跳ねのけ、むしろその話を受けてより天命がふさわしいと思ったという話になり、
結果的にですね、候補者が何人かいるんですけど、適正テストなどした結果ですね、天命が選ばれて、天命の脳が送り出されることになります。
なんですけど、この計画実行されるんですが、核爆発のタイミングが微妙にちょっと悪くてずれてしまって、
途中で軌道がずれてしまい、ちょっと三体文明ではない方角にずれ込んでしまい、天命の脳はですね、暗黒の宇宙をさまようことになってしまいました。
この計画は失敗だったんですけれども、そもそもこれ何年も先に結果がわかる計画なんで、
一人ですね、この計画に関わった人間、特に天命のことを知る人間を未来へと送り出さなきゃいけないということで、
失敗に終わったですが、天神は未来へ、冬眠で送り出されます。
これが最初のちょっと三大女王の今回最初の話ですね。
元々、面壁計画が人類の一大プロジェクトであったんですけど、
それと裏側で実は改定計画というのが進んでいて、それが天命の脳を送るというのに最初になったんですけど、
結構ここまで読んでいる限りだと、計画自体、これは失敗に終わりそうだなというか、
ふうに読めてしまうんですよね。
面壁計画が光だとしたら、改定計画は闇というか、
やってることが結構えげつないですもんね。
そうそう、えげつない。脳を送るという発想がまた面白いですよね。
ここ結構衝撃です。体がダメなら脳を送っちゃいって。
そうか、まさかその手があったかって。
次に天神が264年の冬眠から目覚めるんですけども、
目を覚ました理由というのが、天命から恒星DX-3906というのをプレゼントしてもらったんですけども、
実はそれがすごい価値があるということが分かって、
国連とか太陽系艦隊っていう地球を牛耳っている人たちが、
このDX-3906の星を天神から取り戻したいと。
完全に天神個人の所有物になってたんですけど、
それを地球、国というか地球のものにしたいというので、
天神が冬眠から目を覚ませるというのから始まるんですけども、
国連とかが取り戻したいと思った星DX-3906が、
惑星が2つ周りにあるんですけど、
片方が地球に似た惑星で、そこにすごい利用価値が出てきたと。
天神はそこで恒星は残して、DX-3906というのは自分のものにするけど、
27:02
その周りの地球に似た惑星は売却することに合意して、
すごい資産が入ってきて、未来社会で大富豪になると。
この世界でソードホルダーという役割があります。
地球の最後で、3体と地球文明は、
人類は銃を付け合っている、抑止し合っている関係になっているんですけれども、
その抑止を実行しているのがソードホルダーという役割ですね。
これは3体の座標と地球とか太陽系の座標を送信するボタンを握っている役割。
これはたった1人が握って、その人物の判断で送信されるという、
非常に重要な役割を人類で担っているのがソードホルダーという役割です。
これはもちろんですね、初代ソードホルダーは、2の主人公ロージーがになっております。
この時代もすでにロージーは100歳を迎えているんですけれども、
今まだソードホルダーの役割を彼が担っていました。
3体が推敵というのを持っているんですけれども、いつ攻めてくるか分からないと。
何かそういう非常事態になった時に、
ちゃんとそのソードホルダーの役割の人がボタンを押せるようにという、
その力を持てるかどうかという、それを抑止力というふうに言っていたんですけど、
そこがソードホルダーをやる上で重要で、
結構この時代のロージーは、
遺体の知れない怪物とか暴君とかすごいもので、
イメージを持たれるようになっていたんですけれども、
そういったところではすごい重要な役職なんですけど、
世間体からすると決していいようには思われていなくて、
ロージーは実は昔実験的に暗黒森林攻撃を証明するために、
一つ構成を滅ぼしているんですけど、
その滅ぼした構成に100%生命がいなかった保証はないということで、
これが罪とみなされて起訴されて、
犯罪者扱いになっていたりという、
せっかく地球を救うようなことをしたのに、
決して良くは思われていないという、
ロージーがいきなり出てきて、
すごい重要な役割になっているなと思ったら、
もう100歳超えてるからソードホルダーを交代しましょうというところで、
テイシンが候補になるんですけども、
もともとテイシンというのがPIAの影響、
200何十年経って、
昔は免疫計画の裏でそんなに評価されてなかったんですけども、
時間が経つにつれてすごい評価される組織になってきて、
そこ出身の人だからという、
結構それによって候補になっていたり、
ただ未来社会で実はウェイド、
元PIAの長官だったウェイドもいて、
ウェイド含めて6人くらいが候補としていたんですけども、
最終的には大衆は優しい女性のテイシンに
ソードホルダーを担ってもらいたいと、
結構その全体的な人類の意思としては、
ウェイドとかよりテイシンの方がいいと思われていて、
結果的にテイシンが選ばれると、
LUOGからテイシンにバトンタッチした、
そのすぐあと10分後に3体の衰敵、6機いるんですけども、
30:06
6機が地球に襲いかかってくるという、
牙を剥いてくるという状況になって、
実はこの3体はテイシンがソードホルダーになるという、
バトンタッチの瞬間をずっと狙っていて、
一気に地球が大ピンチになると。
でも10分有力あるので、
ほったらかすと本当地球は滅ぼされるという、
人類滅ぼされるというのはわかっているし、
ボタンを押すと宇宙に座標をばらまくことになるので、
3体と地球両方とも滅ぼされるという、
10分間だけ時間の余裕があるんですけど、
そこでテイシンがボタンを押すかどうかというところが
すごく試されていたんですけども、
結局テイシンはボタンを押せなかったんですよね。
いろいろ地球のことが頭をよぎってしまい、
自分が滅ぼさなきゃいけないという、
地球さえも滅ぼすというプレッシャーに勝てず決断ができなかった。
人類は3体に衰敵が攻めてきて、
征服されてしまうという、
こういう展開にもなってしまった。
ただ3体も人類全員を抹殺するようなことはしなくて、
オーストラリアに大移住ですよね。
世界中の人、オーストラリアと一部、
宇宙というか惑星にも住めるようにはしてたんですけど、
そうですね。オーストラリアだけ、
地球、人類が住んでも良い土地ということで、
3体から認められた土地になってしまったと。
そこだけは認めますよという話ですね。
オーストラリアに集めて、
そうしたら人がぎゅうぎゅう詰めになってしまうんですけども、
この数年がかりで、
人類のオーストラリアで移住が完了して、
オーストラリアでは、
文明的なことは何もさせてもらえなくて、
食べていくのもかなり難しいという状況で、
人類はかなり絶望的な状況で、
この抑止期限が終わると。
補足するというか、
まずトモコですね。
ソフォンが実体化してます。
これはAIロボみたいなのになって、
女性型ロボットになっていて、
和服で出てきて、
天神が目覚めた時にお茶に誘ってくるんですよね。
お茶を飲みながら色んな話をしたりとかします。
その時かなり有効的な空気を出すんですよね。
我々女性が守っていかなきゃいけませんよね。
文明をみたいな。
何このトモコめっちゃいい奴やんみたいな空気を出すんですけれども、
どういってもトモコというのは、
三体文明の意志を伝える装置。
人類に伝える装置ではあるので、
AIではあるんですけど、
意志を持って動いているように見えるところもあるんですけど、
基本的には三体の人形ですね。
地球の座標を送信する装置をぶっ壊した後に、
トモコも一変しますね。
急に日本刀とか持ってきたりとかして、
33:01
人間をオーストラリアに移住するのを扇動する。
邪魔になる者は徹底的に壊す、殺すという、
恐ろしい、
バサバサで恐ろしいロボットになります。
個人的にはここですごく興奮したのは、
ルオジーですね。
ルオジーが出てきて、
漫画でいうと前の主人公が出てきてくれて、
安心するみたいな。
ルオジーって2の最後だと、奥さんと子供と幸せに
暮らしましたみたいな感じなんだけど、
ここのルオジーはただ一人で三体を抑えることに
生涯を支えている人間になっていて、
幸せだったルオジーがこんなになってしまうとは、
辛さみたいなのがあって、
なんかルオジーに惹きつけられましたね。
2巻とキャラの印象が変わってますもんね。
ちょっと軽い人間かなって思っていたら、
3巻で出てきた時はだいぶしっかりしたやつですよね。
漫画で主人公が後退した後に出てくる、
昔やんちゃだったあいつがめっちゃしっかりしてるやん、
みたいな雰囲気が出てきて、
すごい安心感がありましたね。
とはいえ、その頃だと後退しちゃうんですけど。
そこからテンシンに明かされるんですけど、
ずっとこの機会を待っていたと、
ただこれがウェイドにソードホルダーが後退したとしたら、
ちょっと状況が違ったと。
三体側がヨクシドを見積もってるんですけど、
ウェイドが100でルオジーが90。
ウェイドの方が上っていうね、ルオジーよりも。
ウェイドはそういう意味では完璧な人材だった。
でもテンシンは実は10くらいしかないっていう、
三体側から見積もられていて、
テンシンに撃つたら即攻撃っていう三体側の見積もりでしたね。
三体はこうなるように仕向けてはいたんですけど、
テンシンとしてはもうここでは、
自分の役割の重さをそこまで理解もしてなかったし、
後悔に苛まれますね。
結構三体、ずっと昔からテンシンがソードホルダーになるっていうのを知ってたんですよね。
予測してましたね。
この人が選ばれるだろうっていうのを、
結構なかなか下高だったんですけど、
210年の中で三体がすごい地球の影響を受けていて、
文化芸術ですよね。
映画とか小説とか、
絵とか、
そういうのを地球が作った文化芸術が三体でも流行したのか、
三体の人たちも地球を舞台に同じように
そういう映画とかを作ったりして、
それが地球のアカデミー賞を取ったりしてて、
そういう映画の賞とかの受賞作を取るのが、
地球人なのか三体人なのかっていうのが、
どっちでもいいじゃないかみたいな状況になってるっていうのが、
これがすごい面白くて。
ここでちょっとね、
この侵略を目論んだっていうのを知ると、
これは人間を油断させるための動きだったのかな、
芸術的なことを一緒にやって、
関係を築いていき、
36:01
油断させたのかなっていう見方もあるんですけど、
でもこの後またちょっと、
三体でいろんな人類の物語みたいなのが流行ったりとかしてるのを見ると、
本当のところもあったのかなとか、
ちょっといろいろ判断が難しいなと思ったところですね。
そうですね。でも三体が人類と交流して、
人類から影響を受けたことで、
三体の人たちも嘘をつけるようになっていったんですよね。
これが結構大きなポイントでしたね。
一番の三体が進化してしまった。
そう、人類並みにしたたかになってしまったっていう。
そんな絶望的な状況に向かえた人類なんですけど、
ここでですね、
宇宙に話が飛びますね。
宇宙にも実はですね、
三体2で終末決戦っていうのがあったんですけど、
ルオジーがまだ三体を抑える前に、
水敵という三体側の
攻撃に主に使う宇宙船みたいなものがあるんですけど、
それがたった一機で
めちゃくちゃな数の地球の艦隊を
殲滅させてしまったという、
絶望的な状況が一回ありました。
その時に、その危機を予測した、
人類の種をどうにかして残さなきゃいけないと思っていた
小北海っていう人が2ではいるんですけど、
その人がそれを予測してというか、
3体とは別の方向に宇宙艦隊を逃したんですよね。
それを追っていた船と、
それはそれでその後ちょっといろんなことがあって、
たった2隻になっちゃうんですけど、
それが青銅時代と青色空間という名前の中戦ですね。
これがルオジーが成功して、
3体危機が去ったので戻ってくるようにということで、
言われていたので、
青銅時代が先に地球に戻るんですけど、
その2隻は人類を裏切った犯罪者だという扱いになっていて、
裁きを受けてしまいます。
それを何とか青銅時代の人たちはうまくですね、
青色空間に伝えて、
青色空間はまたそれを知って逃亡を続けますね。
この青色空間は地球側にとっても、
3体側にとっても危険な存在だと、
これを追う艦隊を地球主導で用意します。
それが万有引力という宇宙戦艦なんですけど、
これが水滴2機を付けて、
青色空間を追っていたんですけれども、
この2機もですね、
ルオジーから底進にソードフォルダが交代した瞬間に、
もう間もなく青色空間に万有引力が追いつくぞというタイミングだったんですけど、
水滴が万有引力を襲います。
万有引力なんですけど、実は万有引力の中に
重力波装置を持っているので、
座標を送れる機能をですね、
持った唯一の戦艦で、
要は3体からですね、めちゃめちゃ危険な艦隊ですね。
これを壊そうとするんですけど、
これがですね、水滴が攻撃が始まったと思ったら、
ぶっ壊れちゃいますね。
なぜか壊れます。
39:01
この時にこの青色空間の乗員が、
実はこの水滴を撃破することに成功したんですけど、
なんで水滴、今まで人類が壊さなかった水滴を
意図も絶えやすく壊せたかというと、
青色空間の方々はですね、
4次元の世界を見つけているんですね。
時折この4次元空間の入り口が宇宙に漂っていて、
そこに入るとですね、
3次元から4次元になるんで、
空間の広がりが変わり、干渉をできるようになるんですよ。
触れてなくても中身を抜くことができちゃったりとか、
することができて、
これによって、
水滴の中身に直接干渉することに成功して、
水滴をぶち壊したということを、
青色空間の乗員ができます。
水滴を撃破したことによって、
そもそも水滴がなんで襲ってきたんだってことになり、
万葉引力と青色空間が追われる側の立場だったんですけど、
協力し合う立場になって、
結果的に万葉引力から座標が送信され、
森林攻撃を可能にしてしまいました。
結果、3体はそれが送信されたことを知って、
すぐ地球から撤退します。
地球もいつ壊されるか分からない、
惑星になってしまったので、
地球を手に入れたところで意味がない。
それ以前に自分たちの惑星から脱出しなきゃいけない。
この恒星から逃げなきゃいけない。
太陽系からも逃げなきゃいけないという状況になり、
この3体は地球に向かっていた艦隊があったんですけど、
それが引き返しますね。
結果、地球は侵略を待つという状況から逃れます。
今のところだと、
四次元の存在が出てくるんですけど、
宇宙の中で急にシャボン玉みたいなものが出てきて、
なんだこれはってなったら、
それが四次元だったんですけど、
ここがすごかったですよね。
急に世界が変わるというか、
小説読んでてもイメージしにくかったですよね。
四次元の世界、どういう世界なんだろう。
詳細に四次元の世界から三次元を見るとこうだよと書いてくれてるんですけど、
全く頭に入ってこなかったですね。
そうですね。
毎言イメージが浮かばない。
言おうとしてることはわかるんですけど。
次元が上から下の次元に干渉するとこうなるよっていう。
四次元の人たちは、自分たちがわからないまま
干渉されちゃうよっていうのはわかるんですけど、
その構造が全然イメージできないですね。
四次元に行くとより高度な文明、
知的生命体がいたりとかで、
結構面白い展開だったんですけど。
ここで私は個人的に興奮したのは、
2の小北海の選択、
三大艦隊に勝てると思っている人類が圧倒的に多かった中で、
冷静に勝てないかもしれないから、
人類の種を残そうと思った決断が、
巡り巡って人類を救うという構造はですね、
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かなり自分的には熱い展開でしたね。
この万葉引力とアイロ空間は、
人類を救った後、地球に戻るか太陽系に戻るか
という選択を迫られるんですけど、
中で2つに割れるんですよね。
このまま宇宙を新しい場所を目指して旅を続けようという一派と、
いや、太陽系に戻りたいという人たちに分かれたので、
太陽系に戻りたい人たちは万葉引力とアイロ空間にあった船を
一隻使って太陽系に戻ります。
万葉引力とアイロ空間は他の構成を探して旅立っていきますね。
結果的に三大艦の侵略の危機は何とかなったけれども、
人類はですね、
暗黒森林攻撃がいつ来るかわからないという状況に追い込まれますね。
ここから上巻のクライマックスになってくるんですけど、
創新期限という年代に
それは万葉引力が座標を創新して
暗黒森林攻撃が始まるぞとなっている
そういう年代なんですけども、
まず創新期限が始まって
3年くらいで三大世界が滅亡されていたんですね。
これもうびっくりしましたね。
早いと思いましたね。
3年は早いですよね。
まあまあでもだいぶ危険な文明だったので
人類もね、
いずれ暗黒森林攻撃が来るので
備えないといけないという状況だったんですけども、
その3体も遠くへ逃げるというのが
一番の命題になっていて、
トモコもお別れをするというので
テイシンとルオジー2人招いて
茶の湯会議を開催しました。
テイシンとルオジーは
2人招いて茶の湯会議を開催する。
地球とはこれでおさらばですよという話をするんですけど、
そこでルオジーが
1つだけトモコに質問をさせて欲しいと言って
トモコはイコール
3体全体の一種みたいなものにはなるんですけども、
ルオジーは3体でも尊敬されている人なので
ルオジーの言うことだったら
1つだけ質問に答えていいとなって
そこでルオジーが
宇宙に座標を送ることができたということは
宇宙に安全通知を送ることは可能かというのを
質問するんですよね。
座標を送ったのと同じように
この宇宙はもう安全ですよと
攻撃しなくて大丈夫ですよというのを
周りの宇宙全体に分かってもらえる
そういう手段はないかというので
ルオジーなんですけど
3体世界からめちゃくちゃ敬意を示されている存在で
ルオジーに対するトモコの対応が
めちゃくちゃ熱いんですよね
特別に質問を1つだけ答えると
しかもその質問の回答に関しては
嘘はつきません絶対にっていう
これは3体世界からルオジーに対しての敬意の表れです
その結果その安全通知というのが可能という
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情報を引き出すルオジーもかっこいいんですけど
ここがルオジーが熱いなって
前作の主人公ってこういうかっこよさがあるなと思ってて
リュウジキンさん抑えてるなってちょっと思いました
結構そこで人類の次の一手がまた決まっていくという展開になるんですけど
人類が安全通知という新しい可能性に向けて
また動き出していくと
それともう1つが3体が
ルオジーに対しては
撤退するってなってるんですけども
最後にここで実はもう天命が現れるんですけども
昔海底計画で
脳だけ3体送り込んだっていう
あの天命が実はあの3体に拾われて
また復活していたっていうのが分かって
その天命が
天神に会いたいという展開になって
ルオジーが
天神に会いたいという展開になってくるという
いきなりそういう展開になって
そこで運命の再会ですね
天命と天神が
これはちょっと3体の監視家の中でなんですけど
直接ではなくて画面越しみたいな形で
再会することができると
ここで天命が天神に語りかけるんですけども
この語りかけるっていうのが
実は子供の頃にお互い話していた
おとぎ話というのを
天神に語りかけると
それが実は天命からのメッセージが含まれていて
今後の人類存続の鍵を握る
重要な情報が
実は暗号のように隠されていた
そういうおとぎ話をすると
ここで上巻が終わって下巻になるという展開です
ここがいいですよね
天命と天神は幼馴染じゃないので
天神からするとそのおとぎ話何?
これは間違いなく何かを伝えようとしているんだ
その内容が上巻の最後で明かされずに
下巻になるんですけど
その引きがいいですよね
実際この人類もかなり危機的な状況で
いつどこからどう滅ぼされるかわからない
人類どうなるんだという感じで終わるのが上巻ですね
結構最後の方が感動しましたね
天命が出てきて
天命出てきたと思って
天命どういう気持ちだったんだろうと思って
めちゃくちゃいい奴だった
ちょっと脳だけ送り出されてひねくれてないかなと思ったら
超いい奴だった 変わらず天神のことを考えていた
上巻の最後の持っていき方というか
終わり方が良くて
それまで本当にピンチピンチの連続
人類はそういうかなり厳しい状況の連続だったんですけど
天命が現れて
結構それが救いになっていくという
この流れがすごい良かったです
48:01
海底計画が成功していた
まさか成功だった
しっかりスパンになっていたという展開が熱いですよね
この流れで来週下巻をお届けしたいと思っておりますので
次回予告になるんですけど
来週はこの続き
リュウジキンさんの3対3死神衛星下巻をお届けしたいと思います
よろしくお願いします
番組の感想やリクエスト
またこのラジオを聞いて紹介された本を読みました
読み返しましたのでございましたら
ツイッターやインスタのDMやリプレイなどでもお待ちしております
積極的に共有していただけると助かります
それではまた来週3体お届けしたいと思います
ありがとうございました
48:58

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