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はい、おはようございまーす。本日の放送は、2022年の11月8日、火曜日です。
本日は、第254回目のお話となりまーす。
このチャンネルは、福島県小売間市在住の特撮アニメ漫画大好き親父のピョン吉が響きになったことをだらだら話をしていくという番組です。
そんな親父の一人ごとを聞きになりまして、もしもあなたの心に何かが残ってしまったら、ごめんなさい。悪気はなかったんです。
不幸にもこの番組に興味を持ってしまったら、ぜひ今後もご協力のほどよろしくお願いいたします。
今回はですね、福島県を舞台にした少し変わった漫画本をご紹介したいと思います。
本棚を見ていたらですね、若旦那図鑑という本が出てきました。
この本はですね、2016年の3月にですね、門川からですね、出版されましたアスキーワークスよね、コミックスとして出版されたものです。
作者はですね、女性向けの漫画を描いていらっしゃる村崎みどりさん。
で、若旦那図鑑というのはね、門川が出していた雑誌シルフね、それにですね、2015年10月からですね、連載していたもの、そのオリジナルコミックスなんですね。
この漫画の物語なんですがね、福島県の土湯温泉にありますですね、旅館の一人娘で地元を愛する女子高生の
ほうつかたまきっていう女の子がいるんですが、若旦那図鑑を巻き込んでね、あの土湯温泉を盛り上げていくという姿を描いている漫画なんですよ。
土湯温泉はですね、福島市に実在する温泉です。
福島市はですね、温泉に名前が出てますね、土湯、飯坂、高湯とね、温泉があるんですよね。
その福島市のね、西に位置する山に囲まれた小さな温泉郷なんですね。
土湯温泉は人口約450人という小さな町なんですけどね、平安時代に開刀したという歴史が非常に長い温泉なんですよ。
町の外にはですね、温泉の源泉があってね、旅館だけでなくてですね、町中に5つの足がある町なんですね。
そして、土湯というとですね、日本三大苔石の一つ、土湯苔石がありましてね、その苔石を使った薬師苔石像などね、見所もあるところです。
作品にはですね、その土湯温泉に実在する旅館の岡旦那、その5人種がね、実名でね、漫画化されて登場していくんですよ。
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山根屋っていう旅館のね、クール系岡旦那、渡辺ジュリアンさん。
晴美屋旅館のね、アスパラベーコン系の今泉剛さん。
ホテル三水槽のお茶目系岡旦那の渡辺里夫さん。 向井滝旅館のね、不審意系岡旦那の佐久間智弘さん。
同じく向井滝旅館の悪系岡旦那の佐久間明さん。
あとですね、岡旦那の前にですね、何々系と付けてですね、あたかもですね、ロールプレイゲームのね、キャラ図鑑みたいになってるんですね。
そこが面白いんですね。 で、このタイトルのね、岡旦那図鑑っていうのはね、福島県の土湯温泉に旅館を構えるこの岡旦那がね、
注目したフリーペーパー、岡旦那図鑑、これに由来してるんですね。
テレビですね、フリーペーパー、岡旦那図鑑にね、存在を知った作者の村崎みどりさんがですね、
岡旦那が出てくる土湯温泉旅館を舞台にした作品とね、アイデアがもっと発端となってね、生まれたもんなんですね。
で、この実際のね、5人の岡旦那たちがね、何々系ってね、ついてましてね、漫画のキャラクターにね、相応しいっていうね、っていうので個性を持っているというね、
主人公の若い岡旦那を助けるキャラとしてね、登場してくるんですよ。
そして村崎さんはね、福島県の復興の一条になればっていうね、土湯温泉観光協会ですね、コミック界の脱進をしてね、
で、この作品が生まれたという経緯があるみたいなんですよ。
そしてこれにはですね、実はあの福島市にある福島学院大学っていう大学が関係してるんですよね。
東日本大震災ですね、脚足が遠のびた土湯温泉がですね、2014年の時にですね、ゼロから温泉が盛り上げたいとですね、
福島学院大学に問い合わせしたんですね。
そしてその学生たちをですね、交えましてワークショップを開いたんです。
そして議論を重ねましてね、メインターゲットをですね、首都圏在住のですね、女性にね、絞ったんですね。
そして学生が発案したのはですね、恋愛シミュレーションをイメージした図鑑ってことなんですね。
よくあるですね、それで若おかみだったらよくあるんですけども、それを若旦那にしましたね。
若旦那たちが温泉をPRするフリーペーパーを作ったんですよ。
というので、構成、インタビュー、編集、データ入稿もですね、すべて学生たちが作成したんですね。
そして第一号を完成して首都圏を中心でですね、PR活動を実施したところですね、非常に人気になるんですね。
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瞬く間にですね、話題となりましてね、というので、次から次とね、号を発行していったんですね。
そして、先ほど言いましたように、東京の出版社、門川はですね、漫画家を実現させたんですね。
そして誕生したのがこの漫画というわけなんですよ。
当初はですね、地中の温泉協会のね、観光協会の人たちだとか、若旦那の人たちですね、企画員ですね、権威的だったらしいんですかね。
ですもん学生たちの熱意に抑えたんですね。最後にはですね、学生をね、福島の若い仲間たちというふうにね、見るようになったというんですね。
で、このフリーペーパーの若旦那図鑑の方ですけどもね、全国旅館ホテル生活衛生同業組合協同連合会、そしたらね、賞を取ったりとかね、またジャランなどで取り上げられたりとかしたんですね。
で、他の地域の温泉街でも発行されまして、全国に広まってね。2015年からですね、若旦那サミットというのを開催してね、そして2019年まで約4回開催されたんですね。
というので、若旦那というのはね、悩んどこが良かったみたいでね、ジャラン以外にもですね、楽天トラベル、そういったところもですね、全国の温泉のね、若旦那ランキングなんてやっていたんですよ。
で、2019年まで頑張って盛り上がってきていたんですが、コロナが襲ってきてしまって活動がストップしちゃうんですね。
というわけで、フリーペーパーの若旦那図鑑をですね、読むことができていた公式サイトもですね、いつの間にかね、閉じてしまいまして、2021年からですね、中国の怪しいサイトにね、そのURLが使われているみたいな状態ですね。
本当に大悩みだなと思うんですね。本当にコロナの影響が大きいですね。
2021年からですね、福島学院大学の方もですね、福島市の同じですね、温泉街のある飯坂温泉の方のね、飯坂真宏ちゃんの方をですね、プッシュする活動の方にシフトしてあったんですね。
まあ仕方ないかなと。
で、門川のシルフでね、連載していたんですけどもね、ですけどもこの本が出版されるまでですね、元話があったはずなんでね、そのうちの4話分だけがですね、この本に収録されているんですね。
で、この1巻は出たんですけどね、残念ながら続きは出なかったみたいなんですね。
というわけで、門川のシルフっていう雑誌に連載されたけどね、単行本化されていない話もあると思うんですね。
せめてその話をね、単行本化してほしいなと思うんですがね、この本の中でもですね、詳しくは2巻でって書いてあるんですね。
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っていうんで、コミックスを出す気満満だったみたいなんですけどね、残念ながら出なかったんですね。
そして門川から出していたこのシルフなんですが、2017年ですね、ピクシブシルフとですね、ピクシブによるオトモ系のウェブコミック雑誌になってしまったんですね。
ピクシブシルフの方ではですね、残念ながらこの若旦那図鑑は連載してないんですね。
シルフからピクシブシルフに変わったんだったらですね、掲載されたところまでですね、電子化書籍としてね、読めるといいんですけどね、それも現在できていない状態です。
これも残念ですしね。この土温泉が始めたですね、若旦那によるムーブメント、もう終わりなんでしょうかね。かなりもったいない気がするんですけどね。
福島県発祥の新たなムーブメント、ムーブメントになる可能性のチャンスがあったのに、という風に思っております。
はい、それではまた次回よろしくお願いいたします。本日もお聞き下さいまして誠にありがとうございました。