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2022-10-19 06:09

【0138】2022/10/19 秋田地方気象台に行ってきた #気象防災アドバイザー

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2022/10/19

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おはようございます。鶴岡慶子です。 この配信では、司会者として、花火干渉士として、そして気象予報士として、日々感じたことなどをお話ししています。
昨日は秋田地方気象台に行ってきました。 これは気象防災アドバイザーの研修の一環で、今までオンラインで勉強してきたんですけど、
秋田地方気象台での研修も3回行われるんです。 そのうちの1回目、初めて行ってきました。
初めてのこの研修は、まず気象台の中を案内してもらって、秋田地方気象台の概要についての座学がありました。
全部で1時間半ぐらいの日程だったんですけど、まあ午前中で終わりました。
昨日は本当に気持ちの良い日差しが降り注いで、風も適度にあって、見学するにはとても良い日だったんです。
ただ屋上に行って、レーダーっていう大きな観測機器を見るときには、青空見えてるのに、そこだけ雨が降ったんです。
ぽつぽつとちょっと弱い雨で、傘はいらないぐらいのものだったんですけど、雨が降ったんですね。
そしてその後、地上に降りて、地上の観測機器をいろいろ拝見しました。
傘を一応持って行ったんですけど、全然いらなかったんです。そのときはスカッと気持ちよく晴れて、
さっきの雨は何だったんだっていう感じだったんです。
その大きなレーダーを見るときは、すっごい音がしたんですけど、その音は観測レーダーの音なのか、
あるいは今、調査、工事中なので、その音なのか、よくわからない感じだったんですけど、
でも間近でこのレーダーを見たり、観測機器を見たりすると、今まで写真とか、いわゆる受験勉強上では、
やっぱり暗記をしてたので、なかなか覚えられない。その違いもよくわからないと思ってたんですけど、
いやー、リアルで見ると、ストーンと理解できるものなんですよね。経験したことって何にも勝るなと思います。
そしてその観測されたものが、情報として端末にデータが集まってきて、データを合わせて予報を出していくというときに、
時刻が10時半ぐらいだったんですよ。そして予報って、朝5時、昼11時、そして夕方5時の日に3回出るんですけど、
まさに11時の予報を出そうとしている時だったんです。
11時の予報まとまりましたという声が聞こえてきたりして、ここ現場なんだと、なんだかドキドキしました。
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この後2回現地で秋田地方気象台での研修があるんですが、この後は皆さんの前で、気象台の職員の方々の前で、
私がプレゼンテーションをするという演習が行われるんですね。これはもう私にとっては試練なんですけど、
この試練があるから、私たちは成長できるとも言えるかもしれません。経験を重ねていくとだんだん上手になっていきますよね。
何も考えなくても手が動いたり、体が動いていったり、上手にできたりということがあります。
今上手にできている状態って、自分にとっては今心地いい状態ですよね。
コンフォートゾーンって言うんですけど、そのコンフォートゾーンという円の中にいる状態なんですよ。
ちょっとそこから一歩外に出ると、未知の世界が広がっています。新しいことが待っていて、上手にできない自分と出会うことになります。
そのコンフォートゾーンの周りにある円のことをストレッチゾーンという言い方をします。
そしてストレッチゾーンも経験を続けていくと上手になってきますから、だんだん自分のコンフォートゾーンになっていくわけですよ。
そうなると最初にあったコンフォートゾーンよりも一回り大きいところにストレッチゾーンがあったのに、
そのストレッチゾーンもすべてコンフォートゾーンになるということは、自分の円が大きくなる、器が大きくなるということなんですね。
もっと言うと、ストレッチゾーンよりも先の、もっと自分の手には追えないところも降りかかってくると、それはパニックの状態になりますから、パニックゾーンという言い方をするんですね。
そこを人に貸してしまったり、自分のところに降りかかってくると、それはもう高ストレスでしかないし、ここはもう学ぶところではないんですよね、自分のコントロールが効かないゾーンなので。
なので、そこではなくて、まずはストレッチゾーンのところでたくさん失敗もしながら汗をかく。
そのストレッチゾーンが程よくある状態で常にいるとずっと成長していけるということなんですよね。
やがてパニックゾーンだったものがストレッチゾーンになり、ストレッチゾーンがコンフォートゾーンになる。
そうやって自分の器を大きくしていく。成長ってそういうことなんですね。
気象台での残り2回の研修は、それはもうストレッチゾーンなんですよね、私にとっては。
このなんとも言えないプレッシャーみたいなものって成長痛なんでしょうね。
でもそれが乗り越えられたら、次の現実が待っていると思って、しっかり準備して臨みたいと思います。
鶴岡稽古と花火と天気と日本の秋田県から発信しています。
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それではまた明日。鶴岡稽古でした。
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