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おはようございます、鶴岡慶子です。この配信では、司会者として、花火鑑賞師として、そして気象予報士として日々感じたことなどをお話ししています。
今日は、人生の三冠王についてお話をしていきます。 この人生の三冠王、歌手の香山裕造さんの言葉です。
昨年の紅白歌合戦がコンサートとしては最後のステージだということで、人生の三冠王というお話をしていたんです。
三つの冠ということなんですが、一つ目が感謝、二つ目が感動、三つ目が関心、この三つの冠、三冠王ということなんです。
紅白歌合戦のステージが、香山裕造さん非常ににこやかで、そしてみんなのおかげでここまで来たんだ。
大美容もされて、なかなかお話が上手にできないという、そんな時期もあったんですけれども、まだまだこれからも歌い続けられるんじゃないか。
歌は歌っていくそうですけれども、コンサートとしては最後のステージだということだったんですよね。
非常に清涼があって、85歳でありながら、若大生を善としているなぁと、そんな感想を私は持ちました。
その中で、感謝、感動、関心というこの人生の三冠王については、感謝はすべてのことに対して感謝を出し惜しみをしないということを話しているんですね。
もう嫌なことは、すべて自分のこれからの自分のための経験であって、ステップアップするためのもの、そしていいことはもうおかげさまでということで、そのように歩んできたし、これからも歩んでいくんだということだったんです。
紅白のそのステージも非常に感謝にあふれた、そんなステージだったなぁと思います。
2つ目の感動については、心が震えるような経験をたくさんしていって、いくつになっても五感で感じて心を動かすような、そんな経験を積んでいくっていう感動というのが2つ目です。
そして3つ目の関心というのは、好奇心っていうことでもあると思うんですけど、関心を持っていろんなことを学び続ける、これが3つの感、人生の三冠王ということでお話をされているんです。
特に私はこの3つ目の関心という部分について、この好奇心を持ち続けるっていうのは、これもたまたまなんですけれども、糸井重里さんがエッセイを毎日発行しているんですね。
それが、昨日は好奇心について書いてあるんです。
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好奇心が減るということはまだ僕にはない。
今までに何度かもっと好奇心を持つにはどうしたらいいでしょうか?と質問されたことがあったけれど、今まで僕はそれに答えることができなかった。
しかし、何か練習方法があるのかもしれないとずっと長いこと考えてきたようにも思う、というふうに書いてあるんですね。
それが、じゃあ糸井さんの中で解決したのかっていうと、こういう結論を出しています。
その答えは、「種で食う虫も好き好きとあります。人の好みは様々だというのが好奇心のもとである。」と言ってるんですね。
なるほどと思ったんですけど、例えばこういうことですね。種を食う虫がいるわけです。
で、私はその種は食べないよっていう自分がいたとして、私は嫌いだからって言ったら、そこで話終了ですよね。
でも、どういうとこが美味しいと思ってるの?とか、どうしてそれを好んで食べようとする人たちがいるんだろう?
この場合は虫ですけれども、そういうことでそこに想像力を巡らしたり、あるいはそこの立場に立ってみたり、そういうことに似ていると思うんですけど、それが好奇心だっていうことなんですね。
嫌いだと言って触れないんじゃなくて、全否定することもなく、いや逆に全肯定しなくていいんですけれど、どうしてなんだろう?どうして好きなんだろう?
どうしてそういう人たちがいるんだろう?っていうことを考えを巡らすっていうことが、好奇心のもとなんですよね。
そう考えると、好奇心の種っていろんなところに落ちてると思うんですよね。
そこを素通りしてしまうということが多いような気がするんですよね。
あ、ちょっと苦手って言っても近寄らないとか、なんならもう全否定してしまうとか、私はそういうタイプじゃないからとか、決めつけてしまうということが案外多いなって、自分のことも帰り見るとそんなふうに思います。
いろんなことの種は、その辺に散らばっているとすれば、素通りせずに踏みつけることもなく、見回してみることで、いい年齢の重ね方をしていけるのかもしれないなぁとも思いました。
今日は、香山雄三さんが言う、人生の三冠王についてお話をしました。
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鶴岳慶子でした。