1. 文学ラジオ空飛び猫たち
  2. 第37回 私たちの時代の自由と..
2021-04-19 43:36

第37回 私たちの時代の自由とは何か?「1984年に生まれて」郝景芳著

spotify

【今回の紹介本】 

■『1984年に生まれて』郝景芳著、櫻庭ゆみ子訳 

今回紹介するのは第七回日本翻訳大賞最終候補作のひとつ、郝景芳著、櫻庭ゆみ子訳の「1984年に生まれて」です! 

「折りたたみ北京」で有名な作者ですが、今回はジョージ・オーウェルの「1984年」のオマージュでありながら とても濃厚な純文学です。 

ダイチも、ミエも、惚れこんでしまった一作、 ぜひお聴きください! 

【番組内で紹介したトピック】 

■ 『1984年に生まれて』郝景芳著、櫻庭ゆみ子訳 

https://www.chuko.co.jp/tanko/2020/11/005355.html 

【文学ラジオ空飛び猫たちとは】

硬派な文学作品を楽もう!をコンセプトに文学好きの二人がゆる~く文学作品を紹介するラジオ番組です。

案内役の二人は、 東京都内で読書会を主催する「小説が好き!の会」のダイチ

京都の祇園で本の話ができるカフェを運営する「羊をめぐるカフェ」のミエ

文学のプロではない二人ですが、 お互いに好きな作品を東京と京都を繋ぎ、

読書会のようなテイストで、それぞれの視点で紹介していきます!

毎週月曜日朝7時に配信しています。

【SNSでご投稿ください】

番組の感想・リクエスト・本を読むきっかけになったなど、 #空飛び猫たち をつけて、ぜひSNSに投稿してください!

よろしくお願いします!

■twitter https://twitter.com/radiocatwings

■Instagram https://www.instagram.com/radiocatwings/?hl=ja

■Gmailでも受付中です bungakucafe.catwings@gmail.com

■ダイチ「小説家が好き!の会」

Twitter https://twitter.com/welovestory 

Instagram https://www.instagram.com/booklogd/?hl=ja

■ミエ「羊をめぐるカフェ」

Twitter https://twitter.com/hitsuji_meguru 

Instagram https://www.instagram.com/hitsujiwomeguru.cafe/

#本 #小説 #読書 #読書会 #文学 #海外文学 #ブック

00:04
どうもみなさんこんにちは。文学ラジオ空飛び猫たちです。この番組は、いろんな人に読んでもらいたい、いろんな人と語りたい文学作品を紹介しようコンセプトに、文学と猫が好きな二人がゆるーくトークするラジオ番組です。お相手は、私と4月期のカイノダイチと、
富士をめぐるカフェのミエの2人でお送りします。文学のプロではない2人ですが、東京と京都をつないで、お互いに好きな作品をそれぞれの視点で紹介していく番組です。お互いの紹介に関しては、2021年、最初の回で話しているので、そちらを聞きください。
本日はですね、郝景芳さんの1984年に生まれてという作品をご紹介したいと思ってます。冒頭から言っちゃいますけど、今のところ、私が今年読んだ中で一番です。
おー。実はね、僕も一番だったんですよね。
ですよね、さっき。打ち合わせしてて。いやー、すごかったですね。
そうですね。
すごかった。もうそれでいいかな、今日。すごかったで終わらない。
この前ね、くららとおひさま、かぞいしぐらの新作を紹介して、やっぱりそれもすごい作品でよかったんですけど、
まさかその後読んだ本が強烈なインパクトがあったっていうので、びっくりしましたね。
そうですね。もうすごかったな。これで終わりにしてもいいかもしれないですね。いや、すごかったんで読んでくださいって。だめかな。
だめですよね、ちゃんと。でもこれは、より何とか多くの人に読んでもらいたいなと思ってます。
じゃあ、ちょっといきましょうか。
紹介することになったのって、だいちさんが日本翻訳大会、今年の最終選考に残っている5作品ですね。
それを紹介していきましょうよっていう、だいちさんからの話があって、そうなんですよね。
それの最初の1作目として、1984年に生まれてを、まず最初に読んだんですけど、
まさかいきなりこんなすごい作品に出会うとはと、びっくりしましたね。
いや、これ、どう?で、なんかもう、私は今、現状を、この後収録するんですけど、
フライデーブラックと、失われたもののいくつかの目録画を読んでるんで、3つまだ、今のところ日本翻訳大賞の最終選考作品は3つ読んだんですけど、
個人的には、自分が推した失われたもののいくつかの目録画を受賞すればいいなって、実はもう心の底から思ってるんですけど。
そう、推薦文書いたものとしては思うと思ってるんですけど。
でも、個人的には、この1984年に生まれてから、なんていうか、一番いろんな人に読んでもらいたいと思いました。
03:03
まだ3つしか読んでないから、わかんないけど。受賞してほしいけど、してほしいな。
失われたもののいくつかの目録画も受賞してほしいし、こう、なんかあれですね。
なんか、2作同時みたいな。
この後収録するけど、フライデーブラックもかなり良かったんで、やっぱすごいですね。
そうですね。
ちょっと読んだ流れですごい熱くなっちゃってるけど。
ハオジンファンさんはですね、中国でかなり今注目されてらっしゃる作家さんですね。
そうですね。SF小説の印象がすごい。
そうですね。そうなんですよね。
折り畳み北京で有名だと思うんですけど、日本でも折り畳み北京で有名だと思うんですけど、書いた方で。
これで中国に2つ目の休合賞をもたらしたSF作家ですもんね。
3体に続いて。
しかもまだ若いんですもんね。
若い。1984年に生まれてるからね。
36かな?7?
今年7。
7ですね。
この世代、日本でこの世代でこんな小説書ける人いない気がするんだよな。
ああ、はいはい。
って言っちゃうとなんかもう、あれなんですけど。
いや、すごかった。
じゃあちょっと。
そうですね。
よし、じゃあちょっと具体的に署名とあらすじいきましょうか。
はい、じゃあ今回紹介するのは、ハオ・ジンファンさんの1984年に生まれてになります。
桜庭由美子さん本役で、中央航路新社から2020年11月に出版されている本になります。
じゃあ私の方からあらすじをいきます。
1984年春、天津市の工場でエンジニアとして働く支援地は半年後に第一次の誕生を控えていた。
2006年春、大学卒業を目前に進路を見失っていた陳雲は、
父、支援地へのクラスプラハに来ていた。
二つの時代の中国社会に翻弄され、父と娘は人生の分岐をさまよい続ける。
とありますが、ちょっと詳しい話は追って話しながらちょっと説明していきたいと思ってます。
そうですね。
でも、この1984年というタイトルやる通り、ジョージ・オーウェルの1984のオマージュっていうので、最初読むときにそういうふうに書かれていて、
この作者のハウジンファンさんって、オリッター・ミーペッキンでSF小説を書いていたので、ずっとSF小説を読んでいたんですよね。
実は全然違っていた。
分かりますね。私も完全にSFだと思って、どんな感じなんだろうと思ったら、全然もう…。
途中から宇宙の話が出てくるんだろうなと思って読んでいたら、全然そんなことなかった。
06:02
すごいね。宇宙とか時間があるのかなとか、SF要素が出てくるのかなと思ったら、出るとはないんだけどね、ないに等しいですね。
そうですよね。
もう完全に純文学ですよね。
そうですよね。
オビーには自伝体小説って書かれていて、自伝小説では一応ないんですよね。自伝体ということで。
みたいですね。経験は入っているのかもしれないですけど、こういう体験をしたってことはなさそうですよね。
ジャンルで言うとどうなんですか?純文学…。
いや、私はもう完全に純文学だと思いますけどね、これは。
そうですよね。
久しぶりにガツッと純文学を読んだなって思いました。
定義難しいんですけど、自分が結構味わいたいような部分をガツッと味わえたんで、めちゃめちゃ良かったですね。
お父さんの話は結構タイガードラマのように読めて、主人公の話は確かに純文学の世界の感じがして、すごい良かったです。
今回作者のハオジンファンさんって、1984年生まれなんで、結構僕と大地さんと同世代の人ではあって、女性の作家なんですけど、この人の経歴がめっちゃ面白いんですよね。
小説家であるんですけど、学者でもあって、ビジネスマンとしても活躍していて、作家だけじゃなくていろんな方面で注目されて活躍しているっていう、スーパーブーマンみたいな人で。
中国の貧困家庭の子供たちへの教育プロジェクトっていうのをやっていて、そういうのでもすごい注目されているみたいで。
すごい言い方ですよね。
この作品にも結構友人っていう設定でいろんな人が出てくるんですけど、彼女の同世代の。
実業家っぽい人とか、仕事バリバリやってる人とかいたりとかして、いろんな人と付き合いがあるんだろうなっていうのは正直感じたところもあるんで。
人間としての厚みめちゃめちゃありそう。
すごいなって思いましたね。
そういうところから飛び出す文章が、説得力あったな。
だからすごいんだろうなと思いましたね。
本当に世界のトップを走ってるなみたいな感じはしましたよね。
なのに繊細な文章を書けるってすごいなと思う。
ちょっとこの後話していきましょうか。
そうですね。いきましょうか。
じゃあちょっと具体的にお話をさせていただきたいと思います。
この話は本自体は結構400ページちょっとで終わるんですけど、
09:00
でも個人的には長さの割にはめちゃめちゃ読むの時間がかかりましたね。
僕もそうです。
もっとサクサクいけるかなと思ったらそうでもなかった。
書いたってわけじゃなくて、何ていうのかな。
なんかうまくいかないですけど。
結構要所要所刺さるところが多いので、時間かけて読んだなと思ってます。
濃厚な小説になってます。
ざっくりと構成を話すと、これは父のパートと娘のパートが分かれてまして、
父のパートはこれですね。
ちょっとネタバラになっちゃうんですけど、
途中で17章構成なんですけど、7章までで終わってます。
それまでは1章の中の前半が父の話で、後半が娘の話になってますね。
父は1984年から始まって、娘は2006年から始まるっていう。
章の中に2つの時間軸があるっていう構成が7章まで続いて、
後半、17章構成なので、8章以降なんですけど、
これが基本的には鎮友だけの視点の話になって、
ここから鎮友が自分の人生を見出していくというか。
話でいうと、これずっと鎮友は自由について考えてるんですよね。
自由とは何かっていうこと。
これがめちゃくちゃ自分は刺さったんですけど、
もうちょっと始めに話しちゃいますけど、
これ本当に読んでもらいたいので、始めの方に言っておいた方がいいなと思うので、
話し始めに結構言っちゃうし。
でもこれがミエさんがどう思うかとか、
あと一般的にどう思うかをちょっと置いておいて、
自分のあれを話しちゃうけど、
これなんか本当に自由に関して問うてる作品だなと思ってて、
自由とは何かとか。
父の時代の自由と娘の時代の自由って、
もうなんていうか質が変わっちゃってるなと思ってて、
父は結構いろいろ時代が動いてる中で、
貧しさみたいなのもあったし、
物質的な自由っていうのは全然低かった時代だなって、
やっぱり同じように精神的な自由みたいなのも、
ある程度なかったのかもしれないなっていうのはすごくある時代で、
なかなか辛い時代だったんじゃないかなっていうのは、
読んでても感じました。
でも、だから逆に娘は物質的に豊かになった時代に生まれてきて、
生きていて、選択肢も多いと。
大学に行けば留学できる。
留学の道も開けるし、
自分の意思でいろんなことも決められるとなってきてるけれども、
なんとなく生きづらさをずっと抱えてるんですよね。
そうですね。
自由に対しての不安というか、
どことなくなぜか不自由さを感じているチェンユンに対して、
めちゃくちゃ私は共感してしまいまして、
これは今の日本でも同じなんじゃないかなと思っていて、
これコロナ以前に書かれたはずなので、
原作は2018年とかでしたっけ、この作品は。
どうだっけ。
ちょっと待ってね。
どうだっけ。
16年でした。
16年。
12:00
2016年に書かれているので、コロナ前の時代ではあるんですけども、
でも確かに2016年、コロナでいろいろ不自由さみたいなのを覚束した感じがするんですけど、
感じている気持ちにすごくリンクする内容でした。
それがチェンユンのパートで語られて、
またチェンユンが最終的にこの後半で自由の意味っていうのを自分の中で見つけていくような、
そんな感じの話ですね。
どうでしょうか、みなさん。
勢いで話しちゃったけど。
僕も結構近いことは思っていて、
本当に自分探しの小説ではあるなと思うんですね。
確かに大地さん言っていたみたいな、
チェンユンの時代はお金持ちになるとか、
結構明確な目標があったと思うんですけど、
主人公のチェンユンの時代、
2000年代になってくると、
目指す目標がなかなか見つかりづらいというか、
自分の中に何があるんだろうかっていうのを問い詰めてしまうような、
そういう世代かなって思っていて、
僕たちもそうかなと思うんですけど。
そうですよね。
そういった中ではすごいチェンユンの自分探しを、
結構みっちり、濃く書いてるんで、
僕もすごい共感して読んでましたね。
そうですね。
絶対30代には響くと思います。
20代も響くと思うけど。
30代は特にそうですよね。
じゃあちょっと熱くなりすぎちゃってるけど。
具体的にストーリーラインを話しながら、
少し話していきましょうか。
ストーリーラインはそんなに把握しなくても、
今は良さを伝えられるとは思っているので、
こういう話なんだ程度に聞いてもらえればと思います。
じゃあ最初の8章までの話をちょっとしていきましょうか。
一応これ、途中で0章ってのが入るんですよ。
0章、00章、000章、0が重なってくるんですけど、
この0章結構いいんですよね。
途中で入る。
特にこれ一番最初第0章から始まるんですけど、
最初の1文が結構自分はガッツリ心を持っていかれたんですけど、
最初の1文が、これ一番本当に最初の1文ですね。
時々こう思いたくなる。
人生がうまくいかないのは、
もしかしたら自分に最も相応しい道が、
まだ目の前に現れていないからではないかと。
その後続く文章もすごく良くて、
人は結局のところ自分の意思に突き動かされて、
踏み入れた道を歩むことになる。
それがどんな意思かその時には分からなくても、
自分の意思と周囲とのまっさは感じることができる。
とかばーっと話がだーっと展開していくんですけど、
この最初の1文がもうすでにつかみが良くて、
なんかちょっと人生どう向き合ったらいいんだろうな、
みたいな文章がちょっと最初入って、
第1章が始まるんですけど、
最初で私は1984年に生まれたって始まる第1章が、
これが父が自分が生まれる前に何をしていたかっていう、
直前かな?話になってます。
で、父なんですけど、
お父さんは天津市の工場でエンジニアと働いていたんですが、
15:02
友人のワンラオジーっていう、
なんかちょっと怪しそうなオッサンなんだな。
うさん臭い。金の匂いがする。
お父ちゃん。
まあガキで、
ちょっと成り上がらないかみたいな話があって、
これ面白いのは、
お父さんの進展はこの時30歳だったんですよ。
30歳でいろんな、自分も30になって、
人生ちょっと迷ってるというか、
いろんなこともどうしたらいいのかな、
みたいなのがあったりとかして、
でも子供生まれるしみたいな時で、
どう迷うんですけどね、
お父さんは結局一旗あげようとして、
ここにはすごくすごいいろんなドラマがあるんですけど、
ざっくり言うと一旗あげようとしていろいろ頑張って、
結局ちょっと法に触れることもしてしまって、
自分が今住んでる場所でいられなくなり、
海外に逃げて、
結果父はその後海外を転々とする人生になっていくっていう感じですね。
お父さん、冒頭でこの自由についてちょっと話したんですけど、
お父さんはお父さんでめっちゃ自由なんですよね。
そうですよね。
最初に読んでる印象だと本当にそうですよね。
プラハにいて、
結構自由に暮らしてるなっていう感じが伝わってきましたし。
その後も連絡を取るたびに、
連絡を取るたびに違う国で働いてるっていう不審もね、
点々として。
アメリカに行ったり、最後ネパールでいましたし。
60歳になろうとして定年を迎えようとしているのに、
ネパールで仕事を始めるっていう。
パラグライダーのインストラクターをやってるっていう。
やったことないのに。
それが結構面白かったです。
お父さんのこの、
表面だけ話しちゃってるのがあれだけど、
読んでいくとちゃんと内面も描かれててね。
なんで父が彷徨っているのかっていうか、
一つのところに身を落ち着けないのかっていうのが、
ちゃんと描かれてるし。
お母さんも離婚はしちゃってるんですけど、
関係がいいですよね。
お父さんの運命もすごい激動の時代を生きてあった人で、
そのドラマが結構、運命ですよね。
お父さんの。
そこの過酷なところが結構いろいろあったんで、
そういうのを読んでるとやっぱり、
普通の人かもしれなかったんですけど、
運命によってだいぶ変わってしまったんだなっていうのは思いましたね。
本当ですよね。
すごい。
そこも濃厚だから、本当にすごいなと。
娘の話もすごいんですけど、パートもすごいんですけど、
父の話も本当にすごい。
父は父で本当にいろんなドラマを抱えていて、
母とのエピソードもそうだし、
お母さんの主人公の女の子を産む時の話も結構、
18:01
なんていうか、産もうって思うような話も続いたりして。
この辺ちょっとドラマチックだし、
読んでてちょっと先が気になるような展開もあったりして、
面白かったですね。
僕も小説読み始めて、結構最初はこのお父さんのパートの話がやっぱり面白くて、
そこに引き込まれましたね。
そう、わかる。
最初はこっちの方が先が気になってた。
前半は。
そうそう、僕もそうです。
7章でお父さんのパートって終わるんですけど、
終わらないでほしいって結構思いながら。
あー、わかるわかる。
てか、今完全にこれは構成をネタバレしちゃってるからなんだけど、
読んでる時はまだ続くもんだと思ってたんで、最後まで。
あー、そうですよね。
最後までこの流れで行くのかなと思ってたら、
ここで終わるんだと思って、ちょっとびっくりしましたね。
一応お父さん、最後の方にもちょっとエピソードはあるんですけどね。
そうっすね、最後。
そうですね。
だからちょっと交差なしになっちゃって、かつネタバレになっちゃうあれだけど、
最後、ちゃんといろんな話もまとまっておきますね。
お父さんちょっとこんな程度にしておいて、娘ですね。
娘はですね、最初出てきた時は大学卒業直前かな?
で、いろんなことを進路で迷ってて、決められてないという状況ですね。
ちょっと海外に行きたいって思ってるけれども、
ちょっとそれを踏み切ることができずに、
ちょっとプラハに住む父に会いに行くとこから始まる感じですね。
ざっくり言う、珍友の子の最初の話をすると、
大学卒業しようとしてます。
でも進路決まってません。
でも、自分の中でやりたいことがいろいろくすぶってる。
けれども、母のすすめ。
母は結構堅実というか、これもすごく日本で似てる感じがするんだけど、
世代的な問題だと思うんですけど、
要は公務員になってほしいという願いがめちゃめちゃ。
安定のある職業に就いてほしいという。
思いがめちゃめちゃ強いんですよね。
結局、それに従う感じになってしまったというか、形で、
主人公は行政というか、統計局というところがあるんですけど、
そこに入って、人工統計なのかな?
地元のデータを集める仕事をしてきますね。
なんですけど、その職場というのが結構あるあるな感じがするんだけど、
人間関係がまずうまくいかなくて、
仕事に対してのスタンスの違いとかもあるかもしれないけど、
人間関係がうまくいかなくて、
で、宴会での何気ない一言。
珍友としてはそんなつもりじゃなかったと思うんですけど、
言った一言が、それを上司が、
こいつは仕事に不満があるんだなっていう捉え方をしてしまって、
当たりがきつくなるんですよね、職場でその上司から。
退職を決意して、その勢いで友人を頼って北京へ上京しますね。
21:03
っていうのが珍友の前半の話なんですけど。
ちょっと今、退職のことを言っちゃったけど、
そこはなんていうか、結構自分すごく感情移入したポイントでもあって、
なんて言ったらいいのかな。
なんかそんなことでみたいなとこで、上司と関係が悪化するんですよ。
で、ちょっと前から繰り返し使われてるんだけど、
ここでもなんか、
they are watching youって書いてあって、
彼らはお前を見ているみたいな。
まあ監視されてるぜみたいな、なんか空気が出たりするんですけど。
で、それで主人公がその上司とやり取りした後に問うんですよね、
自分の心の中で。
こうなのか、こうやって一生が過ぎるのかって自問して、
自分の中で何かが溜まっていく。
結果それが破裂して、職場を辞表出して、
北京へ上京するっていう感じですね。
っていうのがあるんですけど、
ここでは結構大学の友人とか、
昔ながらずっと一緒に、
父の工場の勤めの、
ちょっと上司とは言わないけど、
同僚の方の娘さんが同じく1984年に生まれた、
幼馴染みたいなのがいたりとかして、
その方々との交流みたいなのもあって、
いろんな人物が実は結構出てくるんですけど、
みんなそれぞれ人生を決めていく中で、
主人公はちょっと迷いを抱えるみたいな感じはありますね。
個人的に自分はこの前半パート60ページにあるんですけど、
主人公は結構自由って何なんだみたいなことを考えていると思うんですよ。
すごく自分が印象に残った文章が60ページの最後にあって、
なんかすごくわかるなと思って、
みんながバーッと進路を決めていく中で、
自分だけ何か決められないみたいな。
これでいいのかみたいなのがすごく、
主人公の中にはあったと思うんで、
そういうのがずっと抱えているっていう、
スタンスをすごく見せてくれる前半であったんで、
すごく良かったなと思ってますね。
そうですよね。結構その前半で学生から就職するまでの一連の流れで、
そうやっていろいろ自分の中で迷いながらも、
結局はこう思いのになっていくところとかは、
ある意味これは普通の人というとあれですけど、
何かそんな特別強い人でもなく、何か目標があって生きている人でもなく、
かといって特別優秀でもないので、
結構普通な人のイメージは持ったんですよね。
普通ですよね。普通の人っていうイメージですよね。
24:03
そんな感じ状況をするんですが、
ちょっと後半に差し掛かってくるんですけども、話的には。
状況をした鎮友は、林家か。
林家っていう友達の家に転がり込んで、
林家は何か作家を目指してたのかな。
そうですよね。ライターをやってたんですよね。
ライターやってて、自分たちでサービスを立ち上げようとしてるみたいな感じですよね。
なんて言ったらいいのか。
そうですよね。ウェブ系の。
本関係のね。自分が作家とかを抱え込もうとしてたりとかするんだけど、
それが上手くいかなくて、大きな出版社に持っていかれちゃうって言い方だけど、
爪が甘かったのかな。
いろいろあって。
林家は自分のやろうとして授業が全然上手くいかないっていうか。
その林家を主人公が助けてたんですけど、一緒にやったんですけど、
上手くいかなかったんで、林家が結局田舎に戻っちゃうんですよね。
一人、北京に残った主人公が読書会とかに参加したりとか、運営手伝ったりとか。
自分も書き物とかいろいろしてるんですけど、小説みたいなのを書いたりとかしながら生活してるんですけど、
そこの読書会で知り合った男がいて、ピンションっていう男がいるんですけど、
大体親友同乃、ちょっと上くらいか、の男で、
このキャラクター設定っていうか、ピンションが結構ですね、
なんて言ったらいいんだろうな。
結構よくいるタイプの男だと思います。
なんて言ったらいいんだろう。
論破するタイプなんですよね。
そうですね。
ストレートに言っちゃうと、オブラートに進まずに言うと、
マウント取りたがりですね。
マウント取るタイプですね。
自分が正しいと思っているもの以外は認めたくないタイプの人間ですね。
だから結構人間としてあんまり良くはないかなと思いますが、
でも、それでやっぱりめちゃくちゃうまくいっていれば、
結構哲学書とかめちゃめちゃ読んでて、
哲学者になりたいなって思いますね。
実力が伴っていればいいんだけれども、
実力が伴っていないマウント取りたがるタイプの人間っていう感じかな。
もっと繊細に描かれてるんですけど。
今、すげえざっくり言っちゃってるけど。
そうですね。
親友が、自分がこれについて気になるっていうのを、
小ペンハウアーの本を読めば答えが書いてあるから、それ読みなよみたいな。
親友からするとそういうことじゃなくて、
哲学者の考えとかじゃなくて、
自分とピンションと二人で話したかっただけなのに。
27:02
あなたの感想を聞きたいのよ、みたいな感じなのに。
今、あなたは何を言っているの?
何を言っているの?
あなたの感想を聞きたいのよ、みたいな感じなのに。
今、あなたは何を思ったの?
これを見てどう思った?みたいな話をしたいだけなのに。
なぜかそういう話の方向に持っていかれてる。
まあ、そんな感じですね。
親友と恋人関係になるんだけど、
ダラダラなっていくっていうか、
明確な告白みたいなのなく、
ズルズルなっていく感じとか、
ちょっとその辺は私はもやっとしたんですけど。
まあまあと思いながら。
結局、ピンションはあれなんですよね。
二人の関係がうまくいかなくなったか何かの後に、
旅に出て、旅先で新しい女を見つけて戻ってくるっていう。
なかなか最悪なやつでしたね。
それも結構嫌な感じだったのは、
見つけた女が自分の言うことを聞くような女っていうか、
自分を認める。
自分がいないとダメみたいな。
そういう感じの女を選ぶっていうのが、
なかなか嫌なやつでしたね。
親友はその関係があって、
別にどれだけの愛情をピンションに傾くかは、
ちょっとその辺はわかんないんですけれども、
そのピンションと別れてしまった後に、
極限状態になってうつを発生しますね。
これはもう多分ピンションだけじゃなくて、
ずっと前就職しようと思った時からずっと抱えてた、
自分の人生に対しての焦りとか悩みとか不安とかが、
積もりに積もって爆発したって感じですね。
引き金がピンションだったのかもしれないんですけど、
ダメになってしまったと。
お母さんが来たりとかしたり、
お父さんに会いに行くんですね。
この時アメリカにいる父。
アメリカで中華料理屋をやってる父に会いに行って、
アメリカって言ってもニューヨークとかじゃなくて、
すげえ田舎町なんですよね。
そこで湖とかを見たりとかして、
自分の人生を見つめ直していく。
この辺の描き方は結構丁寧に描かれてるんで、
サクッと行っちゃうとあれなんですけど、
自由のあり方を見つけるというか、知るというか、
そんな過程があって、チンユは立ち直っていきますね。
立ち直っていろんなことを、
自分の道をこれだと思って突き進もうとしていき、
最後は、これ結末はちょっと言えない方がいいと思うんですけど、
結構びっくりするような展開が、
予想外の展開が待っているという流れで、
この小説は終わってきますね。
そんなところなんか補足あります?
なんかちょっと結構飛ばしちゃったけど。
そうですね。
後半、ピンションと別れてから、
主人公が1回精神的に異常を来たすようになって、
30:03
精神病院に1ヶ月だけ入院するんですけど、
そこから結構人生が、
いろいろ考え方というか、
物事の見方が変わっていったりして、
後半になるにつれて、
普通の人と思っていたチンユが、
自分とは何かというか、自由とは何かみたいな、
そこを見出してくるっていう、
結構このストーリーは感動しましたね。
そうですよね。
なんかね、私正直ね、怖かったんですよ。
ここまですごくいい話、
すごく丁寧にいろいろ描かれてて、
すごく面白くて、
めちゃめちゃいい小説だなと思ってて。
チンユが鬱になって、
病院に入った後に、
なんか結構ありきたりな回復する感じとか、
なんかあっさり回復して、
まぁまぁあっさりではないとは思うんだけど、
なんかちょっとしたきっかけで、
人生の見方変わりました、
私大丈夫ですみたいになってくるのかなと思って、
ちょっとなんか、
ちょっとそういうのは嫌だなと思ったんですよ。
前読んだ全然違う小説で、
日本の小説なんですけど、
途中まで結構面白かったのに、
普通じゃなかったけど、
自分がダメになっちゃう時期があって、
そっからの回復が、
結構、え、え、え、え、
みたいな感じで、
ちょっとついていけない時があって、
急にそこで自分が、
その小説が気持ちが離れたって経験があって、
それだったらすごい嫌だなと思ったんですけど、
1984年に生まれたら、
そうじゃなく、
ちゃんとこう、丁寧にその辺描いてて、
すごくいい作品だなと思ったんで、
そこは。
ちょうどあれですよね、
12章?13章?
12章か、
12章の終わりかな?
ここちゃんと分析してるんですよね、
自分がなんでダメになっちゃったかみたいなのが。
で、時間をかけて記憶の中を歩き回る。
この行為は頼るものはなく孤独だ。
バーッと言って、
ただこれまで目にしてきたもの、
すべての中に自己を探すのみだ。
すべての苦しみと無力感は、
期待するものにあまりに多くの注意を払い、
今の自分が何者であるかを忘れちまったことに
原因がある。
まあ、期待しすぎてしまったことに原因がある
っていう話だとしてて、
12章の最後の方だったと。
私が確信できるものを求めると同時に、
自分が確信したものは間違っている
自分が自分であるという感覚、
これをどのように確立すればいいのかわからなかった。
世界のどこかに解決の糸口を見つけ出すことが
不可能である以上、
心の奥を探すしかないのだ。
それが唯一の出口なのだと言って、
心の中に潜っていくんですよね。
13章で。
この流れとかすごく良くて。
そうですね。
この12章って、
12章、13章、14章の流れが本当にすごいと思ったんですよね。
そうですね。
12章は結構自分の人生を回想していて、
今までどういう人生を歩いてきたか、
どういうものに影響を受けてきたかというので、
中国の詩も出てくれば、
日本の漫画とか洋楽とか、
結構みんなが共通しているものもあるかなと思うんですけど、
33:02
学校生活の話があって、
今は第3位になって、
自分の中に何が、
どういう原因があったんだろうというのを
突き詰めていく12章があって、
その次13章が、
すごいんですよね、これが。
13章ね。
なんか読むの大変なんですけど、
夢の話がちょっと書かれていて、
狂気的というか、狂ったような夢が書かれるんですけど、
その後の14章ですよね。
僕、この小説の中で、
この14章が一番やっぱりすごいなって思っていて、
この読み応えがやっぱりすごくて、
ここで、この14章で、
鎮友が自分の中で自由を見出していくっていう、
ちょっと何かを悟るような下りがあって、
いいですよね、ここね。
そうですね。
ちなみにすごい良かったなと思うところ、
何箇所もあるんですけど、
ちょっと強いて2箇所ぐらいあげるなら、
302ページのところなんですけど、
どうやったら自分は自由になれるのかっていうところで、
結局鎮友が悟ったことは、
相手をすべて受け入れて、
それを超えればいいという、
そういう受け入れたものを超越するような、
処理能力というのが備われば、
自分は自由になれるとかですね、
書いてあったりとか、
あとこれ314ページなんですけど、
他の人間から枠組みを見させられるってですね、
何か考え方の枠組みみたいな、
何かそういうのを恐れていたんですけど、
もともと鎮友って、
でもそういう何か他人から枠組みを、
その枠組みっていうか考え方っていうのは、
結構それぞれ断片的なものであって、
そういう他人が与えようとするもの、
そういう断片的なものに認めっていうのは、
こっちが認めるべきであって、
相手からそういう断片的なものから、
認めてもらうべきではないという、
そういう境地が書かれていたりしてですね。
なるほど。
これも思想がすごいと思ったんですけど、
それによって鎮友が、
あらゆる物事に寛容になっていって、
自分が変わることで世界も変わるっていう、
そこを感覚として持つようになっていくっていう、
他にももっとすごい良いこと、
毎回書かれてるんですけど、
この300ページ台がやっぱりすごい、
引きこもりましたね。
確かに。
本当にいろんなこと悩んで、
最終的にここで安らぎを感じとかあったし、
36:02
心の底から安心しただっけな、
安らいだっけな。
ここだ、私初めて317ページ。
私初めて心の底から安らぎを感じた。
これイメージだけなんですけどね。
イメージですごく心が安らいたっていうところとか、
世界は変わり、私も変わったのだと。
いろんな捉え方が変わっていくってことですよね。
すごく良い章ですね。
最後、彼女は彼女なりの目的というか、
そちらにちょっと動き出していきつつ、
話は終わるっていうところなんですけど、
一応これがですね、
実はちょっと要所要所、
ジョージ・オウェルの1984年と繋がったりしていて、
そのあたりの仕掛けというのはすごく面白く、
単純なこの、
私が言うところの純文学的な要素だけじゃなくて、
話が終わっていくっていうのはすごく面白かったです。
そうですね。最後の仕掛けは読んでからのお楽しみに
してもらいたいなと思います。
途中にもいくつか仕掛けあるんで、
読んでもらったらなと思います。
ここはもうネタバレせずに。
すごい面白かったですよ。
じゃあ最後、いつも通り、
感想とどんな人に読んでもらいたいか、
ちょっとお伝えしたいと思います。
じゃあ私の方から。
これ繰り返しになりますが、
本当に自由とは何かっていう話が結構出てきたりとかして、
今って、今を生きる私たち、
20代、30代の方々、
40代もそうなかもしれないですけど、
50代以上はちょっとイメージができないんで、
今はめただけなんですけど、
今の時代ってすごく選択肢がたくさんあって、
ものすごく恵まれてるはずなのに、
なんか生きにくいなって感じてる人多いんじゃないかなと思ってます。
そういう人にはめちゃくちゃハマるんじゃないかなと思います。
なのでぜひ読んでもらいたいなと思ってます。
この小説はですね、
本当にこの主人公、
登場人物、主人公の陳雲と、
お父さんもそうなんですけど、
結構心の動きを詳細に描いていて、
すごく身近に感じるような作りになってるので、
すごく感情移入もしやすいと思ってます。
結局、主人公女性なんですけど、
なんとなく自分は自分のことを描かれてるんじゃないかなって思ってしまって、
本当、彼女の悩みや迷いを身近に感じてました。
特に大学卒業、就職、
そして退職して、退職する流れとかも含めて、
北京に上京して、最終的に壊れてしまうところとか、
その後彼女が話す同世代の友人たちにも、
上手くですね、自分は共感する部分がたくさんあって、
いろんな生き方をしてる人がいて、
いろんな自由があって、
いろいろ考えてしまったなと思います。
陳雲の視点ですけれども、
いろんな人が必死に生きてるっていう様を見せてくれたりとかしたので、
個人的にはめちゃめちゃ勇気をもらえた作品ですね。
ちょっと偏った読み方をしてるかもしれないんですけど、
でも、きっと自分のような読み方をする人ってのは、
39:02
いると思うので、
そういう人にはかなりおすすめだと思います。
ぜひ読んでもらいたいなと思ってます。
ちょっと補足じゃないんですけど、
中国って解説になったかな?
出版に関しても、
いわゆる自由が少なくなってきてるような状況があるようで、
これ結構、社会批判的な内容も結構入ってて、
読み方によっては上手くオブラートにも積んでますけど、
発揮になる日が来そうだなと思ってます。
なので、日本に翻訳されてよかったなと思ったりとか、
読めてよかったなと思いました。
しかもやっぱり翻訳すごいよかったですね。
よかった。すごい。
文章のこのちょっとした風格があるような書き方というか、
こういうのがすごい作品とマッチしていて、
本当に翻訳されてよかったなと思いましたね。
素晴らしかったですね。そのとこですね。
僕も本当、今年読んだ小説で一番心に響いたもので、
この作者の人と、というか主人公の親友と同世代でもあるので、
重なるところがすごくあって、
心に響いた小説でもあるし、結構心が痛くなったところもあったりしました。
でもすごく勇気づけられた小説でもあったなと思います。
やっぱり14章がすごく圧巻だったので、
ここで親友のマインドが変わっていくところというのが、
結構カタロシスがあるなと思っていて、
小説で僕のように勇気づけられる人は本当に多いんじゃないかなと思いました。
あと、結構小説の中にはカルチャーの話がたくさん出てきて、
出版業界の話とか、親友が回想する場面では、
日本のアニメとかの話とか、音楽の話とか、
結構そういうやっぱり人生の中でカルチャーが占めるのって、
すごく大きいんだなというのが読んでて思っていて、
やっぱりそういうのが大事なのかなと。
やっぱり生きていく中で、そういうのがあるからこそ、
自分探しもできるんじゃないかなというのは結構思っていました。
あと、読んでいて途中で、
北京の出版文学辞書ですね、
結構本に出てきた北京の喫茶店が読書会の会場になっている、
そういう店が出てきたりして、
向こうだとどういう読書会が開かれているのかなと、
すごい気になりましたし、規模とかも過ごそうと思ったりして、
向こうの文学辞書会辞書というか、
そんなのも気になりましたね。
おもしろかったですね、あそこね。
そうですね。これが作者の自伝体小説として書かれているんですけど、
自伝要素がどこまで含まれているかというのはわからないので、
すごく気になるところではあるんですけど、
でもやっぱり、同じ時代を生きた人がこういう本を書いているというので、
42:04
しかもそれがすごい小説だったので、本当に読みに嬉しかったですね。
じゃあ、そんなことはないな。
はい、わかりました。
いやー、すごい良かったですね。
ちょっと、今年これを超える作品に出会えるかどうか、ちょっと楽しみに。
いやー、本当ね。
どうします?あったりアコーディオンですか?
いや、もう可能性十分ある。
あるからな。
まだ翻訳対象候補、あと4作残ってるんで。
私、未読、この7月11日収録段階で、
私、未読はマーダーボットダイアリーとアコーディオン引きの仏子なんで。
あー、なるほど。
どっちもヤバそうなんだよな。
まあまあ、いきましょう。
じゃあ、次回告示で終わりたいと思います。
次回はですね、7句話目、アジェイブレーニアのフライデーブラックをお届けしたいと思っています。
こちらも日本翻訳対象、最終成功対象作品となっております。
では、番組の感想やリクエスト、またこのラジオを聞いて紹介された本を読みました、読み返しましたなどありましたら、
ハッシュタグすろとび猫たちをつけて教えていただけると嬉しいです。
ツイッターやインスタのDMやリプレイなどでお待ちしております。
メールアドレスも番組情報欄に載せておりますので、積極的に拡散共有していただけると助かります。
それではまた。
ありがとうございました。
ありがとうございました。
43:36

コメント

スクロール