00:00
おはようございます。花火鑑賞士、気象予報士の鶴岡慶子です。 この配信では、花火や天気、言葉に関することなどをお話ししています。
毎朝更新している声の日記です。今日も最後までお付き合いください。 うるがすことなかれ。聞き慣れない言葉じゃないかなって思います。
うるがすというのは、秋田弁で、水につけて 柔らかくするとか、放置をしておいて 状態を変化させる といった意味を持つ言葉なんです。
例えば、お米を研ぐ前に 水につけておく ということだったりとか、食材をつけこんでおく ということを うるがすと秋田弁で言います。
こう聞きますと、じっくり時間をかけて熟成させるような ポジティブなニュアンスにも聞こえると思うんですが、
仕事においては、このうるがすということが 必ずしもいいとは限りません。
物事を先送りにして うるがしてしまいますと、結果として停滞してしまう ということもあるんですね。
スピード感を持って進めることで、新しい課題だったり 改善点が見えてくるものです。
考えすぎずに 止めを置かず、まずはやってみることが 大切です。
やってみて初めて 次の現実が 見えてくるものだと 私はいつも思っています。
この考え方は、例えば株式会社 北野辰進コーポレーションの 木下克久社長は、思いついたら すぐに行動する ということの大切さを 説いています。
木下社長の考え方では、最初から完璧を求めるんじゃなくて、 試しながら改善していくことが 成功への近道だと言っています。
考えすぎて行動を遅らせるよりも、まずは動き出して、 その結果を見ながら軌道修正していく方が 効率的で大きな成果を生み出せると言っています。
前にも 音声配信の中で 紹介したのですが、緊急性よりも 重要性を 優先することで 目先の細かい仕事に 振り回されることなく 本当に 必要なことに 集中できるものだと 思います。
本当に たくさんの人が 緊急なことに追われて 時間を失いがちです。
そのため 緊急になるまで 動き出すからです。
緊急になる前に 重要なことであれば 動き出して 軌道修正しながら 前に進めることで 緊急なことに 追われることは なくなります。
また 松下幸之助の 言葉も 紹介します。
松下幸之助は 逆境を 天から授かった 恵みと捉えて 行動し続けることが 成功の限りだと 語っています。
松下幸之助は 自分の経験から 貧しさや 学歴のなさや 病弱な体を 自分を鍛えるための チャンスとして 受け入れて それらを 乗り越えようとして 努力をしてきました。
03:10
昨日は 女性の トップランナーの トークショーを 見ました。
ある女性社長は 男性にしか できないことが ある。
女性にしか 気づけないことが あると 仰っていました。
どのような 会社でしょうか。
産業廃棄物を 取り扱う 会社です。
男性が 非常に多い 業界でも あります。
そして 彼女自身は 特殊車両を 運転できる わけでは ありません。
しかし 彼女は 気づけることが あると 言いました。
彼女は 気づいた結果 声を出してみると 余計なことを してと 言われることも あると 言っていました。
それでも まずは 声を上げなければ 変わって いかないのです。
声を上げることで それを 理解してくれる人 応援してくれる人 そして 支援してくれる人が 現れるという話も 非常に 印象的でした。
うるがす という言葉は お仕事の面においては ただ放置しているだけで 何もしなければ 何も起こらないと 思います。
まさに うるがすことなかれ です。
この配信は Apple Podcasts と 他各種プラットフォームで お届けしています。
それでは また明日。