00:06
どれほどの時間が経っただろうか。 目が覚めると、あなたたちは座敷牢にいた。
あたりは薄暗い。 体は縛られてはいないが、持ち物などは没収されている。
そして何より、ルイの姿が見当たらない。
さらにあなたたちは、ルイとの間に感じていた、細い糸で繋がっているような感覚が失われている。
あなたたちとルイとの間で交わされた。 マナコントラクトは断たれ、あなたたちはルイのマスターではなくなってしまった。
あのジジイ、やりやがったわね。
これみんな同じ牢屋に入ってるって認識で大丈夫ですか?
そうですね。はい、大丈夫です。
いててててて。
あー、痛い。
ここはどこだ?
これって牢屋ですか?座敷牢ですか?
座敷牢ですね。
自分たちだけですかよね、いるのって。
えーと、周囲を確認するってことですか。
まずあなたたちは起きただけなのではないのか。
周囲を確認してみると、大柄な男が壁にもたれかかっているのが確認できます。
同じ空間?
同じ空間ですね。
ひどくやつれており、かすかに息はしているが、目を開けてもびっくりとも動かない。指先は土まみれでボロボロだ。
そして男の周囲には、くしゃくしゃの原稿やインク、壊れたペンが散乱していた。
へー、そうですね。
黄髪君とシャノ君は、すぐにわかることでしょう。
作者近営で、何度も見たその顔は、ヒューマニックの作者、ヨギトースイそのものだ。
ヨギ先生だ。
うん。
なんだ、誰かは、そこにいるのか。
え、大丈夫ですか?
ああ、黄髪が。
もしかして、俺らのこと見えてないんですか。
ああ、そんなことない。とりあえず時間を確認してくれないか。時計がある。
03:05
と言って、ヨギトースイは、右手をあなたたちに差し出して、そこにはデジタル時計が巻かれています。
はい、じゃあ時計を確認します。
はい。そこでようやく、現在の日時がわかった。
8月1日。
土曜日、23時10分。
ルイが警告した。街の滅亡が、あ、破滅が、すぐそこまで迫っている。
今は、8月1日です。
何時だ。
あれ、何時って言ったっけ。
23時10分ですね。
すいません、23時10分です。
お時間が。
いや、君たちは、ヒューマニックは好きかね。
全然頑張ってます。最新話も読みました。
うん、そっか、そうかそうか。いいやつだな。どんなところが好きだ。
まさか、最悪の章が好きなんて言うんじゃないだろうね。
先生、あの最新話は、本当にあれであってますか。
ふふ、そうだな。ずいぶんしっかりと、私の漫画を読んでくれているようだな。
よぎとおすいの目線は、あなたたちの方向から微妙に外れている。もうほとんど目が見えていない。
最近の子は、しっかりとした子が多いものだな。
私にもちょうど、君たちと同じくらいの息子がいるんだ。
のんびり話をする暇もないんだったな。
06:00
今がどんな状況か、わかってるってことですか。
ああ、もちろん。大事なことを話す。君たち、ルイと会ったんだ。
はい、会いました。
ああ、君たちを連れてきた黒服が話していたの。本当にそう。一緒に冒険をしたのかい。
楽しかったか。
はい、楽しかったです。
そうか、それが一番大事なことなんだ。あの化け物を差し抜くための鍵はルイだ。
そう言って、とおすいは、ずっと握りしめていた紙をあなたたちに差し出してきます。
着射の紙には極秘と印字されている。どうやらヒューマニックの設定資料のようです。
じゃあ、受け取って、とりあえず見ますかね。
はいはい。では、設定資料。ルイ、キャラクター設定。
一人の科学者によって作られた会議を殺す兵器。
最大の切り札は赤い宝石のリミッターを解除した上で、ルイが感情を理解した後でないと使えない。
使える魔力が無限であれば、理論上全ての会議に有効であるが、ルイの寿命を大きく縮めるデメリットも存在する。
最終回付金で会議がルイに呼びかけ、使用可能になるリミッター。
ルイの対会議戦闘における優位性の大部分を占める呪文を制御する装置。
同時に巨大すぎる切り札を封印する役割を持っている。
設定資料の隅に小さなメモ書きがされています。
あの驚くほどクソな原稿から、結末を変えなければいけない。
この世界がファイトの望んだヒューマニックの世界に変わりつつあるなら、そしてもしファイトがこの設定資料を読んでいたのなら、逆転の目はある。
09:01
ルイの感情を呼び起こせば、あの化け物も殺せる。
ファイトはルイと接触できているのか、ルイは心優しい人間と出会っていることを願う。
祈るです。ファイタリン。
これはね、本来僕が書くはずだったヒューマニックの最新話の展開だよ。
最悪の手法を欠かされて、影も形もないがね。
この街に仕掛けられている儀式は、ファイトが見る夢を現実に置き換える仕組みだ。
いくらあの化け物が都合の良いヒューマニックを書かせようとも、ヒューマニックそのものが現実になるわけじゃない。
最後にファイトの記憶と願いが反映される。
だからまだ希望は消えない。
リカ、ルイの感情を呼び起こすんだ。
声をかけ続けろ。
感情のない機械の体であったとしても、感情に訴えかけろ。
リカ、声をかけ続けるんだ。
そうすれば、切り札が、全ての怪異を殺せる最終兵器が。
咳き込み続ける栄養ギトースイが体を引きずると、大柄な体で隠れていた抜け穴が現れた。
いつか脱出するために掘り進めていた穴。
いよいよ、全部ダメになってしまったら、君たちの大覚悟が通れるはずだ。
行け。世界が終わり、あと十数分で数十分、君たちしかいない。
先生。
ああ、そうだ。
俺、あのヒューマニックの最新話は認めないんで。
俺たちがこの世界救うんで、ちゃんとした物語書いてくださいね。
そうだな。君たちがウイと世界を救ってくれた暁には、必ず面白い続きを書くと約束するよ。
12:09
リカちゃん、ケンちゃん、世界救うぞ。
ええ、そうね。
そうだな。
じゃあ、抜けていきますかね。
なんか、こかり的にはやることもないんで。
じゃあ、出る前に一言言っていきたいな。
どうぞどうぞ。
ああ、そうだ。
ヨギ先生。
なんだ、どうした。
あんたの息子のグラタニライトは、あんたが思っている以上にしっかり者で、俺の自慢のダーチだよ。だから安心して待ってな。
そうか。君はライトの友達だったか。そうだな。ライトに会えたら伝えてくれるか。
ああ。
すまなかったとね。
ああ、それはあんたがこれから何でもやってやりゃいいだろうが。何終わった気になってんだよ。
ああ、そう。ライト、ライトとか、この街を頼むよ。
ああ、任せとけ。だからおっさんは黙って寝てな。
少し休むことに。早く行くんだ。もう時間がない。
ああ。あいつら連れてくるまで寝るんじゃねえぞ。
って言って出て行きます。
簡単に応急手当て振ることって可能なんですか、これ。
ああ、まあ、あの、別に気絶とかはしてないので、衰弱はしていますが。
はい。
あなたたちが世界を救えれば、彼のことも救えると思いますよ。
いやー、負けるわけにはいかねえぞ。
その意気込みを。
では、あなたたちは抜け穴を通っていきます。
抜け穴は遅い連絡通路に繋がっている。やがて壁の色が清潔な白に変わった。
どうやら病院の特別病棟と繋がっているようだ。薄暗い特別病棟の通路を進んでいくと、
15:11
日当たりに、クラタニル・カイトと書かれた病室があった。
扉の手前には、スーツや帽子、サングラス、フランダ財布などが落ちている。どれも高級品。
これは、私たちがその格好をしろということ?
いや、そうじゃねえだろ。たぶんそれは、あの市議会議員のもんだ。
いや、市議会議員だったもの?って言ったほうがいいか。
あー、なるほど。つまりこの先にいるのね。
ああ。まあ、ライトもああやって描いてたからな。たぶんそういうことだろう。
うーん、扉に利き耳。いいですか?
はい。
成功。
まあ、人はいる気配はありますが、特に喋っていたりとはしないです。
うん。
えー、普通に入る?
ルイ探さなくて大丈夫かな?
どちらにせよ、ここは通らないといけないんじゃない?
そっか。じゃあ、じゃあ行くか。
うん。では扉。
はい。
扉を開けた先は、広い病室だ。
光を放つ真っ赤な鳥居と幼い少年。
クラタニ・カイトが眠るベッドが一つだけ置かれている。
そしてベッドの横には二つの人影がある。
クラタニ・ライトとルイです。
ん?あれ?ケンジ?
こんなところでどうしたんだよ。早く一緒に町から逃げよう。
18:01
な?なんで逃げるんだよ。
お前だって知ってるだろ、街のこと。こんなところにはいちゃいけない。早く逃げよう。
ああ、そうだな。知ってるからここに来たんだ。
え?どういう…
うーん、どういうことか。まあ、わかんないよな。
てか、似てねえぞ、お前。
ああ。
あのクソガキ。小賢しいことばっかりしやがってよ。
ライト…いや、ライトを取り込んだ化け物は、全身から黒い液体を滲ませ、
水が沸騰するような音で笑う。ライトと同じ顔が、邪悪に引き連れ。
ここまで来たんだから教えてやるよ。
街や人間を変えてんのも、こいつを使って儀式をしてんのも、
大切なお友達の体をお借りしてんのも、ぜーんぶ俺。
俺はさ、小食な上にグルメなんでな。
次に体を使うガキをゆっくり死なそうなみしてたんだわ。
お前らが邪魔もしやがるからさ、こいつで我慢しなきゃいけなくなっちゃったよ。
借りてるだけっていうのを聞いて安心したよ。
あ?
だったら取り返せばいい。ライちゃんの体を、お前から取り返す。
ふっはっは。
ああ、若さの極みって感じだ。
そういうの嫌いじゃないんだけどよ。今はうざいわ。
なあなあ、ケンジ。
俺を助けてくれ。
若さの馴染みだろ。
はっはっは、あのクソガキこんな喋り方だったっけな。
ああ、やっぱ似てねえわお前。つまんねえな。
なんだと。
はっはっは。
えっと、ルイに対して、ルイ!そんな奴から離れろ!って声かけます。
そうすると、化け物は、おいガラクタ、喋れな。
21:03
するとルイは、了解いたしました。
ルイ、お前、本当にそれをお前が望んだのか?
残念だったな。今のマスターは俺なんだよ。
お前が話しかけたところでこのガラクタは、お前の話は聞かない。
てかよ、お前らの中で一番ムカついてるのはお前なんだよな。
お前があのゴミ捨て場でこのガラクタを先に見つけてなかったら、もっと早くことが済んだんだ。
手間取らせやがってよ。
俺の大好きなヒューマニックをあんな滅茶苦茶にして、その上ルイにまで。
俺、絶対お前のこと許さないからな。
ヒューマニック、俺も大好きだけどね。
人間の作る漫画って好きなんだよ。
特に最悪の章が最高だろ。儀式にも役立って一石二鳥だ。
あれが最高なのか。
いや、ここは編集者目指してるミカさんに一言言ってほしかったけど、ミカさんそんな信念だよな。
そうなんだよね。黙るわ。頑張れ。
やっぱお前ポンコツだな。人にあえて無理矢理書かせないとシナリオもろくに作れないんだ。
確かに。
物の批評なんて向いてねえよ。
お前に編集させるくらいだったら、ミカちゃんにやってもらった方が万倍マシだよ。
そうかよ。
お前らの話なんてどうでもいいんだけどな。
さてと。
俺がなんでこんなベラベラ話してるかわかる?
時間が経つだけ俺が有利だからだよ。
気が付くと、あなたたちの体の異常は進行し、意識もだんだん霞みつつある。
不意の魔力防壁がない状態では、儀式の影響をもろに受け、別の生物への変貌からは逃れられない。
同時に、あなたたちが持つ将来の夢、未来のイメージがどんどんと色あせ、遠ざかっていく感覚が襲う。
化け物はそんなあなたたちを見て、せせら笑うと、無機質に命令を言い渡す。
おいガラクタ。命令だ。ゲート開放。
24:02
了解。
ルイが手を離すと、鳥居が光り、禍々しい色の渦が出現する。
あ、てことで、あのおめーらとの喋りはここまでだ。
マンガの悪欲がベラベラ喋るのって楽しいからだな。
絶対的儀って漢字がたまんねーわ。
おいガラクタ。命令だ。こいつら殺せ。
そう言い残して化け物は鳥居の渦の中に入っていきました。
うーん、自分が…
死にました。
自分が悪欲ってことは自覚してるのね、ごめんなさい。
化け物が言ったのを見ると、ルイは鳥居の前に立ちはだかる。
現在のマスターはグラタニライドです。あなたたちを無力化します。
ということで、戦闘を開始します。
えーっと…
戦闘は、まあもちろん戦闘ラウンド順で処理をしていきます。
デックス順に処理していき、ルイはデックスに関わらず最後に行動します。
戦闘終了条件は、えーっと…
戦…失礼しました。戦闘終了条件をお伝えします。
1、7ラウンド目の終了。
2、ルイの戦闘不能。
えー、現状わかっている条件は以上ですが、あなたたちは別の条件を知っているかもしれません。
ということで、ラウンドカウントしていきます。
はい。
では、オオガミ君の行動です。
はい、えー、呼びかけます。
はい。
ルイ、本当にお前、あんな悪者の手先になっちまったのか。
お前ならやらなきゃいけないことが何なのかわかるだろ?
俺たちとかわしてよな。あんな奴マスターじゃない。
俺たちがマスター、いや、俺たちが相棒だろ?
これなんか技能振ったほうがいいすか?
あー、そうですね。ロールプレイだけでも大丈夫ですけど、技能振ってもらったらボーナスをつけれるかもしれないです。
技能でもないんだよなー。
失敗したときはどうなるんですか?
特にないですね。
ふんふんふん。
はい、そうです。
27:05
説得とかゆいぐるみとか魅惑とか初期値で振ってみてもらっても全然大丈夫。
えー、じゃあどうしようかなー。
まあ、説得にしとこうかなー。
はい。
お前。
あー、頑張っちゃったなー。
マジかー。
ちょっと空気読んでほしいわ、ダイスシン。
運命力が。
ここは違うだろー。
パンブルね。
なんでだー。なんでだオオガミー。
いやもうほんとに、ほんとにすいません。振んなきゃよかった。
ロールディカパシロメガネ。
やば。
えー、続いてシャロウくんの行動になりますね。
はい。
ルイ、お前言ったよな。お前は平気だって。
平気なら、てめえが何を攻撃するべきか間違えんじゃねーよ。
お前が最初のある日から言われたこと。
化け物の排除。
そうだろ。
ぼけて寝てさっさと思い出せ。
ハート成功。
はい。
やつ。
でもけんちゃんけんちゃん、俺たちも今化け物みたいになってんだよ。
そうね。まさに私たちがターゲットだわ。
えー、どうしようかな。え、いいんですか?
はい、じゃあ、はい、次は、えー、キジョウさんの。
ルイ、私ね、あなたの夢を見たの。そこにいたのは私たちじゃなかったけど、とても綺麗な空をあなたと一緒に見たような気がするわ。
今この状態はどうかしら。あなたが、私たちが夢で見た景色ではないはずよ。それにあなたが本当に望んでいる景色でもないはず。
30:00
あー、失敗しちゃった。
えー、待って。
てめえが怖いんだけど。
てめえがさ、なんでこんな時に限ってさ、いいロールしようとしたのに。
私は、私に望みなどありません。
えー、では、次のコーナーになります。えー、はい。
えー、えー、で、えーっと、攻撃対象を決定します。
一応、オオガミ君です。
よっしゃ、来い!
オオガミ君は、
来いって言うと死ぬパターンなんだよな。
フラグでやめて。
ビルドがゼロなの。
えー、戦闘マヌーバーを行います。
オオガミ君、えー。
カード成功です。
よりによって。
えーっと、オオガミ君は、えーと、魔王戦火回避ができますけれども。
うーん。
しますか?
そのまま食らって説得ってのもエモいっちゃエモいけど、それで死んだら、そういうのが出るな。
うーん。
まあ、言うてでも、オオガミ君。
あー、そっか。
応急手当持ってるよ。
13、13。
うーん。
これ、フルってなったら、技能って何がいいっすかね。
えーっと、こちら近接戦闘でやっているので、応戦する場合は近接戦闘。
戦闘か。
もしくは、回避する場合は回避。
STRとかじゃ関係ないっすもんね。
そうですね。
戦闘技能取ってねぇんだよな。
いや、素直に回避しときます、じゃあ。
応戦だったらクリティカルじゃないと、クリティカルというかスペシャルじゃないとダメだから。
ストリームね。
はい。
ダメでーす、失敗でーす。
えーっと、オオガミ君はですね、ルイに取り押さえられます。
これ以降。
あれ攻撃じゃないんだ。
はい、戦闘マヌーバーですので。
あーそっか、そうそうそう。
取り押さえられます。
33:01
これ以降、体を使う技能とかです。
オオガミ君は、ペナルティダイスを1つ与えられた状態になります。
はい。
では、続いてオオガミ君の行動です。
ラウンドカウントをしていきますね。
2ラウンド目です。
じゃあ、また普通に呼びかけますかね。
はい。
技能は振らないです。
うんうん。
なぁルイ、本当に俺たちのこと忘れちまったのかよ。
明日から夏休みだぞ。
俺、ルイといっぱい行きたいところあんだ。
こんなことさっさとやめて、あの悪者やっつけて、夏休み一緒に遊ぼうよ。
ケンちゃんとミカちゃんと、みんなで行きたいところいっぱいあるんだから。
目覚ませ!っていう感じで。
バグを受けない。バグでない。
みたいなことをつぶやいていい。
はい、では続いてシャノ君の行動になります。
言いたいことはあるけど、威圧じゃねえからな。
技能振らなくてもいいんだよ。
振らない。
いいかルイ、それはバグじゃねえ。お前の感情だ。
機械だから感情がねえ。ふざけんな。
俺たちだって頭の中は電気信号だけだ。
そのゼロとイチで感情が生まれるんだよ。
マジックをしなければ私は立たない。
では、キジョウさんの行動になります。
いいこと言える気がしねえな。
頑張れ。
まあね。
頑張れ。
そうね。
36:01
ケンジも言ってたと思うけど、私たちは電気信号でしか自我を保っていないわ。
ルイにも電気信号は流れているでしょ。
それに私たちとの思い出はあるのかしら。
返事はないのね。
少なくとも私たちの中にはルイとの思い出があるわ。
それは何にも変えがたいことだし、
私たちは楽しいという電気信号が流れたと思う。
あなたには流れなかったの?
なんで失敗するんだよ。
私たちの行動は震えている。
言葉で行けってことなんだろうな。
思い出など。
では、ルイの行動になりますね。
今大神くんを抑えているので、引き続き大神くんを抑えるという行動を選択します。
大神くんは振りほどかなかったね、そのまま。
では3ラウンド目に入ります。
大神くんの行動です。
ここまで頭が硬いのに、もう頭きたぞ。
ルイ、お前本当に俺たちの仲間じゃなくなっちまったのか?
あんな奴にいいようにされて、お前それでいいのか?
お前だって俺たちと一緒にいたいって思ってるの分かってんだからな。
だったらさっさと戻ってこい、このポンコツが!
続いてシャノンくんの行動になります。
ここからさらに何を言う?
もう一息、もっと一息!
39:04
頑張れ、頑張れ。
そうだな、ルイ。
お前が命令されたのは俺たちの始末だ。
だが、お前が何をやりたいか、それを言うのとは命令されてないだろう。
言ってみろ、お前は何がしたい?
…って言います。
音など、存在します。
私は聞こえない。
では、以上さんの行動になります。
終わらねえ。
こかりくん抱きしめてくんないかな。
鍵をさえられてるんですよ、私。
だからそのまま狂って回ってさ。
狂って回ってね。
それでしょ、あんたなら。
私はもう抱きしめる以外の選択肢ないんだけど。
さっきケンジくん何て言ってましたっけ?
え、何?
したいこと。
うん、したいことはないか。
ルイ、バグが生まれてもいいのよ。
そのバグのまま、
そうね、そのバグのままプログラムを進行させてみて。
それがあなたのしたいことよ。
怖がらなくて大丈夫。
ほら、こかりもそばにいるでしょ。
失敗。
おいオタク。
抱きしめろ、抱きしめるんだ。
頑張れ。
ではルイの…
はい、えーでは。
あーとか言わないで。
ルイは引き続き大神くんを取り寄せることを選択します。
もう待ってんじゃん。
これが運命だんだね。
4ラウンド目に突入します。
期待してるよ。
42:01
頑張って。
えーでも抱きしめるとかじゃねえんだよな。
どっちかっつったらこかりくん的には頭突き食らわしたいんだよな。
なんでよ。
許してあげなって。
いやもう許してるからこそ。
許してるも何も、許すも何もだよ。
まあ頑張れ。
じゃあもうシンプルにいけます。
ルイ、お前は俺たちの仲間だ。
さっさと戻ってこい。
つって、じゃあ、もう抱きしめますよ。
あーちょっとじゃあ、そもそも取り押さえられてるところから脱出できるか。
ほらやっぱそうなんだよ。
さすがにね、取り押さえられてますからね。
STR対抗。
大丈夫だよ大丈夫だよ。
STR対抗していきますが、
大神くんはね、私たちは見守ってくれてるんだよ。
2人でSTRを振るという感じ。
ルイのSTRは90です。
あ、エクストリームが出ました。
ふざけんじゃねえよ。
空気読めよマジで。
大神くんは、
あーハード成功。
あーてめえいいのに。
はい、じゃあちょっと。
あれこれ?
あーでもやめといたほうがいいか。
グッと動いて顔を見合わせるところまではできたかもしれないですけど、
さすがに抱き締めるところまではできなかったから。
じゃあもうグググって感じなんだね。
肩に手をかけて、グッと顔を寄せて。
やめなさい。
じゃあみかちゃん早く。
ちょっとこの状況写真に収めたいわ。
力強え。
はい、じゃあしゃの君の行動に行きます。
なんかMに振るかGに振るかでちょっと悩んじゃってると思うんだけど。
1D2で決めたらいいんじゃない?
じゃあ1D2で、1ならM。
運命力。
悪いな。
大丈夫ちゃんと突っ込むから。
イカつくならイカつくでさっさと抱き合っちまえよ。
ルインの背中を押します。
緊張するな。
悪いな、ダイスシンの言うことは絶対なんだ。
45:03
いいの?
はい、じゃあ頭ごちーんってしてたんで2減らしときます。
いってー。
これでルイン笑ったらめちゃくちゃエモいけどね。
抱きしめてあげようかななんて思ったけどさ、ギャグに振るしかないでしょ。
ほら、ルインもう一息よ。
コカリンも頑張って。
何を頑張んだよ。
なんでここでイチゴ出すの。
オタク力が発揮された。
マジ悪ノリする中学生よな。
中の人も喜んでるからね。
バキバダマちょっと。
ごめんなさい。
なるほど。
これはどういう状況になってるんですかこの2人。
今、手押し相撲みたいな状態のところをルインの背中をシャノが蹴って。
それでルインが。
そこが悪い。
で、頭ごちーんなって。
コカリンがうえーってなってるところ。
ミカサが追い打ちかけてきて。
クリティカルさせちゃった。
そのクリティカルの内容はダウさんに任せますけど。
どうなったんですか。
いろいろ手が滑って抱き合ってしまったということで。
追加だ。
クリティカルが悪いとお前の弟の前でこなきゃやすか騒いで。
カイト君もしかして夢の中でこれ見てるのかな。
48:03
あなたたちとルイン。
秘密基地で出会ってから冒険を共にした日々は。
世界の体にバグを散らしていった。
バグは域地を攻撃。
シンギュラリティをもたらす。
一瞬間、ルインを縛りつけていた鎖がチギへ飛ぶ。
そんな音が聞こえた気がした。
じゃあルインはバッと起きる。
すいませんマスター。私のせいでおけがを。
いてーよルイン。頭もタンコもできしまったんじゃねーか。
しかし。
そうだよルインは悪くない。ケンちゃんとミカちゃんが悪いんだ。
なに?ごめん。
ルインなんて言ってたの?
ミカサ様とケンジ様にはオカリ様に謝っていただきたく。
そうだそうだ。
悪かったな。
でもな、あそこで抱きしめねえお前も悪いんだから同罪だろ。
だってルインの力めっちゃ強いんだもん。
そうね、申し訳ないが応急手当てを振ってもいいかしら。
はいどうぞ。
ごめんなさい。
じゃあ雑談だし失敗したでしょ。
失敗した。
長い時間をかけさせてすみませんでした。
私はマスター。みんなと一緒に生きている。
ではここで皆さん1D6のロールをお願いします。
4
4
5
しごろ
しごろ!
ほうほうほうほう。
えーじゃあ
足して15ですかね。
お!
はいはいはいはい。
えーではでは。
51:04
ん?
ん?3G?
まあまあまあ。
ありがとう。
あれどこか。
マスターたちと初めて話せたと感じるような状態。
ああそうだな。今のお前は兵器じゃねえ。
普通のガキだろ。
ガキって言ってもルイの方が大人っぽく見えるけどな。
私を兵器として使うと堂々と宣言したのはエンジ様のはずです。
おっ言われてんぞケンちゃん。
さーて何の話だったかな。
ルイはイージスフィールド展開と言った。
あなたたちに魔力防御キーを展開してくれます。
イージスフィールドだけどまあいっかこの際。
どうしたルイそんなダセえ技名急に言い始めて。
見ません。間違ってます。
ダサくねえだろ!
ダサくねえよ!かっけえだろ!
今回あんたがつけたの?
イージスフィールドでしたね。見ません。
メモリーにミスがあったよ。
あー俺もなんかいろいろ言いにくかったなごめんね。
いいえ。見ません。
間違えるくらいでちょうどいいのよ。心を手に入れた証拠なんじゃない?
人間味があっていいよ。
ミカちゃんなんかいつも間違えることばっかりだからね。
そうね。
自覚があるんだな。
そんなことしてる場合じゃねえよ。さっさとあいつ止めに行かなきゃ。
ああそうだな。
まだ終わってない。
ライト様になり変わった会議はこの鳥居の先に言います。
一緒に戦ってくださいますか?
ああもちろんだ。
当たり前じゃん。
そうね。
では行きましょう。
そう言ってルイは手をかざし、鳥居のゲートを起動する。
あなたたちは眩い光に包まれ、最終決戦の地へと足を踏み入れた。
ちなみになんですけど、ルイに機械修理振っておきたくない?ここで。
54:08
いいんであれば振りたいんですけど。
1回だけいいことにしましょうか。
もう起動してますけど。
どっち振る?多分数値一緒だけど。
1回だけってその1回だけ?
そういうことでしょ。自分の1回だけなんてことはねえよ。
1回だけね。
どっちか1人ってこと?
失敗したらもう1人振ってもいいですけど。
1回回復分だけってことですけど。
じゃあ頭にでっかい絆創膏貼っときます。
ペッ!
痛っ。
叩かないでください。
ごめんごめん。
痛かった?
ありがとうございます。
今こんなもんしかできねえからな。
じゃあ行きますか。
鳥居の先に向かっていきます。
かつて秘密基地でルイが見せた光景と同じ。
荒れ果てた大地に無数の鳥居が乱雑に立ち並ぶ。
空には暗黒の穴が開き、周りを細長い雲が渦巻いている。
そして暗黒の穴からはへその尾が伸び、空に浮かぶ巨大なアカゴに繋がっている。
頭の中に夢の中で何度も聞いた幼い少年の声が響く。
遊ぼう。ずっと一緒に遊ぼう。
助けて。助けて。
アカゴの鳴き声のような叫びが世界を震わせる。
全員ここでサンチチェックを行っていきます。
成功1、失敗1D4です。
エクストリーム1。
失敗1D4。
失敗1。
ゴリゴリ削れる。
ルイもサンチェックなんだ。
57:05
あれ?
こかり、不定?
あー、そうですね。
あれ?赤字、あれ?
前に減った時が日付が変わっているので大丈夫です。
基本的に1日で更新していきますので、
前に減った日と日が経って変わっているので問題ないです。
サンチの最大値が更新されているので不定の値も更新します。
こんな感じで。
で、そこにはサイトのすべての化け物も入れます。
おいガラクタ、命令はどうした?
お前ら何をしたんだね?
こんな数字書き間違ってる。間違ってるよ、くっそ。
おい、ドームの道儀式はすぐ完成する。
そうすりゃお前ら全員終わりだ。
あー、悪いな。やっぱお前シナリオライターの才能はねえみたいだな。
あ、うんだぞ。
うん。
そりゃファンがつく作品書かなきゃ。
一人が喜んでる作品なんてねえ、売れないよ。
そうね。
びっくりした。
あなたはせいぜい序盤で殺される悪役だわ。
まあいい。この儀式が完成すりゃ、お前らのそのヘラグズ口も効かなくて済むわ。
ルイは今の私には切り札がある。仲間がいる。
ルイは他の誰でもない自らの意思で宣言した。
ということで戦闘を開始していきます。
ここからは戦闘ラウンドで処理を行っていきますが、まずは化け物を一覧に表示しますよ。
あなたたちと化け物はデックス順に。
ルイはデックスに関わらず最後に行動します。
互いの赤ん坊は泣き叫ぶのみで行動は行いません。
1:00:02
戦闘終了条件をお伝えします。
8ラウンド目の終了。
それからルイのパウ、もしくは正気度がゼロになる。
もしくはソウルアライアンスの発動です。
ということでここからソウルアライアンスについて説明していきます。
ソウルアライアンス。夢の世界の中でのみ使用可能なルイの切り札です。
すべての界を撃滅する光の呪文。
ルイはラウンドの最後に行動し発動を試みます。
ルイの手番であなたたち全員とルイがパウで判定を行います。
全員が1回ずつ成功した時点でソウルアライアンスが発動します。
1回成功したキャラクターは2度目以降は判定を行う必要はありません。
判定に失敗したキャラクターはパウとサンチがND6減少します。
Nは判定を行う際のラウンド数となりますので、
1ラウンド目に失敗したら1D6、2ラウンド目に失敗したら2D6とどんどん減っていきます。
あなたたちがパウと正規度を減少させる場合、
代わりにルイのパウと正規度を減少させることもできます。
そして、あなたたちの手番について説明します。
ハイライトアクション。
漫画で大駒が使われるようなドラマチックな行動。
夢と現実が限りなく合間になった世界にいるあなたたちは、
思いの力によって道を切り開くことができます。
この戦闘中、探索者の行動はハイライトアクションとなります。
化け物を妨害する、またはルイの手助けをする、または映像を映すする行動をプレイヤーが宣言し、
私ですね、キーパーが適していると判断されるロールで技能を判定を行ってもらいます。
技能ロールに成功すると、以下の効果のいずれかを適用することができます。
これらの効果は重複することができます。
1、そのラウンド中、全員のソウルアライアンスの判定にボーナスダイスを1つ追加する。
2、この戦闘中、1人のソウルアライアンスの判定を一度振り直せる。
ハイライトアクションはですね、基本的に私が許す演出であればどんなことも行えます。
あくまで演出の範疇なので、化け物の存在をなかったことにするとか、そういうことはできません。
攻撃の演出であったとしてもダメージは発生せず、実際に起きる効果は先ほど説明した1番か2番のみとなります。
1:03:11
といった感じですが、理解していただけたでしょうか。
情報が多いな。
基本的にはどっちかをやるって考えればいいんですよね。
自分たちの手番で、ハイライトアクションでどんな行動したいかを宣言していただいて、成功した場合は1番か2番のボーナスをもらえるって感じですね。
重複できるので、3人いるんで、例えば大神くんが成功して1番を取ったとして、その後キジョウさんが成功して1番を取ることもできますし、2番を取っていただいてもいいですし。
別にどっちかに偏っても大丈夫ですし、分散して取るということでも可能です。
ソウルアライアンスはルイのターンでみんな振るってことですか?
はい、そうです。ソウルアライアンスはルイのターンで行って、ルイのターンの時に全員がパウロールになりますので、3値の最大というか1番最初の値ですね。
あ、1番最初でいいんだ。
はい、パウロールなので。
追加しといたほうがいいかな?
そうですね。
あ、90ある。
強すぎる。
キジョウさんが低いから。
そうなんだよね。
ボーナス。
すいませんが。
ルイもね、あなたたちのおかげで75あるので。
すごかったね。
すごいね。
では、戦闘を行っていきたいと思いますが、分からないことがあったらまたその都度聞いてください。
まずは、化け物の行動になります。
では、化け物は攻撃方法を決定します。
1。
あ、失敗ですね。
千年の呪詛。
強そう。
失敗ですね。
かわいそう。
かわいそうに。
では続いて、オオガミ君の行動となります。
どうすっかな。
がんばれ。
がんばれ。
1:06:06
うーん。
どうしようかな。
じゃあ、ナビゲートの技能で、ライトに対する効果的な攻撃予測みたいな感じで、ルイに対して。
なんか、アイシールド21のあんな感じで出るのかな?線が。
3時の方向から来るぞ!みたいな。そんな。
なるほどね。オオガミ君が攻撃するわけじゃなくて、ルイのサポートを。
はいはいはい。なるほど。分かりました。
では、ナビゲートどうぞ。
なんでよ。
99!
じゃあ、シャノ君の行動です。
嘘でしょうね。
じゃあ、男は黙って映像映え。
威圧で、どうすっかな。
短歌切るか。
ヨーおさんした。何かしようとしたか?
わー何やっても無駄だけどな。
そりゃあ、ここは少年漫画の世界だもんな。
友情と努力が揃ったら、そこにあるのは勝利だけだ。
そうだろ?
ハード成功。
あ?なんだてめえ。
お前らのどうしようもねえ、しょうもねえ漫画の話なんかどうでもいいんだ。
勝つのは俺だ。
では、1番か2番かお好きな方を選択していただいて大丈夫です。
1番でお願いします。
はい、分かりました。では、次のソウルアライアンスの時にボーナスダイスを全員に1つ追加することとなります。
はい。
では、キジョウさんの行動になります。
どうしようかな。
APP65
ん?何にするんだ?
いや、オタク語り55しかないからどうしようかなと思って。
1:09:01
そこはね、ロル迷力を引くしかねえんだよ。
オタク、え、でもオタク語りして映像バイスするか。
あれじゃねえか。画面脇の解説役みたいな。
実況始めちゃう。実況始めちゃう。
いや、普通に悪いの手を取って。
あなたはヒューマニックの世界でも悪役に、そうね、
あの、あいつみたいな怪物に勝っていたわ。とてもかっこよく。
あなたならできるはずよ。なんて言って。
APPかな。APPフットか。
APPがヒロインなんだ。
レギュラー成功。許された。
はい。
私には心強い仲間が3人います。問題ありません。
では、1番か2番か、お好きな方を選択していただいて大丈夫です。
どっちがいいかな。
1番でもいいですし、2番とって、
そうね、保険ウザ2番とっておくかな。
これってもうこの時点で誰振り直すか選ぶんですか?
いやいやいや、あの失敗した人がいって、振り直し宣言があった時に使えるって感じです。
振り直しってボーナスとダイス使えるんですかね?
えっと、もしもこのラウンドで振り直すのであればボーナスつきますけど、
例えば次のラウンドとかになった時にはまたわからないです。
あくまでそのラウンドのボーナスに従います。
あ、なるほど。
では、ルイの行動になりましたので、皆さんパウロールをお願いします。
まずはルイからいきますね。
あ、失敗した。
あ、ボーナスついてないわ。1D10を振りますね。
あ、ダメですね。どうして。
あ、そんなことないないない。失礼しました。
え、成功じゃないの?
失礼しました。10なんで2ですねこれで。
2です。2クリ。
0、02になるんで。
02ですよね。
あ、そうなんだ。
10のくらいは今もう1個振ったんで。
そうだ、これで0なんで、02でエクストリームですね。
あぶねー。
こわ。
失礼しました。
ありがとうございます。すっかり忘れて振っちゃった。
じゃあお好きな順番で振っていただいてどうぞ。
これCCプラス1で大丈夫ですか?
はい、大丈夫です。
まあ成功よな。
あ、はいはいはい。
えっと、パウが90なんで。
1:12:01
はい、大丈夫です。
じゃあ振りまーす。
ハード成功。
おっと、あぶね。
終わった。
終わった。
ということで。
100出てんじゃん。
100出てんじゃん。
あぶなー。
よし、あぶな。
こわー。
えーっと、はい。
えー、化け物が叫びます。
なぜだ。どうして俺の邪魔をするんだお前たちは。
くそ、俺は完璧にやったはずだ。
なんでてめえらみたいなガキが俺の邪魔。
静かのように静かだ。
空に浮かぶ巨大な赤ん坊は泣き止み、やがて暗黒の穴へと吸い込まれた。
赤ん坊を飲み込んだ穴はゆっくりと閉じ、雲は晴れ。
空は光を取り戻す。
大地には緑が戻り、心地よい空気が流れ込む。
鳥居は早回して朽ちていき、自然に帰っていく。
気づけば、あなたたちの体に起きていた変化はすっかり消えていた。
あなたたちによって、町は救われた。世界は救われたのだ。
ライトはどうなりました。
はい、近くを探すと眠ったライトがいます。
じゃあ寄ってって、ほっぺたペシペシ叩いて。
おい、起きろよ。
け、ケンジ、ケンジ、あ、まずい。
今、今すぐ、お前はこんなとこに行っちゃダメだ。
じゃあ、デコピンします。
痛っ、痛っ、な、な、な、何するんだよ。
バーカ、全部終わったよ。
な、なに?
ああ、だから早く帰るぞ。
ああ、ご、ごめん、俺、あの、
1:15:00
カイタの様子が気になるから先に帰る。
ああ、ああ、と言って。
ごめん、また後でな。
ああ、待つな。
ああ、おやじさんとこも行けよ。何か謝ってたから。
うん、うん、うん、分かった、分かった、分かった。
早く行け。
うん、と言って。
一足先に、クラタニーライトは、鳥居のゲートを通って、
地元の世界に戻って行ったようです。
自分らの体の状況、戻ってるんすか?
はい、戻ってますよ。
うん、うん、うん。
えっと、じゃあ、コカリはルイに、とこ行って、
ルイ、大丈夫か?つって声かけます。
はい、問題ありません。
本当に?
どうしてですか?
みなさんが、私を、助けて、
手伝ってくれたおかげで、私はピンピンしています。
ありがとう。
じゃあ、夏休み一緒に遊べるな。
そうですね。
もうすぐ、この世界が閉じてしまいます。
あの鳥居から、元の世界に戻りましょう。
と言って、さきほどですね、
ライトが出て行った鳥居を、ルイは指差します。
一緒に帰るぞって言って、手を引っ張ってきます。
そう。
でも、待ってください。
ん?
私はこの世界ですから、やり残しがあるので、
必ず行きます。ですから、先に行ってくれません。
絶対来るんだよな。
ルイ、それはフラグというものよ。
何をしたいの?
貝とか?
な、な、な、なんですか?
貝のことか。
いや、素直に言わないと、
1:18:08
お別れもできないじゃない?
そうですね。
私は嘘をつくのが下手みたいですね。
そういうルイの体は、
手足の先からボロボロと崩れて、崩れ始めています。
シャノ君が握っていた手もありません。
火の停止まで、あと180秒。
私はもともと、この夢の世界で生まれた存在です。
この世界と一緒に、消えゆく定めのようで、
行ってはいけないとわかっているのですが、
寂しい。
寂しいです。
別れたくない。
消えたくない。
でも、寂しいと感じることすらできずに過ごすより、
今の方がずっと幸せです。
残り30秒。
もう、鳥居は消えてしまいます。
行ってください。
待って。
マジで泣いてる。
いや、わかってたけど、
わかってたけど、ダメだって。
30秒経っちゃうよ。
大丈夫? これは永遠の30秒だから。
いや、わかんない。
キーパーが早よせって言うかもしれないじゃん。
サッパさん、マジでちょっと待って。
タイマー出してくるかもしれないよ。
その間に繋いでよっかな。
いや、ごめん。本当にね。
繋がない方がいい?
ダメだ。ダメだ。
じゃあ、そうだな。
そうね、ルイにも寂しいという電気信号が流れたのね。
私たちにも流れたわ。
それは、あなたがロボットであってもちゃんとメモリーには残されるはずよ。
私たちのメモリーにも残っているはずだから、
大丈夫、安心して。
ルイの存在は消えないわ。
1:21:02
ですね。
絶対に、絶対に忘れません。
約束だぞ。
オカリ様はずいぶん泣き虫なんですね。
せっかく友達になれたのに。
またどっかで会えるかな。
また会いましょう。
きっとまた会えるはずです。
約束だからな。
それまでその頭の絆則を外すんじゃねえぞ。
そうですね。
だってそれは…。
マスター命令だ。
やっぱり、次に会うときは元気な私の姿を見せたいので、
怪我がない状態にしておくのがベストだと思いますよ。
ほら、オオガミ友達に拒否られてるぞ。
行くぞ。
あら、熱いハグは交わさないの?
え、オオガミが?
うん。
ほら、みんな待ってるよ。
じゃあ、また会う日まで待ってるからな。
ずっとずっと待ってるからな。
つって抱きしめます。
じゃあ、ルイは?
そうですね。抱きしめ返してくれるかな。
腕もないくせに。
そうですけど、そういうのは言わないのが…。
大丈夫だよ。ちゃんとルイの温かい感情わかってるから。
もう行ってください。
じゃあ、行くか。
そうね。ルイ、元気でね。
はい、また会いましょう。
おう、またな。
みなさんも。
光を放つ鳥居の先へと進んでいき、
1:24:05
ありがとう。鳥居をくぐり、振り返った先に、ルイの初めての表情があった。
本日へと戻る一瞬の旅の中、明るい表情の少年少女たちがベンチに座り、仲良く漫画を読む光景が見えた気がした。
ここからエンディングに入っていくんですが、希望があれば個別導入することが可能で、やりたいことがある人はやってもいいよって感じですね。
キョウコちゃんに会いたい。
いたら教えてください。
はい、キョウコちゃんに会いたいです。
はいはいはい。
他の2人はどうですか?
えー、ライトんち行くかな。
どうなんだろう、弟退院してるのかな。
お父さんも知りたいし、弟も知りたいんだよな。
確かに。
お父さんのとこには3人で行く?
その後ケンジくんだけ残ってライトと。
まあ、退院してたらそこでまとめて会うって感じかな。
で、退院してなかったら病院にもちらって顔出すか。
キョウコちゃんも退院してるか、さすがにしてるか。
ここはそうですね。
さあ、さっきに。
おうくんはもう、今まで満足ですか?大丈夫ですか?
はい。
燃え尽きた。
じゃあ、キジョウさんから先行きますね。
はーい。
じゃあ、学校行くそうです。
次の日学校に行きますと、キョウコは来てます。
ふんふんふん。
あ、ミカさんおはよう。
キョウコ、おはよう。
久しぶりね。
うーん、そうだね。
まあでも、土日会えただけじゃない?
1:27:03
それもそうかもしれないわね。
うん、サッカー部には顔出してるの?
いや、まだ、今日やっと登校できるようになったって感じかな。
だから、まあでも、夏休みは頑張ろうと思ってる。
うん、それこそキョウコね。
うーん、そうだね。
やっぱり私は、サッカーが好きだから。
サッカーに打ち込んでるキョウコのことが好きよ。
うん、ありがとう。すごい、まっすぐ言ってくれるね。
そうね、まあ好きだからね。
うん、いやでも私もミカさんのそういうところがすごくいいと思うよ。
うん、ありがとう。
ててーじゃねえんだよ。
今度試合するときにでも行くわ。応援しに行くわ。
なるほど。うんうんうん。わかった。
うん。
じゃあ、今度試合するとき、試合する場所とか時間とか連絡するね。
いやもう、絶対にパッドトリック私決めるからね。
ああ、そういえば、前ちょっと練習してたわよね。
まあね、やっぱシュート決めて点を取りに行かないとね。
懐かしいわ。練習付き合っていたときに、キョウコのシュート私の顔に当たったっけ?
うっ、あのときはほんとごめん。痛かったよね、絶対。
そうね、メガネも割れちゃったし、いい思い出だわ。
いや、ほんとに申し訳なかった。
ちなみになんだけど、キョウコ。
ちょっと手をグイッと、腕をグイッと引っ張って近くに寄せます。
あ、なになに、どうしたの。
私、最近ね。
うん。
あの、どっちにしようかな、ちょっと待ってね。
いいデタカラー、そうね。
私、最近ヒューマニックっていう作品好きになったんだけど、キョウコ知ってる?
うん。
ああ、人気のやつ。
そうなの。ちょっと私、薄い本に手出そうかなって思って。
え、薄い本?
あ、あ、アイデアフル。
知ってるかな。
1:30:07
ヒントは55。
あ、忘れちゃった、でも知ってるわ。
でもハード成功したね。
でもあれって高いんじゃないの。
そうね、でも前も私、サッカーコートのプリンセスの同人誌買ってたじゃない?
あの医師さんも最近ヒューマニックね、書いてるみたいだし、ちょっと手を出してみようかなって思って。
今度一緒に見ようね。
あ、面白かったら。
うん、そうだね。
うん、じゃあ頑張ってね。
うん、ありがとう。じゃあまたね。
じゃあ、隣の教室。
はい。
そうですね、ライトは学校に来てます。
うん、じゃあケンジ君のターンかな?
じゃあライトのとこにフラーって。
おー、クラタニ。
あ、ケンジか。おはよう。
おー、おはよう。
弟さんは?
あー、まあ、今かな。
まあ、大丈夫そうなのか?
そうだな、あいつがいなかったら多分。
ああ、そうか。
うん。
親父さんとは喋ったのか?
まあ、とりあえずちょっと喋ったけど、父さんも結構…
ああ。
なんていうの?
ああ、療養に時間かかり…たな。
ああ、まあそうだよな。
お前らのところに行くための隠し通路を教えてもらったとき、なんかゆいごんみたいなこと言われたからな。
ああ、そんなこと言った?
ああ、だからよ、全部終わって助かってから、その償いはライトにしろって言ってやったんだよ。
お、かっこいいじゃん。
1:33:03
だろう?
やっぱ男ってのはこうじゃねえとな。
いや、まあ確かにな。
まあでもその赤い髪の毛はちょっと派手すぎると俺は思うけどな。
はあ?これがいいんじゃねえかよ。
分かってねえな、お前は。
いや、そうか。
ああ。
ああ、そういえば、
ん?あのヒューマニックってどうなるんだ?無理矢理書かされてたやつって。
ああ、どうすんだろうな。
分かんねえけど、まあ、お父さんがなんとかするんじゃないか。
あ、しっ。
お父さんがニック書いてるってバレたら。
大変なことになる割に普通にお前喋ったよな。大丈夫かよ。
ちょっと、いや、ケンジが話しかけるから。
ああ、今までずっと秘密にしてた。頼むよ。
どうしよっかな。そうだな、今度獅子の飯店行きたい気分だな。
え?ああ、おごるよ。
おお、別におごれってわけじゃねえよ。一緒に飯食いに行こうぜ。
もうそんなことでいいのか。もう別にいいけど。
ああ、じゃあ行くか。
うん、分かった。
ああ、なんかあったらまた話してこいよ。
え?ああ、そうだな。もっと早くケンジに相談してたらこんな風にならなかったかもしれないし。
次なんかあったときはすぐに相談するよ。
ああ、そうしろそうしろ。なんたって俺は最強の男だからな。
そうしとくか。
ああ、なにそれ。ノリ悪くね?
いやいやいや、なんでもないよ。
ああ、まあいいけどよ。
じゃあ今度お前もオオガミのオタク語りに湧き込むからな。
あいつヒューマニックの話になると長くてよ、ずっと話されてんのきつかったんだよ。
いやあ、カカシになるやつが増えて助かったわ。
ああ、ケンジお前俺のこと分かってないな。
うん?なんだ?
俺がヒューマニックを全部読んでないとでも思ってるのか?
ほうほう、そういうことはあいつのよくわかんねえ独自解釈の考察にもついていけるってことだな。
1:36:04
まあ、そうだな。オオガミ君がそういう展開してくるんだったら、俺も独自の観点から生かしてもらうわ。
楽しそうだな。じゃあ今度は一緒に行くか。
うん、いいぜ。
うん、じゃあまたな。
うん。
って感じかな?
って感じで、そう。
へえ。
へえ。
鳥から現実に戻ったあと。
ああ、なった。
へえ。
帰って、まあその日はですね。
まあ、グラタンにライトの家に泊まったってことになってました。
はいはい。
こんな感じになってて、捜索とかはもちろん行われてませんし。
まあ、そうですね。
化け物が消えたことにより、集中アイテムの集中力向上、魔力吸収作用は消失。
そして塾に行っていたみんな、子供たちは元気を取り戻した。
えーと、宵坂市で起こった数々の不可解な現象は、ガスの爆発事故や集団食中毒といった荒れきたりな言い訳で処理された。
グラタンにカイトは2週間ほどで目を覚ます。
グラタンにただし、ヒューマニックの作者、ヨギトースイは非常に衰弱した状態で、
えー、状態ではあるが生きている。
長い療養は必要だが、作品を望む声は多い。
グラタンにライトは、友人と談笑する姿が以前より多く見られるようになった。
七星市議会議員は、数々の汚職の疑いをかけられている。
未だに行方不明で、責任の謝罪は明らかになっていない。
脳電子学習塾はいつの間にか規模を縮小し、やがて姿を消した。
あなたたち以外の人間にとっては、夢の世界と現実の世界が混ざっていた時の、
本当は、夢の中のような曖昧な記憶しか残っていない。
あなたたちの冒険も、思いも、あなたたちだけのものだ。
一夏の冒険は終わりを告げ、中学生最初の夏休みの1ページ目が始まった。
ということで、シンクトゥルフ神話TRPGめいめいシナリオエンドでございます。お疲れ様でした。
お疲れ様でした。
なんか後日談で、こかりくんが神戸の散歩行きたいって。
神戸の散歩ね。
ちょっと匂わせエンドにしてやろうかなってちょっと。
1:39:03
あーなるほどね。
やってみればいいんじゃない?
街並み。
よーし神戸散歩行くぞー。
わんわん、わんわん。
あーそっち引っ張んなよー。
わふ?
いいん?なんだよ。秘密基地の方行くのかお前。
わん、わんわん、わんわん。
あーわかったわかった。そんな引っ張んなよー。
なに急いでんだよー。
しゃしゃ。わんわんわんわん。
はい。じゃあそこで。
うわー。
目星低いから幸運にしとこう。
成功。
じゃあそこにルイが書いたであろうメッセージが刻まれてるのを発見してもいいですか?
あー。
ルイの、ルイの幸運はいくつなんだろうな。
ルイの幸運を今から決めてそれで振ります。
3D6、OK5。
ルイの幸運は70もあるぞ。
頼む!頼む!
よっしゃ!
エモ。
エモいね。
じゃあ、そうです。
中身決めたいですか?決めてもいいですか?
じゃあじゃあ決めてください。お願いします。ぜひとも。
はい。
私の大切な仲間たち、ありがとう。
全部ひらがなで書いて。
もうそこでわなわなしながら、それ見て、
1:42:01
ミカちゃん!ケンちゃん!つってその場を走り出していきます。
呼ばれちゃった。
はい、満足です。ありがとうございます。
はい。
ということで、まずは3D報酬やっていきます。
生還報酬ですね。
化け物の野望を阻止して世界を救った1D10。
首なし吸血鬼となった獅子の恐怖を元に戻した1D6。
ルイが心を獲得した1D6。
皆さんにお聞きしたいことがあります。
ルイとやってきたこの冒険は楽しかったですか?
もちろん。
はい。では追加で1D6です。
1D10プラ3D6。
めちゃくちゃ増えんじゃん。
18。
18。
16。
最終値とった。
80。
1、2、3、4、5、6、7、8、9、10、11、12、13、14、15、16、17、18。
全回答までは行かなかったか。
めっちゃ増えた。やった。
3値60もあるキャラ今までいなかった気がするんだけど嬉しいな。
という感じなので、
シナリオの真相等々はまた配信終わってからお話できると思うので、
それぞれ感想をもらってから配信の方は終わっていきたいと思いますので、
ハンドアウト1メガネさんからお願いします。
クライマックス過ぎた後でお聞き苦しい鼻水声を出してしまい、
聞いててくれた人には不快な思いをさせてしまったとは思いますが、
それだけガチでマジで感情が揺さぶられてたので、そこはご容赦ください。
サッパさんの持ってくるシナリオが全部刺さるのよ。
今回のはコカリ君にめちゃめちゃ憑依してやってたんで、
中学生ロールも楽しかったし、
無邪気にすごいできたので、めちゃめちゃ楽しかったです本当に。
1:45:02
ありがとうございました。
ハンドアウト2ダウさんお願いします。
少年漫画のような展開に若干追いつけなくなりつつも、
いいエモロールの練習になったのではないかなと思います。
あんまり得意じゃないので、うまくできていたかちょっと心配ですが、
あとそうですね、もうちょっとベラベラオタク語りできたらなと思いました。
ありがとうございました。
ありがとうございました。
エゴピスタさんお願いします。
むしろ俺とメガネさんの方がオタク語りしてたんじゃねえかっていう感じで、
大半喋ってましたね。
そうだね。
面白かったね。
ただ打ち貫くのも言ってないじゃんそういえば。
使ってないからね。
ファイルマークは使えなかったね。
使ってないんだよ。
いやー惜しいな。
正直使ってねえ。
ハンドアウト的に2連想演っていうのが、どの距離間で行っていいのかが結構悩んだんだよね。
友達だったから信じつつも、もう全然塩対応だからっていうので、悩んでるところにあの式が来て、
うわーってなって。
もうやばかった。
あれは泣く。泣くというか泣いた。
で、最後の最後でいい感じに終われたんでよかったですね。
またこれからはね、ケンジとライターお友達として仲良くしていってくださいね。
はい。
はい、ということで今回の配信はこれで終わっていきます。
前編から長い間見てくださった皆さんありがとうございました。
ありがとうございました。
