交通事故の思い出
サイコロアイランド。この番組は、長野県の、とある小さな村の住民が、サイコロの目で決めた話題を話し合う番組です。
じゃあ、私がサイコロを振ります。何が出るかな。
6番。今だから話せる話。
何でしょうね。ごめん、パッと思いつかないので、お二人どっちか、話の先にどうぞ。
山口さん。今だから話せる話。
当時は、あまり周りには話せなかったんですけど、大きな交通事故を起こしてて、22歳かな、だったと思うんですけど、免許取ってまだ1年くらいだったのかな。
大学のオービー会で、前の日は飲み会で、ほとんど寝てなかったんですね。
次の日、実家に帰る途中で、いねむり運転をしてしまって、結構車通りの多い、国道だったんですけど、
本当に一瞬寝てしまって、多分40キロくらい出たと思うんですけど、速攻にもう車突っ込んじゃって、
車軸というか折れちゃって、車が走行不能になってしまって、動けなくなっちゃって、若かったんで、どうしたらいいか分からなくて、
とりあえず親に電話して来てもらって、親にはめちゃくちゃ怒られたんですけど、幸い隣が電柱があったんですよね。
電柱の手前の速攻にハマって、衝撃だったんですけど、打ち打ちぐらいで済んだのかな。
割と軽傷で、電柱とかぶつかってたら、もっとどえらいことになってたんじゃないかなと思うんですけど、相当な失敗なんですね。
車は歯医者に。
車は歯医者で、しばらく車は乗れなかったですね。怖かったし、お金もなかったしってのもあったんですけど、20年くらい前の話ですね。
お子さんたちにもその話はしてない?
いや、してないです。
言えない?
言えないですね。もうちょっと大きくなって、免許取るようになったらいいのかなと思います。
実は。
家族の絆と感謝
気をつけてね。
なるほど。
正しかったですか?
今だからですか。
ちょっとぶっこんでもいいですか?
どうぞどうぞ。
ちょっと下ネタっぽくなってしまうんですけど、
さっき恋愛失敗の時に登場した、当時の彼女とお付き合いした時、20歳で。
就職先が工場だった。工場で技術職として採用してもらったんですけど、
職場の事情とかで、LINEのほう、工場のほうで3交代で働いたり、
っていうことも会社の事情で勤務体験になったり、ならなかったり、みたいなのを人生で初めて経験するわけですよね。
ちょっと不規則な生活だとか、
あとはあんまりずっと運動部だったんで、体動かさないみたいな日常が初めてで、
そしたらですね、僕の僕、息子ですね。
はいはいはい、そっちね。
自分のいちもつさんがですね、すごく元気なくなっちゃって、
10代、18とか、20歳にして、
デート、大好きな彼女って言うわけですよ。
でも、どうしようなくそうなっちゃって、
で、相当悩みました。
20歳でそれは悩みましたね。
で、その時は会社の量の一人暮らしをしていて、
で、自分でお給料も稼いでたんで、これなんとか自分のお金で、
なんとかしようと思って、
なんとか?
なんとかしようと思って、あれを買ってました。
今もあるかもしれない。
えっとね、肯定。
あ、あるある。
その商品名はOKですか?
そういう類のものですね。
テレビショッピングとかでやってるじゃないですか。
でも、大体おじいちゃんが買うみたいなアイテムだと思うんだけど、
でも、当時はそんなにまだインターネットとかも、
まだそんなに色んな情報にアクセスできるっていう時代感でもなくて、
自分が一生懸命情報を得る中で、これが効くんじゃないかっていうものも。
なるほどね。
聞いたんですか?
いや、あんま聞かなかったですね。
そうなんだね。
気持ちの問題だよね、きっとね。
でも、そう。機能の。
僕の肉体的な要因なのか、メンタル的な要因なのか、それも全然わからず。
調子に波があり、僕の。
調子に波があり。
それは今だからですね。
当時は。
今はそこそこ健康的で。
そこは聞いてない。
子供も無事にできたので、すごくホッとしました。
男性はデリケートですからね。
そうなんだ。デリケートなんだ。
なるほどね。
息子が3人いるんですけど、
上の2人の子たちはポンポンと妊娠して、
3年くらい間が空いて、もう1人欲しいよねっていう話になり、
できれば女の子欲しいねなんて話をしながら、
妊娠して、病院に。
もう3人目なので、子供できたかなっていうのが分かった時点で病院に行ったので、
もう3ヶ月とかに入ってたんですが、
心音が弱い。
ちょっと元気もないっていうので、
ちょっと病院に通って、
やっぱりもうダメなので、
出してしまいましょうっていう話になり、
本当に切なくて、ボロボロ泣きながら家に帰って、
次の日、そういう手術をしに病院に行ったんですが、
そうしたら緊急オーペが入って、
その不審患の先生が、手が開かなくなっちゃった。
あなたのが緊急じゃないので、
ちょっと1回診察だけするから、それで今日は帰りなさいって言われて、
診察してみたら、あれなんか心臓動いてるねとかっていう話になり、
ちょっとその手術をやめましょうってなり、
そこから7ヶ月後に無事に生まれてきたっていう、
そういうことが三難坊の話なので、
女の子欲しいなと思って、
生まれたらそれが男の子で、三難坊で、
まあ嬉しいやらがっかりしたやらっていうことを、
本人には三難坊には言ってませんけど、
でもその時に本当にさよならしなくてよかったなって。
だからなんかね、ちょっと息子さんにみんな可愛いけど、
三難坊だけちょっと可愛さが違うかなって、
今だから本当にそう思うかなっていうね、
そんなことがあります。
なのでこう本当に、
生きてるってすごいことだなって、
今本当に思うかなって思います。
はい、今だから話せる話でした。
よかったです、本当に無事に生まれてきてくれて。
その話は三難さんにはしてないんですか?
女の子だったらよかったなって話はしてるけどね、
でも本当にその子は卒業だったよって、
ロスト子だったよって話はちょっとまだしてない。
まだ言えないかなって。
一生言わないかな、本人には。
これ聞いてたら。聞かないかな、どうかな。
でも生まれてきてくれて本当によかったなって思うかな。
そんな話があります。
ありがとうございます。
心理的な安心、安全が確保された対話の場を地域につくる。
それがサイコロアイランド。
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