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2025-02-16 03:52

【0989】2025/02/16 時間の体感と年齢の関係

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2025/02/16

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おはようございます。花火鑑賞士、気象予報士の鶴岡慶子です。 この配信では、花火や天気、言葉に関することなどをお話ししています。
毎朝更新している声の日記です。今日も最後までお付き合いください。 年齢を重ねるにつれて時間が早く過ぎると感じること、多くの人が思うことなんじゃないかなと思いますし、よく言われることだと思います。
このことについて、日経新聞が面白い記事を書いていました。 80歳の1年は体感でわずか4日とも言われているということなんです。
その時間の不思議について書かれていました。 どうして年齢を重ねると時間が早く感じるのか。
これは、ジャネーの法則と呼ばれる心理現象が関係しています。 ジャネーの法則というのは、時間の感じ方は年齢に反比例するという法則です。
例えば、5歳の子供にとって1年は、5年間の1年ですから、5分の1なんですよね。
でも、50歳の大人にとってみると、1年は50分の1になります。 そういう単純計算でそうなりますよね。
だから、年を重ねるごとに1年がどんどんどんどん短く感じられるという、それがジャネーの法則です。
とは言っても、なんだかこの1ヶ月は遅かったな、ゆっくり過ぎたなという時があるんじゃないかと思うんですが、
それは何が起こっているかというと、新しい体験をしているからなんです。 頭を使っているからなんですね。
これは、脳が新しい情報を処理する時に、時間を長く感じるためだそうです。
一方で、日々が慣れてルーティンワークを繰り返していると、あっという間に時間が過ぎてしまうのは、そういうことなんですね。
あんまり脳を使っていないということです。
では、この時間の速さを感じにくくするためには、どうすればいいのかというと、3つあります。
1つ目は、さっき言ったことにつながるんですが、新しいことに挑戦すること。
2つ目は、今この瞬間に意識を向けること。
そして3つ目は、季節や行事を大切にする。
この3つがポイントです。
まず1つ目の新しいことに挑戦するというのは、新しい趣味、初めての場所への旅行、未経験の活動などなど、
脳に刺激を与えるということです。
そして2つ目、今この瞬間に意識を向けるというのは、マインドフルネスだったり、日記を活用して、目の前の瞬間に意識を集中させることで、時間をじっくりと感じることができます。
そして最後3つ目なんですが、季節や行事を大切にするということですね。
幸い日本には四季がありますので、そこに節目となる行事がありますよね。
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季節を感じて日常に小さな変化を取り入れていくだけで、時間の流れを丁寧に味わうことができます。
時間って誰にとっても平等に流れているんですけれども、その感じ方は年齢とか過ごし方で大きく変わってくるんだなということなんです。
80歳の1年が体感で4日っていうのは赤ちゃんと比べてっていうことなんですね。
でも日々を新しい発見や感動で満たしていけば、体感としては4日ではなくなる。
むしろ時間を豊かに過ごすことができるはずです。
この配信はアップルポッドキャスト他各種プラットフォームでお届けしています。
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併せてご覧ください。
それではまた明日。
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