出演:
社会福祉士 山口 大輔
松川村図書館長 棟田 聖子
農家 高橋 克弥
エピソードトピック:
メンタルヘルス/白米と玄米と5分づき米/本を読んでも賢くならない/子どもの頃に印象に残っている本と子どもの頃あったらよかった本
タイムスタンプ:
メンタルヘルス
白米と玄米と5分づき米
本を読んでも賢くならない
子どもの頃に印象に残っている本と子どもの頃あったらよかった本
『大人も大きな子どもだよ。』
この番組は、長野県のと松川村の住民がサイコロの目で決めた話題を話し合う番組です。
お便り感想はこちら:
ハッシュタグ: #サイコロアイランド
企画: サイコロアイランドプロジェクト
制作: 前原誉宜 https://lit.link/taaakaaa
Curated by Newtral.inc
https://newtral-design.studio.site/
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"Adults are just little kids too."
This program features residents of Matsukawa Village in Nagano Prefecture discussing topics determined by the roll of the dice.
サマリー
このエピソードでは、学校教育では教えられないメンタルヘルスや性教育の重要性について語ります。参加者は、健康的な生活を送るための知識や、農業と健康の関連性についても触れています。また、図書館長は読書の重要性と楽しさについて話し、特に村岡花子の『赤毛のアン』に感銘を受けたことを共有します。人生の選択の曲がり角についてのメッセージが多くの人に響き、自分自身の道を喜んで選ぶことの大切さに触れます。
リアルな話の重要性
サイコロアイランド。この番組は、長野県のとある小さな村の住民が、サイコロの目で決めた話題を話し合う番組です。
じゃあ、せっかくなので、3人、みんなサイコロ振りましょう。はい、お願いします。
5番。
学校では教えてくれないリアルに役立つ話。
ありますか、お二人。
リアルに役立つ話。
じゃあ、いいですか。
当時、自分で学校では教えてもらえなかったなっていう話になっちゃうんですけど、
大人になって大事だなって思うのは、やっぱり健康であること。精神的にも。
精神的な健康、心の健康っていうんですかね、っていうのは、あんまり学校では教えてもらった記憶はなくて、
道徳自体もそういう、かなり少なかった。今は結構、小学校の人多いみたいなんですけど、
道徳ね。
人の気持ちを考えようとか、そういうのなんですけど、自分の学生の時はそういうのはなくて、
そういうメンタルヘルスというか、自分の気持ちをコントロールするとかっていうことって、
保健体育とかでも教えてもらえなかったし、
ないですね。
っていうのが一個と、もう一つはやっぱり、なんていうかな、リアルな話、性教育とかですかね、
大人になってから、なんだろうなって、すごい大事じゃないですか。
大事、大事。
大事なんですけど、
あんまり学校でもこれちょっと触れられなかったなっていう感じで、
詩って言えば、高校の時に体育の男の先生が、
本当にテキストただ読んで終わったみたいな、本当そんな感じで、
内容もほぼ覚えてないんですけど、
もっとしっかり学んでおけば、
多分大人になって困ったりとか、
もっと悩みを相談できたりとか、
そういうのができたのかなって思いました。
心のケア方法
すみません。
いやいや、でもそうだね、
学校で教室で教えるにはちょっと聞く方も話す方もっていうところは、
みんな生活の中で覚えていくみたいなところはあるけど、
でも男の子と女の子ではね、体が全然違うので、
やっぱり男の子がきちんとそういうことを覚えていないと、
女の子の方にどうしても負担がかかるのでね。
私、息子たち高校生の時に、
ちゃんとそういうものの箱を、
こういうのがあるよって、
ちゃんとつけないと女の子が傷つくよっていう話を、
学校では多分やつらは教えてもらってないと思うけど、
それをね、女親に聞かされるのはちょっと辛いなって息子に言われたけど、
それはそうか。
それはやっぱり男親の役割なんですかね。
でもうちは、男親の人は大変テレ屋の人なので、
そういう話ができない人だったので、
だからそこはちょっとこうね、
結構、なんだろう、
淡々と、淡々とね、
そういうのをちゃんと用意していないと、
やっちゃいけないことがあるよねっていう話はね、
しましたね、息子たちに。
それをでもやつらはどう思ってたかわかんないけどね。
いや、響いたと思います。
それはすごく大事なことだなと思ってたのでね。
学校でよりやっぱり、
友達だよね、きっとね。
友達同士でそういう情報って。
そうですね。
先輩感。
確かに。
思うかな。
はい、どうぞ。
山本さん質問なんですけど、
今は自分自身のメンタルヘルスだったり、
性の部分だったりも含めて、
なんかこう自分セルフマネジメントしてる。
セルフケア。
自分の心のケアをしてる。
はいはいはい。
なんか方法があるんですか?
自分の心のケアですか?
そうだな。
なんかその、
一つは、
余裕がなくなっちゃうと、
これ自分の場合なんですけど、
なんか気持ちの余裕とかがなくなっちゃうと、
なんか焦ってちゃったり、
ちょっとマイナスに考えちゃったりとかっていうのがあるんですね、自分は。
なので、
焦ってるなとか、
ちょっと気持ちが疲れてるなみたいな感覚としてあるじゃないですか。
あったりしますね。
自分自身で疲れてるなとか、
焦ってるなとか、
何に焦ってるんだろうなみたいな思ったりあるんですけど、
そういう時は無理やり休息をするようにしてます。
仕事とかでも、
余裕なくて、
ものすごい忙しい時とかあるんですけど、
なんか無理やり休息作ったり、
ちょっと休む時間を無理やり作って、
余裕を無理やり作るようにしてる。
それは余裕なのか。
もうなんか、ちょっと後回しにしちゃって、
ちょっと休む時間っていうのかな、
を作るようにはしてますね。
休み方はどういう休みですか?
休み方?
何もしない。
休み方。
好きなことをするのか、
本当に何もしないのか。
どっちかというとそうですね。
何もしないです。
何もしない。
ぼーっとする。
ぼーっとする。
ぼーっとする。
なんだ、なんか自分の時間っていうのかな。
なんて言うんでしょう。
ちょっと変なんだけど、
公園とかで、
ベンチとかに座って、
天気が良い時ですけど、
本当に仕事中ね。
これはちょっとあんまり良くないんだけど。
仕事中ね。
仕事の時間をちょっと、
少し時間をとって、
ちょっと一人になる時間を作ったり、
公園とか好きなので、
ぼーっとしてなんか過ごしたり、
お茶飲んだりっていう風にして、
ちょっと切り替えるようにはしてるのかなって思いました。
サボってるわけじゃないです。
仕事、サボってるわけじゃなくて、
自分のメンタルヘルスのためにやってる。
健康的な生活の実践
大事大事。
ということですね。
ちょっと余裕が、
自分の中で。
余裕はできますね。
高橋くんどうですか。
学校でも教えてくれないリアルに役立つ。
教えてくれない。
リアルに役立つって難しいよね。
リアルに役立つ。
これといって皆さんに役に立つっていうようなのは、
パッとは出てこないんですけど、
でも今山口さん言ったような、
やっぱり健康的に生きていくためのすべて、
学校で教えてくれなかったようなのが、
すごく感じることが多い。
農産物は全部有機農法で栽培して、
ほとんど個人のお客さんに買っていただいてるんですね。
そういうお客さんたちってすごい健康意識が高い。
比較的高い人たちだなと感じていて、
積極的にいろんな栄養学だったり、
ストレッチ方法だったり、
っていうのを常に学んでおられる人たちがお客さんの中には多い。
自分もそこからいろんなことを教えていただいたりする中で、
日々食べてるもののチョイスとか、
そういうものは彼らからすごく教えてもらって、
僕もずっと白米しか食べてこない。
白米しか食べてない。
白米食べてない。
お米は白米という選択肢がなかったんですけど、
やっぱり玄米食を試してみるとか、
玄米と白米の中間のブズキ米。
ブズキ米?
ブズキ米。
初めて聞いた。
南ブズキのブズキ?
なるほど。
玄米との間のブズキ米を食べるようにしている。
なるほどね。
とても日々の健康、心身の健康って大事なことを
僕は、
僕は、
僕は、
僕は、
僕は、
僕は、
僕は、
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僕は、
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僕は、
僕は、
僕は、
僕は、
僕は、
僕は、
読書の重要性と楽しさ
勉強しなさいとか、本読みなさいとかって 教えてもらうじゃないですか。
で、本読みなさいってみんな多分言われて、 本読むと勉強できるようになるとか、
なんかちょっと賢くなるとか言われて、 読書の時間もあったり、
なんかね、そういう国語でこういう勉強したりするんだけど、 でも本を読んでも賢くはなりません。
断言しちゃう。
本ばっかり読んでては、世の中で生きていかれないのですよ。
はい。
なので、だけどね、本はゲームとかテレビとかのように、 向こうからどんどんこう迫っては来ないので、
読みたかったら自分でページを開いて、 自分でこう文字を追っていかないといけないので、
それだけがちょっと違うところではあるんだけど、
でも誰かに言われたから本を読むとか、 頭よくなりたいから本を読む、
学校で言われたから本を読むっていうのではなく、 ゲームする、テレビ見る、外で遊ぶ、運動する、
いろんなことと同じレベルで読書がある。
もう本当に楽しいものとして、 読書はあるなっていうことをずっと思っているので、
楽しく本が読めたらいいなって、 いつも思っているので、
リアルに役立つかどうかは分かりませんが、 とりあえず楽しく読書をしてくれるといいなって、
立場が図書館の人なので、
だけどね、別に本読まなくても生きていけるけどね、 読んだら楽しいよって言いたいかなとは思います。
別に学校で本を読みなさいって、 頭から抑えつけて読んではない、
楽しいものとしてあるといいなって、 図書館もそういう場であるといいなって思っているので、
何もしなくてもただただ図書館に来る人が いてもいいかなとか、そういうことはいつも思ってますね。
質問なんですが、 子供の頃に読んで
響いた本、大人になってから子供の頃に こういう本があったらよかったなというふうに思った本があれば教えていただければと思います。
私、村岡花子さん役の 赤毛の庵っていうお話があるんですが、
本当に何十年も前の本で、子供の頃に大好きで、 何十回何百回と読んできた本なんですけど、
庵のセリフの中に道の曲がり角っていうのがあって、
赤毛の庵っていう庵舎里って女の子はとても頭が良くて、 小学生をもらって大学に行けることに、子児なんですけどね、親がいないんですけど、
その時に自分を育ててくれた、 引き取ってくれた先のおじいさんが亡くなってしまって、
お金がないので、農場を経営していかないといけないので、 大学に行かれなくなっちゃう。
引き取ってくれたおばあさんが、 あなたの人生をめちゃくちゃにしちゃったって庵に言うのね。
庵がその時に、私の道はずっと今までまっすぐ光り輝いてると思ってたけど、 今たまたま曲り角に来た。
で、曲がった先には何があるかわからない。 だけどそれはまっすぐ行くよりももしかしたら良いものかもしれない。
だから私はここの道を喜んで曲がるわよ。 曲がった先にもっと今より良いものがあるって思えるから曲がれるのよっていう、
そういうことを言うセリフがあって、 生きていく中で右か左か選ばなくちゃいけないことってもう本当にこれで、
例えば中学卒業してどこの高校に行くかって選ばなくちゃいけない。 高校卒業して就職するか大学に行くかまた選ばなくちゃいけない。
で、彼氏ができて彼女ができて結婚するか別れるか選ばなくちゃいけないって、 いろんな別れ道って絶対これからあるんだけど、
その時にどっちに行くのかを選ぶのが自分で、 その行った先でもしかしたら失敗するかもしれないんだけど、
でも失敗した先にも今よりきっと良いものがあるって思えるから、
庵のセリフがなんかね今までのこのそれなりの人生の中で、 あっちへ行くかこっちへ行くか迷うところで必ずそのセリフが頭に浮かんで、
道の曲がり角で考えて、こっちに行けばきっと今より良いものはあると思って進んでこれたかなっていうのが今でもあるので。
翻訳の本なので、子供の頃に読むものは省訳って言って、あらすじをかいつまんで書いてあるものが多いので、
大きな字の文学全集みたいなのでまずは読んだんだけど、それをちょっと大人になって簡訳って言って、全てを訳してある、
もうちょっと厚い大人向けのもので読んだら、同じお話なんだけれど、あ、こんなことまで書いてあったって思えたので、
なので赤毛の本は訳す人が違うと、またちょっとニュアンスも違うので、あの元の英語をね、どういうニュアンスで訳すかっていうのが。
私は一番最初は村岡花子さんという戦後の文学者の人で読んだので、その人のなんとなくイメージができちゃってるので、
外国の人の名前をカタカナで書くのってやっぱり難しいので、
簡単なところで言うと、引き取り先のお家の人はカスバートさんって言うんだけど、クスバートなのかカスバートなのかっていう、その違いもね、訳す人で違っていて、
それがね、面白いなって大人になって漢訳を読んだときに、あ、こんな訳し方で変わるんだって思って読んだっていうのがあって、
なので、なんか赤毛の本は大人になってもずっと読んでいる本。
この本があったおかげで、なんとなくこう人生が本当に輝いていくものになったかなって今でも思える本。
なので、子供の頃にこの本に出会えて本当に幸せだったなって思う一冊が、そんな本があります。
選択の曲がり角
そんなんで答えになりますか?
はい。 ありがとうございます。
すいません。
心理的な安心、安全が確保された対話の場を地域につくる。
それがサイコロアイランド。
番組ではお便り、感想を募集しています。
概要欄にあるグーグルフォームからお送りください。
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今日はここまで。ありがとうございました。
17:47
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